自宅の庭に花梨《かりん》の木があり毎年実を付けてくれます。今迄は花梨の実が熟しても、綺麗な黄色い実が付いてるな、と思うぐらいでそのままにしていましたが、昨年初めて実を収穫し花梨のジャムと蜂蜜漬けを作り、それがとても美味しく出来上がったので今年も作ってみることにしました。妻や息子は、よくパンを食べるのでジャムも作りましたが、妻は花梨の味があまり好きではなく、私も日頃からあまりパンを食べないので、ジャムはあまり売れませんでした。そんな訳で今年はジャムは止め、花梨の蜂蜜漬けだけを作ることにしました。
準備したのは花梨の実、容器、それに蜂蜜です。写真に写すのを忘れましたがティーパックも必要です。昨年は友人の知人が蜂蜜農家ということで蜂蜜を分けていただき作りましたが、今年は市販品の蜂蜜を購入しました。
昨年は蜂蜜が1kgだったので小さな容器で作りましたが、今年は2kgの蜂蜜を使うので海苔が入っていた少し大きなガラス容器を使用してみることにしました。まずはそのガラス容器を煮沸消毒しますが、大きいので大変でした。
花梨の実の皮は付けたまま使用します。それを適当な大きさに切り分けます。
種の部分を取り除き、最終的に銀杏切にします。
銀杏切したものを容器に入れます。
そこに蜂蜜を注ぎます。
蜂蜜は粘度が高く、最後まで出すのには時間がかかりました。
花梨4個に蜂蜜2kg、花梨の種もティーパックに包み一緒に入れておきます。花梨の比重が軽いのか蜂蜜の比重が重いのか、花梨が蜂蜜の上に浮き上がったような状態になっていますがこれで完成です。しっかりと蓋を閉めて冷蔵庫に保存します。
1週間程置いて冷蔵庫から取り出し、花梨を上下入替えます。蓋を開けるとこんな感じです。
横から見ると、蜂蜜の粘度が下がり、花梨が蜂蜜にほぼ浸かっ状態になっています。
おたまを使って上部と下部の花梨を入替えました。
この状態でまた冷蔵庫に入れます。今度は数ヶ月先に取出し、また花梨を上下入替える予定です。
今回入替え時に使用したおたまに蜂蜜が少し残っていて、もったいないのでコップに時間をかけて垂らしきって昨年漬けていた花梨の蜂蜜漬けを少し足していただきました。これから季節、花梨の蜂蜜漬けが重宝しそうです。
今年の花梨の蜂蜜漬けの出来上がり、今から楽しみです。
