そろそろ紅葉の木々と雲海に浮かぶ備中松山城(高梁市内山下)が見えるのではないかと思い出かけてみることにしました。自宅を出る時の外気温は10℃、少し暖か過ぎるかなと思いつつも6時に出発、吉備中央町経由で7時少し過ぎに雲海展望台(高梁市奥万田町)に到着しました。今日は平日という事なのか駐車している車も少なく、展望台のすぐ近くにある駐車場に駐車することが出来ました。
展望台も人は疎ら《まばら》です。その展望台に上ってみましたが・・・。
雲海は全く出ていません。人も少ない訳です。雲海が無いので市街地も一望できます。右上の紅葉している山頂が備中松山城で、左下が高梁市の市街地です。
臥牛山《がぎゅうざん》山頂の天守閣付近の紅葉はまずまずのようですが、肝心の雲海は城の周りには全く無く、遠方に多少見えるだけです。
と言っても、せっかく来たのですからしっかりと撮影して帰りたいと思います。今回はカメラを変えて初めての備中松山城の撮影です。400mm(フルサイズ換算640mm)のズームレンズに交換して天守閣付近を撮影しました。
遠方の雲海をアングルに入れて撮影してみました。
今の時間に雲海が出ていないという事は、いくら待っても今日は雲海は出ることはありません。
展望台を降り、一度車に戻り場所を移動します。
この場所からは天守閣が良く見えますが、雲海が出て無いので本来雲海で隠れて見えないはずの後方の建物が目立ってしまいます。
西方の山では、雲海が山の尾根を越えています。
少しですがススキが生えていたので、ススキの穂を入れて撮影してみました。F25まで絞り込んでもススキの穂にピントは合いませんでした。
備中松山城の雲海はまた次回のお楽しみという事で、帰り道豪渓(総社市槙谷)に立ち寄り、紅葉の様子を見て帰ることにしました。
本格的な紅葉には少し早いようですが、色付いた木々も沢山ありました。
天柱山と銀杏《いちょう》や紅葉《みみじ》の紅葉。
黄色く色付いた紅葉《もみじ》と槇谷川の流れ。
槙谷川渓谷と天柱山です。ここの木々の紅葉は少し早いようです。
奇岩や断崖絶壁がそびえ立っています。真っ赤に色付いた紅葉《もみじ》が印象的です。
赤く色付いた紅葉《もみじ》と、まだ青い紅葉《もみじ》のコントラストも良い感じです。
まだ青い紅葉《もみじ》ですが、少しずつ色付き始めているようです。
この付近の紅葉《もみじ》も、もう少しすれば真っ赤に色付きます。
渓谷脇の紅葉《もみじ》も少しずつ色付き始めていて、本格的紅葉まではもう少しのようです。
黄色く色づいた木々の間から、奇岩が頭をのぞかせています。
沢山の奇岩や断崖絶壁と紅葉のコラボを楽しむことが出来ました。
散策コースの北端、見返橋付近からの天柱山の北東部の眺めです。渓谷の両岸にそびえ立つ断崖絶壁や奇峰群がとても印象でした。本格的な紅葉シーズンは11月中旬頃から11月下旬頃のようで、その頃には槇谷川の渓谷沿いには赤や、黄色と色鮮やかな紅葉彩りを添え素晴らしい紅葉が楽しめると思います。何とか時間の都合をつけて、紅葉真っ盛りの時期に妻と一度訪れてみたいと思います。