島根半島ツーリング

前回友人と三人で島根半島のツーリングを計画し、宿泊先まで予約していましたが、あいにくの天候不良で全てキャンセルとなっていました。やはりバイクツーリングは天候に大きく左右されてしまいます。今回その一部コースを変更してのリベンジです。残念ながら一人は仕事の調整が付かず、二人でのツーリングとなりました。

朝7時に総社市美袋《みなぎ》にあるコンビニで待ち合わせ、合流後島根半島を目指し国道180号線を北上します。

f:id:momotchi_blog:20201021061449j:plain途中、井倉洞の手前にある「絹掛の滝」(新見市草間)で休憩です。滝の周辺には紅葉《もみじ》が沢山あり、今の時期は紅葉には少し早いようでしたが、この木々が色付くときっと見事だと思います。

この後新見市街地を抜け一度国道180号線と別れ、国道182号線、県道8号線で県境の谷田峠を越え姫ボタルで有名な鳥取県日野郡日南町を目指します。

f:id:momotchi_blog:20201021061510j:plain「道の駅 にちなん日野川の里」(日野郡日南町)に到着し、2回目の休憩です。

f:id:momotchi_blog:20201021061559j:plain休憩後近くにある霞ICから生山道路へ乗ります。この道路の正式名称は「江府三次道路」という地域高規格道路で、現在諏訪IC~丸山下IC間の4.6kmが部分開通しています。

終点の諏訪ICで一般道に降り、再び国道180号線に合流しました。日南湖に架かる橋を渡ります。周囲の木々が少し色付き初めています。

f:id:momotchi_blog:20201021061636j:plain国道180号線と山陰道の交差点です。この米子西ICから山陰道で米子東ICへ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20201021061716j:plain山陰道米子道が交わる米子JCTです。ここには米子東ICもあり一般道に降りられます。

f:id:momotchi_blog:20201021062617j:plain10時30分、イオン日吉津店(西伯郡日吉津村《ひえづそん》)の横にある「新鮮市場」に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201021062636j:plainお目当ては、山芳亭の「紅ズワイスペシャル」です。これは前回妻と訪れた際に食べ損ねた為リベンジです。今回はしっかりとメニューに載っていました。

が・・・・。 #山芳亭

開店時間は11時30分で、今回は少し時間か早過ぎました。1時間近く待つのもどうかと思い、前から気になっていた店に行ってみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20201021061738j:plain米子市大篠津町にある「山陰日本海 漁師小屋」です。

f:id:momotchi_blog:20201021063008j:plain外観は喫茶店のような建物です。

f:id:momotchi_blog:20201021062705j:plain店内には大漁旗やレトロなビールのポスターなどが貼られています。

f:id:momotchi_blog:20201021062759j:plain店内は居酒屋っぽい感じです。

f:id:momotchi_blog:20201021061829j:plainメニューは海鮮料理がメインです。今回は「日替わり海鮮丼」(980円)を注文しました。

f:id:momotchi_blog:20201021062921j:plainテーブルには「山陰の魚にピッタリ合う 海鮮丼 おさしみのたれ」というタレか置いて有りました。良く見ると脇に「山陰日本海 漁師小屋」の名前も印刷されています。この店のオリジナルかと思いスタッフの方に伺いましたが、そうではないそうです。

f:id:momotchi_blog:20201021061915j:plain待つこと暫し、出てきました「日替り海鮮丼」(980円)です。

f:id:momotchi_blog:20201021062835j:plainエビや少し大きめにカットされたサーモンなどの魚が所狭しと盛られています。新鮮なためか身も絞まっていて、食べ応えもありとても美味しくいただきました。ご馳走さまでした‼️

f:id:momotchi_blog:20201021065305j:plainお腹も大満足です。これから水木しげる記念館ゲゲゲの鬼太郎などのブロンズ像が並ぶ水木しげるロードのある境港市を通過し、島根半島を目指します。

f:id:momotchi_blog:20201021063105j:plain境水道大橋を渡ります。山頂には自衛隊の施設でしょうか、レーダー施設のような建物が見えます。この橋を渡ると島根県に入ります。

f:id:momotchi_blog:20201021063153j:plain隠岐の島への玄関口の七類(松江市美保関町七類《しちるい》)から島根県道37号線に入ります。途中、松江市美保関町千酌《ちくみ》に展望台があっので立ち寄ってみました。

f:id:momotchi_blog:20201021192930j:plain海の色は青く透明感があり、とても綺麗です。さらに岩にも綺麗な紋様が見られました。

f:id:momotchi_blog:20201021063302j:plain山陰の海岸線は瀬戸内海とは違い、荒削りな岩の小島が点在し独特の景観です。

f:id:momotchi_blog:20201021063337j:plain前回宿泊予約していた多古鼻マリンパーク(松江市島根町多古)に立ち寄ってみました。宿泊予定だったキャビンです。

f:id:momotchi_blog:20201021063414j:plainキャビン傍にある展望台からの眺めです。この場所は、サンライズ&サンセットの両方が楽しめるそうです。

f:id:momotchi_blog:20201021063452j:plain「多古の石柱」です。手前の岩は侵食のためか穴が空きトンネルになっています。

f:id:momotchi_blog:20201021063538j:plainその穴の空いた岩です。日本海側ではこのような穴の空いた岩を沢山目にします。

f:id:momotchi_blog:20201021063618j:plain県道37号線に戻り、暫く進み「チェリーロード」に入ります。

f:id:momotchi_blog:20201021193649j:plain潮風を感じながら桜の木々の間を走ります。

f:id:momotchi_blog:20201021063731j:plain展望台があったので一寸立ち寄ってみました。

f:id:momotchi_blog:20201021063843j:plainチェリーロードの案内板と地図がありました。案内板によると、この道路は1961年(昭和36年)に野波~加賀間に県道が開通したのを記念して吉野桜500本が植えられたのが始まりで、現在では700本程が植えられているそうで、4月上旬頃には5kmに渡りその桜が花を付け、ピンクのトンネルが出来るようです。このチェリーロードは1994年(平成6年)に「新日本街道路樹百景」にも選ばれたそうですが、現在この区間は1999年(平成11)に詰坂バイパスが開通し、県道はそちらに変更されているようです。

f:id:momotchi_blog:20201021063820j:plain展望台から東方向の眺めです。春には機会を作って、潮風を感じつつ紺碧の海とピンクの桜を愛でながら走ってみたいと思います。

f:id:momotchi_blog:20201021064104j:plain再び県道37号線に合流し3km程進むと「須々海海岸」《すすみかいがん》に出ました。

f:id:momotchi_blog:20201021064716j:plainこの海岸では見事な洗濯岩を見ることが出来ます。

f:id:momotchi_blog:20201021064802j:plain自然が織りなす技に関心します。

f:id:momotchi_blog:20201021064831j:plainこの海岸の洗濯岩は、約1,400万年前に海底で堆積した地層だそうで、白色の砂岩と黒灰色の岩が侵食により洗濯板のような形状になったそうです。

f:id:momotchi_blog:20201021064916j:plain暫く進むと、中国電力島根原子力発電所が見えてきました。

f:id:momotchi_blog:20201021065201j:plain二重の防護フェンスが設置されていました。赤外線センサーや監視カメラも設置されていて、どこかの国と国の国境を連想しました。しかし、これだけのモニター映像を監視するのは大変ではないかと関心します。

f:id:momotchi_blog:20201021065029j:plain広大な敷地に関連施設が沢山見られます。この後「島根原子力館」に立ち寄る予定でしたが、私が写真撮影中に友人が先に行ったと勘違いし、急いで追いかけましたが、私は「島根原子力館」の案内板を見落としてしまい通過していました。かなり行き過ぎて、友人に電話連絡すると、友人は「島根原子力館」にいて、入るかどうか迷っているようです。私は四国電力伊方原子力発電所に数回行っているので、ゆっくりと見学をしてきてと言うと、見学は止めてそこに行くので待っていてと言われ待つこと5分余り・・・。結局私のせいで友人は「島根原子力館」は見学出来ませんでした。

f:id:momotchi_blog:20201021065513j:plain山陰の海岸線は特徴的な岩も多く、眺めていて楽しい景色です。中央の岩は横顔のようにも見えます。

f:id:momotchi_blog:20201022062041j:plain紺碧の海は海底まで見える程の透明度です。

f:id:momotchi_blog:20201022062127j:plain松江市鹿島町で県道37号線から226号線に乗換えます。松江市鹿島町恵雲の町並みを抜け県道226号線を少し進むと・・・。

松江市鹿島町恵雲~松江市魚瀬町間が「終日全面通行止」となっています。

案内板には「一般県道大野魚瀬恵雲線の道路新設工事のため、林道横手線が終日通行止」と書いてありました。この区間Google Mapでは県道と記されていましたが、実際は林道だったようです。県道への昇格に伴い整備を行っているようです。仕方なく県道37号線に戻り一度宍道湖方向へ南下します。

f:id:momotchi_blog:20201022062238j:plain県道37号線と別れ、県道264号線、広域農道、市道と乗り継ぎ松江市魚瀬町で再び266号線に合流しました。この分岐から松江市鹿島町恵雲までの間が通行止区間のようです。県道226号線で魚瀬の町並みを抜けると県道は宍道湖方面に向かうようなので市道を走り西進します。

f:id:momotchi_blog:20201022081818j:plain山の中の市道を走ります。私たちは右奥の魚瀬方面から来ました。道路はそのまま直進し宍道湖方面に向かっているようですが、私たちは鋭角に曲がり地合方面に向かい海岸線を目指します。今回のツーリングは出来るだけ島根半島の海岸線を走る予定です。

f:id:momotchi_blog:20201022062331j:plain地合地区で県道23号線に合流しました。23号線を30分程進むと道沿いに「白い船公園」という小さな公園がありました。

f:id:momotchi_blog:20201022062405j:plainこの公園は2002年に公開された「白い船」という映画がこの付近でロケされたことを記念して作られたそうです。「白い船」という作品は「海の子の夢をのせて」(倉掛晴美著、2000年石風社より刊行)という本を映画化したものだそうで、塩津小学校(出雲市塩津町)の児童たちと「白い船」との交流の実話を基に描かれたいた作品のようです。この公園の傍にある舞台となった塩津小学校は残念ながら2019年3月に廃校になっていました。

f:id:momotchi_blog:20201022062532j:plain県道23号線で海岸線を走ります。1.5車線程の道路ですが通行量も少なく潮風を感じながら気持ちよく走れます。

f:id:momotchi_blog:20201022062627j:plain前方を爽快に走る友人です。

f:id:momotchi_blog:20201022063741j:plain16時過ぎ、今夜の宿「中屋」に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201022063143j:plain玄関です。館内は禁煙だそうで、喫煙できるのは入口左の灰皿が置いてある場所だけだそうです。喫煙者にとっては非常に辛い・・・。

f:id:momotchi_blog:20201022062915j:plain部屋から見た夕焼けの河下漁港です。風呂に入り今日一日の疲れを癒します。

f:id:momotchi_blog:20201022063018j:plain夕食の準備がでました。かなりのボリュームもあり美味しそう!

f:id:momotchi_blog:20201022063037j:plain肉も美味そうです。魚も新鮮でとても美味しく、ついついビールが増えてしまいました。しっかりと御馳走をいただきお腹も大満足です。

f:id:momotchi_blog:20201022063612j:plainしっかりと就寝し、気持ち良い目覚めです。早朝、付近を散歩してみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20201022063252j:plain波止の先端付近からの宿の様子です。宿の右に見る大きな松の木は宿泊した中屋の個人所有の木だそうです。以前、現在の県道にあたる海岸線側に住居があり、新道整備の為山側にあった道路と土地を交換されたそうです。その時先々代(おじいさん)がこの松は残すという条件を付けたそうです。とても立派な松で、結果的に良い判断だったのではないでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20201022064149j:plainその松の袂から山の方を見ると、風力発電用の風車が十数基設置されていて、ゆっくりと回っていました。

f:id:momotchi_blog:20201022135750j:plain先々代は漁師をされていたそうで、その当時の名残なのかロープの跡が残っていました。

f:id:momotchi_blog:20201022063905j:plain朝食もボリュームがありました。

f:id:momotchi_blog:20201022064026j:plain食後のコーヒーはセルフです。

8時30分清算を済ませ出発です。一泊二食で一人7,000円、ビール大瓶1本770円、焼酎湯割り550円と、とても良心的な値段で、しかも料理は美味しくボリュームあり大満足でした。しかし喫煙者の立場から言えば、屋内での喫煙場所の確保は必要だと思います。外での喫煙は寒くて風邪をひきそうでした。健康管理の為にも是非お願いしたいと思いますが、それならタバコを止めたらと言う声が聞こえそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022064348j:plain海岸線で友人が走行中の写真を撮影してくれました。

f:id:momotchi_blog:20201022073341j:plain宿から10分足らず、前方に猪目洞窟《いのめどうくつ》が見えてきました。トンネルの左下側付近です。

f:id:momotchi_blog:20201022073803j:plain猪目洞窟(出雲市猪目町)に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201022073632j:plainこの猪目洞窟は「出雲国風土記」に記されている「黄泉の穴」だそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022074002j:plain洞内からは縄文時代古墳時代の生活や埋葬を物語る数々の遺物も発見されているそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022074954j:plain洞窟の先にある防波堤に行ってみます。

f:id:momotchi_blog:20201022080447j:plain防波堤側から見た洞窟側の様子です。洞窟の前には漁船や漁具が置かれています。洞窟の上部の断層はやわらかい緑色を帯びていてとても綺麗でした。

f:id:momotchi_blog:20201022080733j:plain猪目洞窟を出発し、しばらく走るとその先に数段のヘアピンカーブがありました。

f:id:momotchi_blog:20201022080849j:plain峠を超えるとまた漁村が開けます。そののどかな漁村風景の鷺浦の町並み(出雲市大社町)を通過します。

県道23号線を走り突当たりの交差点を右折、県道29号線に乗り換え日御碕を目指します。

f:id:momotchi_blog:20201022082654j:plain出雲日御碕灯台に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201022080932j:plain白亜の灯台が朝日を浴び、よりその美しさを引き立たせています。

f:id:momotchi_blog:20201022081119j:plain今回は灯台に登ってみることにしました。参観料金は300円です。「マスクはお持ちですか?。狭い場所なのでマスクを着用してください」と言われましたが、うっかりしてバイクに忘れてきています。「ではどうぞ」とマスクをいただきました。

いただいたマスクを着け螺旋階段を登ります。

f:id:momotchi_blog:20201022082611j:plain灯台内側の煉瓦やその構造が見えるようになっていました。

f:id:momotchi_blog:20201022081220j:plainマスク着用の為少し、いや大分息が上がっています。長~~い螺旋階段を登ること163段、やっと灯室に到着です。

f:id:momotchi_blog:20201022081307j:plain下から内部のランプが見えるようになっていました。

f:id:momotchi_blog:20201022082503j:plain最大の第1等レンズが使用されていて、全国に5箇所しかない第1等灯台の一つだそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022081515j:plain灯室の外へ出てみました。西方向の展望です。地球の丸さを感じることが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20201022082314j:plainウミネコの飛来地で有名な経島《ふみしま》方向の展望です。

f:id:momotchi_blog:20201022081732j:plain東側の展望です。遠方に宿から見えていた風車が見えています。

f:id:momotchi_blog:20201022081953j:plain近くの地磯で釣りをされている方もいらっしゃいました。

f:id:momotchi_blog:20201022082050j:plain灯台の影が海面に映っています。

f:id:momotchi_blog:20201022082547j:plain「行きはよいよい、帰りは怖い」という歌の歌詞ではないですが、滅茶苦茶急な階段でした。撮影するのは忘れましたが、壁に「後ろ向きに降りと怖さが消えます」という内容の張り紙がありました。

f:id:momotchi_blog:20201022082812j:plainこの日御碕灯台1903年明治36年 の建設当初から、日本一の高さを誇る石造の灯台で、日本の灯台50選や世界灯台100選にも選ばれた日本を代表する灯台の一つだそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022082858j:plain灯台から出て遊歩道を散策します。

f:id:momotchi_blog:20201022083032j:plain幾何学的な形状の岩が露出し美しい景色が広がります。

f:id:momotchi_blog:20201022083227j:plain今から約1,600万年前に噴火したマグマが冷えて出来た流紋岩が五角柱や六角柱になっています。このような岩石は柱状節理と呼ばれ流出した溶岩が冷却するときに割れて出来たものだそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022083309j:plain五角形や六角形の形状がよく解ります。

f:id:momotchi_blog:20201022083239j:plain経島の展望台に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201022083255j:plain経島は日御碕の西方約100mの沖合に浮かぶ広さ3,000㎡の無人島で、人の上陸は禁止されているそうです。この島は「経島ウミネコ繁殖地」として国の天然記念物に指定されていて、11月下旬頃からウミネコが飛来し、4月~5月に産卵、孵化し、7月頃に島から飛び立つそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022083353j:plain日御碕の散策を終え、友人が来る途中に見えた「日御碕神社」に行ってみようと言うので立寄ってみることにしました。この県道29号線は「みさきうみねこ海道」というようです。

f:id:momotchi_blog:20201022083410j:plain「日御碕神社」(出雲市大社町日御碕)に到着しました。参拝を終え境内を散策してみます。この神社は1644年(寛永21年)に創建され、安土桃山時代の面影が残る貴重な建造物だそうです。散策を終え、出雲大社へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20201022083435j:plain「みさきうみねこ海道」から見た先程訪れた「日御碕神社」です。

f:id:momotchi_blog:20201022083449j:plain県道29号線、国道431号線を走り出雲大社へ到着しました。出雲大社といっても参拝目的ではなく、松江市出身の友人お奨めの「出雲蕎麦」が目的です。

今回は友人お奨めの一つ「かねや」(出雲市大社町)でいただくことにしました。

f:id:momotchi_blog:20201022083501j:plainまだ開店して間が無いのか、私たちが最初のお客のようです。

f:id:momotchi_blog:20201022083614j:plainメニューを見ているとスタッフの方が「三色割子5段がお奨めですよ」と案内されましたが、朝食をしっかりといただき、まださほど時間も経っていないので友人は「三色割子3段」と注文しました。私も、もし足らなければ追加変更もできると言われ同じものを注文しました。

f:id:momotchi_blog:20201022083513j:plain店内には有名人の色紙が沢山飾られていました。

f:id:momotchi_blog:20201022083529j:plain中でも特に気になったのが、山下達郎さん、竹内まりやさんご夫婦の色紙です。竹内まりやさんの実家は出雲大社のすぐ近くいある老舗旅館だそうで、ここからすもぐ近くのようです。ご夫婦で里帰りされた時にでも立ち寄られたのでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20201022083541j:plain出てきました。「三色割子3段」(1,100円)です。左から卵と薬味、上がとろろと薬味、右が薬味だけの3皿です。まずは薬味だけのものを出汁をかけずそのままで蕎麦の味と風味を楽しみます。その後出汁をかけていただきましたが、出汁は少し甘めな感じでとても良い味でペロリと3皿ともいだたいてしまいました。一皿一皿はそれほど量もないので3段重ねといっても私には少し足りませんでした。「すいません。あと2皿追加してください。」と追加オーダーしました。友人はもういいと言うので、私だけ追加注文です。

f:id:momotchi_blog:20201022083552j:plain追加の2皿が出てきました。左がカツオと薬味、右が大根おろしと薬味です。

f:id:momotchi_blog:20201022083604j:plain3皿+2皿、計5皿(三色割子5段で1,700円)を完食です。この後蕎麦湯が出てきましたが撮影するのを忘れていました。器に書かれた「黄金そば」と言うのが気になり精算時にスタッフの方に伺ったところ「お金が貯まるようにとう願いが込められている」というような説明でした。

蕎麦には腰があり喉ごしも良く美味しかったですが、少し蕎麦の風味が薄く一寸残念に思いました。

f:id:momotchi_blog:20201022083631j:plain「かねや」を出て帰り道、松江の友人のもう一軒のお奨め「荒木屋」がありました。次回はこの「荒木屋」で食べてみたいと思います。

出雲大社から国道431号線を南下し、出雲ICから山陰道に乗り宍道JCTから松江道に乗るコースもありますが、今回は短絡ルートで吉田掛合ICまで一般道を走ってみる事にしました。出雲大社から国道431号線を東進し県道28号線、国道184号線、県道51号線、国道54号線を乗り継いで、吉田掛合ICから松江道に乗ります。

f:id:momotchi_blog:20201022134613j:plain中国道54号線の「道の駅 掛合の里《かけやのさと》 」(雲南市掛合町)で休憩です。休憩後高野を目指します。

f:id:momotchi_blog:20201022083641j:plain国道54号線を走り吉田掛合ICから松江道に乗ります。

f:id:momotchi_blog:20201022083653j:plain高野ICで松江道を降りアップルロードに入ります。

f:id:momotchi_blog:20201022083709j:plainこのアップルロードは農水省の補助事業として整備されたようです。

f:id:momotchi_blog:20201022083720j:plain青才リンゴ園(広島県庄原市高野)に到着しました。

が・・・。

入口には「売り切れ」の看板があります。

しかし、今回は心配いりません、事前に電話で予約済みです!。今回は少し大きなサイズが揃ったそうで10玉入りの物を準備してくださっていました。

f:id:momotchi_blog:20201022083733j:plain客寄せリンゴは相変わらず真っ赤な綺麗な色で客の目を引き付けます。

f:id:momotchi_blog:20201022083747j:plain今まで気付きませんでしたが、リンゴの木の下に何故か季節外れのカクアジサイ咲いていました。

f:id:momotchi_blog:20201022083804j:plain各品種で収穫時期が違うようで、9月上旬頃から長期間何らかの品種のリンゴが収穫できるようにしているそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022083815j:plain以前からこの小粒なリンゴが気になっていたので伺ってみると、このリンゴはアルプス乙女という品種で、お祭りなどの夜店でリンゴ飴としてよく目にするものですが、こちらでは収穫が目的ではなく花粉が沢山つく品種なので、他のリンゴの受粉率が上がることから栽培されているそうです。更に気になったので「このアルプス乙女と他の品種のリンゴは受粉されないのですか」と伺うと、他品種との授粉はされないという事でした。

f:id:momotchi_blog:20201022083832j:plainアップルロード脇には沢山のリンゴが赤く色付いていました。

f:id:momotchi_blog:20201022083844j:plain沿道には沢山の幟もあります。

f:id:momotchi_blog:20201022083857j:plainアップルロードを走る友人の後ろ姿をパチリ!。

f:id:momotchi_blog:20201022083921j:plainリンゴを購入し「道の駅 たかの」(庄原市高野町)に移動しました。

f:id:momotchi_blog:20201022084018j:plainこの道の駅の駐輪場は駐車場の一番奥にあり、建物からかなり離れています。

f:id:momotchi_blog:20201022083957j:plain前回食べて美味しかった「牛すじ煮込みこんにゃく」のブースは見当たりません。祝祭日や土曜だけなのでしょうか?。唯一販売ブースがあったので行ってみると「高野りんごのアップルパイ」を販売していました。スタッフの方に伺うと「この前から屋外でも販売を始めました。」との事でした。

f:id:momotchi_blog:20201022083936j:plain「高野りんごのアップルパイ」が保温器の中に入っています。

f:id:momotchi_blog:20201022083947j:plain美味しそう!。妻からの「お土産期待してます!」のメールの応え、持帰り用に4個購入。今回はPP系の袋ではなく一つ一つ紙で挟み紙袋に入れてくださいました。この後店内も見て回りましたが、店内でも今まで通りPP袋入りの物が販売されていました。友人にも奨めましたが、パイは潰れるのでバイクで持帰ることが出来ないと、多少押さえても大丈夫なリンゴ饅頭を買った言っていました。

f:id:momotchi_blog:20201022084006j:plain喫煙所へタバコを吸いに行くと、屋外販売用のブースが数台置いてありました。平日は出番は無いようです。

この後松江道、尾道道山陽道と走り、途中篠坂PAで最後の休憩です。「次回はどこに行く?」「そろそろ蟹もいいかな?」など話し、最後の休憩も終了し出発です。山陽道を走り私はいつものように玉島ICで降りるので友人とはそこで別れそれぞれ帰路につきました。

f:id:momotchi_blog:20201022084501j:plain今回購入した「秋茜」です。前回より少しだけ大玉でした。

f:id:momotchi_blog:20201022084029j:plain妻の大好きな「高野リンゴのアップルパイ」です。

f:id:momotchi_blog:20201022084039j:plain 仕事から先に帰った息子が美味しそうに食べていました。やはりこの「高野リンゴのアップルパイ」大きなリンゴがゴロゴロ入っていて、とても美味しそうです。妻も帰宅後早々に食べていました。「高野のりんご」や「高野りんごのアップルパイ」のお土産に息子や母、それに妻とみんなとても喜んでくれて「美味しい美味しいと」食べてくれていました。

今回は2日共天候にも恵まれ、初めての島根半島北側ルート、海の透明度や綺麗さ、数々の奇岩や美しい光景に感動を覚え、美味しい料理もしっかりといただき最高のツーリングとなりました。

 

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f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112205p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094911p:plain