蒸し暑い日が毎日続き、夏本番真っ盛りです。今年の夏は新型コロナウイルスの影響から全国各地で夏の風物詩である夏祭りや花火大会などの多くが取り止めとなっています。岡山県でも岡山や笠岡、成羽や奥津などの花火大会が中止となり少し淋しい夏となっています。そんななか写真仲間から先月末頃、8月8日に倉敷の足高山で1,000発の花火があがるとの情報があり、撮影に出かけることにしました。
撮影場所に選んだのは足高山の東方に位置する小高い場所にある団地の道路脇です。駐車することで住民の方々に迷惑にならないようバイクで出発、18時頃に現地に到着しました。
アングルを決めカメラをセッティングをしていると「何を撮影されるのですか?」と買い物帰りの方から聞かれ「今夜花火があがると聞いて来たんです」「ここから見えるの?」と聞かれ「おそらくこの方向(カメラを向けている方角)に見えるはずです」と答えると「花火が始まったら、主人と見に来ます」と言われ帰られました。地元の方もあまりご存じないようです。
待つこと2時間!
20時、足高山の山頂から花火があがり始めました。
花火の音が聞こえたのか、数組のご家族が出てこられました。先程の奥様とご主人も来られました。
花火をアップにしてみました。
打ち上げ場所から花火全体が見えるように、少しだけ引いてみました。
アングルを広範に戻します。
最後のフィナーレは少し期待はずれでした。今回街中ということもあって、 保安距離の関係で最大が2.5号玉とやや小ぶりな花火でしたが、思っていた場所に思っていたように花火があがってくれて十分満足することができました。
この花火は医療従事者の方々への感謝の気持ちと、地域の子どもたちに夏の思い出を作ってもらおうと、足高山周辺の地域の方々が企画されたそうです。その関係なのか花火の情報が地域内と地域外の一部にしか流れていなかったようです。
まだまだ暑い日が続くようですが、新型コロナウイルス予防にも努め、一日も早く平常の生活に戻れるよう頑張って、暑い夏を乗り切りたいと思います!。