※ 文中に7月22日追加修正を加え、それに伴い一部文面も修正しました。
今朝の午前6時58分、火星探査機「HOPE《ホープ》」を載せたH-ⅡAロケットが無事打ち上げられたとういニュースが流れていました。この探査機は火星の気象などの調査をおこなうそうですが、将来人類が火星で生活をするという大きな夢を見据えた調査でもあるそうです。重工もH-ⅡAについては安定した実績を積んできています。今後Mitsubishi SpaceJet《ミツビシ スペース ジェット》(旧MRJ)においても1日も早く型式証明を取得し、世界の大空を飛んでもらいたいものです。
前回の撮影で気をよくしていて、今年2度目の西粟倉へ姫ボタルの撮影に行ってみることにしました。天気もいいようなので勤務を終え職場から直接向かうことにしました。時間は17時30分、日曜日とはいえ2号線も多少混雑が予想されるので通常の一般道だけでは日没までに西粟倉村に到着できそうにありません。そこで今回は早島ICから山陽道で備前ICまで向かい、以降一般道で上郡、佐用を経由し向かうことにしました。
到着したのは19時20分、前回気になっていた道路の東側の渓流脇で撮影することにしました。杉林の中へ少し入り込み撮影ポイントを決め、渓流沿いにカメラをセッティング、明るいうちに前撮りし準備完了です。暗くなるまで時間があるので、周辺の状況を確認をしたり撮影準備を終えたカメラマンの方々と情報交換をします。
20時前頃から姫ボタルが少しずつ光始めたので、撮影を開始しました。ピーク時には、渓流周辺の山肌のあちらこちらで姫ボタルが光ります。この場所で21時過ぎまで撮影した写真です。撮影枚数約250枚、延べ撮影時間約42分を比較明合成した写真です。
渓流の上にも沢山の姫ボタルが飛んでくれました。
※7月22日追加修正
姫ボタルが多いのは良いのですが、あまりの姫ボタルの多さに多少の違和感を感じたので、少し早い時間までの写真を追加しました。
20時30分頃までの写真です。撮影枚数約130枚、延べ撮影時間約22分を比較明合成した写真です。かなり現場で見た時のイメージに近くなりました。
渓流付近をクローズアップ。
21時を少し過ぎた頃から姫ボタルの数も減少してきて、撮影されていた方々が徐々に撤収を始められました。私もこの場所での撮影を切り上げ、移動することにしました。
今まで憧れていた姫ボタルの絨毯《じゅうたん》がやっと撮影できました。場所は前回帰る前に撮影した近くです。今回明るいうちに下見をしていてロケーションは概ね把握済で、構図も頭の中で出来上がっています。道路脇からほんの少し山に入った場所にカメラをセッティングし撮影を開始します。山の斜面でも沢山の姫ボタルが光を放っていて見事な光景です!。
姫ボタルもほとんど光らなくなり、時計を見るとやはり22時過ぎです。ホタルも時間には几帳面《きちょうめん》なようです。私も機材を撤収し今日の撮影を終了することにしました。
駐車場に戻ると既に車はなく、皆さんは引き上げられた後のようで、今日も私が最後の一人になっていました。一昨日に続き2回目の西粟倉村での姫ボタルでしたが、今日もとても沢山の姫ボタルに出会うことができ、仕事を終えて遠路来たかいがありました。
今回憧れていた姫ボタルの絨毯を撮影することができたことはとても満足しています。しかし渓流の写真は後で見てみると多少違和感?を感じてしまいました。具体的には私が現場で実際に見た姫ボタルの光方とイメージが違うように感じてしまいました。比較明合成をいうPCソフトで、意図も簡単に沢山のホタルの写った写真に仕上げることが出来、とても便利になったことは事実です。またそういう作品もあっても良いとも思います。実際2ヶ所目で撮影した姫ボタルは斜面全体で姫ボタルが光かっていて、イメージ通りの写真に仕上がってもいます。結果的に撮影現場の雰囲気を如何に上手く伝えることが出来るかが写真撮影のポイントなのかも知れません。
シーズンは7月25日頃まで続くのではないかと思うので、天候と相談しながら何とか都合をつけてもう一度訪れてみたいと思います。