息子の運転免許証の更新で、岡山の地理に疎い息子を連れて岡山市北区御津にある運転免許センターまで案内がてら行ってきました。私が高校生の頃バイクの免許や車の免許取得のため行ったのは当時郡《こおり》（岡山市南区郡）にあった運転免許センターでした。近くてとても便利で、自転車で行ったものでしたが御津に移転して自転車で行ける距離ではなくなってしまいました。息子を降ろし夜勤明けの私は車内でウトウトしていると、10分もしないうちに「更新は来年だった・・・」と戻ってきました。年号が平成から令和に変わり勘違いしていたようです。せっかくなので以前から気になっていた同じ御津町内にある「かばくろ」へ「うなぎの蒲焼き」ならぬ「ぶたかば」（豚の蒲焼き）を食べに行ってみることにしました。
岡山から津山に向かう国道53号線沿いにある「かばくろ」（岡山市北区御津）に到着しました。ここはうなぎ料理もあるようです。
ここは総本店のようで、後で店内で見たメニューにイオンモール岡山の中に支店があるように書いていました。
駐車場にはドライブスルーの案内板が設置されていて、テイクアウトメニューと注文用のインターホンがありました。
赤い屋根のところがテイクアウトの受取場所のようです。
店の入口には「お薦め!! 特上ぶたかば膳」（税別1,500円）が置かれていました。店内に入ると左側がキッチンスペースで、蒲焼きの良い香りが店内にも漂い食欲をそそります。
席に座りメニューを見ながらスタッフの方にお薦めは何ですか？と伺うと「ぶたかば重 特上」（税別1,100円）や「ひつまぶた」（税別1,080円）の注文が多いとのことだったので迷わすその二品を注文しました。
ぶたかば重が出てきました。鰻ではなく、ぶたのかば焼き（ぶたかば）がのっています。特上と並の違いは上にのっているぶたかばの数だそうです。
炭火で焼かれたという豚肉は香ばしく甘辛いタレとのマッチングも最高で、とても美味しく頂くことが出来ました。
息子が注文した「ひつまぶし」の豚肉バージョン「ひつまぶた」も出てきました。
錦糸卵の上にのせれられているのは、鰻ではなく豚のかば焼きです。こちらも美味しそうです。
ひつまぶしのように取り皿によそい、最初はそのままぶたかばとして食べ、次に薬味やワサビをのせ、出し汁をかけてお茶漬けのように頂きました。１食で2つの味が楽しめます！。
かばくろは豚蒲焼専門店ですが、元々は店主の方が営まれていた割烹料理店のまかない料理の一つとして、豚肉を鰻の蒲焼のタレでつけ焼きしたものをご飯にのせて食べられていて、そのあまりの美味しさに正式なメニューになったそうです。今では岡山でも広く知れ渡ったようで、岡山名物の一つと言われるようにもなったようです。
店に入るときのは気付きませんでしたが、清算後出入口脇にあるショーウィンドウに「ぶたかば重 ばか盛り」（税別1,400円）なる超デカ盛りの食品サンプルが置かれていました。この料理はＴＶ番組でも取上げられたようです。
店を出ると庭園が広がり、今日は雨なのでセッティングはされていないようでしたが、レイクサイドにはお洒落な感じの食事スペースがありました。
隣にあるコーヒーショップ「Garage House」に繋がるアプローチです。こちらの店もお洒落な感じでしたが、今回はスルーしました。駐車場を挟んだ反対側には昔懐かしいISUZU117クーペや初代MAZDAコスモスポーツなどが展示されていました。私はお腹もいっぱいで帰宅後睡魔に襲われすぐに熟睡してしまいました。
