鳥取県日野郡日野町の日野川には色彩鮮やかなオシドリが飛来し観察することができる場所があります。毎年の様に通っていていますが絶対にオシドリがいるとは限らずせっかく出向いても全くいない日もありました。
オシドリは鳥取県の県鳥だそうですが年中観察することは出来ず観察出来る時期は11月〜3月で4月頃には北上を始め飛び立つそうです。時間帯は夜明頃~8時位迄と夕方4時頃~日暮れ位迄が多くのオシドリを観察することができるようですが雪の日や雨の日などは日中でも観察することが出来ることもあるそうです。
沢山のオシドリに出会えますようにと願いつつ今年初めての訪問です。朝4時過ぎに自宅を出発し、7時前には到着しました。辺りはまだ薄暗く撮影は出来そうにないので車内でコーヒーを飲みながらパイプタイムです。
辺りが少し明るくなって来たので観察小屋に移動します。
「おしどりの住む町 日野町」という幟≪のぼり≫が目につきます。町を上げてオシドリのPRと保護活動に取り組まれているようです。
伯備線の列車が鉄橋を通過しています。この鉄橋の下にオシドリ観察小屋があります。
オシドリ観察小屋入口には沢山のドングリの入った袋が置かれていました。
このオシドリ観察小屋では多いときには1,000羽程のオシドリを間近で見ることが出来るそうです。
今日は沢山のオシドリがいました!
すぐ目の前で1,000羽規模のオシドリを見ることが出来るのはとても珍しく、日本でも数カ所しかない貴重な場所の一つです。
オシドリは環境庁のレッドデータブックに載っている稀少な鳥だそうで茶色、紫色、白色、緑色などがはっきりと色分けされた鮮やかな羽が特徴です。特に鮮やかなのは雄で雄に比べて控えめな模様が雌だそうです。
水面を気持ちよさそうに泳いでいます。
胸を張って何かを威嚇しているようです。
水中に潜りドングリを探しているようです。
「特急やくも」が鉄橋を通過して行きます。
鉄橋を渡る列車の音に警戒し一斉に飛び立ちます。
しばらくするとまた戻ってきます。
また水中に潜りドングリを探し始めます。
ゆったりとした時の流れを感じます。
立派な銀杏羽根です。
8時30分頃撮影を終え駐車場に戻りました。
平日だというのに駐車場には近畿や四国などから来られた方の車も止められていました。
駐車場の目の前には地元のボランティアグループが運営されている「オシドリ資料館」があり沢山の写真や剥製、資料などが展示さています。中では温かい飲み物や軽食なども頂くことも出来ます。
オシドリは「オシドリ夫婦」という言葉があるように夫婦仲が良いことで知られて仲睦まじい光景がとても印象的で私も大いに勉強させていただきました。
これから「いぶきの里スキー場」へ移動し今年2回目のスノボーに挑みます!