今年は今までにない暖冬の影響で色々なスキー場のHPをこまめに見ていますが中国地方や近畿地方のスキー場にはなかなか雪の便りが届きません。
スキーは10代の頃からやっていて週末には毎週のように大山(鳥取県)などに通っていてそれなりの自信もありましたが、仕事も多忙になり徐々に行く回数が減り子どもの中学受験を機に「すべる」ことをしたくないとの妻の言葉からやめてしまいました。
それから十数年が経過しもう一度スキーをとも考えましたが、スキー用具は全て処分していたので思い切って年甲斐もなくスノボーに挑戦することにしました。昨年スノボーには3度スキー場へ通いレンタルボードで何とかターンが出来るまでになったので思い切ってシーズン終わりにボードなどスノボー用品一式を購入しました。ボードはしっかりとワックスがけをして保管、昨年12月初めにはワックスを剥がし仕上げ済み、車も12月中旬にはスタットレスタイヤに交換しているものの活躍する機会もありません。
そんな暖冬の中岡山県新見市にある「いぶきの里スキー場」には造雪機や降雪機が設置されていてHPによると積雪量60cm、ゲレンデ幅20~40m、長さ420mとのこと、スノボ初心者の私には多少幅の狭いのが心配ですが滑走には支障ないようです。
ということで「いぶきの里スキー場」へMy board持参で今季初滑走に行くことにしました。
朝5:45自宅を出発、通常は岡山市内から国道180号線で新見市を目指しますが、ナビが国道2号線で倉敷市玉島まで走りそこから県道54号線で真備町経由で総社市美袋≪みなぎ≫へ向かい国道180号線に合流するルートを案内したのでナビの案内通りに走ってみることにしました。
国道2号線は片側2~3車線で早朝という事もありとてもスムーズ、いつも渋滞する高梁川大橋も難なく通過、玉島IC手前から県道54号線を北上します。この県道も全線片側1車線で幅員も十分あり美袋まで快適な走行が出来ました。美袋からは通常の国道180号線で高梁市街地を通過し新見市街地を通過、鳥取県境となる明地峠手前にある「いぶきの里スキー場」まで向かいます。
到着したのは8:15、自宅から2時間半でした。が・・・、
到着間なしに小雨が降りだしてしまいました。雨雲レーダーによると9時過ぎには雨雲も通過するようなのでそれまで車内で休憩です。しばらく休憩し小雨の中ゲレンデの様子を見にスキー場のすぐ下にある「新見千屋温泉」まで行ってみました。造雪した場所以外全く雪がありません。「わーにーズ」というキッズパークにも雪がありソリ遊びができますが、「わーにー」(ワニの形の遊具)がありません。雪が少ないので出番がないようです。小雨の中数人の方々がリフトの方に向かっていました。
9時20分小雨も上がり私もゲレンデに向かうことにします。
「いぶきの里スキー場」のセンターハウス入口(1階)です。
1階には玄関の他更衣室があります。2階はチケットカウンターやスキースノボー教室の受付、食堂スペースなどがあります。
チケットカウンターで1日券を購入しましたが、昨年は割引があって3,000円だったものが今年からは割引対象の見直しで割引が効かず通常料金の4,000円になっていました。
センターハウス前のセンターコース(第2ペアーリフト乗り場)周辺の様子ですが、全く雪がありません。傍に移動式の降雪機?が置かれていました。
イルミネーションコース(第1トリプルリフト乗り場)に向かいます。
通常はここにも雪があってゲレンデからセンターハウスまで滑走して戻ることが出来ますが今年は行も帰りも徒歩移動です。
通路左側にある「わーにーズ」では数人の子どもたちが雪遊びを楽しんでいました。
イルミネーションコースの様子ですが、やはり多少土混じりの雪の箇所が多いようです。既に5~6人の方々が滑走されています。
スタッフの方々が雪の少ない個所へ雪の補充作業をされていました。
一人だけスキーの方がいらっしゃいました。容姿からすれば私と同年代?
イルミネーションコースの上にあるテクニカルコースにも雪はなく当然第3ペアリフトも運休中です。
このコース(イルミネーションコース)で華麗なる滑走?をしています。右の建物がテクニカルコースの第3ペアーリフトの乗り場です。
傾斜は中級ゲレンデ程度です。スキーの時にはスケーテイングで勢いをつけて滑走していましたが、ことスノボーでは四苦八苦しています。
しばし休憩タイムです。しばし?とは言い難く2~3本滑走して30~40分の休憩です。最初2回目の滑走で右太ももに痛みを感じ休憩、その後3本滑走し休憩といったスローペースです。
昔は休日しか行くことが出来ないこともありリフトの運転開始から終了まで滑りぱなし、休憩といえばリフト待ちの時間のみで30本以上滑走していましたが今の年齢を考えると妥当な所だと思います。この日の終盤には足の痛みもあり思うようにボードをコントロール出来ず逆エッジで前面から土混じりの雪に突っ込んでしまい、もう限界とあきらめ16時過ぎに切り上げました。リフトの乗車は13回でした。右足の太もも、左右の足のふくらはぎ、腹筋、腰、左腕、首、左右の肩と痛いところだらけ、翌日も休みだったので自宅でゆっくりと過ごしました。
リフトから降りる時右足をボードに乗せスタート地点まで滑走しターンしますが、昨年は難なくターンできていたものが何故かうまくターンできず転んでしまいます。考えてみるとやけにスタンス幅がせまいように思え帰り際にレンタル窓口へ立ち寄りレンタルボードのセッティングを伺ったところスタンス幅50cm、前足15°、後ろ足0°だそうです。
私のセッティングはスタンス幅40cm、前足18°、後ろ足0°としていたので、スタンス幅が狭すぎたようです。翌日50cmに修正したので近日中に再チャレンジしてみたいと思います。