小奴可のリンゴと紅葉ツーリング

職場のいつもの友人たち三人でツーリングを計画していましたが、前々日のシフトが同じだった友人たちと話をしていて一緒に行くことになりました。行先は前回天候不良のため取止めた庄原市東城でリンゴを購入することと、友人たちがまだ食べたことのないという「千屋牛ラーメン」を食べ、帰り道は広域農道の星の里街道を走り「星の郷青空市場」で「美星バーガー」をいただくことにしました。

9時30分に総社市にあるデイリーヤマザキで待ち合わせです。混雑もなく少し早すぎたかなと思いながら9時過ぎに到着すると、友人の一人は既に到着済みでタバコを吸い終えたところでした。私もタバコを吸い終えコーヒーを購入し飲みながら待つことにします。

9時20分頃もう一人の友人も到着、残る二人は10時に総社市美袋《みなぎ》のコンビニで待ち合わせです。少し話をして9時30分に出発しました。

9時50分頃総社市美袋のファミリーマートに到着、友人二人は既に到着していていました。一台はカワサキZ900RS、もう一台はホンダPCX150です。友人二人がインカムの接続を済ませ出発です。

高梁市から新見市に入ると白い石灰岩と紅葉が見事なコントラストを織りなす山々が見えてきました。

途中「絹掛の滝」(新見市草間)に立寄ってみました。

滝の周囲は綺麗に色付いた木々で覆われています。

紅葉は綺麗なのですが、今日は滝に流れる水量がとても少ないようです。

滝壺の上には「鯉の滝登り」を表した石造りの鯉がいましたが、水量がなくイマイチ…… 水量があると迫力があるのかも知れませんね。

昼食をいただく「新見らーめん いぶき」(新見市新見)に到着しました。

店内に入り席に着くと、こんな貼り紙が……

友人たちがオーダーした千屋牛ラーメン醤油味(950円)です。「A級食材を贅沢に使った牛肉とラーメンのコラボ!」とメニューには謳われています。

友人の一人がオーダーした名代いぶきそば(800円)です。「店長おすすめ 肉と魚のWスープ! ラーメン通は食すべし! 新見ら~めん人気no.1」と謳われています。味は選ぶことは出来ないようですが、肉と魚をブレンドしたスープは美味しそうです。

私は定番の猪ラーメン味噌味大盛り(900円)です。「新見ラーメンコンテストで最優秀賞を獲得したラーメン!!」と謳われています。以前の750円から100円アップ、大盛りは無料でしたが50円プラスになったようです。

ちなみに、千屋牛と猪チャーシューの入った「新見スペシャルラーメン」は1,000円から1,200円になっていました。

味噌ラーメンには七味が合います。

イノシシのチャーシューは少し小振りになったように思いますが、美味しさは変わらずお腹も大満足です。

この後「親子孫水車」を見たことが無いとう友人がいたので立寄ってみることにしました。

「日本一の親子孫水車」のある「夢すき公園」(新見市神郷下神代)に到着しました。

赤く色付いたケヤキが出迎えてくれました。

この親子孫水車は新見市へ合併以前、阿哲郡神郷町当時の1991年(平成3年)に「日本一の親子水車」としてお披露目されたそうですが、翌年熊本県に一回り大きな親子水車が出来て日本一の座を奪われたようです。その後1999年(平成11年)に孫水車を追加して親子孫水車として日本一に返り咲いたそうです。

赤く色付いたケヤキを背景に元気に回っている親子水車です。現在孫水車は故障中のようで回っていませんが、早く補修して親子孫三代で元気に回ってもらいたいものです。

この後国道182号線を走り庄原市東城に向かいます。

東城で国道314号線に乗換え、市街地を抜けた付近で岡山広島県道12号線(足立東城線)で足立、下千鳥方面に向かいます。

が……

5分程走った付近で通行止の案内看板があり、通行出来なくなり、やむなく国道314号線に引返しました。

国道314号線は「比婆いざなみ街道」の一部を担っているようです。「比婆いざなみ街道」は松江道の高野ICから中国道の東城IC間を、国道や県道、市道で繋ぐ全長61km程の観光ルートのようなので、また機会を作って一度走ってみたいと思います。

JR芸備線小奴可《おぬか》駅付近の交差点を右折し、県道448号線(下千鳥小奴可停車場線)に入ります。

小奴可駅付近から10分足らずで今日リンゴを購入する「岩本観光りんご園」(庄原市東城町内堀)が見えてきました。

坂道を上り駐車場にバイクを置きます。

駐車場脇にはミニリンゴのアルプスの乙女が実っていましが、既にピークは過ぎたのか高い場所にいくつか残っているだけでした。

リンゴ狩りの受付脇で、リンゴが販売されていました。

リンゴ園には沢山のリンゴがたわわに実っています。

美味しそ〜う! 一つもぎ取って食べてみたい衝動にかられますが、我慢我慢!

選果場にやってきました。色々な品種があるそうですが、自宅用にB級品を分けていただきます。昨年までは1kg350円の計り売りをされていましたが、今年は一袋1,000で袋売りになっていました。私は二袋、友人たちはそれぞれ一袋を購入しました。

帰り道は東城広域農道を走り国道314号線に出てきました。この広域農道は鳥取県日野郡日野町の国道180号線の交差点から奥日野地区広域農道で日南町豊栄を経由し、三国山トンネルで県境を越え庄原市東城の国道314号線に至るルートの一部です。10年ほど前に何度か全線を走行しましたが、大山などの展望も楽しめる素敵なコースでした。

東城から国道182号線を走り、新見市哲西町から県道50号線(井倉哲西線)に入り、しばらく進むと岡山広島県道108号線(大野部東城線)の交差点、その先に県道313号線(大野部備中線)の交差点が見えています。

哲西町大野部で県道313号線に乗換えます。

山々は少し色付き始めていました。

高梁市備中町西山の交差点に出てきました。県道313号線は右折し、成羽川ダム湖の備中湖岸に下っていきます。私たちは左折し、ふるさと農道を進みます。

ふるさと農道は標高500〜600m付近を走ります。

綺麗に紅葉した木々の中を進みます。

周囲の山々の稜線が同じ目線で望めます。

正面に一際高い天神山(標高777m)が見えてきました。

赤や黄色とカラフルな木々が続きます。

やはり標高が高いためか紅葉真っ盛りです。

県道438号線(西山布寄線)の交差点に出てきました。この交差点を左折し成羽町布寄方面に向かいます。

標高500m付近からクネクネと急カーブが続く坂道を一気に下ります。

一気に350m程下り高梁市成羽町布寄付近まで下りてきました。

すぐ先の坂本川成羽川の支流)が旧成羽町と旧備中町境なので、撮影場所は備中町東油野になります。県道33号線を右折し井原、成羽方面へ向かいます。

ちなみに、県道33号線沿いには廃校となった旧備中町立備中中学校がありますが、学校所在地は旧成羽町布寄になるそうです。

県道33号線を成羽川沿いに下リます。

この付近の山々も色付き始めていました。

少し進むと、阿部山橋という赤色の吊橋が見えてきました。赤い吊橋と後方の山々の紅葉がよくマッチングしています。

紅葉した500m級の山々が連なっています。

石灰岩の白い山肌と紅葉の見事な景観です。

日本の歌百選の「紅葉《もみじ》」の歌詞が思い出されました。

川上町領家で国道313号線の交差点に出てきました。今回はこの交差点を右折し福山、井原方面に向かいます。

井原市美星町黒忠の交差点で国道313号線から広域農道星の里街道に入り「星の郷青空市場」(井原市美星町西水砂)に到着しました。

ここでお目当ての「美星バーガー」をいたたきます。

が……

「美星コロッケは品切れ中」、もしかして……

店内に入り伺うと、不安は的中、美星バーガーも売切れだそうです。楽しみにしていたのに残念です。

産直市場に行ってみることにしました。入口にはサツマイモや栗などが置かれ秋の彩りです。

店内を見ていると大きなコンニャク芋が販売されていました。

バイクに戻ります。友人の一人は燃料も残り少なくなったようなので、ここで別れ県道166号線(美袋井原線)で最短距離を走り帰路につくそうです。私たちは引続き星の里街道を走ります。

星の里街道を下り、小田郡矢掛町の国道486号線交差点に出てきました。この交差点を左折し倉敷方面に向かいます。

前回のツーリングで立寄った「道の駅 山陽道やかげ」を通過します。友人の一人とはこの交差点で別れました。

倉敷市真備町の宮田橋北交差点を玉島方面に右折します。

玉島IC脇の交差点に出てきました。友人の一人はここで別れます。残る私ともう一人は国道2号線を走り帰路に就きました。

帰宅後、買って帰ったリンゴの重量を計ってみると8玉入で3,042gでした。

もう一袋は9玉入って2,952gでした。昨年の計り売りの時にはしっかりとサービスしていただき、3kg+αで何と13個、さらにおまけのリンゴ4個の合計17個、総重量約4.7kgで1,000円と大サービスでしたが今年は定量でした。またお得なリンゴ園を探してみたいと思います。

 

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千屋牛ローストビーフ丼

今日は文化の日、私も休日だったので妻から久し振りに千屋牛のローストビーフを食べに行きたいと言われ、以前汲んで帰っていた湧水も残り少なくなっていたこともあり、ドライブがてら出掛けることにしました。

土日祝日は倉敷中心部が混雑するため、都窪郡早島町から中庄を周り倉敷市街地の東側から北側を迂回し、市道から県道469号線(倉敷総社線)の交差点を総社方面に右折します。

県道469号線で山越えをして総社市外地南の総社南高北交差点で市道を左折、中原口交差点へ出てきました。

国道180号線を北上し、高梁市街地南にある落合橋東交差点です。私は直進し国道180号線で新見へ向かうつもりでしたがナビが左折するよう案内しています。今回はナビの案内どおり左折し国道313号線を進みます。

ナビの案内は高梁市備中町を経由するのかと思っていたら、成羽美術館前の交差点で県道300号線(宇治下原線)へ右折し「吹屋ふるさと村」のある高梁市成羽町吹屋方面へ走るよう案内されました。

県道300号線に入り成羽川を渡ります。

ナビが案内する県道300号線を直進すると「羽山渓」を経由し高梁市成羽町吹屋に向かうことが出来ますが、ここから先は普通車がやっと通行できる程の道路で、対向車が来れば退避場所まで引き返さなければならない程のとても狭い県道です。しかしそこには「羽山第二隧道」という珍しい天然の鍾乳洞のような素掘りのトンネルがあります。そのトンネルは切り立った岩場の直下にあり、鍾乳洞の入口のように見え本当に通行しても大丈夫なのか不安さえ感じるもので、一見の価値はあると思います。

交差点には「吹屋ふるさと村 ⇨」の案内標識があり、今回は右折し並走するバイパス的な道路を進むことにしました。

県道300号線に並走する道路は対面二車線で走り易く、5分程走ると広域農道の「かぐら街道」の交差点に出て来ました。

かぐら街道をしばらく進み、ふるさと農道に乗換え「吹屋ふるさと村」脇を通過します。吹屋から県道85号線(高梁坂本線)を下ります。

県道85号線を5分足らず下ると備中町を経由してきた県道33号線(新見川上線)の交差点に出て来ました。距離的には近いのでしょうが、時間的にはあまり変わらないような気がします。この交差点を右折し新見方面に進みます。

新見市街地の手前の交差点を左折し県道441号線(下神代哲多線)に入ります。

県道441号線で山越えし、国道182号線手前にある「日本一の親子孫水車」のある「夢すき公園」(新見市新郷下神代)に到着しました。

駐車場に車を駐め今日昼食をいただく「キッチン神代」に向かいます。

日本一の親子孫水車が出迎えてくれました。

「キッチン神代」の入口付近です。屋形橋の奥に水車が見えています。

暖簾を潜り店内に入ります。

入口脇には「国産和牛A5ランク」とうタオルが販売されていました。

前回訪れた時からテーブル配置が少し変更されているようです。

オーダーしたのは当然「ローストビーフ丼」(1,530円)です。

添えられている野菜もてんこ盛りです。

大きくスライスされたローストビーフの上にプリプリの玉子が乗っています。

その玉子の下には味噌和えした牛肉が乗っていました。

玉子は半熟で割るとトロ~リと黄身が溢れ出してきました。久し振りのローストビーフ丼、とても美味しくいただくことが出来き妻も大満足でした。ごちそうさまでした!

神代川沿いのモミジは綺麗に色付いていました。この後「夏日の極上水」を汲みに新見市大佐へ向かいます。

今回は国道180号線を米子方面に走り、途中千屋ダム付近から市道に入りました。

新見市菅生地区から緑資源幹線林道に入ります。この林道は長期間通行止でしたが通行出来るようになり距離的にはかなり短距離で「夏日の極上水」に向かうことが出来ます。

林道沿いの木々は色付いていました。

右折し大佐山方面に向かいます。

「夢すぎ公園」から40分程で「夏日の極上水」(新見市大佐上刑部)に到着しました。先客の方が湧水を汲まれていていて、沢山のペットボトルを持ってこられているようなので、しばらく時間がかかりそうです。時間潰しに水汲み場の少し上にある源泉までやって来ました。

フェンスの中に湧水のタンクがあり、このタンクから地域の各戸と水汲み場へ湧き出した水が送られているようです。この美味しい湧水を毎日いただけるこの地区の方が羨ましいです。

待合小屋で待つことにします。室内には「平成の名水百選」の認定証書が掲げられています。

待つこと30分足らず、汲み終えられたので私たちも湧水を汲み終え管理費協力金を少額ですが入れ帰路に就きます。

緑資源幹線林道新見市菅生地区まで戻り、県道318号線(千屋大佐線)で山を下ります。県道32号線(新見勝山線)を新見方向に少し進み県道58号線(北房川上線)に乗換え、広域農道カルスト地区(阿新地区)を目指します。

県道58号線を走っていると中国道の橋梁が見えてきました。この少し先で県道320号線(若代方谷線)との共用区間になりました。

新見市豊永赤間地区で県道58号線と県道320号線の供用区間から別れ広域農道カルスト地区に入ります。

広域農道カルスト地区は右折します。直進方向は県道58号線のバイパスとして延伸されるようですが、全く工事はされていないようです。

広域農道カルスト地区の木々も色付いていました。

新見市豊永赤間地区にはススキが沢山茂っています。

新見市土橋で広域農道カルスト地区と別れ県道50号線(北房井倉哲西線)に乗換えます。県道50号線は新見市長屋の国道180号線川合橋西交差点交点から来た県道78号線(長屋賀陽線)との併用区間となります。この県道78号線の土橋以西は以前走ったことがありましたが、以東は走ったことがなく以前から気になっていて機会があれば走ってみたいと思っていた県道です。

少し進むと豊永佐伏地区で国道180号線のJR方谷駅付近の交差点から来た県道320号線が併用区間となり、1km程進むと域農道カルスト地区と並走し大佐方面に向かう県道320号線の交差点があります。この県道320号線は大佐へは距離的には近いようですが一車線の狭い山道のようで、時間的には広域農道カルスト地区を走行するほうが早いような気がします。

県道50号線沿いの木々も色付いています。

しばらく進むと豊永佐伏の集落に入り、その先で県道78号線と分岐する交差点に出てきました。県道50号線は毎年ホタル撮影に行く「ほたる公園」などがある真庭市北房方面に向かうようですが、私は右折し県道78号線で高梁、吉備中央方面へ向かいます。

県道78号線沿いの木々も色付いています。

高梁市中井町津々で県道310号線(北方北房線)の交差点に出て来ました。この交差点を左折し県道310号線との共用区間の県道78号線を真庭方面に向かいます。

真庭市上中津井で国道313号線の交差点に出てきました。右折し高梁、国道180号線方面に向かいますが、県道78号線は引続き国道と併用区間になります。

高梁市巨瀬町《こせ町》の交差点で国道313号線と別れ吉備中央町方面に左折、ここからは県道78号線の単独区間になります。

岡山道の賀陽ICに向かう国道484号線の交差点を直進し加賀郡吉備中央町西で県道78号線は終点となりました。この後自宅を目指します。

今回は今まで気になっていた県道78号線をやっと走ることが出来ました。走行距離は220km程、距離だけ見れば最短ルートのようですが、実際の走行時間は新見市街地を抜け国道180号線を走るほうが遥かに早いと思いますが、やはり走ったことない道路を走るのは楽しいものです。また機会を作って今度はバイクで走ってみたいと思います。

 

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久し振りの高松

高松の友人からコロナも落ち着いてきたので久しぶりに集まろうとお誘いがあり出掛けることにしました。せっかくなので、その前にうどん屋巡りをしてみようと思い、坂出市にある「がもううどん」の8時30分開店に合わせ自宅を8時前に出発、久しぶりのうどんに気分はルンルンです。

児島ICから瀬戸中央道に乗ります。

鷲羽山トンネルを抜けると下津井瀬戸大橋の巨大な主塔が目の前に飛び込んできます。

下津井瀬戸大橋を渡った櫃石島香川県です。出入口はありますが島民や路線バス専用で、一般車両の利用は出来ません。

櫃石島橋と岩黒島橋の二連斜張橋です。横から見た形は白鳥が優雅に羽を広げた姿に例えられています。

海上にある与島PAを過ぎると国際航路を跨ぐ南北備讃瀬戸大橋になります。

北備讃瀬戸大橋の中間部、アンカレッジには「瀬戸大橋最高地点 海面上93m」の案内板が設置されています。これだけの高さがあれば国際航路の超大型船も楽々と通過することが出来そうです。

瀬戸大橋を渡り四国島内に入りました。前方に標高421.9mの讃岐富士こと飯野山が見えて来ました。

この山の形……

香川県では多くの山がこんな形をしていますが、昔「まんが日本昔話」でよく見たおむすび山です。それもそのはず、その原作、演出、作画などを手掛けられた童話作家池原昭治の生まれ故郷が高松市だそうなので、納得できます。

坂出ICから流出し国道11号線を高松方面に進み、9時前頃に「がもううどん」(坂出市加茂町)に到着しました。

が……

何と、既に駐車場は満車、「玉切れ」の案内板を持たれたガードマンが立っていました。

開店から僅か30分足らずで……

滅茶苦茶ショックで撮影するのを忘れてしまいました。

仕方がないので気を取り直し「山越うどん」(綾歌郡綾歌町羽床上)に向かうことにしました。

県道18号線(善通寺府中線)から県道184号線(綾川府中線)に乗換え綾川町方面へ向かいます。

府中湖脇を走り国道32号線の北小路西交差点に出てきました。この交差点を左折します。この交差点の少し西に高松西警察署がありますが、所在地は高松市ではなく綾歌郡綾川町です。高松にはもう一つ高松東警察署も住所が木田郡三木町になり、北署、南署以外は高松市外に位置しています。

しばらく進みイオンモール綾川前の萱原北交差点を右折します。

5分程走ると「山越うどん」に到着しましたが、ここも駐車場は既に満車で長蛇の列になっていました……

これだけの行列ならば1時間近くは待つことになりそうです。さすがにそこまで待って食べる気にもなれず、今回は諦めて一先ず高松へ向かうことにしました。

イオンモール綾川まで戻って来ました。ここから国道32号線で高松市街地へ向かいます。

高松の自宅近くにある「ぼっこ屋」(高松市三谷町)に到着しました。この店は高松にいた頃、岡山に帰る際土産に生うどんを頼んでいて、今回も持ち帰り用を予約しています。

今日はまだうどんを食べていないので、ここでいただくことにしました。

この昆布の天ぷらがとても美味しく、お気に入りです。持ち帰りの生麺を受け取り、11時に友人宅へ行く約束なので向かうことにしました。

友人とうどん屋巡りをする予定にしていましたが、どこのうどん店も同じような状態だろうと今回は徳島県鳴門市にある「びんび家」で海鮮を食べることにしました。

しかし……

「びんび家」に到着すると、何とここも駐車場が満車で入りきれない車が国道に車列をなしています。余りのことに、ここでも撮影するのを忘れてしまいました。

仕方がないので、少し手前にある北灘漁協が運営する「とれたて食堂」に立寄りました。何とか車は置けたものの、店内には沢山の方が待たれていて、スタッフの方に伺うと一時間ほど待たなければならないそうです。

友人がそんなに待てないというので、来る途中見かけた小さな食堂に行ってみることにしました。

その「ぴんぴん亭」(鳴門市北灘町長浜)に到着しました。

入口には大きなカボチャが置かれ、みかんも販売されていました。

目の前に海が開けロケーションは最高です。

看板メニューと思われる「ピンピン定食」(1,900円)とカキフライの単品(800円だったと思います)をオーダーしました。ハマチの刺し身に天ぷら、あら煮、酢の物、新香、ワカメの味噌汁。刺し身は少し厚切り、あら煮の味付けもなかなかです。天つゆが付いていますが私は塩でいただきます。エビはプリプリで鳴門金時の天ぷらもとても美味しくいただきました。ワカメの味噌汁の味はいいのですが、ワカメの量が少なく本場の鳴門なだけに少し残念な気がしました。

店の外には小魚が干されていました。

しっかりといただき、お腹も大満足です。この後友人を送り今夜また会おうと別れホテルに入りました。

18時30分から友人たちと会食を始め、大盛りあがり! その後勢いで以前行き付けだった店に繰出し深夜にホテルに帰り朝まで熟睡です。

朝目覚めると東の空が色付き始めていました。朝は6時半から開いている近くのうどん屋でモーニングうどんを食べるつもりでいましたが、ホテルを予約する際朝食付で予約していたのを忘れていました。今回はホテルで朝食を取り、モーニングうどんは諦らめます。

7時にレストランに降りてきました。朝から豪華な食事でした。

今日は勤務なのでホテルから直接職場に向かいます。

高松中央ICから高松道を走ります。坂出JCT手前の広域情報板に「しまなみ海道 一部通行止」が表示されていました。そういえは今日10月30日は「サイクリングしまなみ2022」が開催される日です。このイベントは国内で唯一高速道路の本線を自転車で走行することの出来るものです。私も何度かしまなみ海道をサイクリングで走っていますが、高速道路の本線を走った事はなく、機会があれば走ってみたいと思いますが、さすがに今の体力で往復100km以上はとてもとても……

高松道の坂出支線から瀬戸中央道に入ります。下り線の本線料金所脇を上り線はスルーします。

番の州高架橋からは瀬戸大橋が見えています。

南備讃瀬戸大橋を渡ります。

北備讃瀬戸大橋に入ります。

瀬戸中央道の与島PAには全国的にも珍しい、高速道路に信号機が取付けられています。

与島橋付近から岩黒島橋櫃石島橋、下津井瀬戸大橋の展望です。

岩黒島橋を渡ります。

下津井瀬戸大橋を渡り、香川県から岡山県に入ります。主塔の右側には鷲羽山、左の山の上には鷲羽山ハイランドが望めます。

早島ICで国道2号線に流出します。

ここから職場は目と鼻の先、今日も一日仕事頑張ります!

今回の教訓、うどんの食べ歩きは平日に行くべし!

また機会を作って平日にうどん屋巡りをしてみたいと思います。

 

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アッケシソウと笠岡・矢掛

8月下旬に友人たちとツーリングに行こうという話になりましたが、なかなか三人の休日の調整が付かず結局今日になってしまいました。予定では庄原市東城町でリンゴを購入し帝釈峡を散策するはずでしたが、昨夜から雨が降り始め朝起きても、はっきりしない天気のようです。天気予報を見たり雨雲レーダーを見たりしますが、中国山地付近は一日雨模様のようです。友人たちと相談し中止も考えましたが、県南であれば大丈夫だろうという結論になりコースを変更、出発時間も9時から10時に変更しました。大まかなコースは今紅葉している浅口市寄島町アッケシソウを見て、道の駅笠岡ベイファームに立寄り見頃であろうコスモスを楽しんだ後、笠岡ラーメンを食べるコースになりました。

10時に国道2号線沿いにある倉敷ニトリに集合しました。心配していた天候は南部では問題なさそうです。集合後早々に出発します。

国道2号線から玉島笠岡道路に乗継ぎ終点の浅口金光ICで流出し県道471号線(南浦金光線)の交差点に出てきました。ここから工事中の玉島笠岡道路に沿って県道471号線を福山笠岡方面に進みます。

1kmほど進み県道284号線(東安倉鴨方線)の交差点を寄島方面へ直進します。

寄島市街地で県道47号線(倉敷長浜笠岡線)交差点に突き当り、この交差点を右折し海岸線を走ります。牡蠣筏の先に三郎島が見えてきました。

浅口市寄島総合支所の少し先の交差点に「⇦アッケシソウ自生地」という補助板があったのでこの交差点を左折します。

「寄島アッケシランド」(浅口市寄島)に到着しました。今朝、浅口市の担当窓口に問合せたところ、今年の「アッケシソウ祭り」は10月15日から昨日24日までだったそうです。今日からはゲートが閉まっていて園内への車両の乗り入れは出来ませんがゲート前の駐車場に車を置き徒歩での見学は出来るそうです。

バイクを駐車場に置き歩いて進みます。

駐車場から距離にして500m程歩くとアッケシソウ自生地に到着しました。右側の湿地は紅葉したアッケシソウで赤く染まっています。

今年はこのA地区だけしか開放されていないそうです。

紅いカーペットのように広がっているアッケシソウの群生は見事です。

アッケシソウ海浜植物で、塩分に強く海水が流入する塩湿地帯に生育しています。友人は初めて見たそうで、しっかりカメラに収めていました。

茎や葉が円柱形の独特な形をしていて草高が15〜30cm程、一年草ヒユ科草本だそうです。

大きな株のものもありました。

肉質で円柱形の独特な形が特徴的な珍しい草木です。

紅葉すると紅く染まり形も珊瑚に似ている事からサンゴ草とも呼ばれています。

今年もしっかりとアッケシソウを楽しませていただきました。堤防の上を歩いて駐車場に戻ります。

三郎島の沖に浮かぶ三つ子島の手前には沢山のカモがいました。この三つ子島は満潮時には三つの島ですが潮が引くとこの三島が繋がります。

三つ子島の近くをカモメが優雅に飛んでいました。駐車場に戻り笠岡に向かいます。

県道47号線と県道64号線(矢掛寄島線)の交差点は岡山県下に二ヶ所しかない珍しいロータリー交差点があります。

そのロータリー交差点を通過します。

三郎島と三つ子島です。

やはり海岸線を走るのはとても気持ちいいものです。

笠岡市の西大島新田交差点に出てきました。玉島笠岡道路の延伸工事が行われていて、この付近が笠岡東IC(仮称)になるようです。2025年(令和7年)度 には浅口金光IC~笠岡東IC間の運用が開始予定なので、さらに便利になりそうです。

入江交差点付近も延伸工事が行われています。この工事が終わり開通すれば交通集中時の神島大橋の混雑も解消されるのではないでしょうか。

「道の駅 笠岡ベイファーム」(笠岡市カブト南町)に到着しました。平日にも関わらず沢山の車が停まっています。

しかし……

肝心の花がどの畑にも全く咲いていません。いつもは季節季節の花が何かしら咲いているのですが、全く咲いていないのは初めてでした。

「ひまわりカフェ」の「魚々棒」(300円)のポップに惹かれ自販機で食券を購入します。

待つこと5分あまり、やっと出来上がりました。魚のすり身に野菜が練り込まれ、パン粉の衣をまぶして揚げた串揚にビンゴソースという地元のソースがかけられているそうです。少し甘めのソースとの相性も良くアツアツでとても美味しくいただきました。

この後、笠岡市街地に入り「笠岡ラーメン」を食べに向かいます。

「中華そば 坂本」(笠岡市中央町)に到着しました。

この店のメニューはご飯などもなく、中華そばの並と大盛だけです。3人とも大盛をオーダーしました。

美味しそう! 斜めにカットされた青ネギ、シナチク、それに鶏チャーシューがトッピングされた鶏ガラベースの醤油出汁のご当地ラーメンです。

噛めば噛むほど旨味が出てくる親鶏のチャーシューです。元祖笠岡ラーメンとも言える坂本のラーメン、久しぶりでしたがとても美味しくいただきました。ご馳走さまでした!

この後のコースを色々と模索した結果、井笠鉄道記念館に立寄り、その後矢掛の宿場町を散策してみることになりました。

坂本を出発し県道34号線(笠岡井原線)を北上し、笠岡IC手前の追分交差点を右折し県道48号線(笠岡美星線)に乗換え美星矢掛方面へ向かいます。

坂本から20分程で「井笠鉄道記念館」(笠岡市山口)に到着しました。

この資料館は井笠鉄道の新山駅舎跡をそのまま展示室として利用されているそうです。展示室には当時使用されていた井笠鉄道関連の機器や資料、写真などが所狭しと並べられていました。

屋外には井笠鉄道の開業当時に走っていたドイツ製の蒸気機関車や客車、貨物車などが展示されています。

機関車は鬮場駅《くじば駅》で使用されていたターンテーブル(転車台)の上に乗っています。

今でも動かすことが出来そうなくらい手入れがされているようです。

機関室です。

連結器は軽便鉄道などでよく使用されているピンリンク式でした。

最後尾の貨車は車掌室が付いていました。井笠鉄道の歴史にしっと触れることができたので、再び県道48号線を北上します。

井笠鉄道記念館から7~8分程北上すると国道486号線の矢掛町小田西交差点に出てきました。この交差点を右折します。

矢掛町小田西交差点から12~13分程で「道の駅 山陽道やかげ宿」(小田郡矢掛町矢掛)に到着しました。

この建物はJR九州の新幹線「つばめ」や「ななつ星 in 九州」などのデザインを手がけた岡山市出身の水戸岡鋭治が監修されたそうです。

入口にはレンタサイクルやお洒落なレンタバイクが置かれていました。レンタル料は90分1,500円、3時間2,000円のようです。このレンタバイクを借りて気軽に周辺を散策してみるのも楽しいかも知れません。

道の駅脇の路地から旧山陽道西国街道)に向かいます。路地の正面の旧山陽道に古民家を再生した観光案内施設「矢掛ビジターセンター」が見えています。

そのビジターセンターに入ってみることにしました。建物内には、矢掛町観光交流推進機構、通称やかげDMOの事務所があり、施設内の見学をはじめ観光パンフレットなども置かれています。この建物は江戸時代には「因幡屋」という屋号で、宿ごとに人馬をかえ宿場から宿場へと貨客を中継したり、幕府の書状や品物を次の宿場へ送る飛脚業務を行う問屋場《といやば》という拠点施設だったそうです。

二階に上がりました。入口の上部が吹き抜けになっていて、太い梁を間近に見ることが出来ました。

室内も開放されていて、奥に中庭が見えています。

立派な庭です。この建物は明治時代に外観はそのままに内部を使いやすく改修されたそうです。古民家ならではの太い梁を残し、重厚な虫籠窓《むしこまど》や本瓦葺が、矢掛の古民家の特色を色濃く残しているそうです。

路地裏は何とも言えない風情を感じます。

街並みを歩いていると時代がスリップした感覚に陥りそうです。

江戸時代の古民家に泊まることの出来る「矢掛屋本館」です。古民家を宿泊施設に改装されたそうです。

この旅館に入ると非日常な癒やしの時が流れている感じがしました。

通りの中央付近には江戸時代に本陣を務めた石井家あります。以前妻と散策に訪れた際に立寄り拝見させていただきましたが、天璋院篤姫が薩摩から徳川13 代将軍家定に嫁ぐため江戸に向かう際に宿泊したという記録や、人だけでなく将軍に拝謁《はいえつ》するために長崎から江戸へ向かう象も立寄ったという記録なども残されていました。

石井家の御成門です。地位や家柄の高い方を迎えるための門で、時代劇などで「○○殿 御成~り~」という言葉を聞きますが、その御成です。

古民家を改築し今年3月にオープンされた高級食パン専門店「侍が恋するパン屋」という店がありました。

スタッフの方に伺うと、イチオシは北海道の赤肉メロンの果汁を生地に練り込んだ「感動の赤肉メロンパン」(330円)だそうで、高級生食パンもハチミツなどは使用せず素材自体の甘さを重視しているそうでお勧めだそうです。その食パンを使った「肉厚フレンチトースト」(300円)も美味しそうだったのでパン好きの妻の土産に購入しました。

矢掛宿は大名の参勤交代制度と共に栄えた当時の街並みの特徴が色濃く残る全国でもトップクラスの宿場町ではないでしょうか。旧山陽道沿は商店街になっていて色々な店舗が連なっています。駐車場は「道の駅 山陽道やかげ宿」や、周辺のコインパーキングも1時間無料で駐車場することが出来るので、ちょっと車を止めて情緒あふれる街並みを散策してみるのもいいかも知れません。

宿場町の風情をしっかりと楽しみ道の駅に戻りました。国道486号線を倉敷市真備方面に走ります。友人とは真備と玉島で別れ、私は国道2号線で帰路に就きました。

帰宅したのは15時15分過ぎ、走行距離は114kmでした。コーヒーを飲みながらのんびり今日撮影した写真の整理をしました。

夕方帰宅した妻にパンの話をすると、早速食べてみたいというので準備しました。

「感動の赤肉メロンパン」は少し赤みを帯びてはいますが通常のメロンパンの形です。割ると中はさらに赤実を帯びていて赤肉メロンの甘い香りが漂います。私も少し味見しましたが、ふんわりしていてモチモチ感があり仄かに赤肉メロン独特の甘い風味が感じられました。フレンチトーストもパンの耳までふわふわモチモチでとても美味しくいただきました。妻は美味しい美味しいと言いながら全て完食です。

今日は心配していた天気も嘘のように晴れ渡り最高のツーリング日和となりました。友人たちと次回は紅葉の中を走ろうかなど話をして別れました。紅葉は11月下旬頃、また日程の調整が大変そうです。


f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20200116124915p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094841p:plainf:id:momotchi_blog:20210320102142p:plain

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炉端焼き あなみ

友人に誘われ津山市阿波にある「炉端焼き あなみ」にランチへ出掛けてみることにしました。朝9時に友人宅へ迎えに行き、国道2号線を走り美作岡山道経由で津山市を目指します。

途中、友人が行ったことがないという旧片上鉄道の「吉ケ原駅跡」(久米郡美咲町吉ケ原)に立寄ってみました。トンガリ屋根のこの駅舎跡は登録有形文化財に指定されている貴重な建物です。

駅名標とキハ702気動車(旧国鉄のキハ42000形)です。

駐車場へ戻ります。ホーム脇にはコスモスが咲いていました。

駐車場の先に竪坑櫓《たてこうやぐら》が見えていますが、昔はここに櫓は無かったように思うのですが……

車に戻り先に進みます。

吉井川沿いに県道26号線(津山柵原線)を津山市街地に向け走ります。今日は天気もよく吉井川越しに那岐連山が一望できました。津山市街地の東側を抜け国道53号線に乗換え津山ICを通過、野村交差点から県道6号線(岡山鳥取県道津山智頭八東線)に乗換え北上します。

津山市加茂町付近では標高1,152mの角ケ仙《つのがせん》が綺麗に見えていました。しばらく進みJR因美線美作河井駅を過ぎた付近の交差点を左折し県道118号線(岡山鳥取県道加茂用瀬線)で旧阿波村に向けさらに北上します。

国道53号線の野村交差点から30分程で「炉端焼き あなみ」(津山市阿波)に到着しました。

駐車場前が玄関かと思いましたが違っていたようで、少し歩いて北側にある玄関にやって来ました。

スタッフの方に案内され一番奥のテーブルつきました。

囲炉裏にはいい感じに炭が起きていて、囲炉裏端での食事に期待が膨らみます。

窓から見えるロケーションもいい感じです。料理は事前に予約していた「さくら」(3,400円)というアマゴのコース料理で、どんな料理が出てくるのかとても楽しみです。

しばらくするとスタッフの方が来られ、アマゴと五平餅をセッティングしてくださいました。アマゴは腹ワタ処理はされていますがエラをピクピク動かしていて新鮮さが伺えます。

ゆったりとした和風の室内、炉端は何か和らぎのようなものを感じます。

囲炉裏に吊された自在鉤《じざいかぎ》に味噌汁の入った鉄鍋が掛けられると、さらに雰囲気は増します。

味噌汁には、くみあげ豆腐が入っています。

次々に料理が運ばれてきます。全て揃ったようなので、いただきます。

アマゴの刺し身は脂が程良く乗っていて少し甘みを感じました。

アマゴの卵の醤油漬けです。アマゴの卵の食感はイクラに似ていますが、小粒で少し黄色っぽい色合いです。

あなみの絶品と銘打たれた小鉢は、切り干し大根とナメコです。

もう一品は白和え、豆腐が美味しいのかとても美味い!

揚げ出し豆腐には地元産の野菜が添えられています。

アマゴの南蛮漬け……

アマゴの骨煎餅には厚揚げも添えられていています。骨煎餅はサクサクでビールにとても合いそうですが、我慢我慢……

青大豆を使用した自家製の木綿豆腐です。先ずはそのままでいただいてみましたが、青大豆の仄かな甘みと香りが口に広がります。

半分そのままでいただき、残り半分に柚子味噌を乗せていただきましたが、この柚子味噌との相性も抜群です。

お櫃に入ったご飯は地元産のレンゲ米というヒノヒカリ、ぬか漬けも美味しそうです。野菜をはじめ使用される食材は全て地元産に拘っているそうです。

ご飯はとろろかけでいただきます。とろろが濃厚で旨い!

アマゴのヅケもご飯に乗せていただきました。

スタッフの方が程良く焼き上がった五平餅にクルミダレを塗ってくださいました。

アマゴもいい色に焼き上がったようです。

やはりアマゴは塩焼きが一番合うように思います。癖がなく骨まで柔らかく滋味あふれる一品です。

全て完食です。とても美味しくいただくことが出来ました。ごちそうさまでした!

精算を済ませ店を出る前に気付いたのですが、入口脇のテーブルにはミシェランプレートと「ミシェランガイド2021 京都・大阪・岡山」、岡山の地域生活情報誌「オセラ」が置かれていました。この店はミシェランガイドビブグルマン認定の店だったようです。

ミシュランガイドは星付きの名店が有名ですが、より幅広いユーザーも楽しめるようにと「ミシュランガイド東京 2015年版」からビブグルマンという格付けが設定されたそうです。ビブグルマンは、ミシュランが勧める安くてコスパが高い店で、地域により異なりますがサービス料、席料などを含み料金が5,000円~3.500円以下で楽しめる超お勧めな食事処です。

「オセラ」の2022年7-8月号にも掲載されていたようです。「オセラ」はいい店を紹介しているのでよく参考にしますが今回は見落としていました。

店を出る前にスタッフの方に気になっていた「あなみ」の意味を伺うと、地名の「阿波」を平仮名読みにしているそうです。納得!

アマゴをはじめ自家製豆腐の味は最高で、地元産の食材に拘っている点も感心させられます。スタッフの方の対応も素朴で心温まる感じがして遠路来た甲斐がありました。この後奥津温泉に浸かろうかと向かいましたが、予約が一杯だったようで今回は奥津の湯を楽しむことが出来ず事前に予約しておかけばよかったと後悔しました。また紅葉シーズンには時間を作って「炉端焼き あなみ」と「奥津温泉」共に訪れてみたいと思います。

 


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高森湧水トンネル公園~大分の温泉(大分熊本その2)

昨日の「岡城阯とトロッコ列車(大分熊本その1)」に続き、二日目の「大分熊本その2」です。

昨夜は早くから布団に入ったにも関わらず朝までしっかりと熟睡して、一体何時間寝ていたのだろうと自分でも感心してしまいました。

布団から出て障子を開けると綺麗な阿蘇の山々が目に飛び込んできました。ベランダに出てみると清々しい空気に最高の気分です。今日は昨日よりさらに綺麗な稜線に感動すら覚えます。あまりに綺麗な稜線なので今回持参した9000Dに400mmレンズを取付て撮影することにしました。

根子岳山頂付近です。さすが400mm、フルサイズ換算640mmの威力です。

高岳付近も余裕で撮影出来ました。朝日を浴びてどちらの山もとても綺麗です。温泉に浸かりに行ってきます。しかし温泉もさることながら、とりあえず寝起きのタバコタイムです。全館禁煙で喫煙所は屋外の玄関脇にあるだけですが、温泉に行く前に浴衣姿でタバコです。

ゆっくりと温泉に浸かり、部屋に戻り少し休憩して服を着替えて外に出て撮影することにしました。

チェックイン時には気付きませんでしたが、玄関脇には紫陽花が植えられていました。

四季の森温泉の看板と阿蘇の山々です。

道路脇からパノラマ撮影をしてみました。部屋に戻って少しゆっくりした後、朝食に向かうことにしました。

朝から豪華な食事でした。

9時前にチェックアウトし、高森駅近くにある「高森湧水トンネル公園」に向かいます。

熊本県道28号線(熊本高森線)を高森駅方面に走っていると沢山のコスモスが咲いていました。

思わず車を停め撮影しました。

根子岳とコスモス……

高森駅近くにある「高森湧水トンネル公園」(阿蘇郡高森町高森)に到着しました。

駐車場脇には地元の方々が植えられたコスモスなどが阿蘇外輪山を背景に綺麗に咲いています。

高森線は高森駅手前で大きく曲って高森駅に向かいますが、右側の道路の延長線に高森線のカーブ手前の直進部があります。その直線部からそのまま直進する形で高千穂線(2008年[平成20年]に全線が廃線)の高千穂駅への延伸工事が1973(昭和48年)に着工され、完成後はこの付近に新らしい高森駅が設置される予定だったようです。しかし1975 年(昭和50年)に高森トンネル掘削工事中に異常出水事故が発生し工事が中断、1980年(昭和55年)には工事が凍結されてしまいました。

高森トンネルに繋がる予定だった路線予定地跡を高森トンネル跡へ進みます。

路線予定地跡は工事中止後高森町などへ無償で払い下がられ、高森町などが親水公園として整備されたそうです。

今でもトンネルの中からは多量の湧水が湧き出ているようです。

高森湧水トンネル公園入口までやってきました。

利用料は大人300円、子どもが100円です。自販機で利用券を購入しトンネルに入ります。

トンネル内は行きと帰りで、水路を挟んで一方通行になっています。

トンネル内には線路ではなく、湧水が流れる水路があります。その奥には青く綺麗な光のカーテンが見えています。

光りのカーテンを潜り先に進むと水路の上に七夕飾りが吊るされていました。

地元の幼保の園児や小中高校の児童生徒、地元企業などが作成されたようです。

光りのオブジェもとても綺麗です。

七夕飾りは延々と続いています。

水路脇は光りのラインで彩られています。

トンネル内の待避所予定地には竹を使った光りのオブジェが置かれています。

トンネルの先が青く綺麗に輝いています。

合せ鏡やミラーボールなどを使った作品で、とても綺麗で無限な宇宙の広がりのようなものを感じました。

トンネルの一番奥が見えてきました。その手前には水車が置かれ、クルクルと元気に回っています。

あれ…… 真珠のような水の球体が落下しています。

と思ったら…… あらららら…… 不思議なことに水の球体が逆流したり止まったりしています。

これは「ウォーターパール」という仕掛け噴水だそうです。水に特殊な音波振動を与え球体にして、さらにストロボ発光の時間間隔を変化させることで不思議な動きをさせているそうです。妻はかなり関心を持ったようで、しばらくその動きに見入っていましたが「父さん説明文もしっかり写真に撮っておいて!」とかなりの熱の入れようでした。

大変だ〜

トンネルの一番奥の岩盤から水が噴出しています!

が……

ご安心あれ、十分な安全対策の基、当時の異常出水事故の状態を再現したモニュメントだそうで、実際の事故現場はさらに1.5kmほど先だったそうです。

出水岩盤モニュメントの横には水神様が祀られていました。

一般開放されているのは、トンネル入口から約500mのこの場所までなので引返すことにします。

しかし「ウォーターパール」はよく考えられたものです。

こんなモニュメントもありました。

モニュメント奥の柵の先には池があり沢山の魚が泳いでいました。トンネルに戻り出口に向かいます。

「がんばろう熊本」と書かれた復興を応援する七夕飾りもありました。

入口付近まで戻ってきました。

トンネルから出てきました。トンネル内の気温は17℃、湧水の水温は13℃と年間をとおして変わらず一定しているそうです。

親水公園にはクレソンが茂っていました。

萩の花も咲いています。

高森湧水トンネル公園をしっかりと満喫したので昨日に続き「吉田城御献上汲場」に立寄ることにしました。昨日汲んた1Lのペットボトルの湧水をホテルで飲んでしまったのと、持参していたコーヒーのペットボトルも空きそうだったので美味しい湧水をその容器に汲むためです。

「吉田城御献上汲場」に到着しました。

1Lのペットボトル2本に汲み終え駐車場に戻っているとゴーという機関車の音が聞こえてきました。時計を見ると上り線のトロッコ列車の通過時間のようなのでトロッコ列車を撮影することにしました。

しばらくするとトロッコ列車がやって来て徐行運転で通過して行きます。

車内からは昨日と同じ説明が聞こえていました。

車に戻り出発します。予定より少し遅れ気味なので少しペースを上げます。

国道325号線に向かう途中に「吉田城跡」の案内柱がありました。石垣が残り城址らしさはありますが、その敷地内には民家が建っていました。もしかして吉田主水頭の子孫の御宅なのでしょうか?

国道325 号線の交差点に出てきました。この交差点を直進すると県道111号線(阿蘇吉田線)で阿蘇山頂に行くことができるようですが、私たちはこの交差点を左折し熊本 大津方面に向かいます。

阿蘇大橋を渡り西詰交差点を右折し国道57号線で大分 竹田方面に向かいます。

600mほど進むと「数鹿流崩《すがるくずれ》の碑展望台」が有りました。

2016年(平成28年)4月16日に発生した熊本地震阿蘇大橋が崩壊、5年後の2021年(令和3年)3月7日に600m程下流に先程通過した新阿蘇大橋が開通しました。崩落した橋桁などは震災遺構として保存されるそうです。

阿蘇市赤水の交差点で国道57号線から別れ県道149号線(河陰《かいん》阿蘇線)に乗換えました。しばらく進み、中九州道(阿蘇大津道路)高架橋手前の交差点で市道に乗換え内牧方面へ向かいます。

道路脇の田圃ではロールベーラーという機械で藁をロールに束ねていました。

北方向から見た阿蘇五岳をパノラマ撮影しました。昼食を11時半に予約していますが30分ほど遅れそうなので、その旨を電話で連絡しました。これで慌てず走ることが出来ます。

国道212号線の交差点を左折、内牧市街地を抜け阿蘇の外輪山を上ります。前方に大観峰も見えています。

大観峰手前に山田パーキングという撮影ポイントがあるので停車し今回最後の阿蘇山を撮影しました。

大観峰付近の上空ではパラグライダーを楽しまれていました。

阿蘇の外輪山を上って行きます。

外輪山山頂付近です。外輪山山頂付近を走るミルクロードへの分岐点です。前方に見えている橋梁がミルクロードです。

国道212号線を走り小国町まで下ってきました。今日昼食をいただく「百姓や」が見えてきました。この店は職場の友人お勧めの焼肉店で、小国周辺に来た際には立寄るそうです。赤牛や馬刺しなどもいただけ量も多いそうなので楽しみです。

12時少し前、「百姓や」(阿蘇郡小国町大字宮原)に到着しました。モミジが茂り看板が隠れています。

古民家風のお洒落な店で、焼肉の看板がなければ外観からは焼肉店には見えません。

店内の各テーブルには炭がいい感じに起きています。スタッフの方からお好きな席に座ってくださいと案内いただいたので窓際の席に座ることにしました。

窓の外には杖立川が流れています。

メニューです。「元気がないね 肉を喰え」などと書かれていました。

赤牛や馬刺しなど熊本の名物が並んでいます。フタッフの方と話をしていると、お姉さんが倉敷に嫁いでいるそうで、何度か倉敷に来られたそうですが、とても遠かったと話されていました。

オーダーしたのは赤牛の上カルビ、赤牛のハラミ、馬刺し、温玉とベーコンのシーザーサラダです。

出てくると妻が「美味しそ~う」と一言……

馬刺しも出て来ました。

妻がオーダーした温玉とベーコンのシーザーサラダも出てきました。

いい色に焼き上がりました。赤牛は肉に旨味があり柔らかくてとても美味しいですがビールを飲む訳にもいかず、ご飯の大をオーダーしました。

ご飯の量が半端なく多く、中か小でも良かったと思います。

最初にオーダーした肉が無くなったので赤牛のハラミを追加オーダーしました。

全て完食、お腹も大満足です。ごちそうさまでした! 妻は赤牛が気に入ったようで「赤牛は堅いイメージだったけど、柔らかくて美味しいので機会があれば次回からカタログギフトは赤牛を注文しようかな~」などと言っいました。

精算時、宿でいただいた2,000円の全国旅行支援クーポン券を使用しました。カウンター脇には高麗人参北里柴三郎のミニ幟が置いてありました。小国町は北里柴三郎の生まれ故郷なのです。

「百姓や」近くにある「道の駅 小国ゆうステーション」に立寄りました。駐車場が満車でしばらく待って駐車し店内に向かいました。この道の駅は1984年(昭和59年)に廃止された旧国鉄宮原線の終着駅の肥後小国駅跡地で、 国道212号線と387号線の交差点付近にあります。木造立体トラス工法で作られた全面総ミラーガラス張りの建物が目を引き、バスターミナルにもなっていて小国町のシンボル的存在のようです。

枕木が敷かれた歩道が建物の周りに設置されていました。二階には旧宮原線《みやのはる線》の資料が展示されているそうなので上がっみましたが、片隅にチョコットあるだけなので少し期待はずれでした。

一階の店内には、くまもんグッズや熊本の特産品などが所狭しと並べられています。

漬物類も多く、高菜や奈良漬けなど漬物類を沢山購入しました。

「肥後小国駅」跡は、駐車場脇の一角にあり、線路や駅名標が残されています。

腕木式信号機や手動分岐器なども残されていました。

妻が精算を済ませ大きな紙袋を持って戻ってきたので車に戻り先に進みます。

国道387号線大分県方向にしばらく進むと前方に標高1,499mの涌蓋山《わいたさん》が見えてきました。綺麗な形をしていることから熊本県は小国富士、大分県は玖珠富士とそれぞれ呼ばれていて、日本三百名山の一にも数えられているそうです。

大分県に入ります。

壁湯天然洞窟温泉 福元屋(玖珠郡九重町町田)に到着しました。受付で入浴料400円を支払い温泉に向かいます。

※福元屋のHPより

壁湯天然洞窟温泉は、300年以上前から自噴している弱アルカリ性低張性の天然温泉で、39℃と少しぬるめの温泉ですが岩壁が川面に迫り出し自然美あふれる源泉かけ流しの名湯です。

一時間ほどゆっくりと浸かりました。入浴中はぬるい感じでしたが、さすが温泉です車で走っていると身体がポカポカしてきました。

大分道の湯布院IC脇にある「道の駅 ゆふいん」(由布市湯布院町川北)に立寄ります。

駐車場はほぼ満車状態でしたが、運良く一台出たので待つことなく駐車することが出来ました。

この道の駅で職場などへの土産を購入します。

大分土産といえば「とり天せんべい」です。「とり天」とは大分の郷土料理で、鶏肉の天ぷらのことです。その「とり天」をそのまませんべいに仕上げたものが「とり天せんべい」です。

※宝物産のHPより

薄焼きせんべいで袋を開けると香ばしい匂いがします。私は毎回この「とり天せんべい」を土産に購入しています。

大分県道216号線(別府湯布院線)で湯布院市街地を抜け別府方面に走ります。

湯布院市街地を抜けると県道11号線(別府一の宮線)との重複区間になります。由布岳の手前には牛が放牧されていました。

今日は由布岳が霞んでいて残念ながら見ることが出来ませんでした。

県道11号線の志高湖入口交差点が見えてきました。この交差点を右折し志高湖にあるキャンプ場へ下見がてら立寄ってみます。

以前からから気になっていた「志高湖キャンプ場」(別府市志高)に到着しました。志高湖キャンプ場は名前が「RECAMP別府志高湖」に変わったそうです。キャンプ料金は一人につき660円だそうで、キャンプ場へ車両を乗り入れる場合は車が520円、バイクが260円と別途必要だそうです。しかし、安い!

スタッフの方からキャンプ場について色々と情報をいただきました。園内の様子を見に行ってみます。

※ RECAMP別府志高湖のHPより

何と言ってもこのキャンプ場の売りはロケーションです。一番奥にあるJサイトからは志高湖越しに由布岳などの展望が開けています。ただこのJサイトは管理棟から1km近く離れていてトイレや水場なども近くになく少し離れているのが難点です。また21時以降は車両の使用が出来ないため夜間トイレなどに行くのが少し不便なように思います。

園内には白鳥ボートなどもあり、地域の方々の憩いの場ともなっているようです。ちなみに園内への入園は無料ですが、車両を乗り入れる場合はキャンプの時と同じく車520円、バイク260円が必要だそうです。

志高湖には白鳥やカモなども沢山いました。写真の一番奥がJサイトです。

管理棟近くにあるCサイトではディキャンプをされていました。このサイトは水場やトイレも近く便利なようです。このキャンプ場はまた機会を作って是非利用してみたいと思います。県道11号線に戻り別府温泉に向かいます。

別府ICのB型情報版には来る際に通行止だった区間の通行止情報は出てなく、今夜は通行が可能のようです。

明礬温泉の「明礬湯の里」(別府市明礬温泉)に到着しました。

敷地内には土産物売場や郷土料理などが楽しめるレストラン、湯の花を作る「湯の花小屋」を模した家族湯などがあります。

※ 明礬湯の里のHPより

この温泉は別府の高台にあり、鶴見岳高崎山などの展望を楽しみながら温泉に浸かれる大露天岩風呂があるそうで、湯の色は綺麗な青い白濁色だそうです。

敷地内には明礬温泉のシンボルでもある「湯の花小屋」が立ち並び風情を感じます。「地獄釜」もありました。別府では温泉の蒸気を使った調理器を「地獄釜」、そこで蒸して作る料理を「地獄蒸し」と言うそうです。

「湯の花小屋」に入り見学させていただきました。明礬は水分に触れると結晶化しないため、湯の花小屋は水蒸気を逃がす藁葺き構造になっているそうです。

明礬の結晶です。製造技術は江戸時代から続くもので、その製造手法は国の無形民俗文化財に指定されているそうです。

「湯の花小屋」を模した貸切湯に向かいます。

由布」という小屋で、1時間貸切で2,000円です。

室内の様子です。湯は乳白色で岩風呂です。

しっかりと明礬温泉を楽しめたので帰路に就くことにしました。明礬温泉からほど近い別府湾SAのスマートICから東九州道に乗りました。

別府SAから東九州道を70分程走り北九州JCTから九州道に乗換え15分程走ると関門橋手前に「めかりPA」があります。このPAの施設は長期間改装工事でしたが2021年(令和3年)にリニューアルオープンしたようなので今回立寄ってみることにしました。

余談になりますが、PA名の「めかり」とは、所在地周辺の地名である「和布刈」を平仮表記したそうです。

売店を見て歩いていると「九州の旅」というラーメンセットがありました。博多長浜ラーメン久留米ラーメン熊本ラーメン、長崎あごだしラーメン、鹿児島ラーメンと五種類のご当地ラーメンがセットされていて、思わず2つ購入してしまいました。

妻は「長崎カステラを買って帰ろう~ カステラと言えば文明堂よね」などと言いながら購入していました。

フードコートと展望デッキのある二階に上がってみます。

二階の展望デッキから見た関門橋です。

本州側の下関市街地の夜景です。

九州側の門司市街地の夜景です。

綺麗な夜景も楽しめたので車に戻り先に進みます。

「めかりPA」を出発し中国道を40分程走り「美東SA」に到着しました。

お目当ては「美東瓦そば」です。食券を買った後に気付いてのですが「ふぐ天瓦そば」というメニューもあったようです。この「ふぐ天瓦そば」は次回の楽しみにしておきます。

「美東瓦そば」が出来あがりました。スタッフの方から「瓦が熱いので気を付けてくださいと」アドバイスを頂きました。

久し振りの「瓦そば」です。

いただきま~す!

麺を瓦に押し付けるとジューといういい音が聞こえてきます。

焼き色の付いた蕎麦は香ばしくとても美味しくいただけました。

久し振りの「瓦そば」にお腹も大満足で、これで心置きなく帰路に就くことが出来ます。帰宅したのは1時少し過ぎ、別府で入浴も済ませているので荷物を降ろした後そのまま休むことにしました。

翌日の朝食は昨日めかりPAで購入した「九州の旅」をいただきました。妻と息子は博多長浜ラーメン、母は久留米ラーメン、私は長崎あごだしラーメンをいただきました。妻をはじめ息子や母は美味しいと言いながら食べています。長崎あごだしラーメンは細麺で、ほんのりアゴ(トビウオ)の風味が感じられるあっさり醤油味でとても美味しくいただくことが出来ました。

今回は心配していた天候も終日快晴でいい旅行が出来ました。妻は久し振りの長距離ドライブで少し疲れたようですがとても満足したようです。また機会を作って出掛けて見たいと思います。

 

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岡城阯とトロッコ列車(大分熊本その1)

今回私は久しぶりの三連休、二泊三日で九州へバイクでソロツーリングを計画していましたが、妻が私も行ってみたいと言うので計画を変更し車で出掛けることになり、妻の休みが土日だけなので一泊二日で計画を練り直すことになりました。

今回は前から気になっていた大分県竹田市にある「岡城阯」と熊本県阿蘇市にある「阿蘇望橋」、それに阿蘇郡高森町にある「高森湧水トンネル公園」と阿蘇山の南を走る「南阿蘇鉄道トロッコ列車」に乗車、撮影することが目的です。今回は肉好き、温泉好きの妻が同行なので温泉付きの宿を探し、熊本の赤牛や馬刺しなども食べたり、道中の温泉地に立ち寄る計画です。

出発当日は夜勤明けだったので帰宅後夕方までしっかりと休み、22時30分自宅を出発しました。

国道2号線を走り玉島ICから山陽道に乗り、山口JCT中国道に乗換え2時少し前に美東SAに到着しました。休憩もさることながら「美東ちゃんぽん」を食べるのが目的です。途中福山西SAで尾道ラーメンも食べたいと思いましたが、流石に麺が続くのもと思い今回は我慢し通過しました。

久し振りの「美東ちゃんぽん」です。九州方面に走る際には立ち寄り毎回いただいていますが、前回ツーリングで九州へ走ったのが3~4年前、それ以来なのでとても楽しみです。

が……

営業時間が7時~1時に変わっていました。今までは24時間営業だったのに……

仕方がないのであきよし麺工房の「殿さまラーメン 長州黒かしわラーメン」(930円)をいただいてみることにしました。

細麺で透明感のあるスープ、シナチク、味玉、水菜それに鶏団子のようなものが乗った醤油豚骨です。

カウンターに置かれていたフライドガーリックを乗せていただきました。麺は少し固め、やはりは細麺は固めが合うようです。岡山も鶏ガラ出汁が主流なので比較してしまいますが、出汁に少し物足らなさを感じてしまいました。長州黒かしわといえばブランド鶏、私には少し上品過ぎたようです。

途中ハイウェイラジオ東九州道の通行止情報が流れていましたが聞き取りにくかったので壇之浦PAに立ち寄り情報を仕入れることにしました。しかしインフォメーションにも通行止の情報は全く無くウロウロしていると隣のフードコートのポップが目に留まりました。

「ふくぶっかけ丼」…… 

美味しそう……

妻に「食べてみる?」と聞いてみましたが「さっき食べたばかりなので食べられない」という答え……

「父さん食べたいのなら、少し味見してもいいかな……」と言ってくれたので、いただいてみることにしました。

この施設も建て替えられたようで綺麗になっていて、フードコートの天井にはクジラも泳いでいました。

「ふくぶっかけ丼」(1,380円)が出て来ました。見るからに美味しそう!

出汁をかけていただきます。

大きなフグの身に感動を覚えます。

美味い!

妻も美味し~ と食べていました。

お腹も大満足です。九州へ行く際はこの壇之浦PAも有りかなと思いました。

情報がないのでNEXCOのお客様センターに電話で問い合わせると、東九州道の中津IC~日出JCT間が工事のため通行止だそうですが国道10号線で迂回することが出来、その区間は時間にして90分程かかるそうです。福岡から鳥栖JCTを経由することも出来るそうですが時間的には、あまり変わらないようです。一般道を迂回すると通常より50分程余分に時間がかかりますが、急いでいないの国道10号線をのんびり走ることにしました。

中津ICのA型情報板には「ここで出よ 工事通行止」が掲出されていました。

中津ICを流出し、国道10号線の交差点に出て来ました。この交差点を右折し大分宇佐方面に向かいます。

別府ICで東九州道に乗り、大分米良ICで流出しました。ここから再び国道10号線を走ります。

大分市上戸次のランプで国道57号線に乗替えます。ここからは自専道の中九州道に変わりました。

中九州道を30分足らず走ると終点の竹田ICです。

ナビの案内どおり竹田市街地の東を抜け岡城址に向かいます。道路沿いには県立竹田高校があり、石垣に土塀が築かれていますが、この石垣も城址の一部なのでしょうか?

細い道を上ると岡城阯が見えてきました。少し早く到着したので車内で仮眠しながら待つことにします。気付くと8時30分過ぎ頃から入園されている方がいるようです。9時開園なのに…… 券売所に行き伺うと入園出来るそうなので私たちも入園券を購入し登城することにしました。

車道をしばらく進むと岡城跡の石垣が見えてきました。車道と別れ城址に向かう石段を上ります。

大手門跡へと向かう登城道は緩やかな曲線を描いています。その傍らに「史跡 岡城阯」の石柱がありました。

石塀は「かまぼこ石」です。文字どおり、かまぼこのような半円柱状の石が石垣塀の上に並べられています。ユニークなデザインですが、瓦とは違い手がかけにくい感じなので、案外防衛のために考えられたのかも知れません。

大手門跡が見えてきました。一見ヨーロッパの古城を感じさせる大手門跡ですが、モミジ越しの石垣は紅葉シーズンに訪れると、さらに見応えがあるのかも知れません。

大手門跡の内側です。この大手門跡の石垣や礎石、車敷などからその大きさが伺えます。

大手門跡脇から下の様子です。急な絶壁で守れれているのが伺えます。

左へ向かえば西の丸跡などに行けるようですが、時間の関係から直進し本丸跡を目指します。

近くを走る国道502号線はメロディーロードになっているようで「古城の月」のメロディーが聞こえてきます。妻は、あの車は走り方が上手とか下手とか評価をしていました。

壮大で美しい石垣が連なり、デザイン性の高さのようなものが感じられました。

三の丸跡付近の石垣越しに九重連山が望めました。ラッキーなことに心配していた天気が嘘のように晴れ渡り展望が開けています。

夜、石垣越しに満月が望めれば、まさに「荒城の月」です。

石垣端には転落防止用の柵などはなく、注意喚起の表示がありました。

二の丸跡付近からの九重連山の眺めです。

滝廉太郎像がありました。廉太郎は少年時代遊び場にしていた岡城跡をイメージして「荒城の月」を作曲されたようです。

ちなみに、「荒城の月」の作詞は島崎藤村と並び「藤晩時代」と称された詩人土井晩翠で、東京音楽学校から中学唱歌のために作詞を依頼され「荒城の月」を作詞、曲は公募されました。この詩は「岡城」ではなく、会津若松市の「鶴ヶ城」や生まれ故郷の仙台市の「青葉城」をイメージして作詞されたようです。滝廉太郎も「荒城の月」の作曲に合わせ自身でも作詞をされたようですが土井晩翠の詩の素晴らしさに惹かれ応募、採用され今の「荒城の月」が誕生したそうです。

本丸跡まで上ってきました。

「難攻不落の堅城」と言われる岡城は、鋭く傾斜した山頂に築城された、まさに天然の要塞です。

本丸跡からの九重連山の展望も最高です。当時本丸から殿様もこの風景を眺められていたと思うと感動を覚えました。

本丸跡には「岡城天満神社」があり「難攻不落の堅城」と言われることから「受験に落ちない」と受験生なども参拝に来られるそうです。

「岡城天満神社」の手前には「荒城の月」の歌碑がありました。哀調をおびたメロディーと歌詞が特徴の「荒城の月」、西洋風のメロディーと七五調の歌詞とが融合した見事なまでの名曲です。この曲は日本で初めて作られた西洋音楽の歌曲だそうで、歴史的にも日本音楽の貴重な一曲でもあるそうです。

一度は訪れて「荒城の月」の情景に浸ってみたかった「岡城址」、しっかりと楽しむことが出来たので下城します。

駐車場まで戻り車で少し進むと、岡城跡近くの道路脇の小さなスペースにグランドピアノが置かれていました。

このグランドピアノは「岡城のピアノ」という石で作られたオブジェで、さすがに演奏は出来ませんが、かなりリアルに作られていました。

岡城阯のチケット窓口で市内の観光場所を伺うと、「廉太郎トンネル」と「武家屋敷通り」がお勧めとご教示いただきました。駐車場は大分銀行竹田支店の駐車場が休日観光客向けに無料開放されているので、そこを利用すると便利だともご教示いただきやって来ました。

「廉太郎トンネル」は瀧廉太郎記念館の近くにある小さなトンネルで、中を歩くと瀧廉太郎の曲がランダムに流れるそうです。私たちが通過した際は「花」と「荒城の月」が流れていました。今回は時間の関係で瀧廉太郎記念館には立ち寄らず、トンネルを往復した後「武家屋敷通り」に向かいます。

武家屋敷通り」です。岡藩時代120mに渡り13軒の武家屋敷が立ち並んでいた地区だそうです。周辺には武家屋敷を始め、廉太郎トンネルや瀧廉太郎記念館、歴史資料館、キリシタン洞窟礼拝堂、旧竹田荘などが点在し城下町を巡る道の総称として「歴史の道」と言われるコースも設定されているようです。

岡城阯や歴史の道の一部ですが、しっかりと楽しめたので車の戻り次の目的地「阿蘇望橋」に向かうため国道57号線を西に進みます。

大分県から熊本県に入ります。

竹田市から国道57号線を30分足らず走ると、笹倉交差点に「高千穂 高森 広域林道 ⇦」の案内板があり、この交差点を左折します。

広域林道の杉並木の中を走り抜けて行きます。

バイクも気持ちよさそうに走っていました。

国道57号線の笹倉交差点から10分程で「阿蘇望橋」(阿蘇市波野)北詰に到着しました。「阿蘇望橋」は何と言っても木造で屋根が付いているのが特徴の橋梁で、ベストセラーとなった小説「マジソン郡の橋」に登場するローズマン・ブリッジのような屋根付き橋梁(屋形橋)です。木造橋梁は耐久性の向上対策として欧米などでは昔から屋根が取付けられていました。橋梁の形式は「屋根付き木造ラチストラス橋」で、木造車道ラチストラス橋としては日本最長の橋梁のようです。この橋梁は対面2車線で大型車も走行が可能で、屋根が付けられた本格的な車道橋梁はこの「阿蘇望橋」だけのようです。

その珍しい橋梁を歩いて渡ってみます。

木材を使用したラチストラス構造で、しっかりとした造りになっています。

南詰までやって来ました。車を入れた写真を撮影しようと思いましたが、なかなか車がやって来ません。しばらく待ちましたが待ちくたびれて撮影のため妻に車で走ってもらうようにお願いしました。

南詰から一度撮影し、折返して北詰からもう一度撮影します。ラチストラス内を走っている車をアップで撮影。

阿蘇望橋」全体を入れて撮影しました。日本最長で唯一の「屋根付き木造ラチストラス橋梁」をしっかりと楽しめたので先に進みます。

阿蘇望橋」北詰の交差点から市道を走り熊本県道217号線(河原新波野線)に乗替えさらに進むと、県道214号線(小地野永谷線)の交差点に出て来ました。この交差点を「高千穂 高森 R265」方面へ左折し県道214号線を走ります。

県道214号線を走っていると正面に阿蘇五岳の一つ根子岳《ねこだけ》が望めました。

阿蘇望橋」から7~8分で国道265号線の交差点に出て来ました。この交差点を「高千穂 高森」方面へ左折します。

国道265号線を10分少々進むと「新熊本百景」第1位の絶景ポイントと言われる「月廻り公園」(阿蘇郡高森町高森)に到着、ぐる~とパロラマ撮影してみました。広い芝生広場からは根子岳高岳などの阿蘇の山々を一望でき、南西方向には「らくだ山」を間近に望むことができるビューポイントです。広大な敷地には、芝生広場やパットゴルフ、ゴーカート、動物たちと触れ合える動物広場などがあり、園内には温泉施設や田楽や蕎麦を楽しめる食事処もあるそうです。

阿蘇五岳の最高峰高岳阿蘇の山々、標高が「ヒゴのクニ」と覚えられる阿蘇高岳(1,592m)は世界に誇る阿蘇カルデラの最高峰です。

阿蘇五岳の一つ根子岳(標高1,433m)、阿蘇の他の中央火口丘群より古く15万年前頃の成層火山だそうで、その特徴的な山頂付近の形状は神様の怒りを買ったためにギザギザになったという伝説があるそうです。そのギザギザの姿がネコの形に似ていることから根子岳と名付けられたようです。

らくだ山です。阿蘇カルデラ壁南東部を形成する古い火山の岩石層を新たな火山爆発によってマグマが突破って表面に露出し板状に冷え固まり、長い年月の浸食によりマグマの部分だけが山頂に露出したものだそうです。厚さが約5m、長さが東西方面に約100mにわたって露出していて、南側や北側から見える姿が岩山上部のデコボコがラクダの背のように見えることから「らくだ山」と呼ばれているようです。

そろそろ昼食時間なので今日昼食を食べる「山見茶屋」へ向かいます。

高森市街地を抜け少し進むと「山見茶屋」が見えてきました。

近いように思いましたが、道路はかなり奥を迂回していて、この道で大丈夫なのかと少し不安を感じながら進んでいると「阿蘇 山見茶屋」の看板が見え安心しました。

無事に「山見茶屋」(阿蘇郡高森町高森)に到着、駐車場に車を置き店舗に向かいます。

入口の奥に阿蘇の山々が見えています。「山見茶屋」の店名どおり阿蘇の山々を見ながら食事を楽しむことが出来るようです。

店内に入ります。

思っていた程混雑してなく、スタッフの方が「お好きな席へどうぞ」と案内されたので展望のいい窓際の席にしました。

私は馬肉の溶岩焼き、馬刺し、ヤマメ、田楽など高森の美味しいどころ満載の「もみじ定食」、妻は馬はどうも…… と、あか牛を食べてみたいと「あか牛ステーキ&煮込み丼」をオーダーしました。テイクアウトの「あか牛セリ勝つ弁当」も気になるところです。

前菜に続き、スタッフの方がヤマメと溶岩焼きのプレートをセットしてくださり、馬肉も出て来ました。ヤマメは串に刺されていますがピクピクをエラを動かしています。「馬肉は美味しい脂を逃さないために焼き過ぎないようにしてください」とスタッフの方からアドバイスをいただきました。

妻がオーダーした「あか牛ステーキ&煮込み丼」も出て来ました。

一口大のあか牛のステーキと煮込まれたあか牛が乗っていて、とても美味しそうです。

溶岩プレートに馬肉とニラを乗せます。

馬肉がいい色に焼き上がってきたようです。

小鉢と馬刺しも出てきました。

焼き上がった馬肉を皿に取りいただきます。

美味しそうな馬刺しです。

窓からは根子岳阿蘇の山々が望めロケーションが料理に一味加えてくれます。

田楽も焼けたようでスタッフの方が味噌を塗ってくださいました。

田楽を皿に取りいただきます。

ヤマメもいい色に焼き上がったようです。

ご飯と味噌汁も出てきて、ヤマメも焼けたようなので皿に取りいただきます。

全て完食、ごちそうさまでした!

妻は赤牛は柔らかくてとても美味しかったと喜んでいました。新鮮なヤマメや田楽、馬肉や馬刺しも最高でした。しっかり高森の郷土料理をいただき妻も私も大満足です。

この後13時30分高森駅発のトロッコ列車に乗車するため、南阿蘇鉄道高森駅に向かいます。

高森駅阿蘇郡高森町高森)に到着しました。予約していた乗車券を購入します。高森駅中松駅往復、一人1,400円と少し高めの設定になっていますが、運賃の他に南鉄復旧応援きっぷの料金も含まれているようです。一日も早い全線復旧を願うばかりです。

トロッコ列車は既に入線していましたが、車内清掃中でまだ乗車することは出来ないため、しっかりと撮影しておきます。

トロッコ列車の後方には阿蘇山が迫っています。

13時20分頃、乗車案内のアナウンスがあり車内に乗リ込みました。ホームでは車掌が面白可笑しく南阿蘇鉄道の見所などを説明をしてくださっています。

13時30分トロッコ列車は定刻に発車、高森市街地を抜けしばらく走ると蕎麦畑が広がり、その先に高岳根子岳が望めました。

根子岳をアップにしてみました。ネコの顔と言えば、そのようにも見えますが……

白川第二橋梁を渡ります。白川第一橋梁が有名ですが、その橋梁のある中松駅立野駅間は現在不通区間となっています。

阿蘇白川駅に到着しました。車掌が巧みな話術で阿蘇白川駅の説明をしてくださいました。

トンガリ屋根の水色の木造駅舎は教会を模しているそうで、四角推のトンガリ屋根には鐘も吊るされていてまさに教会です。駅舎内には「Café 75th st.」という喫茶店もあるそうです。

阿蘇に沢山ある名水水源の一つ「明神池名水公園」が見えてきました。

池の中央付近には河童の像が見えます。

この池には河童伝説があるそうです。昔この池に仲の良い男女の河童が住んでいましたが、いたずら好きの男河童が神様の怒りを買い遠くに追放されたそうです。女河童が池の石の上で彼の帰りを待ち続ける姿が哀れで人々の涙を誘っていたそうです。その後女河童の姿がなくなりポツンと石だけが残たそうで、地元の方々はその石を河童石と呼び、伝説に基づき彼の帰りを待ち続ける女河童の姿を河童石の上に作られたそうです。そんな伝説のなか今も清らかな湧水は昔と変わらず湧いているようです。

ススキ越しに阿蘇の山々が望めます。

乗車時間は21分、終点の中松駅に到着しました。この先南阿蘇鉄道はJR豊肥線に接続する立野駅まで続きますが、2016年(平成28年)4月の熊本地震の影響で全線運転見合わせとなり、同年7月に高森駅中松駅間が営業運転を再開、中松駅立野駅間は現在復旧作業が行われていて来夏には工事が完了し全線で運行が再開されるそうです。

この駅舎もユニークな形をしています。鉄骨が剥き出しで、ひし形を多用したアート的なデザインです。舎内には「ひみつ基地ゴン」という喫茶店があるそうで、湧水を使った湧水コーヒーなどもいただけるそうです。

私が撮影していると妻が「湧水コーヒー」を買ってきました。その湧水コーヒーと駅名標です。

中松駅無人駅ですが、南阿蘇鉄道の中で唯一交換設備(列車の行き違いが可能)のある駅です。

14時高森駅に向け出発します。沢山の地元の方が見送ってくださいました。

あか牛が放牧されています。

車掌の絶妙なトークに車内は盛り上がります。

稲穂の先に阿蘇の山々が望めます。

右側の車窓から「吉田城御献上汲場」が見えて来ました。ここの湧水は阿蘇家の重臣吉田主水頭《よしだもんどののかみ》の居城吉田城のご献上水の水汲み場で、阿蘇の湧水の中でもトップクラスの水質を誇る、とても美味しい湧水だそうです。

2016年(平成28年)の冬からテレビ放映されたキリンビバレッジの「午後の紅茶」のCM撮影に使用され話題になった「見晴台駅」です。このシリーズは南阿蘇復興支援の目的で始まり、上白石萌歌がホームに立つ姿が話題になったようです。阿蘇の外輪山を背景にローカルな雰囲気を醸し出しているログハウス風の駅舎で、駅には飲み物の自販機がありますが「午後の紅茶」しか販売していないそうです。

列車は大きく左にカーブを始めました。高森駅が近付いて来たようです。

沿線の民家には柿がたわわに実っています。

カーブが続き根子岳が見えて来ました。間もなく終点の高森駅に到着します。

14時25分定刻にトロッコ列車高森駅に到着、早々に車で移動します。14時45分発の上り線のトロッコ列車を撮影するためです。

撮影場所の阿蘇白川駅付近に到着しました。この付近で可愛らしい教会風の駅舎と阿蘇の山々を背景に走るトロッコ列車を撮影します。

トロッコ列車がやって来ました。先ずは根子岳を背景に撮影します。

可愛らしい駅舎と阿蘇の山々を背景に撮影しました。この後下り線のトロッコ列車を撮影するため場所を移動します。

中松駅発高森行きの下り線トロッコ列車がやって来ました。中松駅南阿蘇白川水源駅間を阿蘇の山々を背景に走るトロッコ列車です。

阿蘇の山々や高岳を背景に進みます。

阿蘇五岳高岳根子岳を背景に走り抜けて行きました。

この後先程車内で車掌が紹介してくださった「吉田城御献上汲場」に向かい湧水を汲むことにします。

「吉田城御献上汲場」(阿蘇郡阿蘇村吉田)に到着しました。

「吉田城御献上汲場」と記された丸い石碑がありました。

脇には湧水を汲むための柄杓が置かれています。この柄杓をお借りして湧水を汲ませていただきます。

今回2Lのペットボトルなどを持参しているので、しっかりと汲ませていただきました。この後JR豊肥線立野駅付近で「観光特急 あそぼーい」を撮影する予定でしたが、疲れたので今回は諦らめて今夜宿泊する「南阿蘇久木野温泉 四季の森」に向かうことにしました。

「南阿蘇久木野温泉 四季の森」(阿蘇郡阿蘇村久石)に到着しました。

ホテルの前には阿蘇の山々を眺めながら楽しめる足湯が設置されていました。

フロントでチェックインします。今回は全国旅支援を利用するので二人で10,000円引き、さらに一人1,000円のクーポン券もいただけます。少し残念なのが、クーポン券は平日宿泊だと一人3,000円いただけるようなのですが仕方ありません。

部屋からは目の前に阿蘇の山々が一望できます。

部屋のベランダからパノラマ撮影しました。早々に疲れを癒やしに温泉に浸かりたいと思います。

二階のホールから見た一階の様子です。

※四季の森のHPより

この温泉はpH8.1の弱アルカリ泉だそうで、少しトロミを感じる俗に言う美人の湯のようです。浴槽からは阿蘇の展望が楽しめ時間を忘れて温泉に浸かっていられそうです。

しっかりと温泉に浸かり疲れも癒えたようなので部屋に戻り少しくつろぎます。18時に夕食を予約しているのでレストランに向かいます。

料理が出て来ました。ブリ、マグロ、タイの造り……

あか牛の焼物……

小鉢が乗せられた台が出てきました。

取りづらいので台から取り出し、いただきます。生ビールもオーダーしました。

サワラに味噌が乗ったものと、細川家に由来する熊本名産の辛子レンコンが出てきました。

濃厚な味わいの野菜スープです。

地元産の野菜を使ったサラダ……

茶碗蒸し……

あか牛がいい感じに焼き上がりました。

生揚げなどが入った味噌汁……

メロン、オレンジ、ブドウ、ケーキのデザートです。

あか牛をはじめ地元の旬な食材を使った会席料理は少し薄味の上品な味わいでお腹も大満足です。昨夜からの運転が影響したのか、生ビール二杯が効いたのかは分かりませんが一気に睡魔が襲っていました。休む前にもう一度温泉に浸かりたかったのですが部屋に戻り横になると、そのまま朝まで熟睡してしまいました……

 

「高森湧水トンネル公園~大分の温泉(大分熊本その2)」へ続く……

 

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