ホタルの幼虫上陸2022Ⅱ

今日は昼から雨が降り始め22時か23時頃までは降り続く予報で、最高気温は20°まで上がらず少し肌寒さも感じるようです。今年はホタルの幼虫の上陸シーズンに寒さが残り、肝心な雨もなかなか降ってくれません。前回も思っていた程のホタルの幼虫の上陸は無かったので、案外今日は期待が持てるかも! と勝手に思い「蛍遊の水辺由加」(倉敷市児島由加)に出かけてみる事にしました。今日と明日は休日なので今回は遅くまで撮影しても大丈夫です。

県道62号線(玉野福田線)の早瀧トンネルを抜けると「蛍遊の水辺由加 入口⇨」の案内板があります。岡山からだと左折、Uターンするように曲り市道に入り、先程の早瀧トンネルの上部を通過して1km足らずで駐車場に到着します。

駐車場に車を置き準備をしているとホタル先生もおいでになりました。話を伺うと今夜は下流の方が多いようで、ホタル先生は下流にカメラをセティングされるそうです。私は定番の撮影場所へ小雨の中撮影機材を持って用水路沿いを上流に向かいます。

屋形橋付近に到着しました。由加のホタルと言えばやはりこの屋形橋です。今回は水面近くから屋形橋全体と両岸の石垣を入れた構図で撮影してみようと思っています。撮影機材を屋形橋に置き撮影準備に入ります。

屋形橋手前のコンクリート橋の下にG3Xをセッティング、20時前頃からかなり強い雨雲が通過するようなので雨対策で傘をセットしておきます。

準備完了です。概ね考えていた構図です。後は左右の石垣を沢山の幼虫たちが上ってくれる事を願うばかりです。

9000Dは少し下流にセッティングしました。当然こちらにも雨対策で傘をセットしておきます。

9000Dは30mm(フルサイズ換算48mm)のレンズをセットしているので、この辺りまで下がらないと全体がアングルに入りません。前回はこの付近の石垣でも数匹の幼虫が上っていましたが、この付近は少し明る過ぎる事もあり、幼虫たちが上ってくれるのか心配な反面、今夜はかなりの降雨が予測されるので、前回上り損ねた幼虫たちも上る可能性も大いに秘めているのではないかと楽しみです。

18時30分過ぎに準備は完了、暗くなるまで屋形橋でタバコを吸いながら待っていると、19時頃に前回も一緒になった方が来られました。今回は屋形橋の袂から石垣を撮影されるそうです。私は19時20分過ぎにG3Xの撮影を開始、19時40分頃からは9000Dも撮影を始めました。

しかし…

19時40分頃から20時50分頃まで9000Dで撮影した写真ですが… 9000Dの前には幼虫は姿を見せず写真には全く写っていません… 待っている間園内を散策していると、やはり下流の方が沢山の幼虫が光っているようでした。21時前、散策中にホタル先生がカメラをセッティングされている少し上流で目星を付けた場所に9000Dを移動してみる事にしました。

この付近に数匹の幼虫が光っていたのでカメラをセッティング、ISO1600、F1.4、露光時間10秒でベース写真を撮影しました。撮影はISO200、F1.4、露光時間10秒のインターバルでセット、あとはカメラ任せです。9000D頑張れ!

21時過ぎから23時30分頃まで撮影した750枚とベース写真を比較明合成ソフトで仕上げた写真です。ラッキーな事に予想以上に沢山の幼虫が光りながら動いていました。上ると言うよりは左右に移動したり、上る途中で石垣の間に潜り込んだりしています。しかしカメラを移動したのは大正解でした。

G3Xで撮影した屋形橋付近の写真です。G3Xは川の中にセッティングしているのでカメラの状況を確認出来ません。バッテリーが気になり橋の上から覗きこむと赤い作動ランプが見えていたので大丈夫だと思っていましたが、23時前にはバッテリー切れで撮影は中断されていました。赤い作動ランプはレリーズの作動ランプでした…

カメラのすぐ近くの両岸には数匹の幼虫が元気に上っていましたが、残念ながら近すぎてアングルには収まっていませんでした。写真の右側の石垣には数匹の幼虫も写り込んでいますが角度が悪いのか近そうな割に、はっきりと写っていません… しかし左側の石垣にはそこそこの幼虫が頑張って石垣を上っているのを撮影する事が出来、めでたしめでたしです。

G3Xの設定はISO800、F値は解放のF2.8、露光時間10秒、連続撮影にセットしレリーズロックで19時20分頃から23時前まで900枚弱を撮影、その内周囲が明るい写真や光の写り込んだ200枚程を削除し、前撮りしたベース写真と比較明合成ソフトで仕上げました。思っていた程の幼虫は撮影出来ませんでしたが、こんなものかな… とも思います。しかし考えてみれば今まで雨上がりでの撮影が多く、雨の中での撮影は初めての経験でした。やはり雨が降っていると色々と大変な事が多く良い経験となりました。

 

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久しぶりのデミカツ丼

街中で所要があって妻と出かけましたが、1時間程待ち時間があり時計を見ると昼前なので久し振りに岡山のご当地グルメの代表格である「デミカツ丼」を食べに行く事にしました。ちなみに、岡山でカツ丼と言えばデミグラスソースをかけた「デミカツ丼」が一般的ですが、当然岡山でも玉子でとじたカツ丼も食べる事は出来、「玉子とじカツ丼」と言い分けされています。

西川緑道公園を歩きます。春の草花や秋の紅葉など四季それぞれの移り変わりが楽しめる市民の憩いの場所です。

10分程歩き今回昼食を食べる「カツ丼 野村」(岡山市北区平和町)に到着しました。以前訪れた際には「味司 野村」だったと思いますが「カツ丼 野村」に変わっていました。

入口を入ります。

玄関はちょっと高級料亭のような落ち着いた雰囲気で、以前の「味司」の方が合っているような気もしますが…

入口を入ると、雰囲気に似合わない券売機が置かれています。ラーメン店などに置かれているような無機質なもので何となく違和感を覚えました。店内用と持ち帰り用を選択し、メニューボタンを押します。食券を購入し店内に入るとスタッフの方が一番奥の席に案内してくださいました。

店内は落ち着いた雰囲気で、開店したばかりのためか数組の方が食事をされているだけでした。

テーブルにはメニューが置いてありますが、何か感じが違います。よく見ると漢字書きですが中国語でした。他ににも数か国語で書かれたメニューもあり、最後に日本語のメニューがありました。海外から訪れるお客も多いのでしょうか… カツ丼の肉は脂身のあるロースと脂身の少ないヒレが選択出来、私は「デミグラスソースカツ丼 並盛 ロース」(900円)、妻は脂身の少ないヒレ(1,000円)をオーダーしています。

待つ事5分余り、出て来ました「デミグラスソースカツ丼 並盛 ロース」です。

デミグラスソースはかなり濃い感じで、上には定番のグリーンピースもしっかりと乗っています。

ソースはしっかりと煮込まれているようで、かなりコッテリしていてコクと甘味を感じる濃厚な味わいです。カツ丼もサクサク、ロースは柔らかく脂身も美味しい!

デミカツの下には茹でたキャベツが敷かれ味のアクセントになっています。

全て完食、ごちそうさまでした! お腹も大満足です。引返し所要を済ませに向かいます。

一般的にカツ丼といえば玉子とじカツ丼や名古屋の味噌カツ丼などを思い浮かべますが、トンカツにデミグラスソースをかけた「デミカツ丼」というご当地丼が岡山にはあります。1931年(昭和6年)に創業した「カツ丼 野村(味司 野村)」がデミカツ丼の始まりだと言われていて、初代店主が帝国ホテルのデミグラスソースの味に惚れ込み地元の方々にもその味を楽しんでいただきたいとの想いから考案されたようです。現在では岡山市内を中心に近郊の地域でも「デミカツ丼」を食べる事が出来るようになり、地元の方々をはじめ観光客の方々にも評判となっているようです。今や岡山のご当地丼、岡山のB級グルメとして知られるようになり、岡山の郷土料理の一つと言っても過言ではないのでしょうか。

歩いていると、以前職場の友人から「勧め!」と教えてもらった「隠岐の島ラーメン」がありました。貝出汁と飛魚出汁とがあるようですが、妻は貝出汁が気になったようで「また食べに連れて来て~」と言っていました。機会を作って食べに来てみたいと思います。

 

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ホタルの幼虫上陸2022

3月中頃から気になっていた天候ですが、なかなか気温が上昇せず雨らしい雨もない状況でした。ここ数日は気温も上昇傾向、そして今日は待望の雨のようです。昨日「明日の夜は沢山のホタルの上陸が期待出来そうですよ」とホタル先生から連絡をいただき、今夜今季初のホタル撮影に出掛ける事にしました。ホタル撮影と言っても今の時期、飛んでいるホタルではありません。水中にいたホタルの幼虫たちが地中に潜るため水中から陸へ石垣などの用水路の斜面を上る姿を撮影するためです。幼虫も成虫のように淡い光を放ちます。その幻想な光を放ちながら石垣を移動する光景は感動さえ覚えます。

朝から降り始めた雨でしたが職場から出た際には既に上がっていて、この後降雨もあまり期待出来そうにありませんが、風が出て乾燥しなければ大丈夫のようにも思います。

f:id:momotchi_blog:20220415091733j:plain18時30分、久しぶりに「蛍遊の水辺由加」(倉敷市児島由加)にやって来ました。桜は既に葉桜状態です。駐車場に車を置き撮影機材を持って、いつもの撮影ポイントに向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220415091753j:plain屋形橋付近にやって来ました。水辺の石もしっかりと濡れているようなので期待が持てそうです。

f:id:momotchi_blog:20220415091821j:plain撮影ポイントを決め、早々に9000Dをセッティング、万一の雨対策で傘をセットしておきます。

f:id:momotchi_blog:20220415091839j:plainカメラの先の石垣を幼虫たちが上って行くはずです。

f:id:momotchi_blog:20220415091917j:plainもう1台持参したG7Xもセッティング完了、こちらも傘をセットし万全体制です。ホタル先生は18時頃には来られると言っておられましたが未だお見えになりません。時間も早いので屋形橋でタバコを吸いながら暗くなるまで待つ事にします。

9000Dは30mm(フルサイズ換算48mm)をセット、ISO400、F値は解放の1.4、露光時間10秒のインターバル撮影でノイズ除去解除、撮影途中で少し明るくなってきたのでISO200に変更しました。G7XはISO800、8.8mm(フルサイズ換算24mm)F値は解放の1.8、露光時間10秒、ノイズ除去弱め、やはり撮影途中でISO400に変更しました。G7Xにはインターバル撮影機能やレリーズ端子も無く、連写機能はあるもののシャッターを押したままでなければ連続撮影が出来ません。色々考えて連写設定にして輪ゴムをカメラに巻き付けシャッターを押さえるというアナグロで連続撮影しました。

19時20分頃ホタル先生が来られました。少し話をした後先生は少し下流にカメラをセッティング、19時40分頃「そろそろ光り出しますよ」と言われ私も撮影を開始します。ホタル先生はこの後調査に向われました。

20時頃ここでよく一緒になる方がお一人来られました。少し話をして9000Dの隣にセッティングされ撮影を開始されました。

f:id:momotchi_blog:20220415092516j:plain19時40分~20時45分頃までの間、9000Dで約300枚撮影した写真を比較明合成ソフトで仕上げた写真ですが… 1匹も写り込んでいません…

9000Dの前には全く幼虫が姿を見せてくれないので、途中園内の様子を見に行くとあちらこちらでホタルは上陸しているようです。20時40分頃まで辛抱しましたが相変わらず9000Dの前には全く幼虫は出て来ません… カメラの少し左側では数匹のホタルの幼虫が光っているので思い切ってカメラを移動する事にしました。私の隣で撮影されていた方も幼虫がアングルに入らないと対岸側に移動され、こちら側の石垣を上る幼虫を撮影されるようです。

f:id:momotchi_blog:20220415092225j:plainカメラを移動後20時50分~22時30分頃までの間、約500枚撮影し比較明合成ソフトで仕上げた写真です。予想以上に幼虫たちは動いてくれていましたが、石が少し乾燥して水気が無くなってきたのか途中の石の間に潜り込んでしまったようです。また雨の日にこの場所から上り始めるのではないでしょうか。今回は移動した甲斐があつて何とか撮影する事が出来ました。満足満足!

f:id:momotchi_blog:20220415092138j:plain19時30分~22時30分頃の間、G7Xで撮影した約570枚を比較明明合成ソフトで仕上げた写真です。輪ゴムをカメラに巻き付けてシャッターを押さえるため、途中輪ゴムの締め付け力不足からか気付くと撮影が中断している事が数度発生、撮影時間の割に撮影枚数が少ない結果となってしまいました。仕上がった写真は幼虫の数は少ないながら、ほぼ思っていたようの写真になり、こちらも満足です。

22時過ぎ、そろそろ引き上げようとホタル先生を探して下流へ向かいます。ホタル先生たちが散策路でライトを点けて何かされていました。

f:id:momotchi_blog:20220415092420j:plain何と… 幼虫が散策路の中央付近まで来ていました。私も一枚撮影させていただきました。暗闇で光るホタルや幼虫は幻想的でとても綺麗ですが、近くで見ると所詮昆虫… お世辞にも綺麗とか可愛いとかとは思えません…

ホタル先生の話による散策路の中央付近まで幼虫が上陸するケースは稀なようですが、場所によっては道路を越えたり、その先の水田の中まで移動し潜る事もあるそうです。しかしその多くが移動中に気付かれず車や人に踏まれたり、水田に潜った幼虫はトラクターなどでの田起こしで死んでしまう事も多いそうです。この幼虫も強制的に戻さずそのまま自然の成り行きに任せるそうです。少し可哀想な気もしますが、自然生態のまま人の手を添えず、ホタルの生命力や自然界の力を信じたいと思います。

この後カメラを撤収し私は先に引き上げる事にしました。ホタル先生たちは、まだしばらく観察を続けられるそうです。いつも思う事ですが、ホタル先生の研究熱心さには感心させられます。

 

f:id:momotchi_blog:20191127094754p:plain

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県北の桜と蒜山焼きそば

昨日は日中気温がどんどん上昇し26度を超え、早々に夏日となりました。今日も昨日同様かなり気温が上昇する予報のようです。そんな中、ふと今年は醍醐桜や凱旋桜を見に行っていないな… と思いツーリングがてら岡山県北の桜を見に出掛けてみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20220413210657j:plain国道313号線の美川橋南詰交差点を右折した場所にある醍醐桜の情報板には「葉桜」の表示が出ていました。やはり醍醐桜は遅かったようです… 葉桜を見ても仕方ないので醍醐桜には寄らずそのまま北上します。

f:id:momotchi_blog:20220416170212j:plain国道181号線の真庭市神代にある一本桜こと「深山桜」です。今年は花が残ってはいますが少し時期が遅かったようです。なかなかこの桜が満開の状態を見る事が出来ませんが、今回は菜花が満開でした。一本桜と言うのは私が勝手に名付けただけで正式名称は「深山桜」だったようです。

f:id:momotchi_blog:20220413210721j:plain国道181号線の首切峠にある桜は満開でした。ちなみに、「首切トンネル」は通称で正式名称は「美甘トンネル」だそうです。

f:id:momotchi_blog:20220413210731j:plain国道181号線から旧道の出雲街道に入ります。

f:id:momotchi_blog:20220413210744j:plain真庭市美甘の新庄川沿いにある「美甘宿場桜」に到着しました。凱旋桜が有名ですが、こちらの桜並木も負けていません。共に出雲街道の宿場町、今回も両方の桜並木を楽しみます。

f:id:momotchi_blog:20220413210850j:plain今年も見事に咲き誇っていますが近年になく花の付が良いように思います。美甘宿場桜を楽しんだので先に進みます。

f:id:momotchi_blog:20220413210906j:plain「道の駅 がいせん桜 新庄宿」に到着しました。平日でも凱旋桜が咲く今のシーズンは人出も多く駐車場は満車状態です。南側の駐車場にバイクを置き、マスクを着用し出雲街道の新庄宿へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220413211155j:plain道の駅と旧宿場町の新庄宿とは新庄川に架かる宝田橋《ほうだ橋》で結ばれていて、橋を渡った西側の堤防は「しだれ桜通り」と呼ばれ、枝垂れ桜が咲き誇っていました。

f:id:momotchi_blog:20220413210931j:plain宿場町の入口には「歩いてみたくなる道 夢街道」の案内柱が設置されています。

f:id:momotchi_blog:20220413210958j:plain出雲街道を進みます。数日前が満開だったそうですが、まだ沢山の花が付いていて、時折風が吹くと花弁がヒラヒラと舞って風情を感じます。

f:id:momotchi_blog:20220413212609j:plain脇本陣跡の木代邸です。松江藩こと雲州藩は徳川家の流れをくむそうで家紋は"葵の紋"、玄関前にはその"葵の紋"の提灯が吊されていました。

f:id:momotchi_blog:20220413211015j:plain今年は人も少ないようなので、前から気になっていた脇本陣の中を見学させていただきます。

f:id:momotchi_blog:20220413211059j:plain囲炉裏の間と呼ばれる部屋には囲炉裏が二つあり少し珍しいと思いました。冬期には特に冷え込むこの地方、多くの方が暖を取れるようにとの心遣いでしょうか… 

f:id:momotchi_blog:20220416095529j:plain入口から見た部屋の様子です。手前から店の間、玄関の間、奥の間と続きます。玄関の間の襖には書が貼られていました。

f:id:momotchi_blog:20220416095556j:plain奥に進むと湯殿(浴室)があり、刀掛けが設置されていました。

f:id:momotchi_blog:20220413212629j:plain水路には水車が置かれ、心地よい水音が聞こえます。その水の音色は「日本の音風景百選」にも選ばれているそうです。

f:id:momotchi_blog:20220413211532j:plain水路付近は桜の花弁でピンクの絨毯状態です。

f:id:momotchi_blog:20220413211322j:plain出雲街道をさらに北に進みます。

f:id:momotchi_blog:20220413211336j:plain道路にも桜の花弁が… その先を初老のご夫妻が仲良く手を繋ぎ散策されていました。私たち夫婦もいつまでもこのよに仲睦まじくありたと思います。

f:id:momotchi_blog:20220413212542j:plain本陣跡の佐藤邸です。参勤交代の時代、雲州藩指定の御茶屋として利用されていたようです。

f:id:momotchi_blog:20220413211555j:plain桜花となめこ壁です。

f:id:momotchi_blog:20220413211628j:plain凱旋桜をしっかりと堪能出来たので駐車場に戻ります。枝垂れ桜は然程樹齢は長くないようですが、綺麗な花を付けていました。

f:id:momotchi_blog:20220413211641j:plain駐車場手前で桜越しに元気に泳ぐ鯉のぼりが見えました。このまま帰るのも勿体ないので少し足を延し蒜山高原に向かってみます。

f:id:momotchi_blog:20220413211706j:plain県道58線(北房川上線)を北上し野土路トンネル付近まで来ると、山の向こうには霧が掛かっているようです。少し天気が心配になりました。

f:id:momotchi_blog:20220413211719j:plain野土路トンネルを抜け、天気が良ければ桜やヤドリギの先に絶景の大山を望む事の出来る場所ですが、今日は全く展望がききませんでした。蒜山ICの少し手前で「蒜山ハーブガーデン」の案内板のある三差路を右折し「茅部《かやべ》神社」へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220413211740j:plain大鳥居のある交差点を右折し桜並木の参道に入ります。

f:id:momotchi_blog:20220416102214j:plain参道の突き当りの茅部神社に到着しました。この辺りの桜は見事に満開です。

f:id:momotchi_blog:20220413211849j:plain神社脇の駐車場にバイクを置き展望台へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220413212006j:plain駐車場脇にある展望台に上りましたが、霧のため蒜山三座は全く望めませんでした。

f:id:momotchi_blog:20220413212453j:plain展望台を下りて少し散策した後出発します。

f:id:momotchi_blog:20220413211940j:plain参道脇の桜も満開です。

f:id:momotchi_blog:20220413212036j:plain参道を走り大鳥居まで下りて来ました。

f:id:momotchi_blog:20220413212050j:plain少し下がって望遠で撮影してみました。この後遅い昼食に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220413212106j:plain今日の昼食は「悠悠」(真庭市蒜山下福田)で久しぶりの「蒜山焼きそば」をいただきます。

f:id:momotchi_blog:20220413212118j:plain入口では「スイトン」が出迎えてくれました。

f:id:momotchi_blog:20220413212133j:plainメニューを開き…

蒜山焼きそば… 訂正、「蒜山の焼きそば」の大盛(832円)と「とりの唐揚げ」1切(173円)をオーダーしました。

f:id:momotchi_blog:20220413212143j:plain厨房では料理が始まりました。先ずは鶏肉から炒めるようです。

f:id:momotchi_blog:20220413212158j:plain待つ事5分少々、出てきました「蒜山の焼きそば 大盛」と「とりの唐揚げ」です。

f:id:momotchi_blog:20220413212210j:plainここの唐揚げは、表面がカリカリで中はジューシー、絶妙なスパイス加減と相まって絶品です!

f:id:momotchi_blog:20220413212224j:plain焼きそばには一味を振りかけていただきます。

f:id:momotchi_blog:20220413212236j:plain一味を振りかける事で味が一層引き立ち、辛いもの好きの私には堪りません!

f:id:momotchi_blog:20220413212249j:plainテーブルの前にはメルマガ会員募集中と書かれていました。現在の登録者は8,322名で、登録すると割引などの、えこひいきな特典があるそうです。登録すると8,323番目の登録者になるようです。

f:id:momotchi_blog:20220413212300j:plain早速登録をしました。初回登録者にはプレゼンが頂けるそうです。数種類の中から食べるヨーグルトにしました。更に支払い額が1,060円と僅かですが割引もされていました。ごちそうさまでした!

出発前にしっかりとタバコの吸い溜めをし、帰路に就きました。今回は醍醐桜や大山、蒜山三座などの展望は楽しめませんでしたが、美甘宿場桜や凱旋桜それに茅部神社で見事な桜をしっかりと楽しみ、最後に美味しい蒜山焼きそばに舌鼓! 気温も然程暑くなく最高のツーリングとなりました。また機会を作って走りたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20200116124915p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112138p:plain

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海自カレーとハート島

先日友人から久しぶりにツーリングに行こうと声掛けがありツーリング計画を考えました。昨年3月に共用が開始された「木原道路」を走り、広島県呉市で「海自カレー」を食べ、以前傍を通ったにも関わらず寄り損ねていた「ハート島」の展望を楽しむコースです。コース立案後、友人たちに連絡すると二つ返事でOK、勤務調整しツーリング日を決定しました。

今日は天候にも恵まれ、朝の冷え込みもなく日中は少し暑いくらいで最高のツーリング日和になりそうです。

f:id:momotchi_blog:20220409064408j:plain朝8時に倉敷のニトリ駐車場に集合後出発しました。国道2号線から玉島笠岡道路を走り、終点の浅口市鴨方町から県道284号線(東安倉鴨方線)で浅口市寄島町を目指します。

f:id:momotchi_blog:20220409064427j:plain寄島町には岡山県に2ヶ所しかないロータリー交差点の一つが設置されています。ロータリー交差点はラウンドアバウト交差点とか環状交差点とも呼ばれ、信号機を使用せず車両は時計回りに通過する交差点です。この交差点は、信号待ちが無い事、通過車両の速度が抑制されるため安全性が向上される事などがメリットのようです。寄島町からは県道47号線(倉敷長浜笠岡線)を走り笠岡方面へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220409180437j:plainロータリー交差点を通過後海岸線に出ました。海側には三つ子島こと三ツ山、三郎島、本州唯一のアッケシソウ自生地と言われる「寄島アッケシランド」のある寄島干拓地の堤防なども見えています。

f:id:momotchi_blog:20220409073142j:plain寄島町から県道47号線で海岸線を走り笠岡市西大島新田の交差点に出てきました。この交差点では2025年全線開通予定の玉島笠岡自動車道と笠岡バイパスを繋ぐ高架橋の工事が行われていました。左折し笠岡バイパスに乗換えます。

f:id:momotchi_blog:20220409064510j:plain笠岡バイパスを走り、途中菜花が見頃ではないかと思い「道の駅 笠岡ベイファーム」(笠岡市カブト南町)に立ち寄ってみました。

f:id:momotchi_blog:20220409064458j:plain見事に満開です!

f:id:momotchi_blog:20220409064523j:plainパロラマ撮影をしてみました。十字路の様に見えますが違います。ほぼ360°が見える写真です。

f:id:momotchi_blog:20220409064533j:plain通常撮影です。しっかりと菜花を楽しめたので先に進みます。

f:id:momotchi_blog:20220409073238j:plain笠岡バイパスから岡山県広島県道3号線(井原福山港線)で国道2号線用之江《もちのえ》交差点へ出てきました。用之江交差点手前から井原方面へ向かう本線と分離した国道2号線までの100m程の区間は用之江支線というそうです。

f:id:momotchi_blog:20220409073248j:plain福山市街地の国道2号線は何時もながらの渋滞です。その渋滞の福山市街地を抜け福山市瀬戸町から赤坂バイパス、松永道路へと乗継ぎました。

f:id:momotchi_blog:20220409073303j:plain松永道路から尾道バイパスに切り替わる尾道市高須町は四国へ向かう「しまなみ海道」(西瀬戸自動車道)との分岐点にもなります。一番左車線を走ればしまなみ海道の西瀬戸尾道ICです。

f:id:momotchi_blog:20220409073314j:plain高須町から尾道バイパスに変わりました。今迄の尾道バイパスの終点、福地ICまでやって来ると「⇦ 糸崎」と「⇧ 広島 三原」の案内板があります。ここから先が今回初めて走る「木原道路」になります。

f:id:momotchi_blog:20220409073325j:plain片側2車線から絞り込まれ対面区間になるようです。

f:id:momotchi_blog:20220409073335j:plain木原道路に入るとすぐに全長986mの「内畠トンネル」です。

f:id:momotchi_blog:20220409073357j:plain新しいトンネルは内部はまだ白く、とても気持ちよく走行出来ます。

f:id:momotchi_blog:20220409073344j:plain「内畠トンネル」を抜けると、またすぐに全長1,216mの「赤石トンネル」です。

f:id:momotchi_blog:20220409073405j:plain「赤石トンネル」を抜けると瀬戸内海の展望が開けました。

f:id:momotchi_blog:20220409073414j:plain木原道路が開通するまでの三原バイパスの終点付近が見えて来ました。右奥に上り線側の糸﨑IC流出ランプが見えています。このICはハーフICで下り線から糸﨑方面への流出や、一般道から岡山方面への上り線には流入出来ないようです。

木原道路を初めて走って感じたのは、福地IC付近が綺麗になった事とトンネルだけだった… という印象です。しかし今までの渋滞が不思議に思える程あっという間に通過してしまいました。

f:id:momotchi_blog:20220409073424j:plain下り線への流入ランプが合流し、三原バイパスに入りました。

f:id:momotchi_blog:20220409073434j:plain三原バイパスにある「道の駅 みはら明神の里」(三原市糸﨑)で休憩します。

f:id:momotchi_blog:20220409073451j:plain海側の展望所にやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20220409073504j:plain展望所には映画「裸の島」と宿祢島《すくねじま》の説明板が設置されていました。説明板の先に浮かぶ小さな島が宿祢島です。

f:id:momotchi_blog:20220409073513j:plain宿祢島の先には因島生口島を繋ぐしまなみ海道の「生口橋」も望めました。タバコ休憩を終え三原バイパスに戻り国道2号線を西進します。

f:id:momotchi_blog:20220409073542j:plain東広島市西条町の仁賀口交差点を右折し、上三永ICから東広島呉道路に乗換えます。

f:id:momotchi_blog:20220409073551j:plain東広島呉道路は対面通行の自専道で、上三永ICから終点の阿賀IC間は約30kmです。

f:id:momotchi_blog:20220409073600j:plain馬木ICを過ぎると山陽新幹線の上を跨ぎます。

f:id:momotchi_blog:20220409073611j:plain上三永ICから20分程で終点の阿賀ICに到着しました。

f:id:momotchi_blog:20220409073621j:plain以前この道路を通った際には国道185号線と平面交差でしたが、新しく呉市街地中心部に向かうランプが立体交差で整備されたようです。国道185号線に合流し休山トンネルを抜けますが、このトンネルも以前は対面2車線区間で大渋滞していた場所でした。今は片側2車線に拡幅されていて渋滞も無くスムーズに通過する事が出来ました。

f:id:momotchi_blog:20220410143714j:plain11時30分目的地の「港町珈琲店」(呉市昭和町)に到着しました。12時に予約しているので時間まで「アレイからすこじま」を散策します。

f:id:momotchi_blog:20220409074055j:plainアレイからすこじま」とは、大正時代まで呉浦にあった周囲30~40m程の烏小島という小島の名前と、小道を表す英語のALLEY《アレイ》から付けられ、公園として整備されたそうです。烏小島は大正時代に海軍施設拡張工事のため埋立てられ現在では陸地の一部となっているようです。

f:id:momotchi_blog:20220409205249j:plainアレイからすこじま」には椿の花が咲いていました。

f:id:momotchi_blog:20220409190326j:plain間近で見る潜水艦は迫力満点です。

f:id:momotchi_blog:20220409074244j:plainこの公園は国内で唯一、間近に潜水艦を見ることができる場所で、海自の潜水艦や護衛艦の雄姿を楽しむ事が出来ます。

f:id:momotchi_blog:20220409074125j:plainアレイからすこじま」についての説明板が設置されています。その脇には2016年(平成28年)に日本国内の鎮守府関連施設が「鎮守府 横須賀・呉・佐世保舞鶴  〜日本近代化の躍動を体感できるまち〜」として日本遺産に認定された碑も設置されていました。

f:id:momotchi_blog:20220409074202j:plain公園内には大砲のレプリカも設置されています。

f:id:momotchi_blog:20220409074216j:plain公園内のアレイを散策しながら進みます。

f:id:momotchi_blog:20220409074303j:plain少し角度の違う場所から撮影しました。

f:id:momotchi_blog:20220409074341j:plain横から見る潜水艦、後方には旭日旗がはためいています。

f:id:momotchi_blog:20220409215310j:plain旧海軍で魚雷積載などに使用されていたクレーンも当時のまま残されていました。

f:id:momotchi_blog:20220409074322j:plain今でも十分使用出来そうなくらい、いい保存状態です。

f:id:momotchi_blog:20220410111135j:plainクレーンの奥に潜水艦が望めます。

f:id:momotchi_blog:20220409204640j:plainそろそろ予約時間も近付いてきたので「アレイからすこじま」と道路を挟んだ東側に残るレンガの倉庫群に沿って戻ります。

f:id:momotchi_blog:20220409204656j:plain倉庫の扉が開いていたので内部を撮影させていただきました。保管されているものは当然当時の物とは異なりますが造りは当時様子を色濃く残していました。

f:id:momotchi_blog:20220409204742j:plainこの倉庫群は1897 年(明治30年)頃に呉海軍工廠《こうしょう》の前身の呉海軍造兵廠当時に建てられたそうです。空襲を受けその数も減り、建設当時よりも奥行きが短くなったりはしていますが現在でも民間会社などの倉庫として現役で利用されていいるそうです。

f:id:momotchi_blog:20220409204719j:plainこの倉庫は閉まっていましたが一階部はレストランで利用されていたようです。

f:id:momotchi_blog:20220409223523j:plain11時55分、倉庫の並びにある「港町珈琲店」に戻ってきました。コンビニの2階なので横の階段に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220409073650j:plain階段を上ります。

f:id:momotchi_blog:20220409073928j:plain2階まで上がって来ました。

f:id:momotchi_blog:20220410120258j:plain予約していたテラス席に案内されます。

f:id:momotchi_blog:20220409205007j:plainテラスにはパラソルが設置されていました。

f:id:momotchi_blog:20220409205214j:plainテラス席からの展望です。道路を挟んで「アレイからすこじま」その先の埠頭には潜水艦や護衛艦などが望めます。

f:id:momotchi_blog:20220409073705j:plainスタッフの方がランチマットを持ってオーダーを取りに来られました。三人とも「潜水艦くろしお 広島風柔らか牛筋カレーランチ」(1,080円)をオーダー! ランチマットには呉海自カレーや潜水艦くろしおについての説明が書かれていました。

f:id:momotchi_blog:20220409073807j:plainランチにはサラダ、ドリンクバーが付いていて、更にピザは食べ放題です。

f:id:momotchi_blog:20220409073819j:plainサラダはシャキシャキで美味しい!

f:id:momotchi_blog:20220409073829j:plain5分程で「潜水艦くろしお 牛筋カレー」が出て来ました。カレーには「海自カレー 潜水艦くろしお」の旭日旗がはためいています。各艦艇では旧海軍当時から毎週金曜日の昼食にカレーが食べられているそうです。そうえいば今日は金曜日… 隊員のみなさんと同じように昼食にカレーをいただきま~す!

f:id:momotchi_blog:20220409073837j:plainカレーは濃厚な旨みで少し甘め、後からピリ辛を感じる三位一体の絶妙なバランス。牛スジも柔らかく、呉でしか楽しむ事の出来ない風景を眺めながら美味しい海自カレーをいただきました。

ちなみに、海自カレーは「艦船◯◯カレー」「潜水艦◯◯カレー」と、各艦艇で毎週金曜日に食べられている特徴あるカレーが曜日に関係なく呉市内22ヶ所の店舗でいただく事が出来るそうです。

f:id:momotchi_blog:20220409073846j:plainピザ2枚目…

f:id:momotchi_blog:20220409073854j:plainピザ3枚目… 美味しい海自カレーとピザをしっかりといただきお腹も大満足です。ごちそうさまでした。

f:id:momotchi_blog:20220409191021j:plain食後店内に撮影用に貸出し帽子があるのに気付きました。スタッスの方に声掛けし帽子をお借りし友人に撮影してもらいました。帰宅後その写真を見た妻は「なかなか似合っていてカッコイイね」とお褒めの言葉をいただきました。単なるお世辞でしょうが…

f:id:momotchi_blog:20220409190951j:plainレジカウンターの横には各艦艇自慢のレトルトカレー(648円)も販売されていました。友人は土産にと沢山購入していました。この後友人が行ったことが無いという「音戸大橋」へ少し足を延ばし向かう事にしました。

f:id:momotchi_blog:20220409074109j:plain出発前に「アレイからすこじま」の駐輪場脇で海自艦艇をバックに撮影しました。

f:id:momotchi_blog:20220409212535j:plain市道から旧道の487号線に乗換え10分足らず走ると目の前に音戸大橋が見えて来ました。

f:id:momotchi_blog:20220409212553j:plain音戸大橋展望台に立寄ります。

f:id:momotchi_blog:20220409212612j:plain展望台から見た音戸大橋です。眼下には沢山のツツジが植えられ、対岸の倉橋島には橋梁の右に二重ループも見えています。1961年(昭和36年)に開通した音戸大橋は、大型船舶も通過する海峡のため高い桁下が必要で、航路限界 23.5m、また倉橋島側の用地が狭いため二重ループの高架橋、本土側は地形を活かした変則二重ループで設計されたそうです。

f:id:momotchi_blog:20220409212704j:plain音戸大橋に並行して2013年(平成25年)に音戸大橋の渋滞緩和のために架けられた第二音戸大橋が見えています。

f:id:momotchi_blog:20220409212732j:plain倉橋島音戸町に下りて来ました。

f:id:momotchi_blog:20220409212749j:plain駐車場で折り返しループ橋を上ります。

f:id:momotchi_blog:20220409212805j:plainループ橋から見た音戸大橋と本土側の音戸大橋展望台です。

f:id:momotchi_blog:20220409212821j:plain音戸大橋を渡ります。この後県道66号線(呉環状線)で阿賀交差点に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220409212847j:plain阿賀交差点に出てきました。交差点の上には呉市街地中心部へ向かう東広島呉道路のランプがあります。私たちは阿賀交差点を右折し国道185号線でハート島を目指します。

f:id:momotchi_blog:20220409213006j:plain呉市街地を抜けしばらく走ると「安芸灘とびしま街道オレンジライン」に向かう県道74号線(下蒲刈川尻線)と分岐します。

f:id:momotchi_blog:20220409213027j:plain国道185号線で海岸沿いを走ります。沖には牡蠣筏が沢山浮かんでいます。

f:id:momotchi_blog:20220409213105j:plain音戸大橋から1時間足らず、ハート島が見える大芝島へ渡る大芝大橋が見えて来ました。

f:id:momotchi_blog:20220409213047j:plain国道185線を右折大芝大橋に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20220409213122j:plainこの道路は農免道のようです。

f:id:momotchi_blog:20220409213151j:plain1997年(平成9年)に農道小松原大芝線として広島県の農林補助事業で開通、全長470m、航路限界18m、車幅4m、PC斜張橋《プレストレスト・コンクリート斜張橋》(410m)と中空床版橋(60m)を組み合わせた渡海農道橋です。

f:id:momotchi_blog:20220409213218j:plain大芝島の細い道をしばらく進むと右手にハート島こと小芝島が見えて来ました。

f:id:momotchi_blog:20220409213253j:plain 「ハート島展望台」(東広島市安芸津町)に到着です。道路脇に2~3台駐車出来るスペースがあり、バイクを置いて少し高台に上がってみました。

f:id:momotchi_blog:20220409213513j:plain遠方にとびしま海道広島県愛媛県境に架かる岡島大橋が望めました。G3Xで600mmまでズームアップし撮影しています。

f:id:momotchi_blog:20220409213553j:plain右に目をやると、とびしま海道豊浜大橋も見えています。

ハートと言われればハートの形です。さらに潮が引くと先端が尖りなお一層ハートに見えるのかも知れません。右奥には安芸灘大橋も微かに見えてはいますが、600mmで見ても霞んでいるためはっきりとは写りませんでした。霞んでいなければ素晴らしい展望が楽しめたのではないかと思います。

ハート島の展望をしっかりと楽しんだので帰路に就きます。大芝大橋を渡り国道185号線で竹原を目指します。

f:id:momotchi_blog:20220409213711j:plain大芝島から30分程で「道の駅 たけはら」(竹原市本町)に到着しました。喉を潤し、しっかりとタバコを吸って出発します。

f:id:momotchi_blog:20220409213725j:plain竹原から県道75号線(三原竹原線)を走り三原市沼田で国道2号線に乗換えました。少し進み三原バイパスに乗換えます。

f:id:momotchi_blog:20220409213738j:plain三原バイパスの終点糸﨑ICです。前方には因島大橋が見えていました。

f:id:momotchi_blog:20220409213757j:plain福地ICで木原道路から尾道バイパスへ変わります。

f:id:momotchi_blog:20220409213813j:plain尾道バイパスから松永道路を走り福山西ICから山陽道へ乗換えます。

f:id:momotchi_blog:20220409213831j:plain山陽道の道口PA倉敷市玉島道口)で最後の休憩です。高速道路走行中、追越などでは私の250ccのスクーターは友人たちの1000ccクラスのバイクに付いて行く事が厳しいですが遅れながら何とか追いかけて走りました。

休憩後出発します。私は次の玉島ICで降り国道2号線を走るため、玉島ICで別れそれぞれ自宅に向かいました。

今日は最高のツーリング日和のなか、満開の菜花や日本遺産の「鎮守府 横須賀・呉・佐世保舞鶴  〜日本近代化の躍動を体感できるまち〜」での歴探、今や呉の郷土料理ともいえる「呉海自カレー」は迫力ある展望を楽しみながら美味しさに舌鼓、今まで気になっていたハート島の展望もしっかりと楽しむ事が出来ました。今日の走行距離は350km足らずでしたが久しぶりの長距離走行で腰と尻に多少痛みを感じてしまい、最後の高速道路走行では友人たちに遅れを取ってしまいましたがとても楽しい一日を過ごす事が出来ました。これからはツーリングに最適なシーズン到来です。また機会を作って走りに行きたいと思います。

※ 呉海自カレーについて…

各艦艇では毎週金曜日の昼食にカレーが食べられていて、その訳には諸説あるようですが有力説は、長く航海している隊員が曜日感覚を忘れないようにするためだそうです。また艦艇ごとに独自のカレーレシピがあるようで、言い換えれば艦艇の数だけレシピもあるという事です。カレーは旧日本海軍当時からの伝統が受け継がれていて、現在の海自でも毎週金曜日に出されるカレーを隊員の方々は楽しみにしているのではないでしょうか。

艦艇に乗務しなければ味わない貴重な味を呉海自カレー提供店で金曜日以外でも手軽に味わう事が出来ます。レシピは各隊の調理担当隊員から直接教示され、その味が忠実に再現されているようで、各司令や艦艇長からのお墨付きの味だそうです。機会があれば海自カレーの味比べで、食べる歩いてみるのも楽しいかもせれません。

 

f:id:momotchi_blog:20211015073930p:plainf:id:momotchi_blog:20220303130506p:plainf:id:momotchi_blog:20220212073256p:plain

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大山桜

岡山県南部では桜の満開情報が聞かれるようになってきました。今日は日曜日で妻も休み、私は夜勤明けで15時頃まで眠った後、妻は行ったことが無いと言う岡山市南区奥迫川にある「大山桜」を見に出かけてみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20220404133305j:plain私は寝起きなので、妻の車で出かける事になりました。大山桜の駐車場に到着すると、さすが桜シーズンの日曜日、この時間でも沢山の車が停車していています。見てみると県外プレートの車もチラホラあり、京都プレートの車までありました。

f:id:momotchi_blog:20220404134433j:plain駐車場に設置している説明板の先に「初代大山桜」と「二代目大山桜」が見えていました。駐車場には料金箱が設置されていたので協力費200円を投入、「大山桜」を目指し登って行きます。

f:id:momotchi_blog:20220404133315j:plain市道の先には沢山の桜が見えています。

f:id:momotchi_blog:20220404133325j:plainその桜をアップにしてみました。

f:id:momotchi_blog:20220404133334j:plain「⇦大山桜」の案内板があり、市道から左に別れます。

f:id:momotchi_blog:20220404133345j:plain農道の坂道を歩いて行きます。高木庵と大山桜… 高木庵はブドウ園の中にあリ児島八十八ヶ所霊場の第60番で、聖観世音菩薩が祀られているそうです。

f:id:momotchi_blog:20220404133357j:plain菜花も咲き誇っていました。

f:id:momotchi_blog:20220404133606j:plain葡萄畑の農道をさらに進みます。途中、大山桜をズームアップ! 

f:id:momotchi_blog:20220404133738j:plain農道の終点に、大山桜の説明板と「ここから登山道 あと270m」という案内板がありました。

f:id:momotchi_blog:20220404134830j:plain整備された少し急な登山道を登って行くと鳥居があり、その先に小さな祠がありました。

f:id:momotchi_blog:20220404133915j:plain五合目休憩所の案内板が見えて来ました。急な上り坂でマスクをつけているため、とても息苦しく感じます。

f:id:momotchi_blog:20220404133927j:plain休憩所のベンチが新しくなっていました。ここで少し休憩する事にします。

f:id:momotchi_blog:20220404193504j:plainベンチにしばらく座り息を整えスタートします。木の根が登山道を覆い階段のようになっています。

f:id:momotchi_blog:20220404194117j:plain七合目休憩所が見えて来ましたが通過します。この場所のベンチも新しい物が置かれていました。

f:id:momotchi_blog:20220404134802j:plainこの付近の登山道は土を削って階段状に整備されています。その先にピンク色の桜が見え始めました。

f:id:momotchi_blog:20220404134000j:plain駐車場から20分余り、目の前にド~ンと佇む「大山桜」が目に飛び込んできました。

f:id:momotchi_blog:20220404134743j:plain「大山桜」を縦アングルでズームアップ!

f:id:momotchi_blog:20220404134023j:plain更に少し登るとベンチがあったのでそのベンチに座り水分補給です。目の前の桜越しには児島湾干拓地や岡山市街地の展望が開けています。

f:id:momotchi_blog:20220404134035j:plainしばらく休憩し「大山桜」の近くまでやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20220404134044j:plain振り返って見た園地の様子です。かなりの急斜面です。桜の袂に先程座っていたベンチも見えています。

f:id:momotchi_blog:20220404134106j:plain「大山桜」から引き返します。左奥に「二代目大山桜」がありました。説明板によると、この桜は大山桜のクローンで、2004年(平成16年)に岡山県林業試験場で作られたのもが親木の脇に植えられたそうです。

f:id:momotchi_blog:20220404134116j:plain下山前に今年の「大山桜」をしっかりと愛でておきます。

f:id:momotchi_blog:20220404134618j:plain今年は丁度いい時期に訪れたようで、満開の「大山桜」を楽しむ事が出来ました。妻も初めて見る「大山桜」に大感動でした。

f:id:momotchi_blog:20220404134743j:plain樹齢500年とも言われる「大山桜」は岡山県の天然記念物にも指定されていて、根本周囲が約9m、樹高は約20m、枝張りが約27mと堂々たる佇まいです。この値は説明板に記載された20年程前の計測値なので今ではもっと大きくなっているのではないでしょうか。しっかりと大山桜を愛でる事が出来たので下山を始めます。

f:id:momotchi_blog:20220404134136j:plain下山ルートは登山ルートとは異なるコースです。左が下山ルート、正面奥が登山ルートです。

f:id:momotchi_blog:20220404134146j:plain下山ルートもしっかりと整備されています。このルートは下山専用ルートでは無く登山ルートにもなっているようで、下山途中登って来られる数組の方々とすれ違いました。

f:id:momotchi_blog:20220404134552j:plain少し細い山道を下って行きます。

f:id:momotchi_blog:20220404134207j:plainコンクリートの角板で整備された九十九折を下ります。

f:id:momotchi_blog:20220404134219j:plain少し開けた場所まで下りてきました。花桃でしょうか、艶やかな真っ赤な花を付けていました。

f:id:momotchi_blog:20220404134230j:plain説明板によると、この桜は2006年(平成18年)に「おかやま名木バンク」が発足したした際、岡山県林業験場で大山桜から採取された接ぎ穂を大島桜の台木に挿し木し、育成されていた桜が譲渡されこの地に移植されたそうです。

f:id:momotchi_blog:20220404134249j:plain市道に合流し駐車場を目指します。市道から見えた大山桜です。

f:id:momotchi_blog:20220404134302j:plain市道をしばらく進むと駐車場が見えて来ました。

f:id:momotchi_blog:20220404134330j:plain駐車場まで戻ると、さすがに車の数もかなりの少なくなっていました。妻に大池でつくしを摘んで帰ろうかと言うと「疲れたので帰りたい」とあっさり振られてしまいました。考えてみれば私もかなり足に来ているようで堤体で足が踏ん張れそうにありません。先日美味しいつくしの煮付けを食べたばかりなので今回は諦めてそのまま帰路に就く事にします。今年は天候にも恵まれ、満開の「大山桜」をしっかりと楽しむ事が出来大満足です。

 

f:id:momotchi_blog:20220303130449p:plain

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春爛漫!

春爛漫、一昨日釣りに行った日の最高気温は20°越え、昨日は16°と春が一歩ずつ近づいて来ているようです。そんななか、昨日はスタットレスタイヤからノーマルタイヤに交換しました。今年は例年になく雪も多かったのですが、スノボには2回行っただけでシーズンが終わってしまいました。もう少し行きたかったと少し後悔しています。

今朝出勤時に職場の桜が満開になっていました。夕方勤務を終え駐車場に向かう際に撮影しました。

敷地内の他の場所の桜はまだ三部咲き程でしたが、この場所の桜は見事に満開です。場所が少し違うと日の当たり方や風の流れ、気温の上昇のしかたも異なり開花に影響を与えるのでしょうか… 

そんな桜を眺めながら、ふと、つくしもそろそろ生えているのではないかと思い、少し足を延ばし様子を見に行ってみる事にしました。

南区奥迫川にある大山桜に向かう途中の池までやって来ました。堤体(池の斜面)には菜花の黄色い絨毯も広がっています。

天端まで上って来ました。つくしを見っけ!

堤体で足を踏ん張りながら、つくしを探します。今日は誰か先に摘まれたのか少し数が少ないようでした。

つくしを見ると寒い冬の終わりを感じます。

堤体でつくしを探しならから天端まで上って来ました。

天端からは岡山市街地が望めます。30分程つくしを摘んだ後帰宅する事にしました。

帰宅後、新聞紙の上に広げてみると、かなりの量があるようです。つくしを摘むのは楽しいのですが後処理が大変です…

1時間以上かかりやっと袴を取り終えました。穂先の開きかけたものや開いたものは取り除きますが、まだ固い穂先は残しています。

数回しっかりと水洗いをした後、しばらく水に浸して灰汁抜きをします。

灰汁抜きを終えたつくしで妻がつくしの煮付けを作ってくれました。昔母がつくしの卵とじをよく作ってくれていた事を思い出します。妻の作ってくれたつくしの煮付けはとても美味しく、ついついビールが進んでしまいます。妻曰く、子どもの頃に働いていた両親のためにつくしを摘んできてはよく作っていたとの事です。穂先は少し苦味を感じますが、この苦味がビールによく合います。春を感じながらつくしを肴にビールを楽しむ事が出来ました。

 

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