片鉄ロマン街道

11月に入り気候も良くなってきたので、久しぶりに片鉄ロマン街道を走ってみる事にしました。このコースは何度か走っていますが今回は4~5年ぶりで、EIZER M300では始めての走行になります。昨日、車にM300の積み込みを終え準備完了、スタート地点の備前市サイクリングターミナル(備前市西片上)に向け自宅を予定より30分遅れの9時過ぎに出発し10時前に到着、M300を降ろし出発準備を始めます。

 

f:id:momotchi_blog:20211106071300j:plain片鉄ロマン街道のパンフレットにあったルート図です。片鉄ロマン街道は、岡山県道703号線(備前柵原自転車道)の愛称で、片上鉄道跡地の旧片上駅(備前市西片上)~旧柵原駅(久米郡美咲町《旧柵原町》吉ヶ原)間33.8㎞の一部区間を除く鉄道跡を自転車歩行者専用道して2003年(平成15年)に整備されたものです。片鉄ロマン街道の備前市側のスタート地点は旧片上駅から1km程進んだ市街地外れにある山陽新幹線の高架下、終着点は旧柵原駅の一つ手前の旧吉ケ原駅(久米郡美咲町吉ヶ原)になり、総延長は34.2km、コースの殆どが鉄道跡地という事で急な坂も無くとても走りやすいコースです。終点の旧吉ケ原駅では往時を偲ばせる片上鉄道の車両たちが出迎えてくれ、隣接している「柵原ふれあい鉱山公園」には柵原鉱山の歴史や当時の様子などを見る事が出来る柵原鉱山資料館などもあります。

片上鉄道は同和鉱業㈱(現、DOWAホールディングス㈱)の鉱山鉄道として1923年(大正12年)に片上駅~和気駅間が開通し、1931年(昭和6年)に柵原駅までの全線が開通しました。開通以前は柵原鉱山で産出された硫化鉄鉱は吉井川の高瀬舟で輸送していましたが、片上鉄道開通以降は片上港まで貨物輸送すると共に旅客輸送も行われ地域住民の足として活躍していました。しかし、時代変化に伴い1991年(平成3年)に惜しまれながらも廃線となってしまいました。当時友人たちと廃線の少し前にこの片上鉄道に乗りに来た事をふと思い出しました。

 

f:id:momotchi_blog:20211106072949j:plain今回のスタート地点となる備前市サイクリングターミナルは片鉄ロマン街道の始発点である山陽新幹線の高架から1km程北上した東備消防組合消防本部の前になります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104082133j:plain出発の準備ができました。10時20分出発します。片鉄ロマン街道のスタート地点は山陽新幹線の高架下ですが、今回はここからスタートし、戻って来て時間があればスタート地点まで行ってみる事にします。

ポタリング ♪♪ ポタリング ♪♪ ゆっくり、のんびり走りま~す!

 

f:id:momotchi_blog:20211104083601j:plainスタート場所から上り坂です。ただ鉄道路線跡なのでさほどの勾配ではありません。

 

f:id:momotchi_blog:20211104082216j:plain坂の前方に峠清水トンネルが見えて来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104094930j:plain片上鉄道の一番の難所であった清水峠にある峠清水トンネルに入ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104095404j:plain全長200m程の峠清水トンネルを抜けると緩やかな下り坂が続きます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104095421j:plainキンモクセイの甘い香りを感じながら走っていると前方に清水駅跡が見えて来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104083817j:plain清水駅跡(和気郡和気町清水)に到着しました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104083838j:plain清水駅跡までは旧片上駅から4.1km、備前市サイクリングターミナルからは2.2kmでした。

 

f:id:momotchi_blog:20211104083909j:plain左手に初瀬池があるはずですが、草木が茂り沿道からは見る事ができません。

 

f:id:momotchi_blog:20211104083927j:plain田園の中を進みます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104083945j:plain柿の実がたわわに実っていました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104084011j:plain中山駅跡(和気郡和気町大中山、片上駅から5.7kp)に到着しました。駅名標のレプリカが設置されていますが、以前走った時には何も無かったように思います。

この旧中山駅から少し入った所には1971年にオープンした「中山サーキット」があります。中山サーキット日本自動車連盟JAF)の公認サーキットコースとして、鈴鹿サーキット富士スピードウェイ筑波サーキットに続き日本で4番目にオープンした長い歴史があるサーキットだそうですが、現在も現役で活躍しているのでしょうか?

 

f:id:momotchi_blog:20211104084023j:plain所々に「片鉄ロマン街道」の路面表示があります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104084041j:plain山陽自動車道の高架が見えて来ました。左側に和気ICがあります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104084102j:plain国道374号線と並走します。前方に和気富士(標高172.8m)や和気アルプスと呼ばれる山々が見えて来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20211106085040j:plain国道374号線と別れ片鉄ロマン街道は和気市街地に入ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104084125j:plainJR和気駅和気郡和気町福富、片上駅から8.6km)に到着しました。「1/2 7」(7.5kp)の距離標のレプリカが設置されています。このkpは片鉄ロマン街道のスタート地点からの距離のようで500m毎に設置されています。

片上鉄道の和気駅ホームは当時JR線の南東隣りにあり、この駅で山陽線との乗換が出来ていましたが、その面影は全く見る事は出来ません。

 

f:id:momotchi_blog:20211104084155j:plainJR和気駅を過ぎ山陽線と吉井川の支流金剛川を渡ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104084216j:plain先ずは山陽線を越えます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104084238j:plain金剛川を渡り片鉄ロマン街道から外れ北岸を少し東に進んだ場所から全長103mの金剛川橋梁を見た様子です。

 

f:id:momotchi_blog:20211104084257j:plain片鉄ロマン街道に戻り進みます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104084814j:plain和気駅跡(和気郡和気町和気、片上駅から10.1kp)に到着しました。跡地には駅名標のレプリカが設置されています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104084827j:plain帰宅後古い地図を見ていると本和気駅は前方に見える大きな建物(北川病院)の北側にあったようです。駅名標のレプリカが設置されている場所と実際に駅があった場所とは異なるようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104084855j:plain民家の軒先には八朔でしょうか? しっかりと実を付けていました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104092831j:plain和気市街地を抜けると貨車が見えて来ました。路面には「湯郷温泉31km」、和気、片上方面には「和気」という路面表示がありました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104092952j:plain当時の物でしょうか、貨車と腕木式信号機がありました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104092902j:plain益原駅跡(和気郡和気町益原、片上駅から11.6kp)に到着しました。ここにもレプリカの駅名標が設置されていますが、古い地図を見ていると実際の駅跡はここから500m程北に進んだ場所にあったようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104092915j:plain益原駅跡を出発します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104093020j:plain沿道にはラベンダーが植えられていました。5月頃に走るとラベンダーの綺麗な紫色といい香りが楽しめそうです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104093047j:plain緩やかな坂を上っていると、新田原井堰が見えて来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104093123j:plain緩いながら上り坂が続きます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104093136j:plain新田原井堰(和気郡和気町田原上)です。

田原井堰は閑谷学校や後楽園を手掛けた津田永忠が約300年前に築造したのが始まで、長い年月で老朽化が進み、1965年(昭和40年)頃からは水利用が増えた事で水不足が生じてはじめてきた事もあり、国営事業として1986年(昭和61年)に現在の新田原井堰が完成したそうです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104093152j:plain新田原井堰を過ぎ、しばらく進むと天瀬駅跡(和気郡和気町《旧佐伯町》岩戸、片上駅から14.5kp)に到着しました。ここでしばらく休憩します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104093954j:plain片上鉄道当時の駅舎がそのまま残されています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104094006j:plain駅舎内は休憩出来るように改修されています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104093352j:plain休憩を終え出発します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104093439j:plain天瀬駅の先に和気、片上方面への信号機が残されていました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104082216j:plain木々の間を走り抜けます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104083637j:plain天神第一トンネルが見えて来ました。トンネルは天神第一と天神第二トンネルと連続して続きます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104095719j:plain天神第二トンネルを抜けると吉井川の展望が一気に開けました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104100130j:plain吉井川の左岸に岩戸地区が見えて来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104124443j:plain古い地図で河本駅を確認すると、国道右下に屋根が見えている建物が現在の河本コミュニティハウスですが、その付近が旧河本駅(和気郡和気町岩戸、片上駅から16.3kp)だったようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104095734j:plain岩戸地区を抜けると国道374号線を横断します。古い地図では、当時片上鉄道は河本駅の北側で跨線橋を潜って河川敷に出ていたようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110350j:plain片上鉄道は国道より低い吉井川の河川敷を走行していたようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110408j:plain当時の陸閘門《りくこうもん》がそのまま残されています。陸閘門とは、堤防にゲートを設け通常時は開けたままの状態で運用し、増水時にゲートを閉めて水の流入を防ぐ施設です。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110423j:plain陸閘門には片上鉄道のレールがそのまま残されています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110441j:plain先に進みます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110500j:plain低い堤防に上ると、すぐに下りになりました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110526j:plain信号機の跡でしょうか?

 

f:id:momotchi_blog:20211104110540j:plain少し進むと信号機が残されていました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110553j:plainその信号機をアップにしてみました。四灯式のようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110604j:plain備前矢田駅跡が見えて来ました。古い地図を見ると駅舎は右側にあったようですが、現在は住宅地になっていました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110623j:plain備前矢田駅跡(片上駅から18.3kp)に到着しました。この駅は旧和気郡佐伯町矢田にありました。

戦国時代、浦上宗景が町の南に天神山城を築き、毛利元就と同盟を結び一時期、備前国美作国の支配権を握った事もあったようです。また、江戸時代には吉井川の高瀬舟の寄港地となり佐伯地域は栄えていたようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110640j:plain備前矢田駅跡を出発します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110705j:plainホーム跡の先に信号機がありました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110719j:plain二灯式信号機と踏切作動反応灯(踏切表示灯)がそのまま残されています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110832j:plain1km程進むと再び国道374号線を横断します。当時片上鉄道はそのまま直進し右奥の自歩道標識辺りに繋がっていたようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110845j:plain交差点手前の吉井川ではシラサキギが羽を休めていました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110856j:plain国道を横断し先に進みます。

 

f:id:momotchi_blog:20211109090033j:plainこの付近で直進する片上鉄道を国道が跨線橋で左奥から右手前に越えていたようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110913j:plain国道より少し高い場所を吉井川沿いに走ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104110950j:plain沿道に黄色い果実がたわわに実る樹木がありました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104111001j:plain果実の尻部が少し出ていますが、これは何という品種でしょうか?

 

f:id:momotchi_blog:20211104111011j:plain先に進みます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104111024j:plain苦木駅跡が見えて来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104111236j:plain苦木駅跡(和気郡和気町苦木、片上駅から22.2kp)に到着しました。前方にホームと駅舎跡が見えます。この駅は2面2線の構造のようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104111254j:plain駅舎跡まで移動してきました。この駅舎も当時のまま残されています。ここでしばらく休憩します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104111309j:plainこの駅舎内も休憩出来るように改修されていました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104112601j:plain駅舎入口に花が飾られています。地域の方々が協力されて保全活動をしてくださっているようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104112250j:plain休憩を終え出発します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104113119j:plain苦木地区を抜け塩田地区に入ると前方に杖谷駅跡が見えてきました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104113207j:plain杖谷駅跡(和気郡和気町苦木、片上駅から24.2kp)に到着です。

 

f:id:momotchi_blog:20211104113148j:plain後方の建物は和気町のごみ処理施設のようです。撮影を終え出発します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114118j:plainしばらく進むと国道脇に塩田コミュニティセンターがあり、この付近が備前塩田駅跡(和気郡和気町塩田、片上駅から25.5kp)ではないかと思います。しかし駅跡と言ってもここには何も残ってい無いようなのでさらに進みます。

 

f:id:momotchi_blog:20211106125917j:plain今回撮影し忘れたので前回撮影した写真です。塩田駅跡から吉井川橋梁跡に向かう区間です。

片鉄ロマン街道は鉄道跡地を離れ国道374号線沿いに進むルートに変わります。備作大橋で吉井川を渡り和気郡和気町《旧佐伯町》から赤磐市稲蒔《いなまき》地区に入りました。備作大橋という名前から備前の国から美作の国に入るのかと思いきや…… まだ備前の国でした。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114232j:plain備作大橋を渡ると備前福田駅跡に到着しました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104123515j:plainこの場所には駅名標など鉄道関連施設や駅舎に似た建物等がありますが、前記のとおりこの場所は鉄道跡地ではありません。説明板によると旧備前福田駅(赤磐市《旧赤磐郡吉井町》福田、片上駅から27.2kp)から鉄道関連施設を移設しこの場所に設置しているとの事です。しばらく休憩し出発します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114254j:plain吉井川の支流高田川を渡ります。前方に「片鉄ロマン街道 ⇨」の案内板が見えています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114309j:plain右折し堤防の上に整備された片鉄ロマン街道を進みます。右前方に先程渡った備作大橋が見えています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114339j:plainしばらく進むと第一吉井川橋梁跡の基礎が見えてきました。この奥に備前塩田駅がありました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114357j:plain第一吉井川橋梁跡の西側には鉄道跡地が残されていて、一般道として使用されているようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114412j:plain堤防の上に整備された片鉄ロマン街道をそのまま進みます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114438j:plain片鉄ロマン街道沿いにはコスモスが咲いていました。また桜も植えられていて春に走ると見事な桜並木を楽しむことが出来そうです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114424j:plain周匝《すさい》市街地の後方には周匝茶臼山城が見えています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114504j:plain少し進むと、国道374号線の交差点が見えて来ました。片鉄ロマン街道は右折し国道374号線に沿って周匝橋を渡ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114517j:plain今回私は直進し、前方に見えている橋を渡ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114546j:plainその橋との交差点から見た南方向の様子です。直進してきている道路(右側)が片上鉄道の跡地なのです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114530j:plain第二吉井川橋梁跡に新たに架けられた自歩道専用橋です。橋名は「飯岡《ゆうか》橋」というそうです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114607j:plain飯岡橋を渡り備前の国から美作の国に入り、片鉄ロマン街道の交差点に出ます。片上鉄道は直進し、その少し先には美作飯岡《ゆうか》駅跡が見えています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114622j:plainアップにしてみました。今回は美作飯岡駅跡には立ち寄らず、交差点を左折し片鉄ロマン街道を進みます。

 

f:id:momotchi_blog:20211106140308j:plain前回訪れた際の美作飯岡駅跡(久米郡美咲町《旧柵原町》飯岡《ゆうか》、片上駅から29.6kp)です。この駅も2面2線の構造のようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211106140317j:plain同じく前回の写真ですが、美作飯岡駅跡の北側にある踏切跡には脱線防止ガードが残されています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114812j:plain片鉄ロマン街道は県道26号線(津山柵原線)を横断し、県道沿いに吉ケ原に向かいます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114825j:plain10分程進むと吉ケ原に到着、キハ312が出迎えてくれました。ここが片鉄ロマン街道の終点になります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104115003j:plain少し進むと吉ケ原駅跡に到着します。柵原鉱山資料館に入る踏切から吉ケ原駅舎をバックに撮影しました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104115035j:plain振り返って撮影しました。左に柵原鉱山資料館、奥に先程のキハ312が見えています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114934j:plain駅構内の様子です。客車のホハフ2003、気動車のキハ303、その奥にキハ702。左奥には入替機関車と貨車も見えています。線路の奥には見えづらいですがDD13-5511も停車していました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104115959j:plain14時少し前、吉ケ原駅跡(久米郡美咲町《旧柵原町》吉ヶ原、片上駅から32.5kp)に到着しました。スタート時間も遅れた事もあり予定より1時間遅れです……

区間距離32.7km、平均速度15km、所要時間3時間半強……

ポタリング ♪♪ ポタリング ♪♪ ゆっくり、のんびり楽しみながら走って来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114911j:plain当時の物と思われる駅名標

 

f:id:momotchi_blog:20211104115212j:plain駅舎内より改札口の様子です。

 

f:id:momotchi_blog:20211104115226j:plain駅の窓口・・・ 駅舎内は当時の面影が色濃く残っています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104114900j:plain柵原駅の正面入り口です。三角屋根の木造駅舎は片上鉄道独特の特徴ある印象的な建物です。

 

f:id:momotchi_blog:20211104120103j:plain吉ケ原駅舎跡は2006年3月2日に、登録有形文化財に登録されています。

吉ケ原での時間を少し短くしましたが、予定より1時間近く遅れています。これから帰路に就きますが、帰りはあまり寄り道しないように、休憩も程々に走りたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20211104120125j:plain時間は14時20分、50分遅れでスタートします。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121034j:plain第二吉井川橋梁跡の飯岡橋を渡りました。帰りは直進し片上鉄道跡地を走ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121122j:plain国道374号線との交差点です。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121141j:plain周匝駅跡(赤磐市《旧赤磐郡吉井町》周匝)付近です。片上駅から28.5kp付近)

 

f:id:momotchi_blog:20211104121205j:plain左側の材木店の倉庫付近に周匝駅舎があったと思われます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121308j:plain田園の中を走ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121322j:plain吉井川支流の滝山川の堤防に突き当たりました。左折し近くの橋を渡ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121333j:plain橋の袂ではヤギが餌を食べていました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121344j:plain滝山川を渡り対岸の元の場所付近迄戻って来ました。北東側には先程走って来た旧路線跡の道路が見えています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121411j:plain南西方向には鉄道跡らしく直線の道路が延びています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121424j:plainその先の右側に少し広くなった付近が備前福田駅跡(赤磐市福田、片上駅から27.2kp)ではないかと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121446j:plain備前福田駅跡を抜け、そのまま直進します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121520j:plainしばらく進むと、路線跡の道路は左に緩やかに曲がって行きます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121535j:plainそして吉井川の堤防に突き当りました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104121549j:plain第一吉井川橋梁跡の基礎が連なっています。片鉄ロマン街道は右奥の備作大橋を迂回しています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104122322j:plain第一吉井川橋梁跡の基礎の先に備前塩田駅跡があります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104122359j:plain片鉄ロマン街道は国道374号線に合流後、左折し高田川を渡ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104122419j:plain備前福田駅を模した休憩施設でしばらく休憩します。行く時にお会いした兵庫県たつの市から来られたという方と再びこの場所で偶然再会しました。話をしていると、道を間違えて散々走った末、結局吉ケ原まで行く事が出来なかったそうです。地図を見ながらコースを説明させていただくと、すぐ近くまで行かれていたようです。また出直してきます…… と少し残念そうでした。

 

f:id:momotchi_blog:20211109123020j:plainコースを間違われた方もおられたので、パンフレットの赤磐市周匝周辺に青字で追記しました。

◎ 注意場所については、私も初めて走った際少し考えた場所でした。吉ケ原方面に行く場合、周匝橋の手前に案内板があるので確認し、国道374号線を横断した後周匝橋を渡ってください。周匝橋を渡りきるとすぐに左折し堤防沿いに曲がる案内板があるので見落とさないようにしてください。案内板が小さく一つ見落とすと後が無いので特に注意が必要なように思います。

◎ 青色ラインは片上鉄道の跡地です。現在は一般道として使用されているため走行する場合は注意が必要です。

※ 第一吉井川橋梁部は吉井川に橋が無いため走行できません。

鉄道好きの方には、往路または復路で片上鉄道跡地を走って周匝駅跡や備前福田駅跡を走るコース、飯岡橋を渡る「近道」コース、飯岡駅跡に立寄ってみるのも私のお勧めです。

水分補給とタバコ補給をしながらしっかりと休憩し出発します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104122536j:plain苦木駅跡が見えて来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104122617j:plain苦木駅跡は通過します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104122652j:plain備前矢田駅跡が見えて来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104122717j:plain備前矢田駅跡も通過です。

 

f:id:momotchi_blog:20211104122744j:plain県道53号線(御津佐伯線)の佐伯大橋が見えて来ました。片鉄ロマン街道はその下を潜ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104122800j:plain陸閘門が見えて来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104122823j:plain国道374号線を横断し、国道沿いに河本駅跡を通過します。前方に浦上宗景が築いた天神山城のあった天神山が見えています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104122838j:plainその麓にある第二天神山トンネル、第一天神山トンネルを走り抜けます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141254j:plainしばらく進むと天瀬駅跡に到着しました。ここでまた休憩を取ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141312j:plainさすがに久しぶりのポタリングで、足腰に違和感を感じ始めました。一休み一休み……

あまり無理をせずのんびりと走ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141342j:plain山裾から離れ田園の中を走ります。左前方に鵜飼谷温泉が見えてきました。疲れた体には温泉は最高のなのですが……

 

f:id:momotchi_blog:20211104141400j:plain益原駅跡を通過します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141420j:plain和気駅跡も通過です。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141433j:plain16.0‰(パーミル)勾配標がありました。この勾配標は当時の物なのでしょうか?

ちなみに、16.0‰とは、1,000m進んで16m上るそうで、道路でいう1.6%と同じ勾配になります。片上鉄道の最大勾配は片上駅~清水駅間にあり28.6‰と一番の難所だったようです。

余談になりますが、箱根の山は天下の険と言われた箱根の外輪山を登る箱根登山鉄道は、3ヶ所のスイッチバックがあるにも拘らず80‰という国内鉄道最大勾配を上っています。考えてみると8%勾配はスキー場では割と緩い勾配なのですが普通の列車では限界に近い急勾配のようです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141454j:plainJR和気駅を通過します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141531j:plain山陽自動車道の高架を潜ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141548j:plain中山駅跡も通過します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141603j:plain清水峠に入ります。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141622j:plain緩やかな上り勾配が続きます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141637j:plain清水駅跡に到着しました。残り2km程ですが無理をせずここで少し休憩を取ります。片鉄ロマン街道の始発点まで行く事は時間的も体力的にも少し厳しいようです。水分補給とタバコも吸って出発します。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141651j:plainまた緩やかな上り勾配を上っていると、峠清水トンネルが見えて来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141718j:plain沿道には応援するかのようにススキも揺れています。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141730j:plain清水トンネルに到着しました。後は下るだけです。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141741j:plain備前市サイクリングターミナルが見えて来ました。時間があれば片鉄ロマン街道の始発点まで行ってみたかったのですが、今回は遅くなったのでここで切り上げます。

 

f:id:momotchi_blog:20211104141817j:plain17時前、備前市サイクリングターミナルに無事到着しました。復路の走行距離は32.5km、平均速度18km/h、所要時間は2時間40分。総走行距離は65km、往復の平均速度は16.5km/hでした。

前回はこの区間を復路2時間強で走っていたのでかなりのペースダウン……

クロスバイクからミニベロに変わった事もさることながら、5年間の間にかなり体力が落ちたのも影響しているのかも知れません。確かに休憩回数や休憩時間も多かったように思います。

ポタリング ♪♪ ポタリング ♪♪ ゆっくり、のんびり楽しみながら完走しました。I'm happy めでたし めでたし!

f:id:momotchi_blog:20211104141835j:plain車にM300を積込み帰路に付きます。

今回思っていた以上に時間がかかってしまい終着点の吉ケ原でのんびりとする事が出来ず、片鉄ロマン街道の始発点にも行く事も出来ず少し残念でしたが、のんびりと、とても気持ちよくポタリングを楽しむ事が出来ました。また機会を作って走りに来てみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20210313144222p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094936p:plain

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大佐山とキッチン神代

先日汲みに行った湧水が残り少なくなって来たので妻と休みの合う今日、ドライブがてら大佐山にある「夏日の極上水」(新見市大佐上刑部夏日)を汲みに出かける事にしました。今回は大佐山にも立ち寄り、昼食は「キッキン神代」(新見市神郷下神代)で花見牛を食べる予定です。コースは倉敷市街地抜け真庭市北房を経由する最短ルートで走ってみる事にします。

f:id:momotchi_blog:20211101061818j:plain倉敷美観地区の脇を抜け、JR倉敷駅前に出てきました。右折し県道24号線(倉敷清音線)で駅の東側の踏切を越えアリオ倉敷の脇を北上します。

f:id:momotchi_blog:20211101061828j:plain倉敷市街地を抜け高梁川沿いに総社市まで来ました。この中原口交差点を左折し直進すりと県道80号線(上高末総社線)に合流しますが、今回は総社市街地を迂回し国道180号線に合流するため左折し中原橋を渡った後、県道278号線(宍粟真備線)で高梁川の西岸を北上します。

f:id:momotchi_blog:20211101083226j:plainJR豪渓駅近くで国道180号線に合流しました。新見方面へしばらく進み、JR日羽駅近くの明見橋交差点を加賀郡吉備中央町方向に右折します。市道を10分程走ると県道57号線(総社賀陽線)に合流し、その後道なりに県道78号線(長屋賀陽線)に乗り継ぎます。

県道57号線はJR豪渓駅の南付近で国道180号線から別れ紅葉の名所「豪渓」を経由するコースで景観も素晴らしいのすが、豪渓から北は道幅も狭く対向車との行き違いにも苦労する道路です。吉備中央町まで抜けるのであれば総社市日羽を経由するコースの方が時間的にも早く、とても走りやすいコースです。

f:id:momotchi_blog:20211101084518j:plain国道484号線との交差点を巨瀬《こせ》方向に直進します。

f:id:momotchi_blog:20211101090742j:plain高梁市巨瀬の交差点で真庭方向に右折し国道313号線で真庭市北房を目指します。

f:id:momotchi_blog:20211101061840j:plain真庭市北房で国道313号線と別れて県道58号線(北房川上線)に乗り換え、大佐方面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211101061856j:plain毎年ホタル撮影の訪れる北房ホタル公園の脇を通過し山道に入りました。鬱蒼と茂る木々の間を抜けて行きます。

f:id:momotchi_blog:20211101061908j:plain上部に中国自動車道が見え隠れしています。

f:id:momotchi_blog:20211101061918j:plain「北房もみじ公園」を過ぎると県道58号線は左折の案内板がありました。しかし「大佐山オートキャンプ場 ⇧」との案内板もあり、少し考え直進し県道311号線(阿口上線)で勝山方面に向かう事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211101061930j:plain県道311号線を5分程走ると県道320号線(若代方谷停車場線)の交差点に出て来ました。「⇦ 大佐」の案内板があったので左折します。

f:id:momotchi_blog:20211101061942j:plain県道320号線を3分足らず走ると新見市大佐布瀬で県道58号線との交差点に突き当たりました。右折し大佐町方面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211101061957j:plain新見市大佐田治部で県道32号線(新見勝山線)に出て来ました。芸備線の踏切を越え右折します。

f:id:momotchi_blog:20211101062011j:plain県道32号線をしばらく進むとJR刑部《おさかべ》駅近くに「⇦ 大佐山」の案内板があり、この交差点を左折します。

f:id:momotchi_blog:20211101062028j:plain前方に大佐山が見えて来ました。

f:id:momotchi_blog:20211101062039j:plain「県立自然公園 大佐山」のゲートを潜ります。

f:id:momotchi_blog:20211101062052j:plain「⇦ 大佐山山頂 天然のわき水 夏日の極上水 ⇨」の案内板がありました。先に湧水を汲むためこの交差点を右折します。

f:id:momotchi_blog:20211101062136j:plain「天然のわき水 夏日の極上水」に到着しました。自宅から約95km、2時間強かかっていました。

f:id:momotchi_blog:20211101062157j:plainこの湧水は豊富なミネラルを含んでいて飲むと少し甘い感じで、「平成の名水百選」にも認定書されているとても美味しい湧水です。

f:id:momotchi_blog:20211101062211j:plain湧水汲み場にある休憩小屋です。

f:id:momotchi_blog:20211101062223j:plain入口には湧水の管理保全への募金協力案内板と募金箱がありました。ほんの少しですが、気持ち分だけ協力させていただきました。

f:id:momotchi_blog:20211101062240j:plain休憩室内部の様子です。時計は16時7分で止まっていました。壁には「平成の名水百選」の認定書”が飾られています。

f:id:momotchi_blog:20211101062303j:plain湧水を汲み終え、前回通行止だった「緑資源幹線林道 粟倉・木屋原線 大佐新見区間」の様子を見に行ってみましたが、令和4年2月15日までは通行止が続くようです。

来た道を引き返し大佐山山頂を目指します。

f:id:momotchi_blog:20211101062325j:plain大佐山山頂に到着しました。左前方の建物内にはレストランがあったようですが、現在は営業されていないようです。

f:id:momotchi_blog:20211101064729j:plain車を置き山頂へ向かいます。山頂付近では草刈り作業ををされていました。

f:id:momotchi_blog:20211101062513j:plain大佐山は風の聖域とも呼ばれ、岡山県下でも有数のパラグライダー基地の一つだそうです。

f:id:momotchi_blog:20211101062445j:plainパラグライダーの離陸場からの様子です。

f:id:momotchi_blog:20211101062459j:plain展望台に登ってみます。

f:id:momotchi_blog:20211101062542j:plain展望台の南側には大佐山山頂の三角点が見えました。

f:id:momotchi_blog:20211101062748j:plain北方向には中国地方の最高峰の大山とその南東に続く烏ヶ山が綺麗に見えています。

f:id:momotchi_blog:20211101062820j:plain北東方向にはパラグライダー離陸場の入口が見えています。

f:id:momotchi_blog:20211101062643j:plain上空にはパラグライダーが飛んでいるのが見えました。

f:id:momotchi_blog:20211101062616j:plain2機のパラグライダーが飛んでいるようです。

f:id:momotchi_blog:20211101062624j:plainとても気持ち良さそうに飛んでいます。

f:id:momotchi_blog:20211101062711j:plainもう一機飛んでいました。

f:id:momotchi_blog:20211101063126j:plain展望台から見た東方向の展望です。

f:id:momotchi_blog:20211101062929j:plain南方向・・・

f:id:momotchi_blog:20211101062959j:plain西方向・・・

f:id:momotchi_blog:20211101063354j:plain北方向・・・ 360°全て見渡すことが出来ます。妻はこの素晴らしい展望に大感激の様子です。

f:id:momotchi_blog:20211101064821j:plain眼下には大佐山オートキャンプ場が見えていました。

大佐山をしっかりと堪能したので昼食に向かう事にします。

f:id:momotchi_blog:20211101065033j:plain大佐山から少し下り脇道に入ります。緑資源幹線林道 粟倉・木屋原線 大佐新見区間の通行止区間を迂回するためです。

f:id:momotchi_blog:20211101065045j:plain緑資源幹線林道の通行止区間の南側入口脇に出て来ました。

f:id:momotchi_blog:20211101065058j:plain緑資源幹線林道を少し下ると天原交差点に出て来ました。前回はここで通行止の案内板が有ったためコースを変え県道318号線(千屋大佐線)で新見市大佐小阪部まで下り迂回し「夏日の極上水」へ向かいました。今回は右折し前回とは逆向で新見市街方面に向かいます。

途中新見市菅生から市道で千屋ダムへ出る予定でしたが、間違えて県道319号線(菅生上熊谷線)を新見市上熊谷に下ってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20211101065109j:plain新見市上熊谷の県道32号線交差点に出て来ました。右折し新見市街地を経由して向かう事にします。

f:id:momotchi_blog:20211101065124j:plain新見市街地に入りしばらく走ると、国道180号線の立体交差がありました。岡山方面は左折し側道から本線へ合流できるようですが米子東城方面はさらに市街地を抜けなければ国道180号線に合流出来ないようなので直進し東城方面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211101070703j:plain新見市街地を抜け国道180号線から国道182号線に乗り換え、今日昼食を食べる「夢すき公園」(新見市神郷下神代)に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20211101070729j:plainここ夢すき公園には日本一の親子孫水車があり、私たちを迎えてくれます。

f:id:momotchi_blog:20211101070959j:plain今日昼食を食べる「キッチン神代」です。私はいつもの「ローストビーフ丼」、妻は「千屋花見牛のボロネーゼ」をオーダーしました。

f:id:momotchi_blog:20211101070818j:plainカウンターでは子牛をモチーフにしたクッキーが販売されていました。

f:id:momotchi_blog:20211101070755j:plain無意識のうちに前回と同じ場所に座っていました。考えてみると毎回この座席に座っているようです。

f:id:momotchi_blog:20211101071101j:plain私がオーダーした「ローストビーフ丼」が出て来ました。

使用されている牛肉は放草飼育でしっかりと脂肪を燃焼させた赤味の強い牛肉で「千屋花見牛」というブランド牛です。

f:id:momotchi_blog:20211101071125j:plain下のごはんが見えない程ローストビーフが乗っていて、その上に半熟卵が乗っています。赤味の強い肉なのでローストビーフには最適なのかも知れません。

f:id:momotchi_blog:20211101071143j:plain地元で採れた野菜がしっかりと盛り付けられています。

f:id:momotchi_blog:20211101071155j:plain半熟玉子は良い感じで、ローストビーフに良く合います。

f:id:momotchi_blog:20211101071022j:plain妻がオーダーした「千屋花見牛のボロネーゼ」も出て来ました。

f:id:momotchi_blog:20211101071044j:plainソースの主役はやはり千屋花見牛、とても美味しそうです。私も少し味見させてもらいましたが、しっかりとした食感が感じられ、とても美味しくいただきました。ただパスタが上手く解れず絡みついて少し食べにくかった事が残念でしたが・・・

余談になりますが、以前洋食店で食べたボロネーゼはきしめんのような平麺タイプ(フィットチーネと言うそうです)のパスタでしたが、どちらかと言うとこのボロネーゼにはフィットチーネの方が合うように感じました。またこのボロネーゼはパスタにかけずそのままでも一品料理として美味しくいただけるのではないかとも思いました。

f:id:momotchi_blog:20211101071237j:plain妻がオーダーしたケーキセットも出て来ました。コーヒーとレアチーズケーキです。

f:id:momotchi_blog:20211101071247j:plainクリーミーでとても美味しかったそうです。

f:id:momotchi_blog:20211101071318j:plainお腹も大満足になり、帰路に就く事にします。

f:id:momotchi_blog:20211101071334j:plain県道441号線(下神代哲多線)沿いの新見健康の森にあるモニュメントは、下から上に水が上って来ているように見え、その最高部の先端から水が流れ出てきていました。

f:id:momotchi_blog:20211101140846j:plain県道33号線(新見川上線)に突き当たりました。今迄はこの交差点を左折し新見市正田交差点へ出て国道180号線を走っていましたが、今回は県道33号線で高梁市備中町を経由して帰ってみる事にします。

f:id:momotchi_blog:20211101072311j:plain県道85号線(高梁坂本線)が分岐する交差点です。この交差点を左折するとベンガラの里として有名な「吹屋ふるさと村」を経由し広域農道のかぐら街道を走って高梁市成羽に出る事も出来ますが、今回は県道33号線を直進します。

f:id:momotchi_blog:20211101072210j:plain成羽町布寄の県道438号線(西山布寄線)の交差点です。前回友人とのツーリングで新成羽川ダムから庄原市東城へ走った際、東城からの帰りに出てきた交差点です。

f:id:momotchi_blog:20211101072256j:plain少し進むと成羽川の手前で新成羽川ダムを経由し東城へ向かう県道107号線が分岐しています。

f:id:momotchi_blog:20211101072610j:plain高梁市川上町で国道313号線に突き当たりました。この交差点を右折すると雲海で有名な弥高山公園や福山、井原方面に行けますが、私たちは左折し高梁成羽方面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211101073236j:plain成羽市街地を抜け右折、県道35号線(倉敷成羽線)で矢掛方面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211101072657j:plain井原市美星町宇戸谷で県道293号線(宇戸谷高梁線)や県道166号線(美袋《みなぎ》井原線)との交差点が続きます。

f:id:momotchi_blog:20211101072708j:plain小田郡矢掛町上高末《かみこうずえ》交差点で県道35号線と別れ、県道80号線へ左折し総社方面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211101072721j:plain県道80号線と県道54号線(倉敷美袋線)とが交差する新本交差点まで戻って来ました。この交差点を右折し玉島方面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211101072748j:plain玉島ICまで戻って来ました。ここから国道2号線に出て自宅に向かいます。しかし、この日は何故か国道2号線倉敷市中島を過ぎた付近から渋滞し始め、何時もなら30分程で帰る事が出来るものが1時間近くかかってしまいました。

今回は最短ルートを模索しながらのドライブでしたが、少し変わったコースを走ってみるのも楽しいものです。また色んなコースを探して走ってみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20211010220633p:plainf:id:momotchi_blog:20211022121657p:plain

 

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タチウオ釣りと明石焼き

大阪湾でタチウオがシーズンとなり数もかなり上がっていると神戸の友人から連絡が入り、お互いの休日を調整し釣りに出かける事にしました。私はタチウオ釣りが初めてなので友人に全てお任せです。今回は明石市から出船する「名田屋」(明石市材木町)にお願いしたそうです。事前に使用するロッドやリール、仕掛けなどをメールしてくれたのでそれを基に準備です。竿は2m前後のタチウオロッド、ラインはPEラインの2号を200m、リーダーはフロロカーボンの8~12号、大阪湾ではリーダーにワイヤーは使用出来ないそうです。仕掛のテンヤは50号指定、タチウオ用テンヤはオモリと針が一体化した仕掛けで、最近大阪湾や全国でも人気が高まっているそうです。テンヤにはワイヤーが付属していて、エサとなるワシなどを巻き付けルアー感覚で釣るそうです。テンヤは大阪湾で使っているものを友人に購入を依頼し、それ以外をこちらで準備しました。大阪湾はタチウオのテンヤ釣りの発祥地で、今の時期は少し小振りながら数が揃うそうなのでとても楽しみです。

5時に集合出船なので、自宅を2時前に出発しました。深夜の走行なので一般道の国道2号線から太子龍野バイパス、姫路バイパス、加古川バイパス、第二神明道路で向かいます。

余りに時間が早かったので、途中第二神明道路の明石SAで時間調整後、4時20分に集合場所に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20211021181823j:plain既に沢山の方が集まっています。

f:id:momotchi_blog:20211021181900j:plain荷物を降ろし、駐車場に車を移動して待っていると友人がやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20211021181841j:plain受付を済ませ乗船します。手前の船は生きたエサを泳がせて大物を狙う飲ませ釣りの船だそうで、沢山の方が乗船されるようです。私たちが乗船するタチウオ釣りは奥の船です。

f:id:momotchi_blog:20211022074423j:plain今回乗船するタチウオ船です。タチウオ船は乗船される方は少ないようです。

f:id:momotchi_blog:20211022074437j:plain5時6分明石港を出船です。

f:id:momotchi_blog:20211021181941j:plain明石海峡大橋を潜ります。

f:id:momotchi_blog:20211021182012j:plain神戸の街明かりが見えて来ました。

f:id:momotchi_blog:20211021182149j:plain東の空が徐々に赤く染まり始めました。一際高いビルはあべのハルカスでしょうか?

f:id:momotchi_blog:20211021182204j:plain5時55分釣り場に到着したようです。早々に竿を出します。

f:id:momotchi_blog:20211022075213j:plain72mで底に付きました。誘いを掛けながら巻き上げて行きます。

ゆっくり巻き上げてみたり、誘いを掛けながら巻き上げてみたりしてみますが、なかなかアタリがありません。

6時30分、ついにアタリがありました。思っていた程の強いアタリではなく、タチウオなのかどうか分りませんが慎重に巻き上げていきます。途中引き込むというよりは突然重くなるという感じが一度ありましたがあまり強い引きは感じません。

f:id:momotchi_blog:20211021185025j:plain幅は指3本分(5cm)程、全長70cm程の大きさですが、タチウオ初ゲットです。仕掛けのテンヤは友人が二つ準備してくれた一つで、ワンタッチで餌のイワシを取り付ける事が出来るタイプの物です。

f:id:momotchi_blog:20211021182431j:plain6時35分、立て続けに2本目ゲット!

f:id:momotchi_blog:20211021182447j:plain船の中央付近で釣られていた方もアタリがあったようで巻き上げられていますが、電動リールを使用されているようです。

f:id:momotchi_blog:20211021182502j:plain6時47分、3本目ゲット! なかなか良いペースです。少し小振りながら今日は大漁の予感がします。

f:id:momotchi_blog:20211021182516j:plain6時51分、4本目ゲット!

この後アタリが遠のき、7時過ぎに場所を移動する事になりました。

f:id:momotchi_blog:20211021182557j:plain移動する船をカモメが追いかけて来ます。

f:id:momotchi_blog:20211021183009j:plain東側には大阪の市街地が望めます。

f:id:momotchi_blog:20211021183034j:plain7時15分、釣り場に到着したので釣り座に戻ります。私の釣り座は左舷側なので明石海峡大橋を眺めながらの釣りになります。

仕掛けを落とし誘いを掛けますが、なかなかアタリがありません。その後何度か船を流し替えますが全くアタリがありません。

f:id:momotchi_blog:20211021185924j:plain8時5分、久しぶりにアタリがありました。慎重に取り込み5本目ゲット!

f:id:momotchi_blog:20211021183426j:plain8時9分、続けてアタリがきました。6本目ゲット!

その後アタリが遠のき、移動することになりました。

f:id:momotchi_blog:20211022090919j:plain船の後ろをカモメが追従して来ています。

f:id:momotchi_blog:20211021183742j:plain神戸市街の後方には六甲山が見えています。

f:id:momotchi_blog:20211021183447j:plain9時過ぎに釣り場に到着、仕掛けを落とし誘いをかけていると、乗って来ました! 今度はかなりの大物のようです。慎重に取り込み開始です。しかしとても重く、なかなか上がって来ません!

が・・・

突然軽くなってしまいました? 巻き上げてみると18mでラインが切られていました。どうやらフグに切られたようです。逃がした魚は大きいと言いますが、今回は大物だったように思うのですが・・・ 

そう言えば出船前に話をしていた際、タチウオ釣りではフグが大量にいて釣りにならない事があったという話を聞いていた事を思いだしました。

f:id:momotchi_blog:20211021183539j:plain仕掛けのテンヤを取り換えます。二つ目は通常のテンヤでワイヤーでイワシを固定するタイプでした。

f:id:momotchi_blog:20211021183804j:plain二隻の遊漁船が見えますが、釣果はどうなのでしょうか?

偶に出るアタリですが、ライン切れやリーダー切れが多発します。友人が購入してくれていたテンヤは二つだけなので、船内で販売されているテンヤを購入し対応しています。イワシも追加購入していますが、なかなか釣果には繋がりません。

f:id:momotchi_blog:20211021183650j:plainフグの猛攻撃に合い、釣りにならず移動することになりました。

f:id:momotchi_blog:20211021183946j:plain移動後しばらくすると、前方の方がタチウオをゲットされたようです。

f:id:momotchi_blog:20211021184221j:plain10時30分頃、私が釣っている前方を帆船が横切って行きます。帆船を見ているとアタリが来ました。しっかり乗せて巻き上げます。

が・・・

f:id:momotchi_blog:20211021184242j:plainまたしても、ライン切れしたようです。巻き上げてみると45m・・・ 髙切れです・・・

ラインは140m程しか残っていません。この辺りは水深90m前後なので釣りは続けられます。その後私は数匹取り込む事ができました。

f:id:momotchi_blog:20211021184334j:plain仕掛けを変えている間に明石海峡大橋の手前を大きな帆船が横断していたようです。

f:id:momotchi_blog:20211021184426j:plainしかし、ライン切れやリーダー切れが多発し、1個800円のテンヤもどんどん無くなっていきます。餌のイワシが無くなったのでサンマに変えてみました。職場の友人が食いが悪い時にはサンマの方が有利と言うので事前に購入していた物で、残しても仕方ないので使用する事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211021184453j:plain時間は既に11時過ぎ、残り時間はあと1時間です。フグの猛攻撃は治まらずライン切れやリーダー切れが多発していますが、小型ながらタチウオを数匹取り込む事が出来ました。

f:id:momotchi_blog:20211021184526j:plainしかし、またしても45mで髙切れ発生! 残りのラインは100m以下になっているはずですが、この辺りの水深は80m程なので、テンヤを購入し今一度仕掛けを落としました。

何度か誘いをかけているとアタリが有り、しっかりと乗ったので取り込みますが・・・

またもやライン切れ・・・

時計を見ると11時50分、私は釣りを止めて片付ける事にします。結局テンヤは友人が購入してくれていた2個の他に船内で6個購入、船代より高くなってしまいましたが、タチウオは何とか二桁に乗っているはずです。それに散々タチウオ釣りの邪魔をしてくれたクロサバフグを数匹取り込んでいます。

f:id:momotchi_blog:20211021184510j:plain12時、引き上げる事になりました。一路明石港を目指します。船の後方にカモメが付いて来ています。

f:id:momotchi_blog:20211021184541j:plain明石海峡大橋が近付いてきましたが、釣り場からここ迄30分程かかりました。

f:id:momotchi_blog:20211021184555j:plain明石海峡大橋を潜ります。

f:id:momotchi_blog:20211021184609j:plain前方右側に日本標準時の子午線上に建つ明石市立天文科学館の時計塔が見えて来ました。

f:id:momotchi_blog:20211021184628j:plainその時計塔の前を通過します。

f:id:momotchi_blog:20211021184645j:plain間も無く明石港です。後方には明石海峡大橋が見えています。

f:id:momotchi_blog:20211021184700j:plain明石港に入港します。

f:id:momotchi_blog:20211021184712j:plain13時、明石港に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20211021184723j:plain私たちが乗船した遊漁船です。

折角なので、この後近くにある「ふなまち」で明石焼きを食べて帰る事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211021190927j:plain港から5分弱で同じ町内の「ふなまち」(明石市材木町)に到着しました。この案内板迄並んでいると90分待ちのようです。

f:id:momotchi_blog:20211021191015j:plainしかし平日の昼過ぎだというのに、沢山の方が待たれています。友人曰くこの場所からだと1時間待ちだそうです。

f:id:momotchi_blog:20211021191032j:plain待つ事50分弱、やっと一番前の席迄来ました。後方には私たちの後から来られた方が沢山待たれいます。

f:id:momotchi_blog:20211021191210j:plain一番前で待つ事10分余り、「どうぞ」とスタッフの方が声掛けくださいました。やっと入店です。時計を見ると友人の予想どおり丁度1時間待ちでした。

f:id:momotchi_blog:20200820051516j:plain壁にメニューが貼られています。

f:id:momotchi_blog:20211021191424j:plainメニューの横に「明石 玉子焼 ¥650」とポップが貼られています。もちろんオーダーは「明石 玉子焼」です。

f:id:momotchi_blog:20211021191445j:plain久しぶりの「ふなまち」です。相変わらず3人で対応されているようです。

f:id:momotchi_blog:20211021191706j:plainオーダーすると先に出汁が出来ました。

f:id:momotchi_blog:20211021191813j:plainテーブルには甘口、辛口のソースに焼き塩、青のりやカツオが並んでいます。

f:id:momotchi_blog:20211021191724j:plain私たちがオーダーした明石 玉子焼が間もなく出来上がりそうです。

f:id:momotchi_blog:20211021191840j:plain出てきました、明石焼きこと玉子焼です。これだけの量で税込650円なのも魅力で、20個も乗っていて、出汁が冷たいのが「ふなまち」の特徴です。

f:id:momotchi_blog:20211021191854j:plain先ずは焼き塩を振りかけていただきます。塩でいただくと玉子焼きの生地の旨味が味わえます。

f:id:momotchi_blog:20211021191941j:plain次に辛口ソースでいただきます。

f:id:momotchi_blog:20211021192002j:plain辛口ソースの上に青のりをかけていただきます。

f:id:momotchi_blog:20211021192016j:plain次は甘口ソースでいただきます。

f:id:momotchi_blog:20211021192028j:plain先程はカツオをかけるのを忘れていたので、今度はしっかりとカツオもかけていただきます。辛口好きの私ですが、甘口ソースの方が合うように思います。

f:id:momotchi_blog:20211021192039j:plain最後はやはり本場の明石焼きを堪能するため、出汁に浸していただきます。出汁に浮かぶたこ焼き? これこそ本場の「明石焼き」こと「明石 玉子焼」です。

f:id:momotchi_blog:20211021192054j:plain久しぶりの明石焼き、とても美味しくいただく事が出来ました。ごちそうさまでした! 

この後駐車場まで戻り友人と別れそれぞれ帰路につきました。

f:id:momotchi_blog:20211021192117j:plain帰宅後クーラーを開け並べてみます。クロサバフグが15匹いました。友人は持ち帰らないそうなので私のクーラーに入れていると、それを見られた方が「フグを持ち帰るのであれば一緒に持ち帰ってください」と沢山分けていただきました。私が釣りあげた以上にクロサバフグが増えていました。

f:id:momotchi_blog:20211021192107j:plain本命のタチウオは11匹でした。大きいものは最初に釣り上げた指3本分の約5cm、長さが約70cmで、全体に少し小振りでした。今回フグの猛攻撃に合い、思うように釣り上げる事が出来ず逃がしたタチウオも沢山いた事はとても残念ですが、初めてのタチウオ釣りでこれだけ釣れれば満足です。来る前にタチウオ釣りにも行く義父に色々と教示してもらったり、タチウオロットや針外しなどタチウオ釣りに必要な物を借りていますので、返しに行く際にお裾分けを持参したいと思います。

しかし、ラインも200m巻いていたものが残り70m程にまでなってしまい、テンヤ仕掛けは8個も無くしてしまいました。計算してみると船賃よりも高くなってしまい多少痛手ですが・・・

今の時期は一番数が釣れるそうで、これから徐々に数が減る半面、型が良くなってくるそうです。機会があればもう一度挑戦してみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20211022130839p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112138p:plain

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アッケシソウ その2

前回ツーリングがてらサンゴ草ことアッケシソウの撮影に出掛けた時の写真を見ていた妻が「私も見に行きたい」と言うので、今日妻とドライブがてら出掛けてみる事にしました。解禁初の日曜日なので混雑する事も予想され早い時間に出発する事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211018170147j:plain国道2号線から自専道の玉島笠岡道路を走り終点の「浅口 金光IC」で降ります。

f:id:momotchi_blog:20211018170528j:plain「浅口 金光IC」から先は現在工事中ですが本線沿いの県道471号線(南浦金光線)を走り、浅口市鴨方町六条院東へ出て県道284号線(東安倉鴨方線)に乗り替え浅口市寄島に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211017151257j:plain浅口市寄島総合支所の少し先のにある差点を左折し三郎島方面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211017151318j:plainゲートを潜り駐車場に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211017154948j:plain前回訪れた際にパンフレットをいただきました。

f:id:momotchi_blog:20211017154029p:plainそのパンフレットを帰宅後見てみると、他の場所にも自生地があったようです。前回はA、B地区のみしか行っていなかったので今回はE、C、D地区まで行ってみる事にします。

f:id:momotchi_blog:20211017151339j:plainA、B地区で妻がアッケシソウを見ている間私は少し撮影をします。

f:id:momotchi_blog:20211017151405j:plainまさに紅いの絨毯という言葉がぴったりです。

f:id:momotchi_blog:20211017151416j:plainアッケシソウは遊水池の塩湿地帯に生育しています。

f:id:momotchi_blog:20211017151427j:plain形や紅葉すると紅く染まる姿が珊瑚に似ている事から、網走地方ではサンゴ草(珊瑚草)と呼ばれています。

f:id:momotchi_blog:20211017151437j:plain珊瑚礁の海に潜っているようにも思えますが水中ではありません。

f:id:momotchi_blog:20211017151544j:plain妻がA、B地区の散策を終えたようなので、先に進んでみる事にします。100m弱進むとE地区の案内板がありました。

f:id:momotchi_blog:20211017151555j:plainしかし、E地区は立ち入り禁止になっていました。すれ違った方に伺うとこの先にアッケシソウがあるという話を伺い、C、D地区まで進んでみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211017151622j:plainさらに100m程進んでC地区の入口までやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20211017151605j:plain奥にアッケシソウが見えています。

f:id:momotchi_blog:20211019063658j:plainC地区には木道が整備されていてアッケシソウを間近で見る事が出来そうです。

f:id:momotchi_blog:20211017151711j:plain木道を進みます。

f:id:momotchi_blog:20211019063828j:plain木道の先端までやって来ました。アッケシソウは木道のすぐ脇にも沢山あり、間近で観察する事が出来ました。

f:id:momotchi_blog:20211017151739j:plain先端から見た西方向の様子です。アッケシソウがさらに西側のD地区方向にまで広がっているようです

f:id:momotchi_blog:20211018183404j:plainA、B地区とは違ったロケーションです。

f:id:momotchi_blog:20211017152150j:plainこの辺りも海水の流入しているようです。

f:id:momotchi_blog:20211018180540j:plainアッケシソウは海水が流入する塩湿地帯に生育しています。

f:id:momotchi_blog:20211018181911j:plainサンゴ草とはよく言ったものです。

f:id:momotchi_blog:20211017152252j:plainC地区をしっかりと堪能したので、D地区へ行ってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211018184647j:plainC地区からさらに100m程西方向に進むとD地区の看板がありました。

f:id:momotchi_blog:20211018184209j:plainしかし、残念ながらこのD地区も立ち入り禁止になっていました。

ここで引き返す事にします。近くに堤防に上る階段があったので堤防の上を歩いて戻る事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211017152325j:plain青佐鼻海岸の堤防では釣りを楽しまれていました。

f:id:momotchi_blog:20211017152411j:plain気持ち良い潮風を感じながら歩きます。

f:id:momotchi_blog:20211017152350j:plain三つ子島の先には瀬戸大橋が見えています。

f:id:momotchi_blog:20211017152339j:plain三つ子島の手前をカモメが飛んで来ました。

f:id:momotchi_blog:20211017152431j:plain駐車場が見えて来ました。来た時よりもかなり車の数が増えているようです。

f:id:momotchi_blog:20211017152500j:plain車に戻り帰路につきます。正面が三郎島でその手前に干拓地の揚水場が見えています。解放日以外はこの揚水場脇のゲートが締められていて立ち入る事は出来ないようです。

f:id:momotchi_blog:20211017152512j:plain今回は干拓地内で一度西方向に向かい、ロータリー交差点を南側から入ってみました。ロータリーを周って県道47号線(倉敷長浜笠岡線)で玉島方向に1km程進み、来る際に走った県道284号線で玉島笠岡道路に向かいます。

妻もアッケシソウをしっかりと楽しめたようで、とても喜んでいました。今日も天候に恵まれた最高のドライブ日和でした。私は今夜夜勤なので帰宅後寝ておく事にします。

 

f:id:momotchi_blog:20191127094742p:plainf:id:momotchi_blog:20200116124915p:plain

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本州唯一のアッケシソウ

アッケシソウ(厚岸草)やサンゴ草(珊瑚草)と言えば、アッケシソウの名前のルーツでもある北海道の釧路市根室市の間に位置する厚岸郡厚岸町、1891年(明治24年)に厚岸湖の牡蠣島で初めて確認され、町名がそのまま名付けられた植物です。また北海道網走市能取湖にある「能取湖卯原内サンゴ草群落」は日本最大級のサンゴ草の大規模群生地として有名ですが、そのアッケシソウが何と岡山県にも自生していたのです!

そのアッケシソウがそろそろ見頃ではないかと思いツーリングがてら出かけてみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211015163118j:plain自宅から1時間余り、浅口市寄島に入ると牡蠣筏の先に三郎島が見えて来ました。

f:id:momotchi_blog:20211015163132j:plain寄島総合支所の先にある交差点の案内標識の下に「⇦アッケシソウ自生地」という補助板があったのでこの交差点を左折します。

f:id:momotchi_blog:20211015173328j:plain干拓地の中の直線道路を走り抜けます。

f:id:momotchi_blog:20211015163207j:plain今は陸続きとなっている三郎島に入ります。アッケシシウ自生地はまだ先のようです。

f:id:momotchi_blog:20211015163219j:plain三郎島の西端に「アッケシソウ自生地 入口」の仮設案内板がありました。ゲートが設置されていてここから入るようです。今年は10月15日~10月25日、9時~16時の間解放されているそうです。

f:id:momotchi_blog:20211015163238j:plain堤防内側の道路を西に進みます。

f:id:momotchi_blog:20211015163249j:plainアッケシソウ自生地に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20211015163301j:plain説明看板があります。

f:id:momotchi_blog:20211015163318j:plainこの柵から中には入れません。

f:id:momotchi_blog:20211015163827j:plainアッケシソウ海浜植物で、海水の流入する塩湿地帯に生育し塩分に強い耐性を持つそうです。

f:id:momotchi_blog:20211015163417j:plain西方向へ歩いて行きます。

f:id:momotchi_blog:20211015163515j:plain赤く色付いてとても綺麗です。

f:id:momotchi_blog:20211015163439j:plain目一杯クローズアップ! アッケシソウは葉が無いように見えますが、茎の先が葉のようで肉質な円柱形の独特な形が特徴的な珍しい草木です。

f:id:momotchi_blog:20211015163450j:plain今回はG3Xの600mmが大活躍です。

f:id:momotchi_blog:20211015163501j:plain珊瑚に似ていることからサンゴ草と呼ばれ、正式名称がアッケシソウです。

f:id:momotchi_blog:20211015163526j:plain茎や葉が円柱形の独特な形をしていて高さ15〜30cm程、一年草ヒユ科草本です。

f:id:momotchi_blog:20211015163359j:plainしっかりとアッケシソウを満喫出来たのでバイクまで戻ってきました。せっかくなのでゲートを出て三郎島の南にある三つ子島を見に行く事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211015163045j:plain途中振り返って見た様子です。アッケシソウはこの堤防の内側に自生しています。

f:id:momotchi_blog:20211015164303j:plain三郎島の南側に到着しました。潮が引いているので三つ子島が繋がっています。

 

f:id:momotchi_blog:20211015164337j:plain干拓地から県道まで出てきましたが、笠岡方面へ少し進みロータリーでUターンし帰路に就く事にしました。岡山県にロータリーはここ浅口市寄島と加賀郡吉備中央町の二ヶ所に設置されている珍しい交差点です。

アッケシソウは北海道以外でも宮城県や瀬戸内海沿岸地域の塩田跡地で確認はされてはいたものの、そのほとんどが開発によって絶滅状態と言われています。今では本州で自生している場所はここ寄島だけだそうです。
寄島では1991年(平成3年)に寄島干拓地で生育しているのが確認されたものの当時は発表されなかったようで、2003年(平成15年)に寄島干拓地で群生地が確認され、翌年当時の浅口郡寄島町の天然記念物に指定、地域の方々により大切に保護育成されているようです。

以前北海道網走市にある能取湖で見て以来のアッケシソウでした。わざわざ北海道まで行かなくても身近で見る事が出来るので、妻にも是非見せてあげたいと思います。ちなみに、能取湖では形や紅葉すると紅く染まる様子が珊瑚に似ている事からサンゴ草(珊瑚草)と呼ばれています。

f:id:momotchi_blog:20211016192947p:plainf:id:momotchi_blog:20211010220602p:plain

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新成羽川ダムと小奴可のリンゴ

※ 10.28、写真と説明文が一部間違っていたので修正、追記しました。

秋もたけなわとなりツーリングには最高の季節となりました。今日は友人たちと久しぶりのツーリングです。待ち合わせ場所に早く着いて秋の備中国分寺の撮影を終え友人たちと合流しました。今回の目的は新成羽川ダム(高梁市備中町西油野)のダム湖、備中湖の湖畔を走る県道107号線を走行する事、昼食は比婆牛の蕎麦を食べる事、土産を庄原市東城町小奴可《おぬか》のリンゴ農園でリンゴを購入する事です。帰路は今まで気になっていた哲多郡哲西町から高梁市備中町西山を経由する県道313号線と、ふるさと農道を走るルートです。

f:id:momotchi_blog:20211014202753j:plain8時25分出発です。これから総社市街地を抜け県道80号線で小田郡矢掛町を経由し県道35号線に乗り替え高梁市成羽に向かいます。高梁川以西の県道80号線(上高末総社線)は今回初めて走るルートです。

f:id:momotchi_blog:20211015091252j:plain県道80号線と県道54号線とが交差する新本交差点です。県道54号線は新見方面に向かう際、国道2号線で玉島迄出て倉敷市街地や総社市街地を迂回する時に使う道路です。今回はその交差点を矢掛方面に直進します。新本交差点から上高末交差点間は一部拡幅工事の個所もありましたが概ね対面二車線の走りやすい道路でした。

f:id:momotchi_blog:20211015091317j:plain県道80号線の終点、小田郡矢掛町上高末《かみこうずえ》交差点です。この交差点を右折し県道35号線で美星、成羽方面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211015091331j:plain県道35号線(倉敷成羽線)も初めて走ります。井原市美星町宇戸谷を通過中です。前方に宇戸谷郵便局が見えています。

f:id:momotchi_blog:20211015091345j:plain県道35号線終点、高梁市成羽町下原の日名口交差点です。この交差点を福山、井原方向に左折します。県道35号線は山越え区間で急カーブがあるものの概ね対面二車線の走りやすい道路でした。

f:id:momotchi_blog:20211014202853j:plain国道313号線に入り成羽市街地のコンビニで休憩です。ここでペイペイ25%還元の恩恵にあずかります。期間は明日15日まで、ギリギリでタバコの纏め買いです! 

しっかりとタバコ休憩を終え出発します。

f:id:momotchi_blog:20211015094629j:plain高梁市川上町領家の交差点が見えて来ました。この交差点を新見方面に右折し県道33号線(新見川上線)に入ります。

f:id:momotchi_blog:20211015094649j:plain途中片側交互通行で信号待ちです。

f:id:momotchi_blog:20211014202931j:plain高梁市備中町東湯野の交差点を備中湖、西山高原方向に左折します。

f:id:momotchi_blog:20211014202947j:plain県道107号線(広島県道・岡山県道107号奈良備中線)に入ります。が・・・

f:id:momotchi_blog:20211015100341j:plain全面通行止の標識が目に入りました。よくみると、ダムの天端の道路の先にあるトンネルが工事で通行止のようで、私たちの走る県道107号線は通行可なようです。しかし、この案内板にはその県道は描かれていないようです。

f:id:momotchi_blog:20211014203018j:plain成羽川ダムに到着しました。

f:id:momotchi_blog:20211014203035j:plainこの新成羽川ダムは全国に12基しかない珍しい重力式アーチダムで、堤高が103.0mと日本最大の重力式アーチダムだそうです。

ちなみにこのダムの管理者は国交省でも岡山県でもなく、中国電力が行なっているそうです。ダム建設当初は発電専用ダムだったそうですが、現在では工業用水や農業用水へも利用され多目的ダムとして管理されているようです。

f:id:momotchi_blog:20211014203053j:plainダム天端の道路と新成羽川ダム湖の備中湖です。このダム湖は1億2,750万tと中国地方最大級の総貯水容量を誇っているそうです。

f:id:momotchi_blog:20211014203104j:plain心配していた県道107号線は通行可能のようです。休憩を終え出発します。

f:id:momotchi_blog:20211015105633j:plain「路面に落石のおそれ!!」の注意喚起看板が有りました。

f:id:momotchi_blog:20211015105847j:plain左前方に集落があるようです。

f:id:momotchi_blog:20211015105045j:plain集落を過ぎ、しばらく走ると真新しそうなトンネルがありました。

f:id:momotchi_blog:20211015105102j:plain備中湖の北岸を走っています。

f:id:momotchi_blog:20211014203153j:plain赤いトラス橋を渡ります。

f:id:momotchi_blog:20211014203204j:plain渡りきると三差路交差点があり「⇦ 東城 西山」の案内板、右方向は全面通行止になっていました。

f:id:momotchi_blog:20211014203223j:plain左折して進んでいきます。

f:id:momotchi_blog:20211015110425j:plainしばらく走り緑色の欄干のガーダー橋を渡ります。

f:id:momotchi_blog:20211014203247j:plain橋の上から見た備中湖です。

f:id:momotchi_blog:20211014203301j:plain三差路に突き当たりました。「⇦ 東城 27km 西山 ⇨ 7km」それぞれ107号線と県道313号線という案内板です。私たちは左折し東城方面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211014203321j:plainここにも落石の注意喚起板が・・・ その下には小石の落石が多数散乱! バイク走行にはとても危険です。

f:id:momotchi_blog:20211014203339j:plain木々の間から備中湖が顔を覗かせます。

f:id:momotchi_blog:20211014203401j:plain法面が崩壊しているのでしょうか? ラバーコーンは転倒しています。

f:id:momotchi_blog:20211014203418j:plainさらに進みますが、小石の落石と落ち葉の見分けがつきにくく、少し走り難いです。

f:id:momotchi_blog:20211014203446j:plain広島県神石郡神石高原町に入ります。

f:id:momotchi_blog:20211014203508j:plain備中湖はまだまだ続いているようです。

f:id:momotchi_blog:20211014203528j:plain県道標記が広島県に変わっています。

f:id:momotchi_blog:20211014203553j:plainさらに10km程進むと国道182号線に出ました。この交差点を東城方面に右折します。県道107号線は1~1.5車線でカーブも多く落石なども有り少し走り難い感じでしたが、ダム湖畔を走るため気持ちよく走行する事が出来、距離的にもかなり短絡出来るコースでした。

f:id:momotchi_blog:20211014203607j:plain国道182号線です。先程の県道107号線とは打って変わり快適走行です。

f:id:momotchi_blog:20211014203624j:plain東城ICの傍にある「道の駅 遊YOUさろん城東」(庄原市東城町川東)に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20211014203641j:plainバイクを置いて昼食に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211014203654j:plain今回の昼食は猫の耳のような屋根の「そば処 天咲」でいただきます。

f:id:momotchi_blog:20211014203705j:plain事前に食券を購入するシステムのようです。

f:id:momotchi_blog:20211014203729j:plain私は「広島牛そば」、友人は「にしんそば」と「鴨南蛮そば」にしました。広島牛とは比婆牛でしょうか? 期待が膨らみます。

f:id:momotchi_blog:20211015114812j:plainテーブルの横の部屋に蕎麦の挽き臼が置いてありました。ここで蕎麦を挽いているのでしょうか? 益々期待が膨らみます。

f:id:momotchi_blog:20211014203800j:plain「鴨南蛮そば」・・・

f:id:momotchi_blog:20211014203830j:plain「にしんそば」・・・

f:id:momotchi_blog:20211014203840j:plain「広島牛そば」です。牛肉の上にカイワレが乗っていて、とても美味しそうです。

f:id:momotchi_blog:20211014203856j:plain広島牛・・・ 比婆牛でしょうか?

f:id:momotchi_blog:20211014203918j:plainネギのトッピングを忘れていたので乗せました。

f:id:momotchi_blog:20211014203908j:plain出汁は牛の味がしっかりと効いていて少し甘め、牛肉は柔らかく量もそこそこあるようです。比婆牛を食べたことが無い私は比較しようが無いので比婆牛かどうかは分りませんが、とても美味しくいただきました。しかし・・・ 蕎麦の風味とコシが余り感じられなかったのが少し残念です・・・

道の駅の売店に立ち寄ってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211016185531j:plain店内には広島の土産物が所狭しと並んでいます。

f:id:momotchi_blog:20211016185549j:plain比婆牛のコーナーもありました。

f:id:momotchi_blog:20211016185623j:plain東城のリンゴも並んでいます。4玉入って一袋580円です。リンゴはリンゴ農園で購入するので値段の参考にします。

食事を終え、タバコもしっかり補給したので出発です。東城からは国道314線を走ります。

f:id:momotchi_blog:20211014204013j:plain国道314号線のこの区間は「比婆いざなみ街道」という愛称が付いているようです。

f:id:momotchi_blog:20211014204029j:plainJR芸備線小奴可駅の先で右折し県道448号線(下千鳥小奴可停車場線)に入ります。

f:id:momotchi_blog:20211016190658j:plain5分程走ると「山上りんご園」という看板があったので立ち寄ってみる事にします。

f:id:momotchi_blog:20211016190731j:plain「山上観光りんご園」(庄原市東城町加谷)に到着しました。平日という事で駐車場は貸切状態です。バイクを置いて向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211014204104j:plainリンゴがたわわに実っています。

f:id:momotchi_blog:20211014204117j:plainこの「山上観光りんご園」は、1948年(昭和23年)広島県で最初にリンゴの栽培を始められた農園だそうで、有機肥料栽培や無袋栽培などに取り組まれているそうです。

f:id:momotchi_blog:20211015213318j:plainりんご狩りも出来るようです。大人600円、リンゴ1個200円計算で3個・・・ とても元は取れそうにありません・・・ しかし、もぎたてのリンゴの味は格別なのかも知れません。

f:id:momotchi_blog:20211014204130j:plainスタッフの方が搾り機の上からリンゴを投入し、100%リンゴ果汁ジュースを作られていました。甘~いリンゴの香りが漂ってきます。

f:id:momotchi_blog:20211014204143j:plain撮影を終え中へ入ると搾りたてのジュースが並んでいます。友人たちは美味しいと言いながら飲んでいました。100%の搾りたてのりんごジュースが1杯100円だそうです。

f:id:momotchi_blog:20211014204217j:plain私もいただく事にしました。濃厚な味わいでとても美味しくいただきました。

f:id:momotchi_blog:20211014204204j:plainテーブルにはりんごジャムやアップルパイ、シナノスイートが6~7玉程入って一袋1,000円で販売されていました。今回は購入を見送り、もう少し先に進んで他のリンゴ農園の様子も見てみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211016191557j:plain県道448号線をさらに5分程進むとJAの手前に「岩本りんご園」と言う看板が見えたので立ち寄ってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211014204254j:plain「岩本観光りんご園」(庄原市東城町内堀)に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20211015213907j:plain建物の中には広い飲食スペースがありました。ここで比婆牛の焼肉が食べられるそうです。

f:id:momotchi_blog:20211014204515j:plainその奥にリンゴ園が広がっていますが、未だ色付いていないようです。スタッフの方に伺うとこの品種はまだ収穫には少し早くリンゴ狩りは別の場所で行っているそうです。

f:id:momotchi_blog:20211014204312j:plain選果場に行ってみました。色々な品種が並んでいましたが、このリンゴはB級品だそうで、とても安価に分けていただけるそうです。確かによく見ると色付きが多少悪かったり笑窪があったり形が整っていなかったりしていて届け物には不向きですが、自宅で食べるのには味も変わらず十分だそうです。色んな品種を混ぜて何と350円/kgだそうです。品種名や其々の特徴も伺いましたが覚えていません・・・

友人は2kg袋詰めしてもらっています。私も2kgお願いしました。2kgで700円ととてもお買い得!

f:id:momotchi_blog:20211014204425j:plain駐車場の脇にミニリンゴのアルプスの乙女が植えられていました。アルプス乙女は育てやすく花が沢山咲き花粉量も多く他の品種のリンゴの受粉性を高めるそうで、リンゴ園にはよく植えられているそうです。

f:id:momotchi_blog:20211014204451j:plainスタッフの方が「取って食べてもいいですよ」と言ってくださったのでいただきましたが、小粒ながらとても美味しいリンゴでした。祭りなどの屋台に並んでいる小さなリンゴ飴もこのアルプスの乙女なのでしょうか?

f:id:momotchi_blog:20211014205231j:plainアルプスの乙女の木の傍にダイアが綺麗な花をつけていました。もう少し先まで進んで違うリンゴ園の様子も見てみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211016071758j:plain5分ほど走っていると「森下観光りんご園」の看板が見えたので立ち寄ってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211014205317j:plain県道から外れ市道を進んでいると右折の案内板がありました。

f:id:momotchi_blog:20211016071906j:plain杉並木の間を走ります。

f:id:momotchi_blog:20211014205358j:plain杉並木を抜けると両側にリンゴ畑が広がりました。

f:id:momotchi_blog:20211014204626j:plain「森下観光りんご園」(庄原市東城町千鳥)に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20211014204558j:plain建物の周囲に葡萄も植えられています。

f:id:momotchi_blog:20211016063339j:plain今収穫されている品種が書かれていて、この農園では洋梨も栽培されているようです。

f:id:momotchi_blog:20211014204723j:plain綺麗なリンゴが実っています。

f:id:momotchi_blog:20211014204755j:plain一袋1,000円で販売されていました。

しっかりとリンゴの情報も得られたので帰路に就くことにします。

f:id:momotchi_blog:20211016072032j:plain県道448号線に出て少し進むと県道12号線との交差点がありました。左折すると足立(新見市神郷油野)へ出る事が出来るようですが、私たちはそのまま県道12号線を直進し東城に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211016072059j:plain東城市街地の少し北側で国道314号線に出てきました。

f:id:momotchi_blog:20211016072116j:plain東城市街地を抜け国道182号線で岡山県に入りました。現在は県境までが新見市(旧哲多郡哲西町)になっています。

f:id:momotchi_blog:20211016073219j:plain芸備線跨線橋を越えると県道50号線へ向かう交差点が見えて来ました。右折し県道50号線方面に入ります。1km程進むと県道50号線(北房井倉哲西線)に合流します。

f:id:momotchi_blog:20211014204917j:plain県道50号線を1km弱進むと県道108号線(岡山県道・広島県道108号大野部東城線)と、すぐ先に県道313号線(大野部備中線)の案内板が見えて来ました。間違えて県道108号線に曲がれは東城方面に戻ってしまいます。県道313号線は高梁と案内されているので今迄気になっていた道路です。

f:id:momotchi_blog:20211028102858j:plain県道313号線の交差点が見えて来ました。最近島根県の奥出雲へ湧水を汲みに行った時にはこの県道50号線を直進し新見市正田交差点まで走って国道180号線で帰っていましたが、今回県道313号線~ふるさと農道経由で高梁方面に出る事の出来る短絡ルートを走ってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211028093614j:plain県道313号線は山奥の300台の県道ですが対面二車線の走りやすい道路で、5分程走ると高梁市備中町西山にある交差点に出てきました。県道313号線は右折して西山地区を抜け備中湖畔を走る県道107号線に合流し終点になります。私たちは左折し、ふるさと農道に入ります。少し南側を県道438号線が平行するように走っていますが狭く曲りくねった道路のようで、ふるさと農道の方が少し遠回りになりますが走りやすいコースになっているようです。

f:id:momotchi_blog:20211014204943j:plainふるさと農道は対面二車線の走りやすい道路です。

f:id:momotchi_blog:20211028100403j:plainふるさと農道を爽快に走り抜けます。

f:id:momotchi_blog:20211028100712j:plain上り下りやカーブは多いですが、対面二車線なのでとても走りやすい道路です。

f:id:momotchi_blog:20211014205007j:plainふるさと農道備中町西油野で県道438号線に合流しました。私たちは県道438号線を左折し布寄方面に進みます。

f:id:momotchi_blog:20211028104417j:plain県道438号線は対面1.5~2車線の九十九折で一気に下って行きます。

f:id:momotchi_blog:20211014205026j:plain県道438号線下ると成羽町布寄で県道33号線に突き当たりました。この交差点を右折し高梁市成羽市街地を目指します。

f:id:momotchi_blog:20211014205117j:plain 行く時に新成羽川ダム方向に曲がった県道107号線の交差を通過します。

f:id:momotchi_blog:20211014205145j:plain国道313号線に突き当たりました。この交差点を左折します。

f:id:momotchi_blog:20211014205155j:plain成羽市街地でコンビニに立ち寄り休憩後、交差点から県道35号線に右折しますが・・・

一人の友人がそのまま直進し高梁方向に行ってしまいました。しばらく待っていましたが戻って来る様子はありません。電話をかけましたが走行中で気付かないのか繋がらす、ラインを送ってしばらく待ちましたが連絡は無く私たちも出発することにしました。その後友人とは総社市新本で別れ私は玉島経由で自宅に向かいました。

f:id:momotchi_blog:20211016202158j:plain帰宅後土産に買ったリンゴの袋を開けてみると、12玉も入っていました。手前の2個のリンゴはアルプスの乙女です。これで700円、超お買い得でした! また購入に伺いたいと思います。

今日は天候にも恵まれ最高のツーリング日和でした。土産のリンゴを母や妻、息子は美味しいと食べていました。また機会を作って走りに行ってみたいと思います。

 


f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094911p:plain
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秋の備中国分寺

今日は「吉備路もてなしの館」(総社市宿)で友人たちとツーリングの待ち合わせです。駐車場のすぐ傍には備中国分寺があるので少し早めに行って秋の備中国分寺を撮影してみる事にしました。

備中国分寺総社市上林)は奈良時代聖武天皇によって全国に建立された国分寺の一つで、境内には高さ約34.315mの五重塔があり岡山県唯一の五重塔は国の重要文化財にも指定されていて、吉備路のシンボル的存在の一つとなっています。

自宅を6時半過ぎに出発し30分足らずで到着しました。さすがに平日の早朝なので駐車場には1台の車もありません。待ち合わせ時間は8時30分、バイクを置いて1時間ほど散策がてら五重塔を中心に撮影してみることにします。

f:id:momotchi_blog:20211015050104j:plain備中国分寺の東側に向かいます。五重塔の手前にはコスモスが満開でした。

f:id:momotchi_blog:20211014201524j:plainコスモスの花と五重塔

f:id:momotchi_blog:20211015071400j:plain少しアップにしてみました。

f:id:momotchi_blog:20211015050521j:plain吉備路自転車道を少し東に進むと、国の指定史跡「こうもり塚古墳」(総社市上林)があります。「こうもり塚古墳」は、石室内にコウモリが棲息していた事から名付けられたそうで、古墳時代の吉備の豪族の墓と伝えられている前方後円墳です。別名黒媛塚とも言われ、古事記に出てくる仁徳天皇の妃と言われている黒媛(黒日売《くろひめ》)の墓という説もあるそうです。

「こうもり塚古墳」は「牟佐大塚古墳」(岡山市北区牟佐)、「箭田大塚古墳」(倉敷市真備町箭田)と並ぶ岡山県下三大巨石墳の一つに数えられ、全国の横穴式石室でも第4位の規模だそうです。

f:id:momotchi_blog:20211014201551j:plainさらに東に進みます。柿と五重塔

f:id:momotchi_blog:20211014201741j:plain少し角度を変えて撮影しました。

f:id:momotchi_blog:20211014201805j:plain県道270号線に戻り歩道を西に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211014201824j:plain古代赤米がたわわに実っています。「総社赤米」と「サイワイモチ」を掛け合わせた「あかおにもち」という品種だそうです。

f:id:momotchi_blog:20211014201840j:plainシラサギが羽を休めていました。

f:id:momotchi_blog:20211014201857j:plain西側にも柿畑がありました。時計を見ると8時10分、1時間近く撮影しながら歩いていました。そろそろ待ち合わせ時間のようなので駐車場に戻ります。

駐車場に戻ると友人たちは既に到着していました。「バイクがあるのに見当たらないので撮影にでも行っているのだろうと話をしていた」と・・・ みなさんよくご存じのようです。これから総社市街地を抜け県道80号線で小田郡矢掛町を経由し県道35号線で高梁市成羽に出て成羽川を上り備中湖畔沿いに広島県庄原市東城方面へ向かいます。

 

f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20210320102142p:plain

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