赤蕎麦の花と赤そば

そろそろ赤蕎麦の花が咲いているのではないかと思い、妻と休みの合う今日岡山県のほぼ中央部付近に位置する久米郡美咲町へドライブがてら赤蕎麦の花の撮影に行ってみる事にしました。当然昼食は蕎麦をいただく予定です。途中、コウノトリを見たとの情報がある岡山市北区松尾地区に立ち寄り様子を見て、その後北区建部町中田にあるメタセコイアの並木に立ち寄ってから向います。

北区松尾にある馬屋下小学校近くに到着しました。しかしコウノトリの姿は全く見当たらず・・・ 近くで農作業をされていた方に伺うと、先々週までは良く見かけられたそうですが、最近は全く見かけなくなったそうです。もう一人の方が、今はどうか分からないが先週末に最上稲荷の近くの水田で見かけたと言われたので向かってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211010183651j:plain最上稲荷から農道を走りながら備中高松城跡までやって来ました。残念ながら途中コウノトリの姿は見る事は出来ませんでした。せっかくなので備中高松城跡を散策してみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20211010183701j:plain備中高松城跡からは鬼ノ城を望むことが出来ます。奥の山の上に見えているのが鬼ノ城西門です。備中高松城跡公園資料館の前におられたスタッフの方にコウノトリの情報を伺うと、この公園内でもよく姿を見かけるそうです。今日は見ていないそうですが昨日も数羽が姿を見せたとの事でした。姿を見せるのはやはり朝方が多いそうなのでまた機会を作って早朝から撮影に来てみたいと思います。

この後岡山空港の傍を抜け勝尾峠から御津スポーツパークを経由し、たけべの森ゴルフ倶楽部を目指します。

f:id:momotchi_blog:20211010181502j:plainたけべの森ゴルフ倶楽部(岡山市北区建部町中田)の入口に到着しました。メタセコイアは県道453号線からゴルフ場へのアプローチロード沿いに植えられています。

f:id:momotchi_blog:20211010181636j:plainメタセコイア滋賀県の農業公園マキノピックランドを走る県道287号が有名ですが、こちらも負けていません。

f:id:momotchi_blog:20211010181658j:plain紅葉したメタセコイアも絵になるかも知れません。紅葉のシーズンに機会を作って訪れたいと思います。綺麗なメタセコイアの並木を満喫したので、国道53号線に出て紅そば亭を目指します。

f:id:momotchi_blog:20211010181729j:plain紅そば亭《あかそばてい》(久米郡美咲町境)に到着しました。紅そば亭は境地区の公民館に併設されています。さすが日曜日、沢山の車が停まっていました。店内に入り切れないのか公民館の前で食べられている方もいらっしゃいました。

f:id:momotchi_blog:20211010182103j:plain境地区の案内板がありました。ここから大垪和西棚田《おおはがにしたなだ》はすぐ近くです。

f:id:momotchi_blog:20211012103508j:plain一昨年の秋に訪れた時の大垪和西棚田の様子です。

f:id:momotchi_blog:20211010181745j:plain棚田のそば屋 紅そば亭です。店の名前は「紅そば亭」、食べるのは「赤そば」、栽培されている蕎麦は「赤蕎麦」です。

f:id:momotchi_blog:20211010181755j:plain暖簾を潜り店内に入ります。

f:id:momotchi_blog:20211010181806j:plain紅そばは土日限定で提供されています。私は赤そばの大盛り、妻は境そばをオーダーしました。

f:id:momotchi_blog:20211010182016j:plain店内には色紙が飾られていました。

f:id:momotchi_blog:20211010181821j:plain妻がオーダーした境そばが出てきました。

f:id:momotchi_blog:20211010181838j:plain境そばは、油揚げ、ニンジン、ゴボウ、鶏肉、ネギなどの地元食材に拘り、昔からこの地域に伝わる家庭の味を再現した一品だそうです。

f:id:momotchi_blog:20211010181849j:plain私がオーダーした赤そばが出てきました。

f:id:momotchi_blog:20211010181900j:plain大盛りです。

f:id:momotchi_blog:20211010181914j:plainコシもあり風味もあり喉越しも良し! とても美味しくいただくことが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20211010182036j:plain蕎麦湯もしっかりといただきました。

f:id:momotchi_blog:20211010182050j:plainすべて完食です。お茶も「蕎麦茶」でとても美味しくいただく事ができました。ごちそうさまでした!

これから赤蕎麦の花の撮影に向かいたいと思います。

f:id:momotchi_blog:20211010182625j:plain紅そば亭の脇に赤蕎麦畑があるので、ここから撮影を始めます。この場所では赤蕎麦の花のすぐ傍で撮影することが出来ます。

f:id:momotchi_blog:20211010182639j:plain蕎麦の花というと一般的には白い花をイメージしますが、文字どおり赤蕎麦の花は赤く可憐な花です。

f:id:momotchi_blog:20211010182704j:plain蕎麦の花の一つひとつは、とても小さい花です。

f:id:momotchi_blog:20211010182715j:plain赤と言うよりピンクが強いようにも思いますが、小振りの花が愛らしい感じです。

f:id:momotchi_blog:20211010182728j:plain赤蕎麦畑で作業をされている方がいらっしゃったので話を伺うと、昨年は新型コロナの影響で紅そば亭に来られる方も少なく大赤字になったとの事です。紅そば亭は地域で運営しているので、赤字分は自治会が負担されたそうです。

蕎麦はタデ科の雑穀で冷涼な気候に適しているため、米や麦の栽培しにくい高地などでも、よく育つそうです。赤蕎麦は元々ヒマラヤ地方に自生していた植物だったそうで、チョコレートで話題になったポリフェノールの一種のルチンを多く含んでいて脳出血などの予防や血圧降下作用があり健康食だそうです。

f:id:momotchi_blog:20211010182743j:plain赤蕎麦をすぐ近くで撮影することが出来たので、棚田へ向かう事にします。

f:id:momotchi_blog:20211010182153j:plain県道373号線と町道の分岐です。どちらも赤蕎麦栽培地に行くことが出来るようです。まずは左方向に進みます。

f:id:momotchi_blog:20211010182210j:plainしばらく進むと棚田が開け赤蕎麦が見事に咲いていました。

f:id:momotchi_blog:20211010182304j:plainススキも穂を付けています。

f:id:momotchi_blog:20211010182221j:plainこの景色は赤蕎麦の花を知らない方が見ても感動を覚えるのではないでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20211010182357j:plain先程の三差路まで戻り県道373号線を下って来ました。下から見上げる棚田です。

f:id:momotchi_blog:20211010182341j:plain一面赤い絨毯を敷き詰めたかのように綺麗に咲いています。

f:id:momotchi_blog:20211010182409j:plain赤蕎麦の花の奥に茅葺屋根にトタンを被せた民家が見えました。

f:id:momotchi_blog:20211010182426j:plain赤というよりピンク?

f:id:momotchi_blog:20211010182439j:plainこの赤蕎麦は高嶺ルビーという品種のようです。

f:id:momotchi_blog:20211010182523j:plainしかし車から降りての撮影は暑く少し汗ばんでしまいました。今日も30°近くまで気温は上昇しているようです。紅そば亭で食べた赤そばでお腹も大満足、しっかりと赤蕎麦の花も堪能させていただいたので、そろそろ引き上げる事にします。

今回はコウノトリに出会う事は出来ませんでしたが、農業公園マキノピックランドにも匹敵しそうな綺麗なメタセコイアの並木を見る事が出来た事や「美味しいお蕎麦だった~」と妻もとても喜んでくれ、充実した一日となりました。11月下旬頃には新蕎麦が食べられるそうなのでまた機会を作って来てみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20191127094911p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112138p:plainf:id:momotchi_blog:20200116124915p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094742p:plain

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高梁川の野鳥

種松山で久しぶりにカワセミの顔を見る事が出来、気を良くしてさらに足を延ばし高梁川河口にある潮止堰(倉敷市連島町西之浦)にやって来ました。種松山から30分弱で到着しました。この場所へ撮影に来るのも久しぶりです。

f:id:momotchi_blog:20211006173157j:plain上げ潮で間もなく満潮のようです。いつもの定位置にカメラをセッティングします。

f:id:momotchi_blog:20211006173143j:plain4~5人の方が既にカメラをセッティングされています。早朝から来られていると言う方に話を伺うと、今日はミサゴがあまり現れず、たまに現れてもあまり飛び込まないそうなので、少し長期戦になりそうな予感がします。

f:id:momotchi_blog:20211006173228j:plain潮止堰で釣りをされていた方が、何か釣り上げられたようです。

f:id:momotchi_blog:20211006173246j:plainシラサギが浅瀬で羽を休めています。

f:id:momotchi_blog:20211006173351j:plain鵜も沢山いるようです。

f:id:momotchi_blog:20211006182125j:plainカモメもやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20211006173324j:plainアオサギは潮止堰で羽を休めているようです。

しかし到着してから時間がかなり経つにも関わらずミサゴは全く姿を見せてくれません。気長に待つしかないようです。

f:id:momotchi_blog:20211006173339j:plain少し離れた所で、鵜が捕った魚を奪い合っているようです。

f:id:momotchi_blog:20211006173420j:plainカモメが水面に急降下し、大きな魚を捕まえたようです。

f:id:momotchi_blog:20211006173434j:plain魚を咥え水面を蹴りながら飛び立ちました。今日は西風のため私たちがいる場所の反対方向に飛び立ってしまいます。

f:id:momotchi_blog:20211006173451j:plainカメラの少し先で鵜が魚を捕まえたようです。

f:id:momotchi_blog:20211006173504j:plain咥えたまま振り回したりしています。

f:id:momotchi_blog:20211006173531j:plain魚が弱ってきたのか、口に運びました。

f:id:momotchi_blog:20211006173546j:plainそして、鵜吞みでゴックンです。

しかし到着して1時間近く経ちますが、ミサゴは全く姿を現しません。

f:id:momotchi_blog:20211006173632j:plainしばらくして、また別の所でも鵜が魚を捕まえたようです。

f:id:momotchi_blog:20211006173648j:plain今回は小振りな魚ばかりのようです。

f:id:momotchi_blog:20211006173715j:plain上手に口の中へ運びます。

f:id:momotchi_blog:20211006173727j:plainそしてゴックン、鵜呑みです。

f:id:momotchi_blog:20211006173738j:plain少し離れた所でバシャーという音が聞こえました。カメラを向けるとミサゴが魚を捕まえた後だったようで、水面から飛び立ちました。数少ないチャンスを逃してしまったようです。

f:id:momotchi_blog:20211006173750j:plainそのまま西方向へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211006173802j:plainこちらへ方向転換するかと追いかけますが・・・

f:id:momotchi_blog:20211006173823j:plain一向に方向転換の気配はありません。

f:id:momotchi_blog:20211006173847j:plainそのまま西の空に飛んで行ってしまいました。 

f:id:momotchi_blog:20211006174046j:plainそれから待つ事20分余り、再びミサゴが姿を現しました。今回は飛び込む所から撮影しようと、しっかりと照準器でミサゴを追いかけます。

f:id:momotchi_blog:20211006173942j:plainそのミサゴが獲物を見つけたのか急反転し一気に水面に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20211006175230j:plainバサーという音と共に水中へ飛び込みました。

f:id:momotchi_blog:20211006174115j:plainミサゴが水面から出てきました。獲物は捕まえることが出来たのでしょうか?

f:id:momotchi_blog:20211006174130j:plainしっかりと魚を掴んでいるようです。

f:id:momotchi_blog:20211006174142j:plain風向きは変わらず西風のため、やはり私たちとは反対岸方向に飛んで行きます。

f:id:momotchi_blog:20211006174153j:plainこちらへ飛んで来いと願いながら追いかけます。

f:id:momotchi_blog:20211006174209j:plainしかしミサゴはひたすら南西方向に飛んで行きます。

f:id:momotchi_blog:20211006174220j:plainこの後南西の空に飛んで行ってしまいました。たまに旋回してこちらに向かうこともありますが、今日はそのまま南西方向へ飛んで行ってしました。

f:id:momotchi_blog:20211006174250j:plain近くで鵜が少し大きな魚を捕まえたようです。

f:id:momotchi_blog:20211006174301j:plainしばらく悪戦苦闘していましたが、大きな口で咥え込みました。

f:id:momotchi_blog:20211006174315j:plain魚の頭を咥え・・・

f:id:momotchi_blog:20211006174327j:plain大きく振り上げ・・・

f:id:momotchi_blog:20211006174340j:plain一気に口の中へ・・・

そのままゴックン! 見事な鵜呑みでした。

f:id:momotchi_blog:20211006173922j:plainしばらくするとミサゴが魚を捕まえて飛び立ったのが見えましたが、今回も西方向でした。

f:id:momotchi_blog:20211006174028j:plain潮止堰ではシラサギが餌となる小魚を探しているようです。シラサギに気をとられていると・・・

f:id:momotchi_blog:20211008080836j:plainいつ捕まえたのか、ミサゴが魚を掴んでこちらに飛んで来るではありませんか!

f:id:momotchi_blog:20211008080658j:plainカメラ目線で、良い感じに撮影出来ました。

その後、飛んでいるカモメやシラサギなどを眺めていましたが、ミサゴは姿を見せてくれません。ふと水面を見ると・・・

f:id:momotchi_blog:20211006181658j:plain鵜が少し大きな魚を捕まえたようです。

f:id:momotchi_blog:20211006174352j:plain大きな口を開き飲み込もうとしています。

f:id:momotchi_blog:20211006174413j:plainそのまま飲み込めるのでしょうか?

f:id:momotchi_blog:20211006174428j:plainそんな心配はどこ吹く風と、飲み込んでしまいました。

f:id:momotchi_blog:20211006173902j:plainしばらくするとミサゴが姿を現しました。しかし上空を飛んだだけで結局飛び込まずに飛び去ってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20211006174453j:plain近くでバサバサと音がして、見てみると捕った魚を奪い合っているようです。

f:id:momotchi_blog:20211006174510j:plainよく見ると、一羽はしっかりと魚を嘴で咥え堅守しているようです。

f:id:momotchi_blog:20211006174531j:plainまさに餌を巡っての攻防戦です。

f:id:momotchi_blog:20211006174540j:plain無事餌の魚を守り切ったようです。

f:id:momotchi_blog:20211006174558j:plainその後無事食事にありつけたようです。

f:id:momotchi_blog:20211006174610j:plainしかし見事な鵜吞みです。

この後30分程待ちましたが一向にミサゴは姿を現しません。日差しが照り付け肌が焼けるのが分ります。10月だというのに今日も30°前後まで気温が上がっているのではないかと思います。喉も乾いてきて、時計を見ると13時前でした。今日はミサゴは一寸しか撮影できませんでしたが、鵜飲みをしっかりと撮影することが出来たので引き上げる事にします。

f:id:momotchi_blog:20211006174855j:plain機材を片付け車に向かいます。途中潮止堰の上に沢山のカモメやシラサギなどが羽を休めていました。

 

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f:id:momotchi_blog:20200116124915p:plain

種松山のカワセミ

せっかくの休みが昨日は家の用事で一日潰れてしまったので、今日は朝から久しぶりに種松山(倉敷市福田町福田)へカワセミの顔を見に行ってみる事にしました。7時前に自宅を出発し到着したのが7時30分少し前でした。車から撮影機材を降ろしいつもの撮影場所に向かう途中、奥の石の上にカワセミが留まっているのに気付きました。久しぶりに見るカワセミです。何と今日は幸先がいいのでしょうか!

f:id:momotchi_blog:20211006183458j:plain機材を置いてサブカメラとして首にかけていたG3Xで撮影しました。さすが600mm、余裕で撮影出来ました。

f:id:momotchi_blog:20211006183510j:plain撮影場所に到着し、三脚を伸ばしカメラに照準器をセット、撮影準備完了です。

f:id:momotchi_blog:20211006183520j:plain先程のカワセミの撮影をしようとファインダーを覗くと、既に姿はありませんでした。

しかし・・・

f:id:momotchi_blog:20211006211821j:plain正面の止り木にカワセミが留まっているではありませんか!

早速撮影しましたが、すぐに飛び立ちどこかへ行ってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20211006172158j:plainしばらくすると。直ぐ近くのワイヤーにやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20211006172210j:plainこのカワセミはオスのようです。

f:id:momotchi_blog:20211006172220j:plain毛繕い《けづくろい》を始めたようです。

f:id:momotchi_blog:20211006172231j:plain先ずは身だしなみから・・・

f:id:momotchi_blog:20211006172245j:plain周囲の様子を伺っているようです。

f:id:momotchi_blog:20211006172258j:plain安心したのか、また毛繕いを始めました。かなり身だしなみに気を使っているカワセミのようです。

f:id:momotchi_blog:20211006172329j:plain良い顔をしています。

f:id:momotchi_blog:20211006172412j:plain水面を見つめ始めましたが、飛び込む気配が有りません。10分余り・・・ 痺れを切らして照準器から目を離した隙にどこかへ飛んで行ってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20211006172428j:plain気が付くと違うワイヤーに留まっていました。

f:id:momotchi_blog:20211006172444j:plain水面の様子を伺っていますが、飛び込む気配は全く無いようです。

f:id:momotchi_blog:20211008073818j:plainしばらくするとワイヤーから飛び立ちました。何とかカワセミに追従しています。

f:id:momotchi_blog:20211006201156j:plainワイヤーから少し離れた岩の上に留まりました。

f:id:momotchi_blog:20211006172544j:plain朝日を浴びて、一層綺麗に見えるカワセミです。

f:id:momotchi_blog:20211006172608j:plainカメラ目線で、ハイポーズ!

f:id:momotchi_blog:20211006172638j:plain水面を覗きこむ込む気配も無く、そのまま岩の上から動きません。

f:id:momotchi_blog:20211006172714j:plainかなり長い間岩の上にいましたが、結局飛び込むことなく飛び立ってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20211006201223j:plain頑張ってカワセミに追従しています。

f:id:momotchi_blog:20211006172741j:plain少し離れた岩の上に留まりました。

f:id:momotchi_blog:20211006172754j:plainここでも飛び込むことなく、すぐに飛び立ちました。

f:id:momotchi_blog:20211006172808j:plainまたワイヤーに留まります。今日は止り木には最初一度だけ少しの間留まっただけで、何故かワイヤーが良いようです。

f:id:momotchi_blog:20211006172821j:plainすらりと長い嘴《くちばし》は、かつて山陽新幹線で300km/hの営業運転をしていた「500系のぞみ」、その長いフロントノーズのデザインはカワセミが高速で水面に飛び込ことに着目し、空気抵抗の軽減対策としてカワセミの嘴を設計思想に取り入れデザインされたそうです。

f:id:momotchi_blog:20211006172835j:plainワイヤーの上で周囲の様子を伺っています。

f:id:momotchi_blog:20211006172855j:plainしばらくワイヤーに留まっていましたが、飛び込むことなくまた飛び立ってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20211006172907j:plainやはりカワセミのスピードにはなかなか追従するのが難しいです。そのままどこかに飛び去ってしまいました。その後1時間程待ちましたが現れる気配がないので引き上げる事にします。

f:id:momotchi_blog:20211006183653j:plain車を置いた近くには藤棚がありますが、藤の豆果が沢山付いていました。

今日は到着早々カワセミに出会えとてもラッキーでしたが、一度も水面に飛び込まなかった事は少し残念でした。しかし今まで一度も飛び込まなかった事は無かったので今回は少し意外でした。また機会を作って訪れてみたいと思います。この後高梁川まで足を延ばし久しぶりにミサゴの撮影に行ってみたいと思います。

 

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f:id:momotchi_blog:20200116124915p:plain

岩井滝とホルモンうどん

先日友人と同じ勤務の時、気候も良くなりそろそろツーリングにどこか行ってみたいな、などと話をしていて休日の合う今日ツーリングに出かける事になりました。今回は苫田郡鏡野町上齋原にある「岩井滝」を見て、久しぶりに津山のホルモンうどんを食べる事が主な目的で、その他は成り行き任せという事にしました。平日なので混雑を避け朝7時に国道429号線と吉備新線の交差点付近で待ち合わせです。

合流後国道429号線を北に向かって進み「みち停あさひ」(久米郡美咲町西川)で休憩です。

f:id:momotchi_blog:20210927172117j:plain営業時間は9時からだそうですが、私はタバを吸うので外の喫煙場所で休憩です。友人から「山田養蜂場のみつばち農園」に寄ってみようか? と言われ、私は行った事が無いので立ち寄ってみる事にしました。国道429号線で院庄を経由し179号線を走るコースが一般的ですが、近道があると先導してくれました。

津山市桑下の交差点で国道429号線と別れ県道159号線を北上、広域農道を経由し旧国道179号線を走ります。

f:id:momotchi_blog:20210927172134j:plain苫田ダムの手前に「山田養蜂場 みつばち農園」の案内板がありました。

f:id:momotchi_blog:20210927172207j:plain交差点を左折し少し走ると「みつばち農園」(苫田郡鏡野町塚谷)に到着です。

f:id:momotchi_blog:20210927172226j:plain駐車場脇には恐竜がいました。ここではハウスの中で飛び交うミツバチを見る事が出来るそうですが、残念な事に10時が開店だそうです。友人がスタッフの方に話をして見学させていただける事になりました。

f:id:momotchi_blog:20210927172149j:plainご厚意に甘えてさっそく中へ・・・

f:id:momotchi_blog:20210927172243j:plain入ると売店がありましたが、営業時間前なので販売は出来ないそうです。

f:id:momotchi_blog:20210927172312j:plain我が家にも毎月送っていただいているプロポリスも並んでいました。

f:id:momotchi_blog:20210927172331j:plain売店の建物を抜け外に出てみると、養蜂箱が幾つも置かれています。友人が、まだ早いのかミツバチは飛んでいないな・・・ と言っています。日中になると沢山のミツバチが飛び交うようです。

f:id:momotchi_blog:20210927172344j:plainハウスの中では水耕栽培のイチゴが栽培されています。ミツバチを使って交配させているのでしょうか?

f:id:momotchi_blog:20210927172356j:plainハウスから外に出ると真っ赤なサルビアの花が満開でした。今回は飛んでいるミツバチを見る事は出来ませんでしたが、十分満足しました。

せっかく旧道を走って来たので苫田ダムまで足を延ばしてみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20210927172420j:plain先程の交差点まで戻り、少し進むと「苫田ダム」の案内表示がありました。ダムが出来るまでは左方向が国道だったような気がしますが・・・

f:id:momotchi_blog:20210927172433j:plain交差点から少し進むと「苫田ダム」に到着したようです。白い城壁にも似たダムで周囲の木々などとの調和も考えられたのか、デザインも施されたちょっとお洒落な感じのダムですが、思っていたほどの規模ではありませんでした。ダムの内側も見てみます。

f:id:momotchi_blog:20210927172448j:plainあれ・・・ ダムの内側には水がありません・・・ さらに道路まで付いているようです。少し先に湖らしき姿が見えたのでさらに進んでみます。

すると・・・

f:id:momotchi_blog:20210927172458j:plain奥津湖が開け、巨大なダムが現れました。

f:id:momotchi_blog:20210927172513j:plain駐車場にバイクを置いて散策をします。説明文によると、最初に「苫田ダム」と思っていたのは小高い丘があった場所に満水時水が溢れ出るのを防ぐために嵩上げし新設されたロックフィルダムの「苫田鞍部《とまたあんぶ》ダム」だったようで、このダムが「苫田ダム」本体のようです。

f:id:momotchi_blog:20210927191040j:plain苫田ダムの天端に設置されている道路を歩いてみます。

f:id:momotchi_blog:20210927172531j:plain展望台があり上がってみると、奥津湖の展望が開けその奥に国道179号線が見えています。

f:id:momotchi_blog:20210927173921j:plainダムの内側には取水口も見えていました。

f:id:momotchi_blog:20210927173952j:plainダムの下流側です。この「苫田ダム」(苫田郡鏡野町土生)は2005年(平成17年)に完成した岡山県の三大河川の一つ吉井川に設置されたダムで、「苫田鞍部ダム」と共に近代技術の粋を結集して造られたそうです。高梁川水系成羽川)の「新成羽川ダム」(高梁市備中町西油野)、旭川の湯原ダム(真庭市湯原温泉)に次ぐ貯水量を誇るダムだそうです。

ちなみに、苫田ダムの湖は苫田湖では無く、奥津湖と言うのは、苫田ダムが旧苫田郡奥津町に建設された事などから、公募で「奥津湖」と命名されたようです。

f:id:momotchi_blog:20210927172734j:plain奥津湖に沿って管理路を走ります。

f:id:momotchi_blog:20210927172752j:plain苫田大橋が見えて来ました。橋を渡ると「浮島」の案内板があったので向かってみる事にします。

f:id:momotchi_blog:20210928062853j:plain浮島(苫田郡鏡野町久保下原)に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20210927172821j:plainこの浮島は奥津湖で唯一歩いて渡れる島だそうです。この浮島橋は逆キャンパー(反り)になった珍しい橋で、ワイヤー状のピアノ線を橋桁の中に通して引っ張っている吊り橋構造だそうです。

f:id:momotchi_blog:20210928060619j:plain設置されていた案内板によると、この浮島は元々は吉井川左岸にあった独立した丘陵だったようで、南北朝時代(14世紀)頃に「城峪城《しろさこじょう》」という山城があったそうです。苫田ダム建設に伴い1996~1997年(平成8~9年)に発掘調査が行われ、土塁や堀切などが確認されたようです。

f:id:momotchi_blog:20210928063006j:plain「城峪城跡」です。水瓶やすり鉢、刀子などの日用品や、武具や文具などが発掘されているそうです。

f:id:momotchi_blog:20210927172808j:plain浮島から見た奥津湖と先程走ってきた管理路です。この後「みずの郷奥津湖」で休憩する事にしました。

f:id:momotchi_blog:20210927172842j:plain「みずの郷奥津湖」(苫田郡鏡野町河内)に到着しました。この施設ではカヌー体験が出来るようです。ここは数年前の「奥津湖花火大会」に花火の撮影に来た場所です。しっかりと休憩し出発します。

f:id:momotchi_blog:20210928065447j:plain国道179号線で奥津温泉を通過、人形峠の手前で恩原高原方面に右折し国道482号線に入ります。

f:id:momotchi_blog:20210928070055j:plain途中で国道と別れ町道をしばらく走ると「岩井滝」(苫田郡鏡野町上齋原)に到着しました。案内板には「名水岩井」まで300m、「岩井滝」まで400mとなっています。バイクを置いて歩いて登って行きます。

f:id:momotchi_blog:20210928070109j:plain歩いていてとても気持ち良い登山道です。

f:id:momotchi_blog:20210928070120j:plain登山道はウッドチップで整備されていて、フワフワととても良い感触です。

f:id:momotchi_blog:20210928070129j:plain杉林沿いに登って行きます。

f:id:momotchi_blog:20210928070141j:plain「名水岩井」に到着しました。冷たくて美味しい湧水をいただき、ここで一休みです。

f:id:momotchi_blog:20210928070151j:plainあと100m頑張って登ります。しばらく進むと大きな岩の先に岩井滝が姿を現しました。

f:id:momotchi_blog:20210928070200j:plain滝の手前の橋を渡ります。

f:id:momotchi_blog:20210928070612j:plain目の前に岩井滝が迫ってきました。落差は10m程とさほど大きな滝ではありませんが、滝の上部の岩が大きく張り出し滝の裏側に入る事が出来る珍しい滝で「裏見の滝」とも呼ばれいるそうです。

f:id:momotchi_blog:20210928070308j:plainその滝の裏側からの眺めです。

f:id:momotchi_blog:20210928070227j:plain滝の奥はかなりのスペースがあり、小さな社が祀られています。

f:id:momotchi_blog:20210928070246j:plainさらに登ってみました。ここが限界のようです。

f:id:momotchi_blog:20210928185334j:plain滝の前まで引き返し、少しハイテクニックで撮影してみました。小さなカメラ台があったので、それを使って1/5秒で撮影してみました。流れる滝の水が絹糸を垂らしたようになりました。駐車場まで戻り、津山市倉見に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210927172918j:plain国道482号線まで戻り鳥取市用瀬方面にしばらく走ると「加茂方面」という案内表示があります。ここを右折し林間コースに入ります。

f:id:momotchi_blog:20210927172927j:plainこの道路は林道なのでしょうか、対面2車線の走りやすい道路でとても気持ち良く走る事が出来ました。

f:id:momotchi_blog:20210927172939j:plain津山市加茂町倉見にある「倉見温泉」ですが・・・

どうやら閉館しているようでした。

f:id:momotchi_blog:20210927172953j:plain子どもが幼少の頃、友人たちとこの先の黒木キャンプ場でキャンプをして、夜にはこの温泉に来ていましたが・・・ 何だか少し寂しい思いがしました。

f:id:momotchi_blog:20210928070951j:plain黒木キャンプ場も新しくなっていました。また機会があればキャンプにも来てみたいと思います。

道路はいつの間にか県道336に変わっていました。黒木ダムの天端を通り津山市加茂町行重にある「白い彼岸花」を見に向かいますが・・・

f:id:momotchi_blog:20210927173007j:plain何と、既に白い彼岸花は開花時期を過ぎていたようです。残念・・・ 来年は開花シーズンに訪れてみたいと思います。時計を見ると既に12時30分を過ぎています。朝食が早かったため、お腹もかなり減っています。

今回のもう一つの目玉「津山のホルモンうどん」を食べに向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210927173020j:plain「橋野食堂」(津山市川崎)に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20210927173531j:plain橋野食堂のこの看板は何かノスタルジーを感じます。

店内に入ります。客の数は多いようですが、何とか座ることが出来ました。その後来られた方は外で待たれているようです。平日なのに・・・ さすがホルモンうどんの有名店だけのことはあります。

f:id:momotchi_blog:20210927173056j:plain津山にきたらやっぱりコレだよ♪  とメニューにあるとおり私はホルモンうどん2玉の激辛をオーダー、友人は普通の辛さをオーダーしました。辛さのレベルは普通、ピリ辛、激辛の3つから選択することが出来ます。

f:id:momotchi_blog:20210927173116j:plain鉄板の上ではホルモンとネギが炒められています。

f:id:momotchi_blog:20210927173130j:plainそれにうどん、モヤシが加えられ、味噌ダレがかけられて、さらに炒められます。二人がかりで焼き上げて行きます。

f:id:momotchi_blog:20210927173142j:plain出来上がりました! 「ホルモンうどん 2玉 激辛」です。

f:id:momotchi_blog:20210927173153j:plainプリプリのホルモンが乗っています。

久しぶりに美味しい本場のホルモンうどんを食べることが出来、お腹も大満足です。この後「やまなみ街道」を走り帰路に就きます。

f:id:momotchi_blog:20210927173205j:plain国道53号線に出る交差点から津山城跡の鶴山公園が望めました。

f:id:momotchi_blog:20210927173221j:plain国道53号線から県道350号線に入り市道で「やまなみ街道」の津山市側の始点までやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20210927174258j:plain途中の交差点には「広域農道 やまなみ街道」の案内表示がありました。

f:id:momotchi_blog:20210927173300j:plain逆光で少し見辛いですが、右側に「やまなみ街道 久米南町」の案内柱が見えます。

f:id:momotchi_blog:20210927173313j:plainさすが山の合間を走る「やまなみ街道」、9%や10%の上り下り、急なカーブなどが続きます。

f:id:momotchi_blog:20210927173330j:plain「やまなみ街道」の赤磐市側の終点です。ここから県道468号線を南下します。

f:id:momotchi_blog:20210927173339j:plain県道468号線のバイパスはここで終わりました。1km程手前の交差点からここまでは最近開通したばかりのようで、この先はまだ工事をしているようです。ここから県道255号線までは狭い道が続きます。

岡山市北区御津金川で国道53号線に合流し、岡山IC近くで友人と別れそれぞれ自宅に向かいます。

今日は出かける前に夏用ジャケットにしようか冬用ジャケットにしようか悩んだ挙句、夏用ジャケットに防風インナーで出かける事にしましたが、早朝に出発したため山間部では気温が17℃とかなり冷え込み、バイクで風を切るため防風インナーだけでは少し寒さを感じ、グローブも夏用なのでグリップヒーターも使用してしまいました。「みつばち農園」を出発する9時前頃からは日も昇り気温も上がり始め暖かくなってきたのでインナーを脱ぎ走りました。日中は初秋の風を感じながら爽快にツーリングを楽しむことが出来、最高のツーリングとなりました。今の季節はバイクで走るには最高です。

 

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https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/momotchi_blog/20191127/20191127094726.pnghttps://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/momotchi_blog/20191127/20191127112138.png

 

笠岡ラーメンとベイファームのコスモス

妻と休日の合う今日、久しぶりに「いではら」に笠岡ラーメンを食べに行く事にしました。その後、食後の散策がてら笠岡ベイファームへ今が盛りであろうコスモスを見に立ち寄ってみます。「 いではら」は11時30分開店なのでその時間を目指して出かけましたが、玉島笠岡道路の終点から浅口市鴨方の国道2号線へ出るとかなりの混雑で、到着したのは11時45分でした。

f:id:momotchi_blog:20210926180505j:plain少し離れた駐車場に車を置いて向かいます。「中華そば いではら」(笠岡市笠岡)の前に到着すると十数人の方が並んで待たれていました。さすが日曜日です。

張り紙を見ると営業時間は昼の11:30~15:00だけで、今は夜の営業は休まれているようです。並んで待っていると店内からいい香りが漂ってきます。

f:id:momotchi_blog:20210926175343j:plain列に並び待つ事30分余り、やっと順番が来たようで「お入りくだい」とスタッフの方が声掛けくださいました。

店内に入るとカウンター席が左右に一列ずつ、厨房前に2席、背中合わせに6席です。コロナ対策で十分な間隔を空けて案内されているようで、そのため待ち時間も長かったのかも知れません。数年前に伺った際は壁側はテーブル席だったように思いますが、改築されたのでしょうか?

メニューは中華そば、並(600円税込)と大盛り(800円税込)のみです。

f:id:momotchi_blog:20210926175355j:plain中華そば(笠岡ラーメン)の大盛りが出てきました。

f:id:momotchi_blog:20210926175417j:plain親鶏のチャーシュー、青ネギ、メンマが乗っています。美味しそ~!

f:id:momotchi_blog:20210926175505j:plain表面には綺麗な鶏の脂が浮いています。麺は中細のストレート麺、少し固めの茹で加減でスープにしっかりと絡んできます。そのスープは醤油ベースで鶏の旨味を凝縮したような多少辛口なスープですが、ほのかな甘さも感じます。色の濃さから徳島ラーメンを思い出しました。この中華そばにも生玉子が合うのかも知れません。

f:id:momotchi_blog:20210926175404j:plain笠岡ラーメンと言えばやはり親鶏のチャーシュー。そのチャーシューは歯応えがあり噛めば噛むほど旨みが出てきます。

f:id:momotchi_blog:20210926175431j:plainネギは細身のものを少し大きく斜め切りにしています。しばらくそのままにしているとスープの熱が伝わりしんなりしてきて甘みが益しさらに美味しくなってきます。やはり親鶏のチャーシューと共に笠岡ラーメンには欠かせない一品です。

f:id:momotchi_blog:20210926175521j:plainスープまですべて完食です。ごちそうさまでした!

f:id:momotchi_blog:20210926175533j:plain外に出るとやはり十数人の行列が続いていました。この後笠岡ベイファームに向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210926175544j:plain笠岡湾干拓地の農道を走っていると“農道離着陸場”の滑走路と管理棟が見えてきました。その滑走路を農道で横断します。

f:id:momotchi_blog:20210926175556j:plainしばらく進み「道の駅 笠岡ベイファーム」(笠岡市カブト南町)に到着しました。今日は開業10周年記念イベントが行われていて沢山の人出です。

f:id:momotchi_blog:20210926175615j:plain到着後コスモス畑に向かいました。後方では笠岡バイパスの高架工事が行われています。

f:id:momotchi_blog:20210926175627j:plain色とりどりの沢山のコスモスが咲いています。

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f:id:momotchi_blog:20210926180239j:plainしっかりとコスモス畑を散策し、十分コスモスを堪能させていただきました。さすがに30℃近い気温の中を散策したので喉も乾いてきて、道の駅に戻り何か飲み物を買う事にしました。

f:id:momotchi_blog:20210926180409j:plainテイクアウトメニューを見ていると「魚々棒 300円」というものが目に停まりました。ベンチで食べている方と見ると、串カツみたいなようですが・・・ やはり気になり買ってみる事にしました。オーダーするとスタッフの方が「2~3分お待ちください。出来ましたらお呼びいたします」と言われ、待つ事しばし・・・ 

出来上がりました! 「ソースが垂れるかも知れませんので気を付けてください」と手渡されました。外は暑いので車に戻って涼しい車内で頂きます。

f:id:momotchi_blog:20210926180419j:plain食べてみると、魚のすり身に野菜を混ぜ込みパン粉の衣をつけた物を揚げ、その表面にソースを垂らしているようです。サクサク感とソースの旨味が見事にコラボし野菜の触感も良くとても美味しくいただきました。

お腹も大満足! 帰路に就くことにします。帰り道は県道47号線で海岸線を走り浅口市寄島を周ってみます。

f:id:momotchi_blog:20210926180436j:plain笠岡湾の入り口付近で笠岡港行のフェリーボートが見えました。海岸沿いでは沢山の方々が釣りを楽しまれていました。

f:id:momotchi_blog:20210926180445j:plain沖合には瀬戸の島々、寄島沖に浮かぶ三子島などの素晴らしい展望も楽しめました。やはり海岸線は走って気持ち良いものです。妻は横でスヤスヤお休みタイム中ですが・・・

 

f:id:momotchi_blog:20191127094742p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094841p:plainf:id:momotchi_blog:20200116124915p:plain

 

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千本鳥居と夏日の極上水

先日妻が岡山の地域生活情報誌「オセラ」を見ていて「岡山にもこんなところがあるんだ~ 素敵! 新見だったら久しぶりに千屋牛のローストビーフも食べたいなぁ~♡」と言って見せてくれました。見てみるとインスタ映えしそうな真っ白な鳥居が連なる写真が掲載されていました。明らかに連れて行ってのサインです。

ということで、先日汲んで帰っていた湧水も無くなりかけていたので、湧水を汲みがてら妻と休みの合う今日、出かけてみる事にしました。向かった先は新見市法曽にある「済渡寺《さいどうじ》」です。国道180号線を新見方面に走り、高梁市から新見市へ入ってすぐの三差路を左折します。

f:id:momotchi_blog:20210921161948j:plain交差点を左折し、細い山道を15分程走ると到着しました。駐車場には10台程の車が停められています。車を置き済渡寺に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210921153207j:plain入口には「済渡禅寺」と「女人高野」と彫られた石門がありました。済渡寺は「女人禁制」ではないようです。鎌倉時代頃から女人禁制という制度が始まったそうですが、当時から済渡寺は女性が参詣できる寺だったようです。

f:id:momotchi_blog:20210921153241j:plain少し進むと左手に新見市指定重要文化財の梵鐘《ぼんしょう》がありました。この梵鐘は1767年(明和4年)に境内において鋳造寄進され、参列者からカンザシなどが火中に奉献されたと伝えられているようです。

f:id:momotchi_blog:20210921153222j:plainその先に仁王門があり、脇には見事な花が咲きそうな枝垂桜《しだれざくら》がありました。

f:id:momotchi_blog:20210922071841j:plain仁王門には白龍作でしょうか、龍の彫り物がありました。仁王門から一度戻り少し進むと・・・

f:id:momotchi_blog:20210921153257j:plain眩しいくらい真っ白な鳥居「白龍門」が見えてきました。一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居・・・ 数えるのが大変です。

f:id:momotchi_blog:20210921153310j:plain鳥居を見ると、額束に「桃」がデザインされています。

f:id:momotchi_blog:20210921153331j:plain白い鳥居が延々と続いているように見えます。

f:id:momotchi_blog:20210921153410j:plain鳥居の終点にある「白龍殿」に到着しました。この鳥居は白龍大権現への参道だったようです。

f:id:momotchi_blog:20210921153358j:plain振り返って見た鳥居です。さすがに1,000本は無いようで、実数は78基の鳥居が並んでいるそうです。しかし、何で「千本鳥居」と言うのだろう…

f:id:momotchi_blog:20210921153429j:plain境内には沢山のアジサイが植えてありました。シーズンにはアジサイの青色と鳥居の白色のコントラストが鮮やかで素晴らしいのではないでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20210921153449j:plain本殿前に楼門《ろうもん》が見えてきました。近づくと鐘楼《しょうろう》のようです。

f:id:momotchi_blog:20210921175250j:plain不思議な縁を授かる「良縁鐘」だそうです。本殿に参拝し、引き返します。

f:id:momotchi_blog:20210921193436j:plain白龍殿の後ろにある白龍塚は白龍大善神を葬ったと伝えられているそうです。白龍大善神は、弘法大師が唐に渡って仏教を修められた時に親交が深くなり、弘法大師が帰国後一緒にこの地に来られたと言われているそうです。言い伝えによると、この塚には白龍大善神の化身である「白へび」が住んでいるとも言われているそうです。

f:id:momotchi_blog:20210921153504j:plain新見市重要文化財の「済渡寺の守恩塔」です。石塔には梵字で年号が刻まれているそうで、年号が書かれている石塔は珍しいそうです。

f:id:momotchi_blog:20210921153517j:plain弘法大師は実のなる榧《かや》の木を植え、その実を粉にし薬として人々に授けたと言い伝えられているそうですが、弘法大師の数珠から生え育ったという言い伝えもあるそうです。

f:id:momotchi_blog:20210921153539j:plain赤い鳥居に赤い社、弁財天が見えてきました。

f:id:momotchi_blog:20210922062258j:plain弁財天は池の中央に祀られていて、池の中には沢山の睡蓮がありました。

f:id:momotchi_blog:20210921153555j:plainよく見ると数輪花を付けています。

f:id:momotchi_blog:20210921153602j:plain睡蓮の花が綺麗に咲いていました。

しっかりと散策を楽しんだので車に戻ります。妻からお腹が空いたと催促です。時計を見ると既に13時、昼食は新見市神郷にある「キッチン神代」でいただきます。急いて向かう事にします。

f:id:momotchi_blog:20210921154032j:plain山道を走る事40分、キッキン神代にある「夢すき公園」(新見市新郷下神代)に到着しました。さすが3連休、駐車場は半分以上埋まっていました。

f:id:momotchi_blog:20210921153625j:plain日本一の親子孫水車が出迎えてくれます。

f:id:momotchi_blog:20210921153640j:plain水車の脇には彼岸花も咲いていました。

f:id:momotchi_blog:20210921153656j:plain暖簾を潜り店内に入ります。

f:id:momotchi_blog:20210921153712j:plainランチメニューは5品、妻はローストビーフ丼、私はサイコロステーキにしました。

f:id:momotchi_blog:20210921153723j:plain妻がオーダーしたローストビーフ丼が出てきました。

f:id:momotchi_blog:20210921153845j:plain美味しそ~う! 下のごはんが見えないほどローストビーフが盛られていて、中央に半熟卵がド~ンと乗っています。

f:id:momotchi_blog:20210921153858j:plain私のオーダーしたサイコロステーキも出てきました。

f:id:momotchi_blog:20210921153907j:plainこちらも美味しそうです。赤身主体の千屋花見牛のステーキの味は・・・

脂身が少ない分通常の千屋牛のような脂々感はなく、とてもヘルシーな感じです。噛むほどに肉の濃厚な味が広がり牛肉本来の旨みが感じられました。

とても美味しくいただくことが出来ました。ごちそうさまでした。

f:id:momotchi_blog:20210921153925j:plainスズランです。花の後には実が赤く色付いていました。

f:id:momotchi_blog:20210921154011j:plain公園の広場ではシャボン玉を楽しんでいる方々がおられました。

このあと湧水を組みに新見市大佐上刑部《かみおさかべ》にある「夏日の極上水」に向かいます。

国道181号線から国道180号線に乗換、米子方面に進み千屋ダム付近から新見市菅生を経由し細い山道を走ります。ナビによるとこのコースが最短コースのようです。

f:id:momotchi_blog:20210922073439j:plain県道318号線と合流しさらに進み、天原交差点から「緑資源幹線林道 粟倉・木屋原線 大佐新見区間」に入りましたが・・・

少し先で通行止の案内板があり、設置されていた地図を見ると「夏日の極上水」のすぐ手前で工事のため行くことが出来ないようです。仕方がないので県道318号線で一度新見市大佐小阪部の県道32号線まで下り、案内板を頼りに「夏日の極上水」へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210921154106j:plain多少回り道をしましたが、何とか無事に「夏日の極上水」に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20210921154139j:plain湧水がホースから流れ出ています。

f:id:momotchi_blog:20210921154126j:plain少し飲んでみると、冷たくて甘い感じで、とても美味しい湧水のようです。

f:id:momotchi_blog:20210921154152j:plain早速持参した容器に湧水を汲みます。

f:id:momotchi_blog:20210921154205j:plain“「夏日の極上水」の紹介”という看板がありました。湧き出ているのはここから50m程上った場所のようで、工事の際偶然豊富なミネラルを含んだ水が湧き出してきたそうです。

f:id:momotchi_blog:20210921154218j:plainその場所まで上って来ました。

f:id:momotchi_blog:20210921154235j:plain整備されて地域の飲用水としても使用されているようです。この地域の方は毎回美味しい湧水を飲んでいらっしゃるようで、羨ましい限りです。

f:id:momotchi_blog:20210921154248j:plain休憩小屋があり、中には“「平成の名水百選」の認定書”が飾られていました。「夏日」というのはこの地域の小字のようで、夏日にあるとても美味しい水と言う意味なのでしょう。

f:id:momotchi_blog:20210921154305j:plainその小屋の脇には綺麗なコスモスが咲いています。

湧水を汲み終え、今が満開であろう彼岸花を見に真庭市古見にある「川東公園」へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210921154319j:plain途中、国道313号線沿いにある「道の駅 醍醐の里」(真庭市鹿田)で休憩です。

f:id:momotchi_blog:20210921154330j:plainぶどうの幟が目に留まり、中に入ってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20210921154340j:plain沢山の瀬戸ジャイアンツやニューピオーネが並んでいます。美味しそうなのでそれぞれ大きめの房を選び土産に購入しました。

f:id:momotchi_blog:20210923061804j:plain17時少し前、「川東公園」(真庭市古見)へ到着しました。今日は駐車場にグランドも解放されていています。日中は満車だったのかも知れませんが、さすがにこの時間になるとグランド側の駐車場には10台弱が停まっているだけでした。

車を降り散策路に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210921154410j:plain散策路に出ると多くの方が彼岸花を楽しんでいました。

f:id:momotchi_blog:20210921154553j:plain私たちもゆっくりと彼岸花を愛でながら北方向へ歩きます。

f:id:momotchi_blog:20210921154612j:plain見事に満開です。

f:id:momotchi_blog:20210921154434j:plain前回1週間ほど前に友人と訪れた際には5~6分咲きだったと思いますが、旭川の法面の彼岸花も満開です。

f:id:momotchi_blog:20210921154531j:plainまるで紅の絨毯を敷き詰めたような見事な彼岸花です。その中にポツンと白い部分が・・・

f:id:momotchi_blog:20210921154817j:plainズームアップしてみると、白い彼岸花でした。

f:id:momotchi_blog:20210924130014j:plain角度を変えて撮影してみました。

妻もこれだけ見事な彼岸花の群生は見たことがないと、とても喜んでいました。しっかりと彼岸花も楽しんだので帰路に就くことにしました。帰り道、暮れた東の空に見事な満月が見えました。考えてみれば明日が中秋の名月です。

f:id:momotchi_blog:20210921154829j:plain帰宅後早々にカメラを持出し撮影してみました。明日9月21日の夜は天候が悪く中秋の名月は見る事が出来ないかも知れないため1日早いですが撮影しておきます。

f:id:momotchi_blog:20210921154837j:plain少しトリミングしてみました。見事なHarvest moon《ハーベスト ムーン》前日です。しかし、実りや収穫の月って・・・ 英語圏でも、秋、穀物が収穫出来る時期の満月に限っては、日本の中秋の名月十五夜と同じような感覚の表現なのでしょうか?

日本ではススキを飾り、月を愛でながら月見団子を食べる・・・ そんなイメージの中秋の名月ですが、その習慣は平安時代に中国から伝わったと言われています。

今年は明日9月21日だそうで秋分の日の2日前となります。昨年は10月1日、その前の年は9月13日と年によって異なります。それは中秋の名月太陰太陽暦(旧暦)の8月15日に見える月に由来しているからだそうです。

ちなみに、今年の中秋の名月は8年ぶりの満月となるそうです。毎回、中秋の名月=満月では無いようです。


f:id:momotchi_blog:20191127094742p:plainf:id:momotchi_blog:20200116124915p:plain

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鳴り石丼と真庭市の彼岸花

職場の友人と新型コロナが少し落ち着いたらツーリングに出かけようと話としていて、天気も持ちそうなので休日が合う今日、今がシーズンの二十世紀ナシを購入がてら山陰へツーリングに出かける事になりました。岡山では9月12日に緊急事態宣言が解除され、13日から9月末までまん延防止等重点措置に変わり、また明日からは台風14号と秋雨前線の影響で岡山では大雨が続く予報のようです。

コースは鳥取砂丘近くの「ふくべ梨狩り街道」沿にあるナシ園に寄りナシを購入、その後山陰道鳥取県東伯郡琴浦町にある「魚料理 海」で「鳴り石丼」を食べ、その名前の由来でもある「鳴石の浜」を散策、帰り道、以前他の友人から聞いた事のある真庭市の「彼岸花」に立ち寄る予定です。

混雑を避け朝7時に岡山IC近くで待ち合わせです。自宅を6時過ぎに出発し待ち合わせ場所に到着したのは6時25分… あまりに早く着き過ぎてしまいました。待つ事30分足らず友人がやって来ました。合流後国道53号線を北上し、北区御津金川から県道255号線、468号線経由で「やまなみ街道」を目指します。

f:id:momotchi_blog:20210913205025j:plain県道468号線を北上し国道484号線との交差点(赤磐市小鎌《おがも》)に出てきました。交差点の手前に「広域農道 美作やまなみ街道」の案内板があり、ここから「やまなみ街道」に入りますが、この道路を走るのは久しぶりです。

f:id:momotchi_blog:20210913205047j:plain「やまなみ街道」は変化に富んだロケーションや壮大な風景を眺めながら走行する事が出来、最高のツーリングコースです。

ちなみに、「やまなみ街道」といえば、高速道路の「やまなみ街道」(正式名称は中国横断自動車道尾道松江線、通称尾道道&松江道)と同名ですが、この道路は岡山県が管理する広域農道の一つで、正式名を「中部台地広域農道」と言い、通称名として「やまなみ街道」と呼ばれています。岡山県では広域農道のことを「○○街道」と呼び、「吉備高原街道」「奥吉備街道」「作州街道」「備南街道」「星の里街道」「かぐら街道」「千両街道」などそれぞれ地域の特徴を名付けた広域農道がありますが、どの街道もツーリングは最高です!

f:id:momotchi_blog:20210913205103j:plain東津山から再び国道53号線に合流し、鳥取県境を目指します。勝田郡奈義町にある馬桑ループ橋が見えてきました。このループ橋は高低差40mを一回転して登っています。

f:id:momotchi_blog:20210913205125j:plain岡山と鳥取の県境となる黒尾TNを抜け最初の休憩です。

f:id:momotchi_blog:20210913205148j:plain袂にはススキが沢山茂り、眼下には鳥取県の山々を望むことが出来ます。しっかりとタバコ休憩をして出発です。

f:id:momotchi_blog:20210913205205j:plain智頭ICから鳥取道に乗る予定でしたが、生憎智頭IC~河原IC間が工事のため通行止となっていたので、そのまま国道53号線を走行しました。

f:id:momotchi_blog:20210913205226j:plain河原ICから鳥取道に乗り、鳥取西ICをそのまま通過します。当初の予定では「ふくべ梨狩り街道」沿いにあるナシ園に立ち寄るはずでしたが、黒井峠で休憩した際友人から高速道をわざわざ降りるより倉吉市にナシの直売所があるので、そこに立ち寄ろうと言われ、そのまま通過する事になりました。

f:id:momotchi_blog:20210913205244j:plain途中、山陰道のはわいPA(東伯郡湯梨浜町)に休憩がてら立ち寄り、PA内にある「かねまさ浜下商店 道の駅はわい店」で土産用の魚を見てみる事にします。

f:id:momotchi_blog:20210913205305j:plain同じようにテナント店の勝丸青果の前には沢山のナシのコンテナが積み上げられています。しかも安い! 友人がここで買っておこうと言うので私も購入する事にしました。

f:id:momotchi_blog:20210914090808j:plain1コンテナ1,200円からでサイズもM~LLまで色々と揃っています。形が多少不揃いなのと少し黄色味がかっていましたが、自宅で食べるには十分です。私はMサイズの物1コンテナとLLサイズを友人と半部に分ける事とし、1.5コンテナ分購入しました。これがバイクのトランクに入るギリギリの量です。

f:id:momotchi_blog:20210913205328j:plainナシをバイクに積み込み「かねまさ浜下商店 」にも行ってみます。沢山の魚が並んでいます。70cm程のハマチが1,600円で並んでいて気になります。

f:id:momotchi_blog:20210913205348j:plain美味しそうなのどぐろも気になるところです。

f:id:momotchi_blog:20210913205404j:plain白いかを見ているとスタッフの方が奥にいいのがありますよと見せてくださいました。1杯1,200、大振りで肉厚もあり食べ応えもありそうなので思わず買ってしまいました。さばいていただき持参したクーラーボックスをバイクまで取りに行き氷と共に詰めて頂きました。バイクへ戻りトランクへ… 何とか収まりました。さすがスクーター‼️

f:id:momotchi_blog:20210913205419j:plainバイクに戻ると友人がナシを入れたバックを後部座席に固定していました。かなり大きな塊になっていたので聞いていみると「バックにまだ余裕があったので追加で入るだけ買った」と言っていました。いったい幾つ買ったのか…

準備を終え出発します。

f:id:momotchi_blog:20210913205441j:plain11時過ぎ、「道の駅 ポート赤碕」の隣にある「魚料理 海」(東伯郡琴浦町)に到着しました。時間も早くさほど混んではいないようです。

f:id:momotchi_blog:20210913205738j:plain私たちは奥の座敷に上がりましたが貸切状態です。ここに来ると毎回このテーブルに座ってします。

f:id:momotchi_blog:20210914093005j:plain窓からは赤碕漁港と日本海を望ことが出来ます。

f:id:momotchi_blog:20210913211918j:plain友人はメニューを見ながら悩んでいましたが、結局私と同じ「鳴り石丼」に決めオーダーしました。スタッフの方から「大盛りも出来ますが…」と聞かれ、「普通で盛りでいいです」と言うと… 「今本店から魚を持って来ていますので、後10分ほどかかりますがよろしいですか?」と尋ねられました。私たちは急ぎでは無いのでのんびりと待つ事にしました。待つ間私は表に出てタバコタイムです。

f:id:momotchi_blog:20210913205934j:plain出てきました。「鳴り石丼」です。

f:id:momotchi_blog:20210913205944j:plain「鳴り石丼」とは、この店の近くにある「鳴り石の浜」から付けられた名前だそうで、打ち寄せられる波で転がる大小の石を表現されたようです。

その「鳴り石丼」はこれでもかと言わんばかりに大きく切り分けられたハマチやサーモンなどの刺身の上にド~ンと猛者エビが真ん中に積み上げられている、まさに宝の山のような丼です。友人が「大盛りになったらどうなるんだろ…」と心配していました。

刺身は厚みがあって食べ応えは十分、猛者エビそのものの甘みもさることながら少し濃い甘目のタレにもよく漬かっていて味も最高! 他の刺身と相性も良く最高のコラボレーションの丼でした。味噌汁もエビの出汁が十分出ていてとても美味しくいただくことが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20210913205952j:plainすべて完食です。ごちそうさまでした!

この後「鳴り石丼」の名前のルーツでもある「鳴り石の浜」へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210913210017j:plain5分足らずで「鳴り石の浜」に到着しました。この浜は絶景スポットや恋愛パワースポットとしても人気の高い場所だそうです。

f:id:momotchi_blog:20210913210001j:plain海岸に降りて行きます。

f:id:momotchi_blog:20210913210051j:plain途中こんな説明看板がありました。

この海岸の石の多くは輝石安山岩で、13万年以上前の古期大山の活動期に形成された火山岩だそうです。春から夏にかけては1m以下の穏やかな波ですが、秋から冬にかけては4mを超える波が押し寄せ大きな石も動くようで、その波の力で石同士がぶつかりあってカラコロと言う音が聞こえるそうです。大きな石は50cm以上もあり長年波にもまれ年々小さくなっていくそうです。

f:id:momotchi_blog:20210913210039j:plain海岸に出ると、案内柱とベンチがありました。

f:id:momotchi_blog:20210913210233j:plain波打際まで行ってみました。

f:id:momotchi_blog:20210913210242j:plain波打際に近づくと波の動きの合すようにカラコロ… カラコロコロ…と独特の音が聞こえます。打ち寄せられる波で大小の石が当たり合い独特な心地良い音色を奏でていました。

f:id:momotchi_blog:20210913210259j:plain海岸には石ころを積み上げて作るアート作品、ストーンバランシングが幾つも有りました。以前から鳴り石の浜では石積みをする人もいたそうですが、2018年にまちづくり団体の「鳴り石の浜プロジェクト」の呼びかけで、「鳴り石の浜バランシングコンテスト」が行なわれ、この浜のストーンバランシングが全国的にも知られるようになったようです。「初級編」「中級編」「上級編」とモデルを写真付きで紹介されていました。

f:id:momotchi_blog:20210913210117j:plain沢山のストーンバランシングが並んでいます。

f:id:momotchi_blog:20210913210314j:plainなかなかの作品です。

今迄気になっていた鳴り石の浜を堪能できたので帰路に就く事にします。

来る途中、国道9導線を走行中に「青山剛昌ふるさと館」という案内板が有ったので立ち寄ってみる事にしました。

f:id:momotchi_blog:20210913210421j:plain青山剛昌ふるさと館」(東伯郡北栄町)に到着しました。

この施設は「道の駅 大栄」に隣接していて2007年開館したそうです。地元出身で「名探偵コナン」の原作者としても有名な青山剛昌先生のマンガ、アニメミュージアムで、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」(2018年版)の一つにも選定されているようです。海外から訪れる方も多いのか英語や韓国語、中国語などの説明文もありました。

f:id:momotchi_blog:20210913210448j:plainコナン通りです。この通りをコナンの家、米花商店街、JR由良駅方向へ少し進むと…

f:id:momotchi_blog:20210913210510j:plain眠りの小五郎とコナンがいました。横に座ってみたかったのですが、大人げないと諦めました…

ちなみに、JR山陰本線では「まんが王国とっとり」の建国を記念し、2012年(平成24年)から鳥取駅~米子駅間に「名探偵コナン列車」が運行されていて、車両にはコナンなど主要キャラクターのイラストがデザインされています。また2013年(平成25年)からはJR由良駅に「コナン駅」という愛称が付けられたそうです。

f:id:momotchi_blog:20210914111009j:plain青山剛昌ふるさと館」には名探偵コナンキャラクターのブロンズ像が幾つかありますが、北栄町内にはJRコナン駅や大栄小学校など色々な場所に多数設置されているようです。

f:id:momotchi_blog:20210913210552j:plain屋外には阿笠博士の愛車フォルクスワーゲン、通称ビートルも置いてあり、何と車内には阿笠博士も乗っていました。

f:id:momotchi_blog:20210913210541j:plainミュージアムの横にはコナンと怪盗キッドの像があり、館内にはコナン探偵社や展示室、グッズを販売する売店などがありました。

青山剛昌ふるさと館」をしっかりと楽しんだので、再び国道9号線を走り、北条ICから自専道の「北条湯原道路」(国道313号線)に入ります。10km程走行し終点の倉吉西ICで一般道に降り、県道34号線との共用区間を通り国道313号線を南下して行きます。

f:id:momotchi_blog:20210914113159j:plain鳥取岡山県境となる犬挟TNに入ります。

小泉八雲ことラフカディオ・ハーン松江市に赴任する時に犬挟峠(旧道)を人力車で越えたそうです。犬挟峠は犬も挟まると言われるほど道幅も狭く急カーブが続き、特に冬は積雪も多く通行し難い峠の一つでしたが、1997年(平成9年)に犬挟TNを含む犬挟峠道路が開通しとても走り易くなりました。

数年前に蒜山自転車道を走りに来た際、麓の関金まで下り、そこから上った事がありましたが、延々と続く坂道が大変だった記憶が蘇りました。しかし今回はバイクなので難なく登り切りました。

彼岸花の場所は中国道落合ICの北付近、旭川の東側と友人から聞いていたので、国道313号線から古見駅方面に右折し旭川を堤防沿いに探しながら走行します。途中に看板なども無く、あの派手で真っ赤な彼岸花も見えません… まだ時期的に早いのかなと心配しながら走っていると、彼岸花のイラストが描かれた川東公園の案内板が目に入りました。

f:id:momotchi_blog:20210914113209j:plain彼岸花が咲き誇ると言う「川東公園」(真庭市古見)に到着しました。

駐車場には5台ほどの車が駐車されていました。私たちもバイクを置いて向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210913210615j:plain堤防の上には遊歩道が整備されていて「旭川・りんぐるライン」「川東彼岸花群生地」などの案内板がありました。

f:id:momotchi_blog:20210913210648j:plain遊歩道を北に進みます。

f:id:momotchi_blog:20210913210630j:plain少し法面を下り彼岸花を撮影しました。花は5~6分咲き程で、あと数日で一面が真っ赤に染まるのではないでしょうか…

f:id:momotchi_blog:20210913210846j:plain毎年撮影に来られているという方と話をしていると、色々と情報を伺うことが出来ました。何とここの彼岸花は自然に生えたものだそうです。

f:id:momotchi_blog:20210913210902j:plainまるで赤い絨毯を敷き詰めたような見事な彼岸花の群生です。

f:id:momotchi_blog:20210913212020j:plain大きな木の周りや、その奥一面に彼岸花が広がっています。

f:id:momotchi_blog:20210917092635j:plain私はこれだけ大規模に群生している彼岸花を見るのは初めてです。

f:id:momotchi_blog:20210913211025j:plain自生している彼岸花で、これだけ密集しているのは珍しいそうで、この公園にある大きな榎や柳などは樹齢は解らないほど古い木々だそうです。

f:id:momotchi_blog:20210913210940j:plain河川敷まで降りてみました。

f:id:momotchi_blog:20210913211000j:plain規模的には思っていた程では無かったものの、とても見ごたえのあるものでした。しっかりと彼岸花を堪能したので帰路に就くことにします。

途中、バイクの聖地と言われている「道の駅 かもがわ円城」で最後の休憩です。しっかりとタバコ休憩をした後、国道429号線を走り友人とは吉備新線(県道72号線)との交差点で別れそれぞれ自宅に向かいました。

帰宅したのは17時過ぎ、今日の走行距離は370km弱でした。一日曇り空、暑くも無く寒くも無く、まさにツーリング日和でした。朝4時に目覚め、6時過ぎには自宅を出たので今回は少しお疲れモード、と言うより心地よい疲労感ですが… 明日は勤務なので白いかの刺身を肴にビールを飲んで早く休むことにします。

 

f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112138p:plainf:id:momotchi_blog:20200116124915p:plain

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