真庭市のカタクリと桜

職場の友人と久しぶりにツーリングに出掛ける事にしました。行先は岡山県北の真庭市で、今満開であろう「カタクリ」と「醍醐桜」それに「岩井畝の大桜」、昼食は友人お薦めの「豆腐料理」というコースです。

10時に岡山空港近くで待合せ、最初に真庭市佐引にある「カタクリの群生地」に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210330185407j:plain真庭市美川で備中川を渡ると、醍醐桜の開花情報板があり「満開」との表示が出ていました。

f:id:momotchi_blog:20210330185418j:plain備中川から10分程で「佐引カタクリ群生地」(真庭市佐引)に到着しました。今回は撮影する気満々で、標準ズームレンズ(EF-S18-135mm )と望遠ズームレンズ(DG OS HSM Contemporary 100-400mm)の2本を持参しています。

f:id:momotchi_blog:20210330200621j:plain駐車場には10台程の車が止まっていました。

f:id:momotchi_blog:20210330185512j:plainバイクを駐車場の隅に止め、カタクリを見に行きます。一昨年までテントで営業していた「カタクリ食堂」は駐車場脇の集会場で営業されているようです。

f:id:momotchi_blog:20210330185526j:plain群生地に行くと、斜面一面に広がるカタクリが花を開いていました。年々生育場所が広くなっているような気がします。

f:id:momotchi_blog:20210330190102j:plainカタクリはすらりと伸びた茎に、可憐な紫色の花を付けます。

f:id:momotchi_blog:20210330192313j:plainその姿は、まさに山の妖精のようです。望遠レンズに交換して撮影しました。

f:id:momotchi_blog:20210330190235j:plain紫色の花を下向きに開く姿は可憐という言葉が似合います。

f:id:momotchi_blog:20210330192452j:plain可憐さと優雅さを兼ね備えている花のように思います。

f:id:momotchi_blog:20210330190245j:plain園内を散策します。

f:id:momotchi_blog:20210330190332j:plainカタクリの花は晴れていて、表面温度が17℃~20℃で開花し、夜や温度が達しない日は開花しないそうです。

f:id:momotchi_blog:20210330192343j:plainカタクリの花は後方に強く反り返るのが特徴的です。花の雄しべや雌しべの周囲に濃い紫色のW形状の様な模様がありますが、この模様は虫を集めるための密標だと言われています。

f:id:momotchi_blog:20210330192409j:plainカタクリの開花期間は僅か2週間程と短く、春の妖精(スプリング エフェメラル)と言われる由縁だそうです。

f:id:momotchi_blog:20210330190220j:plainカタクリは地表に種が落ちてから7~8年と長い年月をかけて、やっと花を咲かすそうです。

f:id:momotchi_blog:20210330192513j:plainしっかりとカタクリを堪能したので、これから醍醐桜に向かいます。麓の佐引から醍醐桜のある別所までは3km程の距離ですが…。

f:id:momotchi_blog:20210403191147j:plain1km程進んだ「大勢坂」の石碑付近から渋滞が始まっていました。今日は平日なのに今迄にない程の渋滞です…。しかし今回はバイクなので、停車している車の脇を通過しながら登って行けます。

ちなみに、この「大勢坂」は旧登山道のようで、後醍醐天皇隠岐島に配流される際に大勢で見送ったことに由来しているそうです。

f:id:momotchi_blog:20210330192600j:plainバイクを置いて醍醐桜に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210330192710j:plain休憩所から醍醐桜の間には菜花が植えられていますが、今年は菜花はまだ咲いていませんでした。

f:id:momotchi_blog:20210330192831j:plain醍醐桜の袂に「岡山県指定天然記念物」の石碑があります。

f:id:momotchi_blog:20210330192909j:plainミツマタの花も咲いていました。

f:id:momotchi_blog:20210330193053j:plainミツマタの花のアップです。ミツマタは和紙や紙幣の原料に使用されています。

f:id:momotchi_blog:20210330193123j:plain西奥まで来ると、醍醐桜(右側)と、そのクローン桜の二代目醍醐桜(左側)を一緒に撮影することが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20210330193153j:plain醍醐桜の花はソメイヨシノに比べ少し小ぶりですが、とても綺麗なピンク色です。

f:id:momotchi_blog:20210330193216j:plain東側から見た醍醐桜です。

f:id:momotchi_blog:20210330193227j:plain北側から見た様子です。

f:id:momotchi_blog:20210330193305j:plain醍醐桜の周りを一周したので、休憩所の方向に戻ります。

f:id:momotchi_blog:20210330193426j:plain屋台も出ていました。

f:id:momotchi_blog:20210330193443j:plain遊歩道コースを歩いてみます。

f:id:momotchi_blog:20210330193501j:plain風情漂う山間の集落といった感じです。

f:id:momotchi_blog:20210330193511j:plain最上部に醍醐桜と二代目醍醐桜、道路沿いにも桜が咲いています。車の渋滞も解消したようです。

f:id:momotchi_blog:20210330193532j:plain散策路から望遠レンズで撮影した醍醐桜です。

f:id:momotchi_blog:20210330193556j:plain同じく、望遠レンズで撮影した二代目醍醐桜です。

f:id:momotchi_blog:20210330193609j:plain駐車場へ戻ります。

f:id:momotchi_blog:20210330193713j:plainのどかな山里に立つ醍醐桜には圧倒的な存在感を感じます。品種は彼岸桜の一種、アズマヒガンだそうで、樹齢1000年、樹高18m、枝張20m、根本周囲9.2m、岡山県の天然記念物に指定されるとともに新日本名木百選にも選ばれているそうです。

この後「岩井畝の大桜」を見行きます。

f:id:momotchi_blog:20210330193750j:plain醍醐桜から10分程で「岩井畝の大桜」に到着しました。山間の小さな集落に岩井畝の大桜はあります。

f:id:momotchi_blog:20210330193839j:plainこの桜は、推定樹齢800年、樹高14m、目通り周囲5.5m、品種はアズマヒガンだそうです。言い伝えによると、平家の落ち武者が京都より苗を持ち帰り、この場所に植えたのが始まりだそうです。

f:id:momotchi_blog:20210330193855j:plain花の色は醍醐桜より少し濃い目の感じがします。

f:id:momotchi_blog:20210330193913j:plain桜のたもとに祠が見え、その奥に椿の花も咲いているようです。

f:id:momotchi_blog:20210330193934j:plain祠脇奥の椿の花と岩井畝の大桜の桜花です。

f:id:momotchi_blog:20210330193953j:plain下から見上げると桜花が大空に広がっていて綺麗なのですが、生憎逆光で綺麗に写りません。

f:id:momotchi_blog:20210330194019j:plain岩井畝の大桜のすぐ近くにカタクリの花が咲いていました。この場所にも何度も訪れていますが、今迄全く気付きませんでした。

f:id:momotchi_blog:20210330194038j:plainそのカタクリと岩井畝の大桜です。

f:id:momotchi_blog:20210330194547j:plain岩井畝の大桜の袂には綺麗な水仙が咲いていました。ストロボを使い露出を調整、多少ですがピンク色の花を撮影する事が出来ました。

この岩井畝の大桜は醍醐桜程の知名度が無いためなのか訪れる方も少なく、ゆったりと桜を愛でることができました。この後友人お奨めの「白寿庵」へ豆腐料理を食べに移動します。

時間は13時過ぎ、少し急がないと営業終了時間の14時に間に合いません。

f:id:momotchi_blog:20210330194655j:plain真庭市久世に到着しました。「天領くせ桜まつり」の横断幕が張られ、桜祭りが行われているようですが、時間がないので桜並木を通り抜けるだけにします。

f:id:momotchi_blog:20210330194704j:plain桜並木には提灯が並び、夜桜も楽しめそうです。食事後ゆっくり散策することにします。

f:id:momotchi_blog:20210330194711j:plain13時45分、白寿庵(真庭市久世)に到着しました。まだ暖簾も出ていたのでセーフのようです。バイクを置いて店内に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20210330194859j:plain入口にメニュー看板がありました。限定10食「白寿庵の ゆば膳」を今回いただきますが、限定10食が少し気になるところです。

f:id:momotchi_blog:20210330194928j:plain店内に入るとお客もスタッフも誰もいません。声をかけると、奥からスタッフの方が出てこられ「すいませんが今日の営業はもう終わりました」とのこと…。楽しみのしていたのに残念…。「ここの料理は美味しいと聞いて、岡山から来たのに残念です」と言うと、スタッフの方が一度奥に入られ、店主の方が出てこられました。「遠路せっかく来られたのに申し訳ありません。事前に電話をいたれば良かったのですが…。次回また来てください。今日はこれをお持ち帰りください。」と油揚げをいただきました。かえって気を遣わせてしまったようで、恐縮してしまいました。また機会を作って是非食べに行ってみたいと思います。

しかし時間は14時前、お腹もペコペコです。友人と相談して帰り道にある「みち停あさひ」(久米郡美咲町)で何か食べる事にしました。久世の桜並木は今回は諦めます。

f:id:momotchi_blog:20210330194955j:plain「みち停あさひ」の到着しました。脇を流れる旭川の支流通谷川に、満開の桜の中を泳ぐ沢山の鯉のぼりが見えました。

f:id:momotchi_blog:20210330195007j:plain桜の木々の奥に三休公園《みやすみこうえん》の桜が望めます。スタッフの方に伺うと、この「みち停あさひ」では食事はできないようです。友人が「三休公園に行けば展望も良く、桜も満開で、何か食べれるかも知れない」というので行ってみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20210330195052j:plain5分程で「三休公園」に到着しました。四輪車は駐車料金が必要なようですが、二輪車は無料でした。写真は第3駐車場からの展望です。沢山のツツジがあるようですが、少し早いようで殆どが未だ蕾のようです。しかし桜は満開で、少し霞んでいますが眼下に旭川も望めました。先程立寄った「みち停あさひ」でいただいたパンフレットを見ると、鯉のぼりが付近に「さくら茶屋」という施設があるようなので歩いて行ってみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20210330195503j:plain途中第2駐車場付近のツツジは綺麗な花を付け初めていました。

f:id:momotchi_blog:20210330195039j:plainさくら茶屋に到着しました。「たまごかけごはん」の幟が立っています。美咲町の「玉子かけごはん」はかなり有名なので楽しみです。

f:id:momotchi_blog:20210330195350j:plainメニューはカレーライス、各種うどん、おでん、コーヒーそれに玉子かけごはんがあるようです。しかし、ごはんが一杯、玉子1個だけで御代りは出来ず、それで400円は…。しかしお腹も空いているので「玉子かけごはん」をいただくことにしました。

f:id:momotchi_blog:20210330195411j:plainテーブルにはアクリルパネルが置かれていました。

f:id:momotchi_blog:20210330195421j:plain「玉子かけごはん」が出て来ました。

f:id:momotchi_blog:20210330195438j:plain少し醤油を加え玉子をといて、ごはんにかけていただきま~す。

「たまごかけごはん」といえば、同じ美咲町にある「食堂かめっち」によく行っていました。その「食堂めっち」は昨年7月にリニューアルオープンし、炊きたてのたまごかけご飯を味わえる新セットメニュー(1,500円)が新たに登場したそうです。ただ今まで350円だった「たまごかけごはん」が500円になったそうで、たまごかけごはんで1,500や500円はちょっと高すぎると感じ、最近はすっかりご無沙汰しています。

お腹も落ち着き、園内を少し散策し帰路につくことにしました。途中空港近くで友人と別れ、それぞれ自宅に向かいました。

f:id:momotchi_blog:20210330194919j:plain「白寿庵」で頂いた油揚げです。今夜の酒の肴でいただきます。

f:id:momotchi_blog:20210330195745j:plain軽く焼いて醤油をかけずに、そのままでいただきました。香ばしくサクサクで、とても美味しく、酒に肴に最高の一品でした。

日中は20℃を越え少し暑く感じましたが、ツーリングには最高の天気でした。また、カタクリの花や醍醐桜、岩井畝の桜、更に久世の桜並木(少しだけでしたが…)など、しっかりと楽しめたツーリングでした。帰宅後友人から、帰宅した旨のメールが届き、近いうちに「白寿庵」に食べに行こう等書かれていました。また近いうちに新庄村の「凱旋桜」と「白寿庵のゆば善」のツーリングを企画したいと思います。

 

このブログのトップに戻る

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る

 

f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20200116124915p:plain 

ホタルの幼虫の上陸

朝夕は多少肌寒く感じるものの、日中は暑いくらいまで気温が上昇し、寒暖差も大きく体調管理には十分気を付けたい季節です。しかしこの寒暖差を待っている者もいます。それは生まれてから9ヶ月近く水の中で過ごしていたホタルの幼虫です。この季節、降雨時や降雨後の夜に水の中から地上に上陸し、陸上部の土の中で幼虫から成虫になるために繭《まゆ》を作るそうです。

昨年、由加山近くにある「蛍遊の水辺由加」《けいゆうのみずべゆが》(倉敷市児島由加)でホタル先生にホタルの事やその撮影手法など色々とご教示いただきました。シーズン終わりに、この時期にホタルの上陸が見られると伺っていたので、撮影に同行させていただきたいとお願いしていました。

数日前、今日の天気は昼過ぎ頃までが雨で、それ以降晴れの予報だったのでホタル先生に連絡をしてみると「時期的に少し早いようですが、もしかしたら数匹の上陸が見られるかも知れません」との話だったので、この日出かけてみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20210331094814j:plain久しぶりに訪れる「蛍遊の水辺由加」です。

f:id:momotchi_blog:20210331094823j:plain18時過ぎ私が到着すると、ホタル先生は既に到着されていて色々と調査をされていました。ここ「蛍遊の水辺由加」周辺も桜が見頃でした。

f:id:momotchi_blog:20210331095752j:plain準備をして撮影場所まで移動します。

f:id:momotchi_blog:20210331094849j:plainホタル先生にアドバイスをいただき、カメラをセッティングし前撮りを行いました。これから暗くなるまで待つ事になります。しかし暗くなっても全くホタルの幼虫の姿が見えません…、時間だけが過ぎていきます…。濡れる程では無いのですが、たまにパラパラと小雨も降ったりしています。

f:id:momotchi_blog:20210331061603j:plain20時半頃、近くで1匹のホタルの幼虫が石垣を上るのが見えました! そうですホタルの幼虫も、成虫と同じように発光しているのです! 感動的です!

f:id:momotchi_blog:20210331061534j:plainホタル先生のアドバイスを受けながら場所を移動しカメラを再設置、撮影を開始しました。

f:id:momotchi_blog:20210331061612j:plain 1分間に1cm程のゆっくりとした動きです。このホタルはゲンジボタルだそうで、ヘイケボタルの上陸もこの近くでも見られるそうですが、ヘイケボタルは個体が小さく、発光も弱く撮影しにくいそうです。

f:id:momotchi_blog:20210331062553j:plain二匹のホタルの幼虫が上っています。

f:id:momotchi_blog:20210331060322j:plain撮影開始から約2時間分の写真を、昨年ホタル先生からご教示いただいた「比較明合成」という手法で合成したものです。黄色い破線のように見えるのがホタルの幼虫の移動した様子です。

f:id:momotchi_blog:20210331060332j:plain石垣の右側を上るホタルの幼虫をアップしました。破線が途切れた部分は草や岩陰に隠れた場所や、幼虫が発光を停止した状態で移動したとことです。また破線の途切れが短い所は移動速度がとても遅いところではないかと思います。

f:id:momotchi_blog:20210331060410j:plain左側を上るホタルの幼虫のです。

22時30分頃上空の雲の間から月が顔を覗かせ始めました。周囲は一気に明るくなり撮影を継続することが難しくなくなり、今日の撮影は切り上げることにしました。今回は夕方19時頃から22時30分頃まで撮影し、前半は場所の選定ミスで見る事が出来ず、後半で初めてホタルの幼虫の上陸を見る事が出来ました。数は少なかったものの、初めて見たホタルの幼虫の上陸シーンは大感動でした。

この「蛍遊の水辺由加」はホタルのために人工的に整備された環境なので、ホタルにとってはとても住みやすい所なのかも知れません。撮影中もホタル先生は、あちらこちらでホタルや周辺環境の調査をされていて、後で伺うと今夜は50匹ほどの上陸が見られたそうです。

川岸から50cm付近迄はホタルが上陸してくる場所だそうなので、ホタルの幼虫の観察や撮影時には、その場所には足を踏み入れないように注意する必要があるとホタル先生からアドバイスをいただきました。ホタルたちの生活環境に影響を与えないよう注意しながら撮影したいと思います。

ホタルの幼虫の上陸は4月下旬頃まで見られるそうなので、また機会を作って撮影に訪れてみたいと思います。雨の日が待ち遠しい!

 

このブログのトップに戻る

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る

 

f:id:momotchi_blog:20191127094754p:plain 

児島湾干拓地桜土手のポタリング

今日も快晴、ポタリング日和です。そろそろ桜の便りも聞かれるようになってきたので、児島湾干拓史のなかで最初に干拓された第一区(岡山市南区)、その遺構が残る宮川の桜土手(締切堤防跡)にアイゼルM300で行ってみることにしました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328171856j:plain国道30号線の倉敷川橋付近から南東方向に、児島湾干拓の第一区の締切堤防跡に桜並木を望むことが出来ます。

 

f:id:momotchi_blog:20210329223931j:plain国道30道線から別れ、締切堤防跡(桜土手)に入ります。

 

f:id:momotchi_blog:20210328172005j:plain少し走ると「片崎樋門」に到着しました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328172015j:plain樋門脇には記念碑がありました。干拓当時に海と干拓地の締切堤防に作られた水門で、山側から流れてきた河川との合流部であったこの場所に設置され、この「片崎樋門」の他に「常川樋門」、「宮川樋門」と3つの樋門が現在も残されていて、3樋門とも岡山県指定の重要文化財のようです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328172036j:plain樋門の前には水路が見えますが、この樋門は奥が塞がれていて現在は使用されていないようです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328172050j:plain樋門の上部です。この後桜土手(締切堤防跡)を走り「常川樋門」に向かいます。

 

f:id:momotchi_blog:20210329224207j:plain締切堤防跡に植えられた桜の下を走ります。

 

f:id:momotchi_blog:20210329224022j:plainしばらく走ると桜の花の下にプライベート用なのか手作り風の椅子と机がありました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328172245j:plain走って来た方向を振り返った様子です。奥に倉敷川橋が見えます。

 

f:id:momotchi_blog:20210329224113j:plainさらに進みます。旧締切堤防脇に植えられた桜が大きく成長し、桜花のアーチを作り出しています。

 

f:id:momotchi_blog:20210329224325j:plain桜花のアーチは遥か先まで続いています。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100253j:plain1km程走り、常川樋門に到着しました。記念碑や歌碑が設置されていました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100312j:plainこの「常川樋門」付近の桜は八分咲きと言ったところです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100324j:plain桜の花が風に揺れています。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100355j:plain開発を行った藤田組によって1899年(明治32年)に作られたそうで、花崗岩と煉瓦を使った近代和風な造りです。干拓第一区と最初の樋門ということなのか、先日立寄った第六区の樋門群のようなヨーロッパ風の優雅さはなく、実用性優先といったデザインのようです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100407j:plain樋門の上部の様子です。車の通行は出来ないようですが、農道のような道があり自転車や徒歩での通行は可能なようです。この後更に南東にある「宮川樋門」に向かいます。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101234j:plain桜土手を走ります。日差しが射し込み始め少し暑くなってきました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100339j:plain開いた桜の花と、これから開こうとする蕾。数日中には満開になるのではないでしょうか。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100510j:plain500m程走り、「宮川樋門」に到着しました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100653j:plainこちらの案内板は「岡山県指定重要文化財」に指定される前の物のようで、「灘崎町指定文化財」(現、岡山市南区)と記されていました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100618j:plain樋門の上部には当時水門の開閉に使用されたと思われるウインチが残されていました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100640j:plainそのウインチです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100726j:plain樋門脇から北西方向に流れる宮川と桜土手です。桜が満開になると見事な桜並木が見られそうです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100710j:plain自転車を置き、歩いて宮川樋門の正面まで来てみました。樋門周りを一周し、更に南東方向に向かってみることにします。ここから先は宮川と別れますが、土手(締切堤防跡)には桜並木や道も無いため、少し東側の道を土手に沿って進みます。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100751j:plain500m程進むと、こちらにも記念碑がありました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100838j:plainこの付近の石垣は、当時のまま残されているようです。石垣の少し先に当時の海岸だった場所まで降りる石段も残されていました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100821j:plain足元には麦畑が広がり、南東の山々には点々と山桜も見えています。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100856j:plain正面から見た先程の石段です。綺麗な形で当時のままの状態で残されています。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100911j:plain少し進むとまた石段が見え、畦道《あぜみち》があったので石段の傍まで行ってみました。石段は数百メーター毎に設置されていたようです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100921j:plain石段を後ろから見た様子です。この石垣は最上部の石が無くなっているようです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101040j:plain石段の後ろから南東に延びる石垣の様子です。

 

f:id:momotchi_blog:20210328100936j:plain120年以上前に積まれた石垣です。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101110j:plainハナカイドウでしょうか、ピンク色と薄ピンク色の花を付けています。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101129j:plain更に進むとまた石段が見え、畦道があったので石段の傍まで行ってみました。北西方向に延びる石垣です。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101143j:plain当時はこの袂まで波が打寄せていたのでしょか、下から3段目付近までは牡蠣殻が多数残っていました。

土手の南東端まで来たので折り返します。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101158j:plain宮川樋門まで戻り、桜土手の桜並木を走ります。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101217j:plain土手の上を覆い尽くす勢いで桜の枝が伸びています。満開になると桜のトンネルが出来るのではないでしょうか。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101242j:plain土手沿いに春の訪れを告げる“つくし”を見つけました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101251j:plain土手沿いのあちらこちらに生えていました。今夜の酒の肴に少し摘んで帰ることにしました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101310j:plain桜並木を春の風を感じながら気持ちよくポタリングです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328102558j:plain常川樋門まで戻って来ました。この桜土手は一般車両の通行は出来ず、自歩道専用のようです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101456j:plain自宅に帰り“つくし”を出してみると、かなり数がありました。摘むのは良いのですが、これから袴を取るのが大変そうです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101508j:plain1時間半程かかりましたが、やっと袴を取り終えました。穂先の苦みが私は好きなので、まだ開いていない穂先の物はそのまま残しました。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101519j:plain水にしばらく曝して《さらして》灰汁《あく》抜きをします。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101527j:plain1時間程灰汁抜きをした“つくし”を1分弱湯がき、再度水に曝します。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101535j:plainフライパンにごま油を引いて、よく絞った“つくし”を入れて炒め、出汁の粉と味りん、醤油を少し加え味が馴染んだら出来上がりです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328101546j:plain器に盛って胡麻を振りかけ、今夜の酒の肴の一品が出来上がりです。

 

f:id:momotchi_blog:20210328102330j:plain今夜の夕食は、「摘みたてつくしの炒め物」、「ソラマメの素焼き」 、「新玉ネギのスライス」、それに「マカロニサラダ」です。春の恵みをいただきま~す!

花見には少し早かったようですが、桜を愛でながら、春風を感じつつのポタリングは最高の気分でした。また、今から百数十年前の先人が成し遂げた第一区~第七区の児島湾干拓事業、その最初の締切堤防として作られた現在の桜土手、更に遡れば今から400年程前、豊臣秀吉が行なった「備中高松城の水攻め」に協力した戦国大名で当時備前の国を治めていた宇喜多秀家が、その築堤技術を用いて築いたと言う汐止め堤「宇喜多堤」(都窪郡早島町倉敷市)、更に更に遡れば、現在のJR岡山駅やJR倉敷駅周辺も海の中で、瀬戸内海の一部であった事など考えると、先人たちの干拓への意欲に今更ながら感心させられ、今私たちの住む岡山平野の大半が干拓により出来た土地であることを改めて感じた一日でした。今回は更に“つくし”の土産付と充実した時間と有意義な一日を過ごすことが出来ました。

 

このブログのトップに戻る 

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る

 

f:id:momotchi_blog:20210313144222p:plainf:id:momotchi_blog:20210320102142p:plain 

岡山市サウスヴィレッジへポタリング

外気温は20℃近くで、まさに春爛漫です。今日は自宅近くにある「岡山市サウスヴィレッジ」(旧おかやまファーマーズマーケット サウスヴィレッジ)へアイゼルM300でポタリングがてら出かけてみました。「ポタリング」とはサイクリングの方法の一つで、気分や体調に合わせて呼吸を乱さない程度の速度で自転車を走らせる有酸素運動主体の走行のことです。

高松に住んでいた頃、当時小学校低学年だった子どもたちが夏休みに里帰りし、母が園内のプールによく連れてきていたそうです。岡山に戻ってからは、この施設に併設されているロードサイドマーケット(農産物直売所)に妻のお供でよく買物には来ていますが、園内に入ったのは一度だけで、園内の様子はあまり記憶に残っていません。今回は園内をゆっくりと散策してみることにします。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153642j:plainサウスヴィレッジに到着、正面入口で記念撮影です。この後駐輪場にM300を置いて園内に入りました。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153654j:plain園内の案内図です。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153702j:plain園内に入ると「いちご狩り開催中」の案内がありました。自分で摘み取ったいちごを買取るシステムのようです。また、事前予約をしておけば「食べ放題」のプランもあるようです。

 

f:id:momotchi_blog:20210324162233j:plain今日は以前から気になっていた展望塔に上がってみることにします。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153835j:plainエレベーターで30秒、3階の展望台に到着しました。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153713j:plain展望台から南方向の展望です。正面ゲートが見えその先に灘崎総合公園、さらに先に児島富士こと常山や児島半島の山並みが望めました。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153721j:plain東方向には、児島半島の最高峰金甲山が望めます。金甲山からは大阪にある日本で一番高いビル「あべのハルカス」が見るそうなので、機会を作って一度登って見てみたいと思います。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153816j:plain園内のフラワーガーデンにはオリーブ庭園もあるようです。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153729j:plain北方向の展望です。園内のこどもオアシスには遊具施設があり、数組の親子連れが遊んでいるようです。その先にいちごハウスなども見えています。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153738j:plain北西方向の展望です。足元には跳ね橋、その先に芝生広場が広がっています。その一角に、このサウスヴィレッジのシンボル的な存在の風車も見えています。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153747j:plainその風車をアップで撮影しました。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153807j:plain南西方向の展望です。外壁の外側にロードサイドマーケットや駐車場、山の麓には岡山市の灘崎支所やJR片岡駅が見えます。展望台を一周したので下に降ります。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153843j:plain跳ね橋と風車です。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153853j:plain風車の脇にはソメイヨシノが2分咲きでした。満開になればここで弁当を広げるのも良いかもしれません。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153928j:plain果樹園を歩きます。ブドウ畑が広がっています。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153904j:plain桃畑もありました。この桃は「清水白桃」だそうです。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153917j:plain桃の花越しに見える展望塔です。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153937j:plain遊歩道を進みます。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153947j:plain跳ね橋付近まで戻ると白い桜の花が咲いていました。

 

f:id:momotchi_blog:20210324154001j:plain外壁の上部を歩きます。

 

f:id:momotchi_blog:20210324153628j:plain平日のためかコロナ渦の影響なのか分かりませんが、人も少なくゆっくりと園内を散策することが出来ました。シンボル的な展望塔や風車は青空に映え、南欧の田舎のたたずまいを思わせる建物が並ぶ街並み、その周囲にはいちごやブドウ畑などが配置された南欧風の素敵な農業公園でした。この施設は入場も無料で小さな子どもを遊ばすには持って来いだと思います。今日は天気も良く、展望塔からの展望や素敵な園内をゆっくりと散策でき十分楽しむことができました。ただこれだけの施設なのに園内に食堂や売店等が少ないのが少し残念に感じました。また桜が満開の頃訪れてみたいと思います。

ちなみに、このアイゼルM300、ボトルホルダー取付のため取外していたエアーポンプをダウンチューブに取付けました。これで必要な部品は全て取付けたことになります。ただ欲を言えば、リアギア(SHIMANO MF-T500-7 14-28T)の最高速ギアが14Tなので今一スピードに乗れません。せめて11Tであれば…。しかし体力不足の私にはこれで十分なのかも知れません。ポタリングポタリング

 

このブログのトップに戻る

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る

 

f:id:momotchi_blog:20210313144222p:plain

アイゼルM300に部品を追加

ポタリングでもやはり給水は必要です。しかしミニベロロードのアイゼルM300にはボトルホルダーを取付るネジ穴が無く思案していましたが、ハンドルバーやフレームに取付出来る物を見つけ入手。今迄はナビを付けていましたがデーターも古い事もあり、今回を機にスマホアプリのナビを使用する事にし、そのスマホを取付るブラケットも入手。また前のクロスバイクからスタンドを付替た際にスタンドのブラケットと足の踵が接触する不具合があったのでセンタースタンドも入手しました。今回はそれらの部品の取付を行いました。

 

f:id:momotchi_blog:20210320200444j:plainボトルケージマウントアダプターMZYRH 「LP-MZRSTD46」(798円、税込、送料無料)をYahooショッピングで購入しました。ボトルゲージは通常ダウンチューブに取付けることが多いようですが、このアダプターは22.2~31.8mmに対応するアダプターが付属しているものの、ダウンチューブはφ36mmと太すぎて取付出来ません。そのためシートチューブφ32.5mmに取付けていたエアーポンプを取外し、その後にアダプター無で直接取付けることにしました。この製品はアルミ製で、取付角度が90°単位で変えることが出来るようになっています。そのボトルケージマウントアダプターに今迄妻の電チャリに取付けていたボトルホルダーを取付ました。クロスバイクに取付けしていたのもは転倒時に破損していたので……

 

f:id:momotchi_blog:20210320200453j:plainボトルを入れてみると上部のスペースが足りないので取付後位置を最下部まで移動しました。その時気付いたのですが、フレームに傷が付いていました。取付径が一杯一杯なので、ネジを締め込む際に傷が入っていたようです。

 

f:id:momotchi_blog:20210320200501j:plainIchihaのスマホホルダー(1,988円、税込、送料無料)をAmazonで購入しました。このスマホホルダーはワンタッチで取付、取外しができる優れもののようです。スマホを乗せることで、中央の丸いボタンが押され四隅の固定アームがバネ力で縮みスマホを固定するというものです。取外しも中央左右に出ているバーを押込む事で固定アームが開く構造です。

 

f:id:momotchi_blog:20210328072419j:plain本体はハンドルバーに抱合せて固定しています。角度調整はボールポイント固定なので取付後、好みの角度に調整できます。

 

f:id:momotchi_blog:20210320200753j:plain私は折畳式のカバーを使用していますが、そのカバーごと取付することが出来ました。

 

f:id:momotchi_blog:20210320200740j:plainスマホは左側に取付ました。ハンドルステムに取付けていたサイコンの視認性が悪くなったので、右側のハンドルバーに移動しました。

 

f:id:momotchi_blog:20210320200810j:plainセンタースタンドはGIZAのアジャスタブル ダブル レッグ センタースタンド CL-KA56(3,080円、税込)を行きつけの自転車店で購入しました。このスタンドは20~28in対応の二本足式センタースタンドです。中央のボルト1本でフレームに固定するだけです。今回は付属の鍵ボルト(黒色)を使用しましたが、もう1本穴付きボルト(無着色)も付属していました。

 

f:id:momotchi_blog:20210320200802j:plain収納時には、あら不思議!2本が纏まって左側にスッキリと収納されます。これでブレーキディスクや足の踵への接触の心配が無くなりました。センタースタンドなので後輪も浮いていてディレーラー調整もしやすいと思ったのも束の間……

一つ問題点が発覚! スタンドを立てた状態でクランクを回すと左側のクランクがスタンドの左足に当たり1回転させることが出来ません…… 

少し残念……

※3月25日追記

 今日、各部の再調整を終えスタンドを眺めていると、もしかすると少し取付位置と角度を変えれば当たらないのではないかと思い再調整を行ったところ、スタンドを立てた状態でクランクが回るようになりました。収納時足が多少外側に出ますが特に支障が無いようなので、私の取付が悪かったようです。

 

f:id:momotchi_blog:20210320200820j:plain多少の問題もありましたが、ひとまず取付は完了しました。これからの季節ポタリングには最適なシーズンになります。少しずつ走り込んで、多少なりともメタボ体質の改善や来シーズンのスノボーに向け、オフトレに取組んでいきたいと思います。

 

このブログのトップに戻る

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る

 

f:id:momotchi_blog:20210313144222p:plain

 

漁火大名の日替定食

毎年、おせち料理は「漁火大名」(倉敷市黒石)に注文しています。年末にそのおせちを料理を引取に行くと「日替定食 お食事券」がもれなく付いてします。今日はその券を利用して昼食に妻と妻の両親と共に「日替定食」を食べに行くことにしました。
f:id:momotchi_blog:20210318115711j:plain開店は11時からですが、開店時はいつも混雑するので少し早めに出かけました。今日は一番乗りです。

f:id:momotchi_blog:20210318115732j:plain開店少し前、多くの方が順番を待たれています。

f:id:momotchi_blog:20210318172232j:plain入口のショーウインドーには色んなメニューが並んでいて、どれもとても美味しそうです。

f:id:momotchi_blog:20210318115742j:plain開店時間の11時、店内に案内され名前を記入、暫く待つと席に案内されました。今日は1番目です。

f:id:momotchi_blog:20210318115724j:plain注文は「日替定食」です。“サラダ”と“魚”の二種類から選択できますが、4人とも“魚”を選択しました。

f:id:momotchi_blog:20210318171453j:plain待っている間、壁のポップに目が行きました。母や息子への土産、そして私や妻の夕食用に持ち帰り用を追加注文しました。

f:id:momotchi_blog:20210318115754j:plain出て来ました「日替定食」です。

f:id:momotchi_blog:20210318172150j:plain今日の魚はカレイです。一夜干しを出汁に付け込んだ後焼いているようです。

f:id:momotchi_blog:20210318172133j:plain刺身はタイ、カツオのたたき、タコの三品です。

f:id:momotchi_blog:20210318172142j:plain天婦羅はエビ、シシトウ、ナス、ハス。カボチャの五品です。

f:id:momotchi_blog:20210318172207j:plain味噌汁にも魚が入っていました。

f:id:momotchi_blog:20210318172222j:plain妻はご飯が多いと半分ほど私が取りましたが、全て完食です。1.100円(税込)でこの料理はコスパ最高です。開店前から長蛇の列が出来るのも頷けます。食事を終え清算時、待合所にはまだ数組の方々が待たれていました。

f:id:momotchi_blog:20210318171512j:plain漁火特製 売り切れゴメン!の特性さばの棒寿司です。私は今夜は夜勤なので弁当代わりに1本持っていきます。

f:id:momotchi_blog:20210318172101j:plain夕食タイムです。いただきま~す!

f:id:momotchi_blog:20210318172121j:plain昆布が乗ったバッテラ風で、身の厚みもあり食べごたえ十分でした。

鯖寿司といえば京都が有名ですが、岡山県北の新見市真庭市でも郷土料理の一つとして親しまれています。また高知県も「鯖の姿寿司」が有名で、頭から尾まで丸ごと鯖が乗っていて、初めて見た時はとても驚きました。食べ応えも十分で、高知へ釣りに行った際は帰りに「大正市場」(高岡郡中土佐町久礼)に立ち寄り、土産によく買って帰っていたことを思い出しました。

このあとパイプをゆっくりく楽しんで仕事に戻ります。

 

このブログのトップに戻る

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る

 

f:id:momotchi_blog:20191127112205p:plain

アイゼルM300で初ポタリング

自転車を購入すると防犯登録が必要になりますが、アイゼルM300はネット購入したので自転車の防犯登録は自分で手続きをする必要があります。行きつけの自転車店に電話で伺うと、他店で購入した自転車でも防犯登録は出来るとの事なのでポタリングがてら出かけることにしました。

 

f:id:momotchi_blog:20210317150831j:plain小米花が咲き乱れている自歩道を走ります。ここは1984年(昭和59年)に廃線になった「岡山臨港鉄道」の跡地で、現在の瀬戸大橋線、JR大元駅から旧岡山港駅まで伸びていた鉄道です。1994年(平成6年)に岡山市大元駅~旧泉田駅間を自歩道として整備し「臨港グリーンアベニュー」として市民に親まれています。

 

f:id:momotchi_blog:20210318111838j:plain道路との交差点には鉄道跡地らくし、遮断機がモニュメントとして残されています。

 

f:id:momotchi_blog:20210318111849j:plain旧新保駅もモニュメントとして整備され休憩施設として利用されています。

この後自転車転店に到着しましたが、販売証明書など必要書類を持ってくるのを忘れていて登録は出来ませんでした。また出直す事にし、もう少し走ってみることにしました。

 

f:id:momotchi_blog:20210318112633j:plain岡南飛行場(旧岡山空港)近くに行ってみました。河津桜が満開でした。

 

f:id:momotchi_blog:20210318112655j:plain近くの阿部池ではカモたちが羽を休めていました。

 

f:id:momotchi_blog:20210318112832j:plain倉敷川近くです。後方には児島富士こと常山が見えます。

 

f:id:momotchi_blog:20210318112845j:plain河津桜が満開です。

 

f:id:momotchi_blog:20210318115308j:plain桜の花が風に揺らぎます。

 

f:id:momotchi_blog:20210318115138j:plain倉敷川近くにある「桜の馬場樋門」というモニュメントです。元々は国道30号線の興陽高校BS近くの汐廻川(排水路)に設置されていました。しかし道路拡幅工事のため撤去されることとなったそうですが、地元の方々の強い要望を受け現在の場所に移築されたそうです。

 

f:id:momotchi_blog:20210319174900j:plainこの樋門は児島湾干拓時代に造られた樋門の一つで、1904年(明治37年)に完成したそうです。煉瓦のゲートを備えたヨーロッパ風の優雅な外観が特徴的で、干拓当時を忍ぶ貴重な遺構の一つではないでしょうか。

 

f:id:momotchi_blog:20210318115157j:plain半楕円アーチの開口部です。奥に見えるグランドでは地元の方々がグランドゴルフをされていました。

 

f:id:momotchi_blog:20210319174926j:plain樋門の下部付近には当時の物でしょうか沢山の牡蠣殻が付着しています。

 

f:id:momotchi_blog:20210318212829j:plain上部には、当時水門の開閉作業に活躍したと思われるウインチが残されています。

ちなみに、「桜の馬場」とは、古今和歌集素性法師《そせいほうし》が詠んだ「見渡せば 柳桜をこきまぜて 都ぞ春の 錦なりけり」という和歌から付けられたそうです。旧藤田村都や旧藤田村錦(現岡山市藤田)など小字として用いられ、その境となる妹尾川両岸が桜の馬場、柳の馬場と名付けられたそうで、この樋門もその地名に由来しているそうです。

 

f:id:momotchi_blog:20210318114947j:plain「桜の馬場樋門」から2~3km程西に進み、「丙川《ひのえがわ》三連樋門」に到着しました。この樋門はかなり大規模なもので、樋門の上を市道が走っています。まだ現役で活躍しているようで、水門は鋼鉄製のシャッター、上部にはそれを開閉する電動の装置が設置されていました。

 

f:id:momotchi_blog:20210319062431j:plain正面は煉瓦ではなく石積アーチですが、よく見てみると樋門の横や随所に煉瓦が使用されています。

 

f:id:momotchi_blog:20210318115111j:plain石積の三連の開口部が見事です。樋門の内部は桜の馬場水門と同じような造りのようです。

 

f:id:momotchi_blog:20210318115124j:plain反対側の北側から見た樋門です。岡山県内で現存する三連樋門はこの「丙川三連樋門」だけだそうです。

ちなみに私の母が幼少時代、この樋門のすぐ近くに住んでいたことがあったそうで、開拓間なしの当時は周囲には店舗も何もなく、この樋門付近まで船で日用品を売りに来ていたそうです。

今日は約30km程走行しました。平場で35km/h以上での走行も可能ですが、やはりタイヤ径が小さい為か、はたまた私の体力不足かは定かではありませんが、長時間30km/h以上での走行は私には無理でした。また今迄のクロスバイクに比べ惰性で進む距離が短かく、さらにペタルを漕ぐのを止めると途端に減速し始めてしまうように感じます。タイヤの円周長もさることながら、タイヤの幅も少し太くなったのも影響しているのかも知れません。ただ発進時や坂道は今まで以上に楽なようで、街中を走るのには丁度良いかも知れません。この自転車は20km/h程度でのんびりと走るのが良いようで、まさにポタリングには持って来いだと思います。しかしこのアイゼルM300でしまなみ海道を日帰りで走ろうとは思いませんが・・・。良い所も悪い所もミニベロの特性なのかも知れませんが、組立時に車輪の回転抵抗が少し高いように感じたことが気になります。もうしばらく様子を見て、また考えたいと思います。

 

このブログのトップに戻る

ももっちブログのトップに戻る

ブログ一覧に戻る

 

f:id:momotchi_blog:20210313144222p:plainf:id:momotchi_blog:20210320102142p:plain