閑谷学校の紅葉と日生のカキオコ

今日は妻と久しぶりに休みが合ったので、ドライブがてら出かけてみることにしました。大山の紅葉は見頃のはずですが、今日の天候では10月末に行った時と同様に大山は霞んで見えない可能性も十分考えられ悩んでいました。と・・・、以前妻が「閑谷学校の紅葉を見てみたい」と言っていた事を思い出し、閑谷学校紅葉狩りその後、日生《ひなせ》で何か美味しいものを食べるというコースにしました。

国道2号線を走り、備前市伊里中交差点を左折し県道261号線を北上します。山陽道の高架橋付近で少し前方に「閑谷学校の石門」とう名所旧跡がナビに表示され、少し進むと右手に見えてきました。道沿いなので立ち寄ってみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20201107165633j:plain高さ1m程の石柱が5m程の間隔を空けて2本立っていました。石門にしては背が低すぎるようですが・・・。

f:id:momotchi_blog:20201107164911j:plain説明板によると、江戸時代にはこの石門の高さは3.3mだったそうで、この石門の間を道路が通っていたようです。昭和初期頃迄に何度か道路などが嵩上げされ石門の高さが2m程になり、その後また何度か土が盛られ、道路は石門の左側に付替えられ現在のような形になったそうです。この石門から閑谷学校まで約1km程あるそうですが、この石門から先が閑谷学校の敷地だったそうです。当時閑谷学校へ通っていた子どもたちはこの門を通って通学していたようです。

f:id:momotchi_blog:20201107165958j:plain閑谷学校に到着しました。紅葉真っ盛りのようです。さすが土曜日、駐車場は9割方埋まっていました。

f:id:momotchi_blog:20201107171152j:plain駐車場から閑谷学校の入口へ向かいますが、見事な紅葉が続きます。

f:id:momotchi_blog:20201107171143j:plain赤や黄色に色付いた木々が出迎えてくれます。

f:id:momotchi_blog:20201107170037j:plain鶴鳴門《かくめいもん》という校門から見た様子です。閑谷学校は「旧閑谷学校」というのが正式名称で、日本遺産第1号に認定されています。

この閑谷学校は1670年(寛文7)年、岡山藩池田光政が家臣の津田永忠に命じ創建した現存する世界最古の公立学校です。この学校は当時異例ともいえる武家や庶民の子どもたちを同じように学ばせるという珍しい学校でもありました。

f:id:momotchi_blog:20201107170008j:plain少しズームアップしました。中央に聖廟《せいびょう》、その左右にある楷の木が綺麗に色付いています。左右どちらの楷の木も雌だそうですが、左の木が赤く、右の木は黄色に紅葉しています。

f:id:momotchi_blog:20201107170021j:plain入場前に検温があり、その後入場券(400円)を購入し閑谷学校に入りました。左側の建物は国宝の講堂で、階の木の右奥には聖廟が見えす。

f:id:momotchi_blog:20201107170057j:plain右側から見た黄色く紅葉した楷の木です。

f:id:momotchi_blog:20201107170112j:plain左側から見た赤いく紅葉した楷の木です。

f:id:momotchi_blog:20201107170121j:plain講堂の鬼瓦です。全て備前焼の瓦が敷かれています。

f:id:momotchi_blog:20201107170146j:plain揚羽蝶の家紋が入っていますが、池田家の家紋は「備前揚羽」や「池田揚羽」ではなかったかと思うのですが・・・?。ただ記憶が曖昧ですが岡山城か何処かで同じような家紋を見たようにも思います。この閑谷学校を創建した池田光政以外の家紋を使用することは無と思いますが、少し気になります。

※ 11月10日追記

家紋の件があまりに気になり、今日閑谷学校岡山県文化財課に伺ってみました。この揚羽蝶は「泊揚羽」という池田家の家紋の一つだそうで、やはり池田光政の家紋には違いはないそうですが、当時は複数の家紋を使い分けしていたのではないかとのことでした。閑谷学校では基本この「泊揚羽」という横向きの揚羽蝶の家紋が使用されていて、写真にある鶴鳴門や池田光政を祀る閑谷神社にはこの「泊揚羽」を使用、聖廟には無地、講堂には「六葉紋」と使い分けているそうです。講堂の「六葉紋」については、火災から建物を守るお呪い《おまじない》の意味があるそうです。そういえば閑谷学校で説明されていた方の話の中で、火除山(防火のための人工の山)まで作っていたという話もあり、江戸時代は火災がとても恐れられていたのが窺え《うかがえ》ます。

閑谷神社や鶴鳴門で見た備前焼の瓦や「泊揚羽」の家紋が綺麗と思い撮影しましたが、偶々見た瓦の家紋が全ての建物に使用されていると思い込んでいた私の観察不足、失態もありました。多忙の中、色々と調べてくださいました担当者の方には心中よりお礼申しあげます。これで悩みが解決し、今夜はゆっくりと休めそうです。

f:id:momotchi_blog:20201107170157j:plain講堂に入ってみました。花頭窓《かとうまど》から射し込む楷の木の赤い色と山々の緑の色が講堂の床に映し出されていました。

f:id:momotchi_blog:20201109083249j:plain特に床面の映し出される楷の木の紅い色が印象的です。

f:id:momotchi_blog:20201107170207j:plain現在では講堂内の中央付近への立入は原則禁止されていますが、私が小学校時代に閑谷学校へ宿泊学習に来た際にこの講堂で座禅体験をしたような記憶があります。その時先生の話の中で、この床面は顔が映る程磨き込まれているというような話をされたような記憶も蘇りました。

f:id:momotchi_blog:20201107170226j:plain石塀越しに外の紅葉も眺めることが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20201107170235j:plain窓越しに楷の木や石塀が見えました。楷の木の下に置かれているのはライトアップ用の機材のようです。

f:id:momotchi_blog:20201107170244j:plain窓越しに見る楷の木です。夜ライトアップされると幻想的な楷の木を見ることが出来そうです。

f:id:momotchi_blog:20201107170829j:plain縁側側から窓越しに見た講堂内部です。

f:id:momotchi_blog:20201107170806j:plain講堂から表に出ました。石塀沿いに歩き講堂の北西側にある資料館へ向かいます。途中「公門」や「飲室門」などの門があります。

f:id:momotchi_blog:20201107170301j:plain石塀の外側を走る旧道沿いの紅葉も綺麗です。この石塀も重要文化財に指定されていて総延長は765m、そのほとんどがこのようなカマボコ状になっています。宿泊学習に来た際に先生から「この石塀には草は一本も生えない」と説明されましたが、子ども心に「そんなはずないだろ、誰かがこまめに草取りしてるんだろ」とひねくれた考えをしていた私でした。

f:id:momotchi_blog:20201107170712j:plainしかし見事な石塀です。

f:id:momotchi_blog:20201107170740j:plain資料館前付近にある校厨門の紅葉です。

f:id:momotchi_blog:20201107172419j:plain資料館に到着しました。この資料館は私たちが宿泊学習時に泊まった建物です。

f:id:momotchi_blog:20201107170728j:plain講堂の屋根の構造が分かる展示物がありました。当時の屋根は土を盛って、その上に瓦を敷くのが通常の手法だったようですが、この講堂の屋根は土を一切使わず瓦が敷かれている当時としては画期的な手法が用いられたようです。そのため、講堂の床面に土埃《つちぼこり》などが落ちず綺麗なまま現在も顔が映るような状態が続いているそうです。また軒の先端部には備前焼の管を埋め込み、通常は換気用の通風孔の役目を果たし、万が一雨漏り等があった場合には管から漏れた水を排出するという工夫も施されているそうです。

f:id:momotchi_blog:20201107170752j:plainその排水管です。

f:id:momotchi_blog:20201107170816j:plain建物の土台部には今でいう「べタコン」ならぬ「和製セメント?」なる特殊な調合の土を作って水分による建物への影響を極力抑える工夫が施されているそうです。現代のセメントに比べ収縮性が有り、長い年月が経過した今でもクラックなどは無いそうです。

何とも凄いとしか言いようがありませんが、まだまだあります。先程の講堂内の中央に有った10本の丸い欅の柱ですが、普通考えれは10本の木が使用された様に思いますが・・・、何と使用した木は2.5本だそうです?。それは柱の変形等を防ぐため1本の大きな丸太を4分割し、その分割した木材を丸太に仕上げ柱に使用しているためだそうです。流石国宝に指定されるだけの事はあります。

また石塀についても、基礎の深さは、地上で見える石塀の高さと同じ程あるそうです。更に石塀の内部には土を一切使用せず、草の種などが混入しないように全て水洗いした小石を中心部に隙間無く詰込んだうえで、表面を隙間無く組み合わせた大きな石で囲む事により300年以上経った現在でも草一つ生えない状態が保たれているそうです。子ども心に思った事とはいえ、大いに反省しました。

妻が「お腹が空いた~」と言うので、入口近くに露店が出ていることを思い出し、そこで何か軽く食べる事にしました。妻は「少し寒いので温まるものが食べたい」と言っています。

f:id:momotchi_blog:20201107171045j:plainこの後の食事の都合もあるので軽く、妻は「豚汁」、私は「米粉ラーメン」にしました。米粉ラーメンと言えば以前島根県雲南市米粉麺を食べたことがありましたが、あまり美味しいという印象はありませんでした。しかし「もちもち シコシコ」という謳い文句に魅かれ食べてみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20201107170857j:plain妻の注文した「豚汁」が出て来ました。横に豚のオブジェが置いてありました。

f:id:momotchi_blog:20201107170905j:plain私も一口いただきましたが、薄味ですが美味く、中でもサトイモは特に美味しくいただきました。

f:id:momotchi_blog:20201107171105j:plain私が注文した「米粉ラーメン」が出来上がりました。

f:id:momotchi_blog:20201107171114j:plain美味しそう~。

f:id:momotchi_blog:20201107171125j:plain麺はモチモチで腰がありGood!、叉焼は肉厚で美味い、写真には写っていませんがシナチクは分厚く食べ応え十分、スープは少し和風風味でとても美味しく全て飲んでしまいました。御馳走様でした!。

余りに美味しいラーメンなのでスタッフの方に、「どこに行けばこの麺は購入出来ましか?」と伺いましたが、残念ながら麺だけの販売はされていないそうです。しかし「熊山農産物直売センターで食べる事は出来ますよ」とスタッフの方から教えて頂きました。この露店は美作岡山道の熊野IC近くにある「熊山農産物直売センター」(赤磐市沢原)の出店だそうです。

今度友人とツーリングがてら是非食べに行ってみたいと思います。

f:id:momotchi_blog:20201107171133j:plain熊山産の色々な物産品も販売されていました。見ていた妻が「焼き栗が美味しそう~、買ってもいい」と言いつつ、即購入です。母や息子への土産が出来ました!。

f:id:momotchi_blog:20201107171205j:plain体も温まり、先程石塀の外で見えていた紅葉を見に石塀沿いに外を歩きます。しかしこの石塀の表面は凹凸も無く、上部の綺麗なR部も見事なものです。これが300年以上前に作られたというのですから凄いとしか言えません。

f:id:momotchi_blog:20201107171221j:plain飲室門の脇を歩きます。石塀は旧道と同じように上方向に登っています。

f:id:momotchi_blog:20201107171243j:plain300年以上この風景は変わっていないのでしょうね。

f:id:momotchi_blog:20201107171255j:plain石塀と校厨門に紅葉が映えます。

f:id:momotchi_blog:20201107171308j:plain資料館前の校厨門まで来ました。この少し先はトンネルになるので、ここで駐車場へ引き返す事にします。

f:id:momotchi_blog:20201107171319j:plain駐車場手前付近から、紅葉越しに見る鶴鳴門です。

この後、日生《ひなせ》に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20201107171336j:plain30分足らずで「五味の市」(備前市日生町日生)に到着しました。ここも駐車場は9割近く埋まっていました。

f:id:momotchi_blog:20201107171352j:plain「五味の市」は日生町漁協の魚市場の愛称で、新鮮な魚介類が沢山販売されていますが、今の時期は牡蠣が沢山並び市場の中で幅を利かせていました。

f:id:momotchi_blog:20201107171401j:plain美味しそうな「干したこ」も販売されていました。

f:id:momotchi_blog:20201107171417j:plain美味しそうなホタテのクリームコロッケがありました。妻が「食べてみたい~」と言うので1個と、母と息子の土産に2個の合計3個を購入しました。

f:id:momotchi_blog:20201107171431j:plain私は酒の肴に「カキのオリーブオイル漬け」を購入しました。土産と今夜の酒の肴を購入したので昼食にします。

f:id:momotchi_blog:20201107171449j:plain穴子丼」を食べるために歩いていると、今迄気付かなかったですが小さなカキオコ店が・・・、「カキオコ屋 暖里《ゆるり》」という看板が有りました。この店舗は小さなプレハブ造りで、店舗の屋外に机が置かれていました。今回は予定を変更してこの店で今季初物の「カキオコ」を食べてみることにしましたした。

f:id:momotchi_blog:20201107171459j:plain店内に入り「カキオコのカキ増量」(1,200円)と「カキフライ」(500円)を1つずつ注文、先程閑谷で食べたばかりなので丸々1人前は食べれそうに無く、二人でいただくことにしました。

注文して待っている間に気付きましたが、この店は「Go To Eet 」券が使えたようです。気付くのが遅く残念!

また、貼られていたポップによると〔この店のカキオコは「日生カキオコまちづくりの会」がB1グランプリに出場した時のレシピを再現しています。〕となっていました。出来上がりが楽しみです!。

f:id:momotchi_blog:20201107171513j:plain待つこと10分余り、出て来ました「カキオコ」と「カキフライ」です。

f:id:momotchi_blog:20201107171524j:plainカキオコは関西風のようです。私は関西風のカキオコを食べるのは初めてです。

f:id:momotchi_blog:20201107171543j:plain残念ながらカキは少し小振りでした。関西風もいいのでしょうが私は食べ慣れているせいか、やはり広島焼きのカキオコの方が口に合うようです。

f:id:momotchi_blog:20201107171601j:plainカキフライは5個乗っています。大きくて美味しそう!

f:id:momotchi_blog:20201107171610j:plain妻が「カキが大粒でとても美味よ」と言うので、いただきました。確かに見た目もさることながらカキ自体が大粒で美味しかったです。このカキフライは大正解!。

食事を済ませ、車に戻ります。

f:id:momotchi_blog:20201107171624j:plain車に戻ると妻が、「ホタテクリームコロッケ食べていい~」と・・・。食後のデザート?のようです。

f:id:momotchi_blog:20201107171634j:plain 私も一口いただきましたがホクホクでトロ~リ、中に入っているホタテのヒモの触感と旨味が口に広がりました。妻も「美味しい~」と食べていました。

今回は途中多少小雨に合いましたが特に濡れること無く、閑谷学校の見事な紅葉や歴史ある建造物の数々、また数十年ぶりの講堂の見学や初めて入った資料館では色々な事を学ばせていただきました。更に米粉ラーメンやカキフライ、カキオコなど美味しい物もしっかりといただき妻もとても喜んでくれていました。また時間を作ってドライブに出掛けたいと思います。

 

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f:id:momotchi_blog:20191127112228p:plain f:id:momotchi_blog:20210320102142p:plain f:id:momotchi_blog:20191127094841p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112138p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094742p:plain 

 

備中松山城と豪渓

そろそろ紅葉の木々と雲海に浮かぶ備中松山城高梁市内山下)が見えるのではないかと思い出かけてみることにしました。自宅を出る時の外気温は10℃、少し暖か過ぎるかなと思いつつも6時に出発、吉備中央町経由で7時少し過ぎに雲海展望台(高梁市奥万田町)に到着しました。今日は平日という事なのか駐車している車も少なく、展望台のすぐ近くにある駐車場に駐車することが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20201106172342j:plain展望台も人は疎ら《まばら》です。その展望台に上ってみましたが・・・。

f:id:momotchi_blog:20201106180720j:plain雲海は全く出ていません。人も少ない訳です。雲海が無いので市街地も一望できます。右上の紅葉している山頂が備中松山城で、左下が高梁市の市街地です。

f:id:momotchi_blog:20201106172327j:plain臥牛山《がぎゅうざん》山頂の天守閣付近の紅葉はまずまずのようですが、肝心の雲海は城の周りには全く無く、遠方に多少見えるだけです。

f:id:momotchi_blog:20201106172435j:plainと言っても、せっかく来たのですからしっかりと撮影して帰りたいと思います。今回はカメラを変えて初めての備中松山城の撮影です。400mm(フルサイズ換算640mm)のズームレンズに交換して天守閣付近を撮影しました。

f:id:momotchi_blog:20201106172425j:plain遠方の雲海をアングルに入れて撮影してみました。

今の時間に雲海が出ていないという事は、いくら待っても今日は雲海は出ることはありません。

展望台を降り、一度車に戻り場所を移動します。

f:id:momotchi_blog:20201106172631j:plainこの場所からは天守閣が良く見えますが、雲海が出て無いので本来雲海で隠れて見えないはずの後方の建物が目立ってしまいます。

f:id:momotchi_blog:20201106172507j:plain西方の山では、雲海が山の尾根を越えています。

f:id:momotchi_blog:20201106172646j:plain少しですがススキが生えていたので、ススキの穂を入れて撮影してみました。F25まで絞り込んでもススキの穂にピントは合いませんでした。

備中松山城の雲海はまた次回のお楽しみという事で、帰り道豪渓(総社市槙谷)に立ち寄り、紅葉の様子を見て帰ることにしました。

f:id:momotchi_blog:20201106172735j:plain本格的な紅葉には少し早いようですが、色付いた木々も沢山ありました。

f:id:momotchi_blog:20201106172748j:plain天柱山と銀杏《いちょう》や紅葉《みみじ》の紅葉。

f:id:momotchi_blog:20201106172759j:plain黄色く色付いた紅葉《もみじ》と槇谷川の流れ。

f:id:momotchi_blog:20201106172814j:plain槙谷川渓谷と天柱山です。ここの木々の紅葉は少し早いようです。

f:id:momotchi_blog:20201106172826j:plain奇岩や断崖絶壁がそびえ立っています。真っ赤に色付いた紅葉《もみじ》が印象的です。

f:id:momotchi_blog:20201106172837j:plain赤く色付いた紅葉《もみじ》と、まだ青い紅葉《もみじ》のコントラストも良い感じです。

f:id:momotchi_blog:20201106172848j:plainまだ青い紅葉《もみじ》ですが、少しずつ色付き始めているようです。

f:id:momotchi_blog:20201106172914j:plainこの付近の紅葉《もみじ》も、もう少しすれば真っ赤に色付きます。

f:id:momotchi_blog:20201106172949j:plain渓谷脇の紅葉《もみじ》も少しずつ色付き始めていて、本格的紅葉まではもう少しのようです。

 

 

f:id:momotchi_blog:20201106173017j:plain黄色く色づいた木々の間から、奇岩が頭をのぞかせています。

f:id:momotchi_blog:20201106173030j:plain沢山の奇岩や断崖絶壁と紅葉のコラボを楽しむことが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20201106173006j:plain散策コースの北端、見返橋付近からの天柱山の北東部の眺めです。渓谷の両岸にそびえ立つ断崖絶壁や奇峰群がとても印象でした。本格的な紅葉シーズンは11月中旬頃から11月下旬頃のようで、その頃には槇谷川の渓谷沿いには赤や、黄色と色鮮やかな紅葉彩りを添え素晴らしい紅葉が楽しめると思います。何とか時間の都合をつけて、紅葉真っ盛りの時期に妻と一度訪れてみたいと思います。

 

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f:id:momotchi_blog:20191127112228p:plain

10月の野鳥

10月28日に種松山と高梁川で撮影したカワセミなどの写真に掲載漏れがあったため、11月6日に追加しました。また「カワセミ編」を新たに追加し、「ミサゴ編」、「カモメ編」、「カワウ編」の最後にそれぞれ写真を追加しました。

10月6日に「高梁川のミサゴ」をUPしましたが、それ以降7回程高梁川へ通っています。しかし、なかなか良い写真を撮影することが出来ていませんが、その中から今回7日以降の10月分の写真を纏めて「ミサゴ編」、「カモメ編」、「サギ編」、「カワウ編」としてUPしたいと思います。

 

 

カワセミ編》 

今まで何回も種松山に足を運んでいますが、最近は全く姿を見せてくれません。この日もいつものようにダメ元で出かけてみることにしました。6時過ぎに種松山に到着、撮影準備を終えてパイプを吹かしながらカワセミを待ちます。

f:id:momotchi_blog:20201106150826j:plain30分程するとカワセミがいつもの止まり木にやって来ました。本当に久しぶりに出会うカワセミです。

f:id:momotchi_blog:20201106150844j:plain今日はラッキー!と一人で喜んで撮影しました。

f:id:momotchi_blog:20201106150855j:plainしばらく止まり木に居ましたが一度も飛び込むことなく、近くの岩に移動です。

f:id:momotchi_blog:20201106150907j:plain水面を見たり、左右を見たりと様子を伺っているようです。

f:id:momotchi_blog:20201106150920j:plain岩に2~3分程いて、結局飛び込むことなくどこかへ飛んで行ってしまいました。しかし今日は期待が持てそうと心ウキウキです。

f:id:momotchi_blog:20201106150933j:plainカワセミは現れませんが、ジョウビタキが1羽姿を見せてくれました。

それからしばらくしてお一人来られましたが、いつまで待ってもカワセミは姿を見せてくれませんでした。

私はいつものように9時前頃まで居て、ミサゴの撮影に高梁川に移動することにしました。

 

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《ミサゴ編》

高梁川河口の潮止堰付近ではミサゴはかなりの頻度で現れます。しかし、せっかく現れても水面に飛び込まなかったり、飛び込んでも魚を捕まえられなかったり、はたまたここぞというシャッターチャンスで今一ピントが甘かったりと、なかなか思うような写真を撮影することが出来ません。被写体もさることながら腕がまだまだ伴わないので、もっともっと場数を踏んで少しずつ腕を磨いていきたいと思います。

f:id:momotchi_blog:20201102164203j:plain少し遠いですが、ミサゴが捕まえた獲物を岩の上で捕食中のようです。

f:id:momotchi_blog:20201102164223j:plain止まり木に留まっているミサゴ。

f:id:momotchi_blog:20201102164244j:plain二羽のミサゴがやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20201102164254j:plain水面を見つめ餌となる魚を探しているようです。

f:id:momotchi_blog:20201102164304j:plain魚を見つけたのか、水面に向かい急降下を始めました。

f:id:momotchi_blog:20201102164314j:plain水面から出てきましたが、獲物は捕獲出来たのでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20201102164329j:plain右足にしっかりっと魚を掴んでいるようです。

f:id:momotchi_blog:20201102164344j:plainこの時も西風です。

f:id:momotchi_blog:20201102164358j:plain風向きの関係で、なかなかこちら向きに飛んで来てくれません。

f:id:momotchi_blog:20201102164413j:plain西方向へ上昇し、南方向に向かい大きく旋回。

f:id:momotchi_blog:20201102164425j:plainその後少し遠いですが、カメラの前を通過します。魚を両足でしっかりと掴み直し飛んいました。

f:id:momotchi_blog:20201102164453j:plainまた違うミサゴです。正面を見据え飛んで来ました。いい顔しています。

f:id:momotchi_blog:20201102164506j:plainこのミサゴも見事獲物をGETしたようです。

f:id:momotchi_blog:20201102164523j:plain羽根を大きく羽ばたかせ・・・。

f:id:momotchi_blog:20201102164536j:plain離水します。

f:id:momotchi_blog:20201102164549j:plain飛び立つと近くにいたカモメが近付いて来て羨ましそうに見ています。

f:id:momotchi_blog:20201102164629j:plainしばらく水面近くを飛んで、遠くへ飛んで行きました。

f:id:momotchi_blog:20201102164646j:plain違うミサゴが水面から顔を出しました。

f:id:momotchi_blog:20201102164703j:plain獲物はGET出来たのでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20201102164726j:plain小さいようですが魚を掴んでいるようです。

f:id:momotchi_blog:20201102164746j:plainそのまま遠くへ飛んで行きました。

f:id:momotchi_blog:20201102164815j:plain違うミサゴがやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20201102164842j:plainミサゴは飛ぶ姿も絵にります。

f:id:momotchi_blog:20201102164930j:plain後方に見えるのは「遥照山《ようしょうざん》」(岡山県浅口市金光町)です。

余談になりますが、この遥照山は2017年に公開された映画「8年越しの花嫁~奇跡の実話~」(佐藤 健&土屋太鳳のW主演)で、プロポーズシーンなどのロケが行われた場所です。「遙照山公園展望台」からの展望は眼下に水島工業地帯が広がり、遠方には瀬戸内海の島々を望むことが出来きます。特に夜景は水島工業地帯の灯りやライトアップされた瀬戸大橋など素晴らしい夜景を楽しむことも出来ます。

f:id:momotchi_blog:20201102165331j:plain獲物を見つけたのか急降下を始めました。しかし、途中で諦めたのかまた上空へと上昇して行きました。

f:id:momotchi_blog:20201102164917j:plain水面を見つめ大きく旋回しています。

f:id:momotchi_blog:20201102165357j:plain獲物を見つけたのか、急旋回を始めました。

f:id:momotchi_blog:20201102165409j:plainそのまま水面へダイブ。

f:id:momotchi_blog:20201102165421j:plainしかし獲物は掴んでいないようです。

f:id:momotchi_blog:20201102165456j:plainそのまま飛び去ってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20201102165512j:plainまた違うミサゴが水面から出てきました。今度は獲物はGET出来たのでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20201102165527j:plain何かを掴んでいるようです。

f:id:momotchi_blog:20201102165543j:plain少し大きな魚のようです。

f:id:momotchi_blog:20201102165603j:plainそのままこちらに飛んできます。

f:id:momotchi_blog:20201102165621j:plainカメラに向かって飛んできます。そのままもっと近くまで・・・。

f:id:momotchi_blog:20201102165639j:plain何と、後方から大きなカモメがミサゴを追いかけ始めました。

f:id:momotchi_blog:20201102165654j:plain「クゥークゥー」というカモメの大きな鳴き声に、思わず振り向くミサゴ。

f:id:momotchi_blog:20201102165707j:plainしばらくカモメが追いかけていましたが、諦めたようでミサゴは無事飛んで行きました。こんな事もあるのかと、少し驚きました。

f:id:momotchi_blog:20201102165817j:plain水面からミサゴが出てきましたが何も掴んでいないようです。こんなことも多々あります。

f:id:momotchi_blog:20201102165910j:plain今度はどうでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20201102165930j:plain何か掴んでいるように見えますが・・・。

f:id:momotchi_blog:20201102165946j:plain小さいようですが魚を掴んでいるようです。

f:id:momotchi_blog:20201102170007j:plain水面近を飛んでいます。

f:id:momotchi_blog:20201102170024j:plain上昇したので、そのままど何処かへ飛んで行くと思いきや・・・。

f:id:momotchi_blog:20201102170039j:plain止まり木に近づいて来ました。

f:id:momotchi_blog:20201102170053j:plainそのまま止まり木に留まりました。

f:id:momotchi_blog:20201102170106j:plainファインダー越しにミサゴと目が合ったような・・・。カメラを睨んでいるようにも思えます。

f:id:momotchi_blog:20201102170153j:plain獲物を足でしっかりと押さえ、周囲の様子を警戒しているようです。

f:id:momotchi_blog:20201102170213j:plainまたまた目が合ってしまったような・・・。

f:id:momotchi_blog:20201102170251j:plain周囲の安全を確認出来たのか、獲物に目を落としました。

f:id:momotchi_blog:20201102170306j:plainそして獲物の魚の補食を始めました。

f:id:momotchi_blog:20201102170316j:plain私はミサゴが止まり木で捕食する姿を初めて見ました。

f:id:momotchi_blog:20201102170329j:plain足を使い、上手に捕食しています。

f:id:momotchi_blog:20201102170340j:plain捕食シーンは絵になります。

f:id:momotchi_blog:20201102170350j:plain今回はなかなかの写真が撮影出来たと思います。

f:id:momotchi_blog:20201102170400j:plainその後方の潮止堰には、カワウやカモメの姿が見えています。

f:id:momotchi_blog:20201102170435j:plain止まり木にいたミサゴは食べ残しの魚を持って何処かへ飛んで行ってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20201102170555j:plain潮止堰ではカモメやカワウが羽根を休めています。

 

※ 11月6日追加分です。

最近2回に一度は高梁川へ直行していますが、今日はいつものコースで種松山で経由で高梁川へやって来ました。

f:id:momotchi_blog:20201106150945j:plain車から撮影場所へ移動中ミサゴが下降してくるのが目に入り、三脚なしで手持ち撮影しました。しかし水面直前で諦めたようで、体制を変え上空へ飛んで行きました。

f:id:momotchi_blog:20201106151319j:plainカメラを設置し、しばらくするとミサゴがこちらに飛んできます。何か掴んでいるように見えて撮影しましたが、何も掴んでいませんでした。

f:id:momotchi_blog:20201106151336j:plain少し遠いですが、ミサゴが水面から出て来ました。

f:id:momotchi_blog:20201106151347j:plain獲物を捕まえることは出来たのでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20201106151428j:plain何か掴んでいるようにも見えます。

f:id:momotchi_blog:20201106151448j:plain小ぶりなようですが、魚をGETしたようです。

f:id:momotchi_blog:20201106151535j:plain魚を掴んで飛んで行きました。

f:id:momotchi_blog:20201106151548j:plain上空を旋回していたミサゴが急降下を始めました。

f:id:momotchi_blog:20201106151611j:plain良い感じで下降してきましたが、途中で諦めたようです。

f:id:momotchi_blog:20201106151628j:plainまた違うミサゴがカメラのかなり近い場所で水面をめざし急降下を始めました。

f:id:momotchi_blog:20201106151929j:plain良い感じで下降しています。

f:id:momotchi_blog:20201106151940j:plain今回はダイブし獲物をGETしました。

f:id:momotchi_blog:20201106152017j:plainカメラのすぐ前を通過して行きます。

f:id:momotchi_blog:20201106152051j:plain魚の掴みようが今一ですが、かなりの近距離で撮影することが出来ました。

 

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《カモメ編》

f:id:momotchi_blog:20201102170648j:plain潮止付近には沢山のカモメもいます。飛び立ったカモメの飛行シーンを撮影してみました。

f:id:momotchi_blog:20201102170706j:plainカモメもかなり高い所まで上昇して飛んでいます。

f:id:momotchi_blog:20201102170456j:plainカモメもミサゴ同様水面に急降下しますが、ミサゴのように水中に潜るのではなく、水面に着水し餌を取るようです。

f:id:momotchi_blog:20201102165841j:plain獲物を咥え飛び立ちます。

f:id:momotchi_blog:20201102170627j:plain獲物の小魚を咥え、そのまま何処かへ飛んで行きました。

※ 11月6日追加分です。

f:id:momotchi_blog:20201106151135j:plainカモメは水面を蹴りながら離水するようです。

f:id:momotchi_blog:20201106150958j:plain珍しくカモメが上空からダイブしました。私はカモメのダイブを見るのは初めてです。

f:id:momotchi_blog:20201106151007j:plain嘴で魚を咥え、大きく羽ばたきます。

f:id:momotchi_blog:20201106151017j:plain水面を蹴って離水します。

f:id:momotchi_blog:20201106151029j:plain上空へ向け大きく羽ばたきます。

f:id:momotchi_blog:20201106151048j:plainカメラの前を通過し飛んで行ってくれました。

f:id:momotchi_blog:20201102171532j:plainハクセキレイでしょうか?小鳥がやって来て羽根を休めます。

f:id:momotchi_blog:20201102171510j:plain右に左にとチョコマカと動き回ります。

f:id:momotchi_blog:20201102171459j:plainしばらく居ましたが、何処かへ飛んでいってしまいました。

※ 11月6日追加分です。

f:id:momotchi_blog:20201106152240j:plain撮影を終えて車まで移動中、潮止堰にハクセキレイが二羽いたので、手持ち撮影をしました。

f:id:momotchi_blog:20201106152255j:plain潮止堰の上をチョコマカと動き回っていました。

 

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《サギ編》

f:id:momotchi_blog:20201102170733j:plainサギが魚をGETしました。今回は残念ながら捕まえる瞬間の撮影は出来ませんでした。

f:id:momotchi_blog:20201102170745j:plain捕獲した魚を咥え飛んで行ってしまいました。

 

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《カワウ編》

ミサゴの撮影をしているとカワウも来ます。餌を捕獲するため割と頻繁に水中に潜りますが、なかなか捕食のシーンを撮影することは出来ません。そんな中、前回偶々捕食シーンの撮影をすることが出きました。その時面白い写真を撮影することが出来たので、カワウにも注目しています。今回もカワウの捕食シーンを何回か撮影することが出来たのでUPします。

f:id:momotchi_blog:20201102170755j:plainカワウが泳いでいます。

f:id:momotchi_blog:20201102170803j:plain水中に潜ります。

f:id:momotchi_blog:20201102170816j:plainかなり大きな魚をGETしたようです。

f:id:momotchi_blog:20201102170825j:plainかなかの大きさのようです。f:id:momotchi_blog:20201102170839j:plain飲み込み始めましたが・・・・。

f:id:momotchi_blog:20201102170855j:plainかなり苦闘しているようです。

f:id:momotchi_blog:20201102170908j:plain少し時間はかかりましたが、この後何とか無事捕食することが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20201102170919j:plain今度は少し小さな魚です。

f:id:momotchi_blog:20201102170930j:plainこれくらいの大きさの魚は、難なく捕食していました。

f:id:momotchi_blog:20201102170946j:plainゴックン!。

f:id:momotchi_blog:20201102171001j:plain今度はコノシロでしょうか?。

f:id:momotchi_blog:20201102171025j:plain何度か水中に潜ったり出たりしながら補食しています。

f:id:momotchi_blog:20201102171039j:plain一気に飲み込んでしまいました。「鵜呑み」とはよく言ったものです。

f:id:momotchi_blog:20201102171103j:plainまたまた少し大きな魚をGETしたようです。

f:id:momotchi_blog:20201102171142j:plain水中に潜ったり出たりしています。

f:id:momotchi_blog:20201102171206j:plain右に向いたり左に向いたりと悪戦苦闘しているようですか・・・。

f:id:momotchi_blog:20201102171231j:plainいよいよ飲み込むようです。

f:id:momotchi_blog:20201102171247j:plain少しづつ飲み込んで行きます。

f:id:momotchi_blog:20201102171302j:plainもう少し!。

f:id:momotchi_blog:20201102171319j:plainかなり時間はかかりましたが、無事飲み込みました。見事な鵜呑みでした。

f:id:momotchi_blog:20201102171336j:plain少し小さな魚のようですがGETしたようです。

f:id:momotchi_blog:20201102171348j:plainコノシロでしょうか?。

f:id:momotchi_blog:20201102171401j:plain

※ 11月6日追加分です。

f:id:momotchi_blog:20201106151148j:plain2ショットだけですがカワウの捕食シーンです。

f:id:momotchi_blog:20201106151207j:plain

カワウも撮影していてなかなか面白いと思いました。程なく紅葉シーズンを迎えますが、ミサゴやカワウなど面白い写真が撮影出来そうで、しばらくは高梁川に嵌ってしまいそうです。

 

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f:id:momotchi_blog:20200116124915p:plain

 

龍宮岩と蒜山高原の紅葉

早いもので10月も終わりに近づき、そろそろ紅葉シーズンではないかと思い、蒜山高原から大山へ向かってみることにしました。途中、昨年この時期にヤマセミと遭遇した龍宮岩にも立ち寄ってみます。当初バイクでツーリングがてら出かけるつもりだしたが、先日汲んで帰った奥出雲の「延命水」も無くなっていたこともあり、妻から「出かけるついでに、どこかで美味しい湧水を汲んできて」と言われ、急遽車で出かけることにしました。

f:id:momotchi_blog:20201103184005j:plain「龍宮岩」(真庭市神代)に到着しました。この場所には「鬼清水」という昔からの湧水や「神代の鬼の穴」という鍾乳洞もあります。

f:id:momotchi_blog:20201103184516j:plain駐車場脇にある東屋です。周囲の木々は多少色付いているようです。

f:id:momotchi_blog:20201103184051j:plainまずは前回見落とした「鬼清水」に行ってみるため遊歩道を歩きます。

f:id:momotchi_blog:20201103184103j:plain遊歩道はコンクリート舗装されていて、歩きやすいですが・・・。

f:id:momotchi_blog:20201103184116j:plain途中から舗装が途切れ、草の中を細い道が繋がっていました。その道を進むと・・・。

f:id:momotchi_blog:20201103184141j:plain道が無くなりました。

f:id:momotchi_blog:20201103184125j:plainその行き止まりのすぐ手前にそれらしき場所がありました。しかし案内板も何も無く、ここが「鬼清水」かどうかわかりませんが、他にそれらしき場所も見当たらないようなので、おそらくこの場所がそうだと思います。

が・・・。

残念ながらとても飲んでみようとは思えない状態でした。

f:id:momotchi_blog:20201103184153j:plain仕方なく来た道を引き返し龍宮岩へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20201103184206j:plain昨年ヤマセミに遭遇した場所ですが、さすがに柳の下にドジョウはいませんでした。

f:id:momotchi_blog:20201103184434j:plainそのすぐ脇には小さな滝もありました。

f:id:momotchi_blog:20201103184453j:plain龍宮岩は新庄川の流れが長い年月をかけて石灰岩を浸食させ様々な奇岩を創り出し、その光景がまさに龍宮を思わせることから名付けられたそうです。

f:id:momotchi_blog:20201103184506j:plain沢山の奇岩があちらこちらにありました。

f:id:momotchi_blog:20201103184526j:plain一度駐車場まで戻り、国道を「鬼の穴」に向かいます。案内板によると「照明設備あり」となっていますが、昨年立ち寄った際には照明設備は無かったように思うのですが・・・。

f:id:momotchi_blog:20201103184540j:plain前回入洞した「鬼の穴」で、入り口に「鬼の穴 15m」という案内板があります。私はこの穴の奥行が15mと思っていましたが、"この先15m”と言う意味だったようです。

f:id:momotchi_blog:20201103184556j:plain先程の案内板から15m進むと入口があり、ちゃんと案内柱もありました。

f:id:momotchi_blog:20201103184652j:plain水路の下を潜り《くぐり》中に入ります。

f:id:momotchi_blog:20201103184608j:plainしかし照明のスイッチが見当たりません。薄暗い洞内を少し進むと階段の手前に案内板があり、照明は自動点灯するそうです。ただし点灯時間は20分となっていて、消灯した場合一度入口まで戻って再度センサーが感知し点灯してから再入場してくださいと書いてありました。しかしタイムオーバーで入洞中で消灯してしまうと真っ黒になってしまい、無事入口まで戻ることが出来るかどうか・・・。

f:id:momotchi_blog:20201103184616j:plain少し進むと照明が点灯しました。時計を確認して階段を登り入洞します。

f:id:momotchi_blog:20201103184625j:plain洞窟の中を進むと、だんだん天井が低くなってきます。

f:id:momotchi_blog:20201103184634j:plainそのまま進むと、少し広い場所に着きました。ここから先は進めそうにないので引き返すことにしました。

f:id:momotchi_blog:20201103184643j:plain引き返す際洞内が二股に分かれていて奥に照明の明かりが見えたので行ってみることにしました。少し狭い下り坂で、足元に明かりが無く全く見えないので、ゆっくりと少しずつ進んでみます。その坂を下るとすぐ行き止まりになりました。

伝説によるとこの洞窟は、神庭の滝(真庭市神庭)にある洞窟と繋がっているそうです。まだ違うルートがあるのでしょうか?。今回入った一番奥までの距離は入口から50m程だったと思います。かなりゆっくり見ましたが所要時間は10分足らずでした。

f:id:momotchi_blog:20201103184732j:plain龍宮岩を出発し旧道に入り美甘渓谷沿いに走りました。

f:id:momotchi_blog:20201103184742j:plain国道181号線に戻り美甘方面に少し進んだところにある「首切トンネル」です。桜のシーズンにはトンネル周辺の斜面を埋め尽くすように沢山の桜が華やかに咲き誇ります。

f:id:momotchi_blog:20201103184752j:plain今回は美甘《みかも》(真庭市美甘)の街中を走ってみます。ここは隣の新庄村と共に出雲街道の宿場町として発展した町並みが現在も残る旧宿場町だそうです。

f:id:momotchi_blog:20201103184830j:plain「道の駅 がいせん桜 新庄宿」」(真庭郡新庄村)を通過し、国道181号線から分かれ県道58号線を北上、「野戸呂の水」を目指します。途中「五段滝」があり立ち寄ってみました。周囲の木々は紅葉し、滝を入れた良い写真が撮影できるかと期待しましたが、草が生い茂り滝は見えず残念ながら撮影することは出来ませんでした。

f:id:momotchi_blog:20201103184841j:plain「五段滝」の少し先にある「野土路の水」《のとろの水》に到着しました。この湧水は昔この地を治めていた"美作勝山藩"の三浦の殿様も絶賛されたという銘水です。

f:id:momotchi_blog:20201103184854j:plain中国山地の山深くに湧き出ているこの湧水は、美しい大自然の中でその恵を受けながら清らかな水を昏々と湧き出しています。

f:id:momotchi_blog:20201103184909j:plainその湧水を汲んで帰ります。持参した容器にしっかりと自然の恵みをいただきました。

f:id:momotchi_blog:20201103184924j:plain野土路トンネルを抜け蒜山高原側に出ました。蒜山ベアバレースキー場を過ぎ少し進むと左手に徳山神社があり、拝殿横の大きな紅葉《もみじ》と銀杏の木が見事に紅葉しているのが見えました。

f:id:momotchi_blog:20201103184934j:plain紅葉の赤と銀杏の黄色のコントラストがとても綺麗です。

f:id:momotchi_blog:20201103185000j:plain「休暇村蒜山高原」手前を大山方面に左折し「蒜山大山スカイライン」に入ります。

f:id:momotchi_blog:20201103185014j:plain沿道のブナや紅葉の木々が色付いています。

f:id:momotchi_blog:20201103185024j:plainその木々の間を爽快に走ります。

f:id:momotchi_blog:20201103185032j:plain今回は平日なのでさほど通行量はありませんが、祝祭日には多くの車が列なる《つななる》のではないでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20201103185041j:plain登るにつれ木々の紅葉が増していくようです。

f:id:momotchi_blog:20201103185052j:plain今回は車での走行ですが、この紅葉の中をバイクで走り抜けると、とてっも爽快なのではないでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20201103185112j:plain岡山県鳥取県の県境に位置する「鬼女台《きめんだい》」(真庭市蒜山)に到着しました。今日は残念ながら大山や烏ヶ仙《からすがせん》は霞んでいて全く見ることが出来ませんが、遊歩道を歩いて展望台を目指してみます。

 

f:id:momotchi_blog:20201103185122j:plain天候が良ければ、北の鳥取県側には名峰大山、南の岡山県側には蒜山三座(上蒜山中蒜山下蒜山)や蒜山高原に点在する家並みを一望することができます。またこの時期、早朝に蒜山盆地に壮大な雲海を見ることも出来る場所でもあります。

f:id:momotchi_blog:20201103185134j:plain蒜山三座や皆ヶ山《みながせん》も少し霞んでいました。

f:id:momotchi_blog:20201103185148j:plainススキの中を進み展望デッキに到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201103185305j:plain蒜山三座が霞んでいるので今一つ絵になりません。

f:id:momotchi_blog:20201103185315j:plainススキは見事なのですが・・・。

f:id:momotchi_blog:20201103185328j:plain大山や烏ヶ仙も今一つです。この後、御机《みつくえ》(日野郡江府町御机)の茅葺小屋や蒜山大山スカイライン脇の鍵掛峠、三の沢から大山北壁などの写真を撮影する予定でしたが肝心の大山が見えないため、今回は予定を変更し残念ですがここから引き返すことにしました。できれば今季今一度訪れてみたいと思います。

 

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 f:id:momotchi_blog:20191127112228p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094742p:plain

島根半島ツーリング

前回友人と三人で島根半島のツーリングを計画し、宿泊先まで予約していましたが、あいにくの天候不良で全てキャンセルとなっていました。やはりバイクツーリングは天候に大きく左右されてしまいます。今回その一部コースを変更してのリベンジです。残念ながら一人は仕事の調整が付かず、二人でのツーリングとなりました。

朝7時に総社市美袋《みなぎ》にあるコンビニで待ち合わせ、合流後島根半島を目指し国道180号線を北上します。

f:id:momotchi_blog:20201021061449j:plain途中、井倉洞の手前にある「絹掛の滝」(新見市草間)で休憩です。滝の周辺には紅葉《もみじ》が沢山あり、今の時期は紅葉には少し早いようでしたが、この木々が色付くときっと見事だと思います。

この後新見市街地を抜け一度国道180号線と別れ、国道182号線、県道8号線で県境の谷田峠を越え姫ボタルで有名な鳥取県日野郡日南町を目指します。

f:id:momotchi_blog:20201021061510j:plain「道の駅 にちなん日野川の里」(日野郡日南町)に到着し、2回目の休憩です。

f:id:momotchi_blog:20201021061559j:plain休憩後近くにある霞ICから生山道路へ乗ります。この道路の正式名称は「江府三次道路」という地域高規格道路で、現在諏訪IC~丸山下IC間の4.6kmが部分開通しています。

終点の諏訪ICで一般道に降り、再び国道180号線に合流しました。日南湖に架かる橋を渡ります。周囲の木々が少し色付き初めています。

f:id:momotchi_blog:20201021061636j:plain国道180号線と山陰道の交差点です。この米子西ICから山陰道で米子東ICへ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20201021061716j:plain山陰道米子道が交わる米子JCTです。ここには米子東ICもあり一般道に降りられます。

f:id:momotchi_blog:20201021062617j:plain10時30分、イオン日吉津店(西伯郡日吉津村《ひえづそん》)の横にある「新鮮市場」に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201021062636j:plainお目当ては、山芳亭の「紅ズワイスペシャル」です。これは前回妻と訪れた際に食べ損ねた為リベンジです。今回はしっかりとメニューに載っていました。

が・・・・。 #山芳亭

開店時間は11時30分で、今回は少し時間か早過ぎました。1時間近く待つのもどうかと思い、前から気になっていた店に行ってみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20201021061738j:plain米子市大篠津町にある「山陰日本海 漁師小屋」です。

f:id:momotchi_blog:20201021063008j:plain外観は喫茶店のような建物です。

f:id:momotchi_blog:20201021062705j:plain店内には大漁旗やレトロなビールのポスターなどが貼られています。

f:id:momotchi_blog:20201021062759j:plain店内は居酒屋っぽい感じです。

f:id:momotchi_blog:20201021061829j:plainメニューは海鮮料理がメインです。今回は「日替わり海鮮丼」(980円)を注文しました。

f:id:momotchi_blog:20201021062921j:plainテーブルには「山陰の魚にピッタリ合う 海鮮丼 おさしみのたれ」というタレか置いて有りました。良く見ると脇に「山陰日本海 漁師小屋」の名前も印刷されています。この店のオリジナルかと思いスタッフの方に伺いましたが、そうではないそうです。

f:id:momotchi_blog:20201021061915j:plain待つこと暫し、出てきました「日替り海鮮丼」(980円)です。

f:id:momotchi_blog:20201021062835j:plainエビや少し大きめにカットされたサーモンなどの魚が所狭しと盛られています。新鮮なためか身も絞まっていて、食べ応えもありとても美味しくいただきました。ご馳走さまでした‼️

f:id:momotchi_blog:20201021065305j:plainお腹も大満足です。これから水木しげる記念館ゲゲゲの鬼太郎などのブロンズ像が並ぶ水木しげるロードのある境港市を通過し、島根半島を目指します。

f:id:momotchi_blog:20201021063105j:plain境水道大橋を渡ります。山頂には自衛隊の施設でしょうか、レーダー施設のような建物が見えます。この橋を渡ると島根県に入ります。

f:id:momotchi_blog:20201021063153j:plain隠岐の島への玄関口の七類(松江市美保関町七類《しちるい》)から島根県道37号線に入ります。途中、松江市美保関町千酌《ちくみ》に展望台があっので立ち寄ってみました。

f:id:momotchi_blog:20201021192930j:plain海の色は青く透明感があり、とても綺麗です。さらに岩にも綺麗な紋様が見られました。

f:id:momotchi_blog:20201021063302j:plain山陰の海岸線は瀬戸内海とは違い、荒削りな岩の小島が点在し独特の景観です。

f:id:momotchi_blog:20201021063337j:plain前回宿泊予約していた多古鼻マリンパーク(松江市島根町多古)に立ち寄ってみました。宿泊予定だったキャビンです。

f:id:momotchi_blog:20201021063414j:plainキャビン傍にある展望台からの眺めです。この場所は、サンライズ&サンセットの両方が楽しめるそうです。

f:id:momotchi_blog:20201021063452j:plain「多古の石柱」です。手前の岩は侵食のためか穴が空きトンネルになっています。

f:id:momotchi_blog:20201021063538j:plainその穴の空いた岩です。日本海側ではこのような穴の空いた岩を沢山目にします。

f:id:momotchi_blog:20201021063618j:plain県道37号線に戻り、暫く進み「チェリーロード」に入ります。

f:id:momotchi_blog:20201021193649j:plain潮風を感じながら桜の木々の間を走ります。

f:id:momotchi_blog:20201021063731j:plain展望台があったので一寸立ち寄ってみました。

f:id:momotchi_blog:20201021063843j:plainチェリーロードの案内板と地図がありました。案内板によると、この道路は1961年(昭和36年)に野波~加賀間に県道が開通したのを記念して吉野桜500本が植えられたのが始まりで、現在では700本程が植えられているそうで、4月上旬頃には5kmに渡りその桜が花を付け、ピンクのトンネルが出来るようです。このチェリーロードは1994年(平成6年)に「新日本街道路樹百景」にも選ばれたそうですが、現在この区間は1999年(平成11)に詰坂バイパスが開通し、県道はそちらに変更されているようです。

f:id:momotchi_blog:20201021063820j:plain展望台から東方向の眺めです。春には機会を作って、潮風を感じつつ紺碧の海とピンクの桜を愛でながら走ってみたいと思います。

f:id:momotchi_blog:20201021064104j:plain再び県道37号線に合流し3km程進むと「須々海海岸」《すすみかいがん》に出ました。

f:id:momotchi_blog:20201021064716j:plainこの海岸では見事な洗濯岩を見ることが出来ます。

f:id:momotchi_blog:20201021064802j:plain自然が織りなす技に関心します。

f:id:momotchi_blog:20201021064831j:plainこの海岸の洗濯岩は、約1,400万年前に海底で堆積した地層だそうで、白色の砂岩と黒灰色の岩が侵食により洗濯板のような形状になったそうです。

f:id:momotchi_blog:20201021064916j:plain暫く進むと、中国電力島根原子力発電所が見えてきました。

f:id:momotchi_blog:20201021065201j:plain二重の防護フェンスが設置されていました。赤外線センサーや監視カメラも設置されていて、どこかの国と国の国境を連想しました。しかし、これだけのモニター映像を監視するのは大変ではないかと関心します。

f:id:momotchi_blog:20201021065029j:plain広大な敷地に関連施設が沢山見られます。この後「島根原子力館」に立ち寄る予定でしたが、私が写真撮影中に友人が先に行ったと勘違いし、急いで追いかけましたが、私は「島根原子力館」の案内板を見落としてしまい通過していました。かなり行き過ぎて、友人に電話連絡すると、友人は「島根原子力館」にいて、入るかどうか迷っているようです。私は四国電力伊方原子力発電所に数回行っているので、ゆっくりと見学をしてきてと言うと、見学は止めてそこに行くので待っていてと言われ待つこと5分余り・・・。結局私のせいで友人は「島根原子力館」は見学出来ませんでした。

f:id:momotchi_blog:20201021065513j:plain山陰の海岸線は特徴的な岩も多く、眺めていて楽しい景色です。中央の岩は横顔のようにも見えます。

f:id:momotchi_blog:20201022062041j:plain紺碧の海は海底まで見える程の透明度です。

f:id:momotchi_blog:20201022062127j:plain松江市鹿島町で県道37号線から226号線に乗換えます。松江市鹿島町恵雲の町並みを抜け県道226号線を少し進むと・・・。

松江市鹿島町恵雲~松江市魚瀬町間が「終日全面通行止」となっています。

案内板には「一般県道大野魚瀬恵雲線の道路新設工事のため、林道横手線が終日通行止」と書いてありました。この区間Google Mapでは県道と記されていましたが、実際は林道だったようです。県道への昇格に伴い整備を行っているようです。仕方なく県道37号線に戻り一度宍道湖方向へ南下します。

f:id:momotchi_blog:20201022062238j:plain県道37号線と別れ、県道264号線、広域農道、市道と乗り継ぎ松江市魚瀬町で再び266号線に合流しました。この分岐から松江市鹿島町恵雲までの間が通行止区間のようです。県道226号線で魚瀬の町並みを抜けると県道は宍道湖方面に向かうようなので市道を走り西進します。

f:id:momotchi_blog:20201022081818j:plain山の中の市道を走ります。私たちは右奥の魚瀬方面から来ました。道路はそのまま直進し宍道湖方面に向かっているようですが、私たちは鋭角に曲がり地合方面に向かい海岸線を目指します。今回のツーリングは出来るだけ島根半島の海岸線を走る予定です。

f:id:momotchi_blog:20201022062331j:plain地合地区で県道23号線に合流しました。23号線を30分程進むと道沿いに「白い船公園」という小さな公園がありました。

f:id:momotchi_blog:20201022062405j:plainこの公園は2002年に公開された「白い船」という映画がこの付近でロケされたことを記念して作られたそうです。「白い船」という作品は「海の子の夢をのせて」(倉掛晴美著、2000年石風社より刊行)という本を映画化したものだそうで、塩津小学校(出雲市塩津町)の児童たちと「白い船」との交流の実話を基に描かれたいた作品のようです。この公園の傍にある舞台となった塩津小学校は残念ながら2019年3月に廃校になっていました。

f:id:momotchi_blog:20201022062532j:plain県道23号線で海岸線を走ります。1.5車線程の道路ですが通行量も少なく潮風を感じながら気持ちよく走れます。

f:id:momotchi_blog:20201022062627j:plain前方を爽快に走る友人です。

f:id:momotchi_blog:20201022063741j:plain16時過ぎ、今夜の宿「中屋」に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201022063143j:plain玄関です。館内は禁煙だそうで、喫煙できるのは入口左の灰皿が置いてある場所だけだそうです。喫煙者にとっては非常に辛い・・・。

f:id:momotchi_blog:20201022062915j:plain部屋から見た夕焼けの河下漁港です。風呂に入り今日一日の疲れを癒します。

f:id:momotchi_blog:20201022063018j:plain夕食の準備がでました。かなりのボリュームもあり美味しそう!

f:id:momotchi_blog:20201022063037j:plain肉も美味そうです。魚も新鮮でとても美味しく、ついついビールが増えてしまいました。しっかりと御馳走をいただきお腹も大満足です。

f:id:momotchi_blog:20201022063612j:plainしっかりと就寝し、気持ち良い目覚めです。早朝、付近を散歩してみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20201022063252j:plain波止の先端付近からの宿の様子です。宿の右に見る大きな松の木は宿泊した中屋の個人所有の木だそうです。以前、現在の県道にあたる海岸線側に住居があり、新道整備の為山側にあった道路と土地を交換されたそうです。その時先々代(おじいさん)がこの松は残すという条件を付けたそうです。とても立派な松で、結果的に良い判断だったのではないでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20201022064149j:plainその松の袂から山の方を見ると、風力発電用の風車が十数基設置されていて、ゆっくりと回っていました。

f:id:momotchi_blog:20201022135750j:plain先々代は漁師をされていたそうで、その当時の名残なのかロープの跡が残っていました。

f:id:momotchi_blog:20201022063905j:plain朝食もボリュームがありました。

f:id:momotchi_blog:20201022064026j:plain食後のコーヒーはセルフです。

8時30分清算を済ませ出発です。一泊二食で一人7,000円、ビール大瓶1本770円、焼酎湯割り550円と、とても良心的な値段で、しかも料理は美味しくボリュームあり大満足でした。しかし喫煙者の立場から言えば、屋内での喫煙場所の確保は必要だと思います。外での喫煙は寒くて風邪をひきそうでした。健康管理の為にも是非お願いしたいと思いますが、それならタバコを止めたらと言う声が聞こえそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022064348j:plain海岸線で友人が走行中の写真を撮影してくれました。

f:id:momotchi_blog:20201022073341j:plain宿から10分足らず、前方に猪目洞窟《いのめどうくつ》が見えてきました。トンネルの左下側付近です。

f:id:momotchi_blog:20201022073803j:plain猪目洞窟(出雲市猪目町)に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201022073632j:plainこの猪目洞窟は「出雲国風土記」に記されている「黄泉の穴」だそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022074002j:plain洞内からは縄文時代古墳時代の生活や埋葬を物語る数々の遺物も発見されているそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022074954j:plain洞窟の先にある防波堤に行ってみます。

f:id:momotchi_blog:20201022080447j:plain防波堤側から見た洞窟側の様子です。洞窟の前には漁船や漁具が置かれています。洞窟の上部の断層はやわらかい緑色を帯びていてとても綺麗でした。

f:id:momotchi_blog:20201022080733j:plain猪目洞窟を出発し、しばらく走るとその先に数段のヘアピンカーブがありました。

f:id:momotchi_blog:20201022080849j:plain峠を超えるとまた漁村が開けます。そののどかな漁村風景の鷺浦の町並み(出雲市大社町)を通過します。

県道23号線を走り突当たりの交差点を右折、県道29号線に乗り換え日御碕を目指します。

f:id:momotchi_blog:20201022082654j:plain出雲日御碕灯台に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201022080932j:plain白亜の灯台が朝日を浴び、よりその美しさを引き立たせています。

f:id:momotchi_blog:20201022081119j:plain今回は灯台に登ってみることにしました。参観料金は300円です。「マスクはお持ちですか?。狭い場所なのでマスクを着用してください」と言われましたが、うっかりしてバイクに忘れてきています。「ではどうぞ」とマスクをいただきました。

いただいたマスクを着け螺旋階段を登ります。

f:id:momotchi_blog:20201022082611j:plain灯台内側の煉瓦やその構造が見えるようになっていました。

f:id:momotchi_blog:20201022081220j:plainマスク着用の為少し、いや大分息が上がっています。長~~い螺旋階段を登ること163段、やっと灯室に到着です。

f:id:momotchi_blog:20201022081307j:plain下から内部のランプが見えるようになっていました。

f:id:momotchi_blog:20201022082503j:plain最大の第1等レンズが使用されていて、全国に5箇所しかない第1等灯台の一つだそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022081515j:plain灯室の外へ出てみました。西方向の展望です。地球の丸さを感じることが出来ました。

f:id:momotchi_blog:20201022082314j:plainウミネコの飛来地で有名な経島《ふみしま》方向の展望です。

f:id:momotchi_blog:20201022081732j:plain東側の展望です。遠方に宿から見えていた風車が見えています。

f:id:momotchi_blog:20201022081953j:plain近くの地磯で釣りをされている方もいらっしゃいました。

f:id:momotchi_blog:20201022082050j:plain灯台の影が海面に映っています。

f:id:momotchi_blog:20201022082547j:plain「行きはよいよい、帰りは怖い」という歌の歌詞ではないですが、滅茶苦茶急な階段でした。撮影するのは忘れましたが、壁に「後ろ向きに降りと怖さが消えます」という内容の張り紙がありました。

f:id:momotchi_blog:20201022082812j:plainこの日御碕灯台1903年明治36年 の建設当初から、日本一の高さを誇る石造の灯台で、日本の灯台50選や世界灯台100選にも選ばれた日本を代表する灯台の一つだそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022082858j:plain灯台から出て遊歩道を散策します。

f:id:momotchi_blog:20201022083032j:plain幾何学的な形状の岩が露出し美しい景色が広がります。

f:id:momotchi_blog:20201022083227j:plain今から約1,600万年前に噴火したマグマが冷えて出来た流紋岩が五角柱や六角柱になっています。このような岩石は柱状節理と呼ばれ流出した溶岩が冷却するときに割れて出来たものだそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022083309j:plain五角形や六角形の形状がよく解ります。

f:id:momotchi_blog:20201022083239j:plain経島の展望台に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201022083255j:plain経島は日御碕の西方約100mの沖合に浮かぶ広さ3,000㎡の無人島で、人の上陸は禁止されているそうです。この島は「経島ウミネコ繁殖地」として国の天然記念物に指定されていて、11月下旬頃からウミネコが飛来し、4月~5月に産卵、孵化し、7月頃に島から飛び立つそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022083353j:plain日御碕の散策を終え、友人が来る途中に見えた「日御碕神社」に行ってみようと言うので立寄ってみることにしました。この県道29号線は「みさきうみねこ海道」というようです。

f:id:momotchi_blog:20201022083410j:plain「日御碕神社」(出雲市大社町日御碕)に到着しました。参拝を終え境内を散策してみます。この神社は1644年(寛永21年)に創建され、安土桃山時代の面影が残る貴重な建造物だそうです。散策を終え、出雲大社へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20201022083435j:plain「みさきうみねこ海道」から見た先程訪れた「日御碕神社」です。

f:id:momotchi_blog:20201022083449j:plain県道29号線、国道431号線を走り出雲大社へ到着しました。出雲大社といっても参拝目的ではなく、松江市出身の友人お奨めの「出雲蕎麦」が目的です。

今回は友人お奨めの一つ「かねや」(出雲市大社町)でいただくことにしました。

f:id:momotchi_blog:20201022083501j:plainまだ開店して間が無いのか、私たちが最初のお客のようです。

f:id:momotchi_blog:20201022083614j:plainメニューを見ているとスタッフの方が「三色割子5段がお奨めですよ」と案内されましたが、朝食をしっかりといただき、まださほど時間も経っていないので友人は「三色割子3段」と注文しました。私も、もし足らなければ追加変更もできると言われ同じものを注文しました。

f:id:momotchi_blog:20201022083513j:plain店内には有名人の色紙が沢山飾られていました。

f:id:momotchi_blog:20201022083529j:plain中でも特に気になったのが、山下達郎さん、竹内まりやさんご夫婦の色紙です。竹内まりやさんの実家は出雲大社のすぐ近くいある老舗旅館だそうで、ここからすもぐ近くのようです。ご夫婦で里帰りされた時にでも立ち寄られたのでしょうか。

f:id:momotchi_blog:20201022083541j:plain出てきました。「三色割子3段」(1,100円)です。左から卵と薬味、上がとろろと薬味、右が薬味だけの3皿です。まずは薬味だけのものを出汁をかけずそのままで蕎麦の味と風味を楽しみます。その後出汁をかけていただきましたが、出汁は少し甘めな感じでとても良い味でペロリと3皿ともいだたいてしまいました。一皿一皿はそれほど量もないので3段重ねといっても私には少し足りませんでした。「すいません。あと2皿追加してください。」と追加オーダーしました。友人はもういいと言うので、私だけ追加注文です。

f:id:momotchi_blog:20201022083552j:plain追加の2皿が出てきました。左がカツオと薬味、右が大根おろしと薬味です。

f:id:momotchi_blog:20201022083604j:plain3皿+2皿、計5皿(三色割子5段で1,700円)を完食です。この後蕎麦湯が出てきましたが撮影するのを忘れていました。器に書かれた「黄金そば」と言うのが気になり精算時にスタッフの方に伺ったところ「お金が貯まるようにとう願いが込められている」というような説明でした。

蕎麦には腰があり喉ごしも良く美味しかったですが、少し蕎麦の風味が薄く一寸残念に思いました。

f:id:momotchi_blog:20201022083631j:plain「かねや」を出て帰り道、松江の友人のもう一軒のお奨め「荒木屋」がありました。次回はこの「荒木屋」で食べてみたいと思います。

出雲大社から国道431号線を南下し、出雲ICから山陰道に乗り宍道JCTから松江道に乗るコースもありますが、今回は短絡ルートで吉田掛合ICまで一般道を走ってみる事にしました。出雲大社から国道431号線を東進し県道28号線、国道184号線、県道51号線、国道54号線を乗り継いで、吉田掛合ICから松江道に乗ります。

f:id:momotchi_blog:20201022134613j:plain中国道54号線の「道の駅 掛合の里《かけやのさと》 」(雲南市掛合町)で休憩です。休憩後高野を目指します。

f:id:momotchi_blog:20201022083641j:plain国道54号線を走り吉田掛合ICから松江道に乗ります。

f:id:momotchi_blog:20201022083653j:plain高野ICで松江道を降りアップルロードに入ります。

f:id:momotchi_blog:20201022083709j:plainこのアップルロードは農水省の補助事業として整備されたようです。

f:id:momotchi_blog:20201022083720j:plain青才リンゴ園(広島県庄原市高野)に到着しました。

が・・・。

入口には「売り切れ」の看板があります。

しかし、今回は心配いりません、事前に電話で予約済みです!。今回は少し大きなサイズが揃ったそうで10玉入りの物を準備してくださっていました。

f:id:momotchi_blog:20201022083733j:plain客寄せリンゴは相変わらず真っ赤な綺麗な色で客の目を引き付けます。

f:id:momotchi_blog:20201022083747j:plain今まで気付きませんでしたが、リンゴの木の下に何故か季節外れのカクアジサイ咲いていました。

f:id:momotchi_blog:20201022083804j:plain各品種で収穫時期が違うようで、9月上旬頃から長期間何らかの品種のリンゴが収穫できるようにしているそうです。

f:id:momotchi_blog:20201022083815j:plain以前からこの小粒なリンゴが気になっていたので伺ってみると、このリンゴはアルプス乙女という品種で、お祭りなどの夜店でリンゴ飴としてよく目にするものですが、こちらでは収穫が目的ではなく花粉が沢山つく品種なので、他のリンゴの受粉率が上がることから栽培されているそうです。更に気になったので「このアルプス乙女と他の品種のリンゴは受粉されないのですか」と伺うと、他品種との授粉はされないという事でした。

f:id:momotchi_blog:20201022083832j:plainアップルロード脇には沢山のリンゴが赤く色付いていました。

f:id:momotchi_blog:20201022083844j:plain沿道には沢山の幟もあります。

f:id:momotchi_blog:20201022083857j:plainアップルロードを走る友人の後ろ姿をパチリ!。

f:id:momotchi_blog:20201022083921j:plainリンゴを購入し「道の駅 たかの」(庄原市高野町)に移動しました。

f:id:momotchi_blog:20201022084018j:plainこの道の駅の駐輪場は駐車場の一番奥にあり、建物からかなり離れています。

f:id:momotchi_blog:20201022083957j:plain前回食べて美味しかった「牛すじ煮込みこんにゃく」のブースは見当たりません。祝祭日や土曜だけなのでしょうか?。唯一販売ブースがあったので行ってみると「高野りんごのアップルパイ」を販売していました。スタッフの方に伺うと「この前から屋外でも販売を始めました。」との事でした。

f:id:momotchi_blog:20201022083936j:plain「高野りんごのアップルパイ」が保温器の中に入っています。

f:id:momotchi_blog:20201022083947j:plain美味しそう!。妻からの「お土産期待してます!」のメールの応え、持帰り用に4個購入。今回はPP系の袋ではなく一つ一つ紙で挟み紙袋に入れてくださいました。この後店内も見て回りましたが、店内でも今まで通りPP袋入りの物が販売されていました。友人にも奨めましたが、パイは潰れるのでバイクで持帰ることが出来ないと、多少押さえても大丈夫なリンゴ饅頭を買った言っていました。

f:id:momotchi_blog:20201022084006j:plain喫煙所へタバコを吸いに行くと、屋外販売用のブースが数台置いてありました。平日は出番は無いようです。

この後松江道、尾道道山陽道と走り、途中篠坂PAで最後の休憩です。「次回はどこに行く?」「そろそろ蟹もいいかな?」など話し、最後の休憩も終了し出発です。山陽道を走り私はいつものように玉島ICで降りるので友人とはそこで別れそれぞれ帰路につきました。

f:id:momotchi_blog:20201022084501j:plain今回購入した「秋茜」です。前回より少しだけ大玉でした。

f:id:momotchi_blog:20201022084029j:plain妻の大好きな「高野リンゴのアップルパイ」です。

f:id:momotchi_blog:20201022084039j:plain 仕事から先に帰った息子が美味しそうに食べていました。やはりこの「高野リンゴのアップルパイ」大きなリンゴがゴロゴロ入っていて、とても美味しそうです。妻も帰宅後早々に食べていました。「高野のりんご」や「高野りんごのアップルパイ」のお土産に息子や母、それに妻とみんなとても喜んでくれて「美味しい美味しいと」食べてくれていました。

今回は2日共天候にも恵まれ、初めての島根半島北側ルート、海の透明度や綺麗さ、数々の奇岩や美しい光景に感動を覚え、美味しい料理もしっかりといただき最高のツーリングとなりました。

 

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f:id:momotchi_blog:20191127094726p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112205p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094911p:plain

久しぶりのチヌ釣り

 10月も中旬になり日中の暑さも多少和らぎ、釣りには最適の季節となりました。夏頃から職場の友人が釣りに行ってみたいと言うので、何処に行こうか色々と調べましたが、なかなか適当な場所が浮かびません。以前は笠岡沖や下津井沖、宇野沖の島々へ夏から秋はチヌ、冬はメバルと釣りを楽しんでいましたが、長年岡山を離れていたためチヌ釣りともご無沙汰で、現在チヌが釣れているポイントは判らず、釣り方もすっかり忘れています。昔のポイントで釣れるかどうか・・・。

そんな中、先日久しぶりにホタル先生と電話で話をしていた際に、倉敷市玉島にあるE地区で30cm程のチヌを数枚釣られたという話を聞いていた事を思い出し、電話で詳細な情報を伺い、友人と日程調整をし15日にE地区へチヌ釣りに行ってみる事にしました。

そして昨日の朝再びホタル先生に連絡し、仕掛や釣り方、釣場のポイント等色々とアドバイスをいただき、その日の夕方に釣具店へ出向き必要な物を購入し準備完了です。

翌日6時30分に職場の駐車場で友人と待合せ、倉敷市玉島に向かいます。

E地区へ到着間近、ホタル先生から電話が入りました。「どうしたの?、来ていないの?。」、話を伺うとホタル先生も私が今日早朝から釣りに行くというので釣りに来られているそうです。「後5分足らずで到着します。」と答えると、「近くまで来て場所が判らなければ、電話してくだい。」と何時もながらのお心遣いです。

f:id:momotchi_blog:20201016191948p:plain
7時少し前、無事E地区の釣り場に到着しました。ホタル先生の出迎え付きです。釣り場を撮影をしていなかったのでgoogle mapから釣り場の様子を引用しました。この岸壁の先端付近がポイントで、左上に見えているがF地区です。わたしが以前E地区へ通っていた当時は、この一角は未だ埋立られておらず海の上だった所です。当然F地区なども無い頃でした。

f:id:momotchi_blog:20201016073749j:plainジャジャジャ、ジャ~ン‼️

f:id:momotchi_blog:20201016073818j:plain48cmのチヌです。詳細は後程詳しく!。

準備を始めました。今回の釣りは俗にいう「バクダン釣り」です。そのバクダンをホタル先生が良い感じに作ってくださいました。

いよいよ釣り開始です。しかし、待てど暮らせど全くアタリがありません。そんな静寂な時間が続くなかか・・・。

小さなアタリが!。

一気に引き込まれます‼️

かなり強い引きです。

これはかなりの大物の予感。

悪戦苦闘が10分程続き、48cmのチヌを見事釣り上げる事ができました。

が・・・・。

実はこれは私の話ではなく、私の直ぐ横で釣られていたホタル先生が釣り上げられたチヌの話でした。(上の写真のチヌです。)私と友人はというと、全くアタリさえありません。

直ぐ隣で釣っているのに・・・。やはりキャリアと腕の差が結果として出てしまいました。

それから暫くして・・・・。

f:id:momotchi_blog:20201016073840j:plain一寸と小振りにはなりますが、28cmのチヌをGET、塩焼きには丁度良い大きさですが、先程大きなチヌを見ているだけにかなり小さく思えます。

しかし・・・。

やはりこのチヌもホタル先生が釣り上げられた物でした。ホタル先生という名前に、魚先生の名前を追加します。御見逸れいたしました。今後共、ホタルは素より魚釣りに於いても、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

その後、私にチヌらしき前アタリが一回だけありましたが、引き込む事はなくそれっきりでした。13時過ぎ迄チヌ釣りをしましたが、私と友人には釣果はありませんでした。

この後サヨリで数を稼ごうと2時間程狙いましたが、結局サヨリが1匹釣れただけという散々な結果となってしまいました。

15時過ぎに、友人がそろそろギブアップというので、私たちは撤収することにしました。

お魚先生にご挨拶、先生はもう少し釣られるそうです。帰りの準備をしていると「鱗と内臓を取ってあるので・・・。」と先生が釣り上げた28cmのチヌをお裾分けいただきました。魚好きな母はきっと大喜びするはずです。魚先生お心遣いありがとうございす。遠慮無くいただいて帰ります。

f:id:momotchi_blog:20201016194001j:plain帰宅後、まな板に乗せたチヌと今回私が唯一釣ったサヨリです。この後夕食時に塩焼きにして大変美味しくいただきました。日頃食の細い母ですが、美味しい美味しいと沢山食べてくれました。魚先生のお陰で少し親孝行ができたようです。

しかし今回の釣りは釣果はさておき、天気も良く、みんなで色々と話をしながら楽しい時間を過ごす事が出来、最高の一日となりました。全く釣果の無かった友人も「とても楽しい一日だったので、また連れて行ってください。」と言ってくれて私も一安心でした。

 

f:id:momotchi_blog:20211022125849p:plain

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高野のリンゴと奥出雲おろち号

そろそろリンゴのシーズンではないかと妻に聞かれ、昨日毎年通う「青才リンゴ園」(広島県庄原市高野)へ電話をしてみました。「明日の土曜日から販売しますが、今年はリンゴが小振りで数もさほど多くなく、売り切れることもありますので出来るだけ早い時間においでください。」と案内をいただきました。

と言うことで、ドライブがてらリンゴ購入に向かうことにしました。

玉島ICから山陽道に乗り、福山SAでいつもの「尾道ラーメン」で朝食です。

f:id:momotchi_blog:20201010185806j:plain尾道ラーメン大盛りです。

f:id:momotchi_blog:20201010185817j:plainコショウを振りかけ、いただきま~す!。今回は尾道ラーメンの特徴でもあり、私の大好きな背脂の量が少ないようで、一寸残念でした。

ともあれ、お腹も落ち着き出発です。

尾道JCT山陽道から尾道道に乗り換えます。尾道松江道は国と地方自治体が建設した高速道路で、尾道北IC~三刀屋木次IC間は財布に優しい無料の高速道路です。

f:id:momotchi_blog:20201010185828j:plainこの尾道松江道は尾道道と松江道の愛称で「中国やまなみ街道」と呼ばれています。正式名称は「中国横断自動車道 尾道松江線」で、三次東JCT&IC以南が尾道道、以北が松江道です。

三次東JCT&ICを通過し松江道に入ります。

f:id:momotchi_blog:20201010185843j:plain高野ICで松江道を降り、アップルロードを通っていつもの「青才リンゴ園」に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20201010190025j:plainアップルロードの両脇にはリンゴが沢山植えられています。赤く熟れたリンゴもしっかりと付いているようです。

f:id:momotchi_blog:20201010185900j:plain9時30分、「青才リンゴ園」に到着しました。

f:id:momotchi_blog:20201010185922j:plainいつもの真っ赤なリンゴが出迎えてくれます。

f:id:momotchi_blog:20201010185934j:plain赤く美味しそうですが、見た目に反しこのリンゴは食べても余り美味しくないそうです。奥さん曰く客寄せ用のリンゴだそうです。

確かに私も数年前に初めて訪れた際にこの客寄せリンゴに惹かれ、このリンゴ園に決めたのも事実です。しかしここのリンゴを一度食べてから、そのおいしさに惹かれ毎年訪れるようになりました。

f:id:momotchi_blog:20201010185945j:plain一昨年と比べると並べている数はかなり少ないですが、時間も早かったこともあり、まだ沢山並んでいました。今並んでいる品種はゴールデンデリシャスと・・・。

f:id:momotchi_blog:20201010185956j:plain秋茜です。今年は長雨の影響で受粉が上手くいかず、更に夏の猛暑の影響も加わり小振りで尚且つ収穫量も少なくなったそうです。いつもは1袋5~8玉ほど入っていますが、今年は小振りなため13玉だそうです。昨年に続き2年続けての不作で大変のようです。

f:id:momotchi_blog:20201010185910j:plainリンゴ狩りもできます。数組のご家族がリンゴ狩りをされていました。

青才リンゴ園を出発し、「道の駅 たかの」に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20201010190106j:plain今年は道の駅でもリンゴが販売されていました。ゴールデンデリシャスです。

f:id:momotchi_blog:20201010190054j:plain紅玉という品種のリンゴもありました。

f:id:momotchi_blog:20201010190118j:plain地元産のマッタケもありましたが、5~6本パックで1盛り20,000円、1本10,000円の物もあります。この金額だとなかなか手が出ません。

f:id:momotchi_blog:20201010190135j:plainこの道の駅で販売されている「おこわ」は妻のお気に入りの一つです。今回は妻の実家にもお土産に買って帰るそうです。我が家も肉好きの息子には「牛おこわ」、肉を食べない母には「山菜おこわ」を購入しました。

f:id:momotchi_blog:20201010190155j:plain妻の一番のお目当ての「高野りんごのアップルパイ」です。私たちが買ってしまったので残り2個だけになってしまいました。

f:id:momotchi_blog:20201010190208j:plain表の露天で「煮込みこんにゃく」を販売していました。このこんにゃくは昨年食べてとても美味しかったので今年も購入!。

f:id:momotchi_blog:20201010190218j:plain精算時スタッフの方に「持ち帰りは出来ますか?」と妻が聞いています。「ジプロックがありますので、持ち帰りも出来ますよ」とのことです。「それじゃ5個持ち帰り用に追加してください。次からはタッパーを持ってこなくちゃ!」と追加注文しました。こんにゃく好きの息子がとても喜ぶと思います。

f:id:momotchi_blog:20201010190238j:plain私たちは車に戻り、車内でいただくことにしました。熱々で、牛出汁もしっかりと染み込んでいてとても美味しくいただきました。

f:id:momotchi_blog:20201010190259j:plainアップルパイもいただきます。

f:id:momotchi_blog:20201010190309j:plainやはりこの「高野リンゴのアップルパイ」は最高に美味いです!。大きなリンゴがゴロゴロ入っていて、上品な甘さを感じることが出来ます。

「煮込みこんにゃく」と「アップルパイ」をいただき、道の駅を出発します。これから「奥出雲のキノコ」と「延命水」という湧き水を求め国道432号を北上し島根県の奥出雲町に向かいます。

f:id:momotchi_blog:20201010190331j:plain奥出雲町のキノコの直売所へ到着しました。ここでも延命水を汲むことが出来ます。

f:id:momotchi_blog:20201010190354j:plainお目当ては、延命水で栽培した奥出雲の舞茸です。

f:id:momotchi_blog:20201010190409j:plain椎茸やエリンギ、生キクラゲなどもあります。椎茸と生キクラゲを買いました。2袋で1,000円です。

f:id:momotchi_blog:20201010190429j:plain以前三次市の「奥出雲アンテナショップ」で買った「椎茸と舞茸醤油」がとても美味しかったので、今回一番大きな1.8Lの物と食卓用の小さな物を購入しました。

f:id:momotchi_blog:20201010190438j:plain「奥出雲の焼きさば太巻」という巻き寿司を見つけました。地元米の「仁多米源流コシヒカリ」と「奥出雲しいたけ甘煮」など謳われています。美味しそうなのでこれも購入しました。

f:id:momotchi_blog:20201010190451j:plain車に戻り早速味見です。

f:id:momotchi_blog:20201010190501j:plain焼き鯖も大きく、脂もしっかりと乗っていて美味い!。それに椎茸と仁多米の旨みが見事にマッチングしています。

そろそろ「奥出雲おろち号」の到着時間が迫ってきたので、JR出雲坂根駅へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20201010190551j:plain出雲坂根駅に到着しました。この駅はスイッチバックのある駅としても鉄道ファンでは有名な駅です。木次線は中国山脈の分水嶺「三井野峠」(最高地点731.4m)を越えて広島県島根県を結びます。路線は最高勾配30/1000、標高差162mと日本でも有数の急勾配となっています。

スイッチバックとは、鉄道などで線路をジグザグに敷いて急な斜面を登ったり下ったりする方式です。

f:id:momotchi_blog:20201011134540p:plainGoogie Mapで見た出雲坂根駅周辺です。路線の上側が木次駅方面で、下側が備後落合駅方面です。木次方面から来た列車は出雲坂根駅に停車し乗客の乗降後、進行方向が変わり出雲坂根三段スイッチバックと記された折返し場所まで進みます。この場所でまた進行方向が変わり、三井野原駅方面に向かいます。このスイッチバックを使い出雲坂根駅三井野原駅間の急な斜面を少しずつ登って行きます。

国道314号線は「奥出雲おろちループ」という日本でも最大級の規模を誇る二重ループ橋で登っています。このループ橋はトグロを巻くヤマタノオロチをイメージして設計されたそうで、このループ橋の名前の由来にもなっているそうです。

ちなみに、スイッチバックが有名な場所は、箱根登山鉄道塔ノ沢駅宮ノ下駅間の標高差283m、JR豊肥本線立野駅赤水駅間の標高差188mなどが特に有名です。また、四国のJR土讃線には2ヶ所スイッチバックを有する駅があります。坪尻駅《つぼじり》(徳島県三好市池田町)と新改駅《しんがい》(高知県香美市土佐山田町)です。JR四国管内でスイッチバックはこの2ヶ所だけだそうです。

f:id:momotchi_blog:20201010190627j:plain列車はホームに既に到着していました。列車は手前から右奥方向に入線して来た状態で、機関車側が最後尾です。まだテールランプが点灯した状態です。この駅からスイッチバックに入るため、列車の進行方向が変わり今度はこの機関車が先頭になり出発します。

f:id:momotchi_blog:20201010190647j:plain奥出雲おろち号の銘板です。

f:id:momotchi_blog:20201010190613j:plain反対のホーム側から駅舎をバックに撮影しました。線路は左奥の少し先で行き止りになっています。

f:id:momotchi_blog:20201010190705j:plain機関手が機関車に移動します。

f:id:momotchi_blog:20201010190720j:plain「戸閉よし!、出発信号よし!、出発進行!。」と言ったかどうかは判りませんが、列車は三井野原駅へ向かい出発します。

f:id:momotchi_blog:20201010190732j:plain列車はこの先で登って来た線路と別れ右のスイッチバック線に入ります。

f:id:momotchi_blog:20201010190519j:plain列車が出発後駅構内を撮影しました。「みいのはら→」となっています。方向的には右ですが、列車は左方向へ向かい出発します。

f:id:momotchi_blog:20201010190531j:plainこの出雲坂根駅の標高は564m、次の三井野原駅は標高726mでJR西日本で最も高い場所にある駅だそうです。この二つの駅間の距離は6.4km、標高差は162m、この区間を22分(上り)~23分(下り)かけて列車は走ります。

f:id:momotchi_blog:20201010190801j:plain駅構内にある元祖「延命水」の水汲場です。元々この湧水は木次線にSL(蒸気機関車)が走っていた当時に、その補水用に使用する湧水だったそうです。

f:id:momotchi_blog:20201010190750j:plainペットボトルに湧水を汲んで帰ります。

この後国道314号線を走り、途中「道の駅奥出雲おろちループ」の駐車場で「おろち号」が登って来るのを待ちます。

 

f:id:momotchi_blog:20201010190820j:plain待つこと10分余り「おろち号」が登ってきました。時速は20km程度ではないかと思われる超低速走行です。周辺はあいにくガスがかかってきました。

f:id:momotchi_blog:20201010190829j:plain色付き始めた木々の間を登って行きます。私たちはこの後国道314号線で備後落合駅へ向かいます。

f:id:momotchi_blog:20201010190858j:plain一足お先に備後落合駅に到着し列車を待ちます。「おろち号」が備後落合駅に入線してきました。

f:id:momotchi_blog:20201010190924j:plain折返し迄の停車時間に、乗客の方々は駅構内を散策されています。

f:id:momotchi_blog:20201010191125j:plain駅構内では案内スタッフの方が、木次線の事など展示パネルを使って説明をしてくださいました。駅舎脇の倉庫の中に昭和時代の備後落合駅の様子が再現された模型が展示されていました。当時この駅はターンテーブルも備えた中規模クラスの駅だったようです。

f:id:momotchi_blog:20201010190911j:plain反対側の芸備線ホームに移動してみます。

おろち号のライトがテールランプに切り替わりました。先頭の機関車撮影に移動しますが・・・。

f:id:momotchi_blog:20201010190945j:plain

このおろち号は西鹿児島行き?。

ちなみに、現在西鹿児島駅と言う駅名はなく、2004年(平成16年)3月13日に九州新幹線新八代駅鹿児島中央駅間が開通した時に鹿児島中央駅に駅名が変わっています。

f:id:momotchi_blog:20201010191021j:plain前方から出発を待つおろち号を撮影しました。右側は芸備線の2番ホームです。

f:id:momotchi_blog:20201010191031j:plain行先表示ではありませんが、この表示であれば間違いはありません。

f:id:momotchi_blog:20201010191045j:plain機関車に連結された木次向き先頭車両の2号車車内の様子です。シートは備後落合方向に向いたままです。

f:id:momotchi_blog:20201010191057j:plain備後落合向き先頭車両の1号車、トロッコ車両の様子です。今の時期トロッコ列車での旅は最高でしょうね。

f:id:momotchi_blog:20201010191110j:plainトロッコ車両の運転席です。

f:id:momotchi_blog:20201010191007j:plain木次駅に向かいまもなく出発、出発信号待ちです。

おろち号の出発まで待たず、私たちは帰路につくことにしました。国道314号線で県境を越え広島県庄原市東城に向かい、国道182号線に乗換え福山市を目指します。

f:id:momotchi_blog:20201010191142j:plain途中、神石高原町にある「道の駅さんわ182ステーション」で休憩です。金木犀の良い香りが漂っています。

f:id:momotchi_blog:20201010191508j:plain金木犀の花が咲いていました。

f:id:momotchi_blog:20201010191302j:plain産直に立ち寄ってみました。前回は表の入口脇で沢山のバラ苗が販売されていましたが、今日は店内で販売されていました。

f:id:momotchi_blog:20201010191334j:plain神石高原産のマッタケも販売されていました。こちらは1,000円代から高い物でも7,200円でした。

f:id:momotchi_blog:20201010191346j:plain今がシーズンの栗も沢山あります。

f:id:momotchi_blog:20201010191359j:plainこの辺りでもリンゴの栽培がされているのでしょうか?。沢山のリンゴが手ごろな値段で販売されていました。あきばえと言う品種です。

f:id:momotchi_blog:20201010191417j:plain「182 CAFE」に立ち寄ります。お腹もそんなに空いてはいないのですが、せっかくなので「神石牛こんにゃく」を食べてみることにしました。

f:id:momotchi_blog:20201010191436j:plain出てきました!。

f:id:momotchi_blog:20201010191447j:plain神石牛で煮込んだこんにゃくです。

f:id:momotchi_blog:20201010191457j:plain牛出汁もしっかりと染み込んでいて、とても美味しくいただきました。

出発時妻が「せっかくだから、たまごかけご飯の卵を買って帰えらない?」というので、笠岡の「たかたのたまご」に立ち寄ることにしました。が・・・。

f:id:momotchi_blog:20201010191523j:plain15時10分、到着しましたが駐車場がガラガラです?。

f:id:momotchi_blog:20201010191535j:plain入口に行ってみると「閉店」の張り紙があります。食事は15時迄ですが、販売は17時迄の筈では?。

f:id:momotchi_blog:20201010191543j:plainよく見ると卵が売り切れで閉店のようです。鶏の入れ替えのため卵の数が少なかったようです。残念・・・。

この後妻の実家に立ち寄りお土産を渡し帰宅しました。

今回「尾道ラーメン」に始まり「高野のリンゴ」も無事購入、妻のお目当ての「高野りんごのアップルパイ」や「煮込みこんにゃく」、「奥出雲の焼きさば太巻」、「坂根の延命水」もいただきました。締めは「神石牛こんにゃく」と美味しい出会いが沢山の1日で妻も大変喜んでいるようでした。 

 

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f:id:momotchi_blog:20191127094742p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094841p:plainf:id:momotchi_blog:20191127112138p:plainf:id:momotchi_blog:20191127094936p:plain